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これで“お肌の老化”を遅らせることができる?!

2001年6月15日

先週はお肌の老化について“新陳代謝”がうまく行われていれば、
お肌はハリやツヤが保たれ、老けては見られない!! とお伝えいたしました。

今回はお約束どおり、お肌の老化を遅らせるヒントをお伝えいたします。

では、老化を遅らせるために・・・

まず、新陳代謝を活発にするために身体を動かしましょう。
最近、散歩やウォーキングが推奨されているのは、老化にも関係しています。
ただ、ハードな運動やスポーツをするのはやめてください。

長年使ってきた身体や臓器には、いたわりをもって接することが基本です。
ハードな運動によって過労など過激な刺激にさらされると逆に老化が早められ
ますよ。

人の身体は、組織の一つが老化すると危険ですが、身体のいろいろな器官が均
等に老化することがいいらしいです。

また、最近、文字を書いていない方いらっしゃいませんか?
頭にもある程度刺激がないと老化につながりますよ。

頭というより脳の緊張感を失わないことが大事です。堅い本を読んだり、絵や
字を描いたり・・・手の指を動かすことが数多くの脳細胞が使われ良い刺激に
なるようです。

そういえば・・・画家さんや陶芸家の方がかなりの高齢になってまで、現役で
頑張っているのもうなずけます。

手指を動かすことは最も安全で快適な健康法といえるかもしれませんね。

また、手といえば、手や首のお肌を見ると年齢がわかりますよね。
お顔だけでなく、手や首も化粧水や美容液をのばし日焼け止めもつけて、
しっかりケアして老化を遅らせましょう。

次に、新しい良質の細胞をつくるために食生活に注意してみましょう。

お肌や髪など細胞の原材料となるのはタンパク質です。
さらにお肌の弾力成分はコラーゲンで、水分を除いた皮膚の約80%は、
コラーゲンから成り立っています。

最近の研究では、はりの低下や、しわといった皮膚変化の要因がコラーゲンの
性質や状態の変化によるものがわかっています。

このコラーゲンは若いときはしなやかで弾力やハリが保たれるのですが、年と
ともに柔軟性(しなやかさ)が低下していき、たるみ、シワなどの老化の原因に
なります。

体内でコラーゲンをつくるにはビタミンCとタンパク質が必要です。
良質のコラーゲンを作るためにも良質の新鮮な食品からビタミンCとタンパク
質をしっかりとりましょう。

また、その他のビタミンやミネラルの十分な補給も大切です。
これらが少ないとホルモンバランスも崩れがちで、お肌の状態を保つためにも
決してよくありません。

それから、食事には十分注意しているのにどうも・・・という方は、栄養が新
陳代謝の現場までうまく伝わっていないという可能性もあります。内臓など体
の健康にも注意しましょう。

スキンケアでは、お肌を健康なより良い状態に保つように、こまめに化粧水で
水分補給を行い美容液で適切な保湿ケアをして、お肌の水分量を保つことが老
化を遅らせることにつながります。

さらに、早くから紫外線対策などにも充分対処して将来に備えましょう!

最後に化粧品は、上手に使えば、お肌の老化を遅らせることのできる素晴らし
いものです。しかし、間違って使えば、反対に老化を早めてしまいます。この
ことはよく頭に入れて置くべきことです。

お肌の悩みが全くない方はいないと思いますが、それぞれ個別の悩みだけを考
えたケアだけではなく、お肌自体を正常な状態に戻す(保つ)ことまでも視野
に入れた、お肌本来の力を引きだすトータルケアを考えないと、いつまでも根
本的解決にはなりませんし、お肌の健康を保てません。

1日1日のちょっとしたスキンケアが、5年後、10年後のお肌に大きく影響
してくることをお忘れなく。

あなたは大丈夫?!気になる“お肌の老化”

2001年6月8日

“お肌の老化” もっとも関心のある言葉の一つですよね。
みなさん、最近こんなことはありませんか?

・目頭の下、目尻、口元などに小ジワが増えた。
・何となく皮膚がたるんできた。
・以前よりも化粧のノリがよくない。
・髪の毛にハリがなくなっててきた。

こんなところで老化を感じてしまうという声をよく聞きますよね。

お肌の老化とは簡単に言うと“乾燥と硬化”と言い表すことができます。
年齢とともに体内に備蓄されている水分が減少し、組織が乾燥して硬化してい
きます。同じようにお肌も水分量が減少し乾燥して硬くなります。

また、お肌が乾燥すると、お肌本来の働きが鈍ってしまうので、くすみがちに
なります。みずみずしさがなくなり、お肌の透明感が失われてしまうのです。

くすみなどの肌トラブルは“老けて見える”だけでなく、本当に“老化”が
表面に現れたものなのです。

このくすみはもっとも早く“見える”老化現象の1つです。朝晩のわずかな
時間をお肌のために費やさなかったために、若いうちから肌を曇らせている
方をよくみかけますが、もったいないですよね。

くすみに次いで目に見える老化に、目の周りのさまざまなトラブルがあります。
目の下のたるみや黒ずみ、目頭の下の複雑な小じわに目じりの小じわ・・・

人は目を見て話をしますので、このあたりを基準に年齢を判断されてしまいま
すよ。目の周りのケアにも注意していただきたいです。

しかし、最近、若い方にアイメイクが流行っていますよね。
あとあとのためにおすすめできないのですが・・・

このように老化が知らず知らずのうちに進むとメイクのノリがよくないだけで
なくお肌の抵抗力が弱くなり、外からの刺激を受けやすくなって肌トラブルを
起こしてしまい、お肌の老化を促進してしまいます。

まだまだ私は大丈夫と思っている方、いらっしゃいませんか?

女性のお肌の老化の始まりは、そんなに遅い時期ではありませんよ。
お肌の老化は、実は20歳くらいからすでに進行しているのです。

老化が始まるとホルモンバランスの崩れ等からシミができやすくなったり、
新陳代謝が悪くなり小ジワなど肌トラブルが起きたり、それが治りにくくなっ
たり・・・さらに体内の活性酸素に対する抵抗も弱くなり、細胞の老化も進ん
でいきます。

このように老化は始まると、どんどん悪循環に入っていき、どうしようもなく
なってしまいますので、そろそろと思う前からの早め早めのケアが必要です。

いつまでも若々しいみずみずしいお肌を保てるかどうかは、若い頃からどのく
らいお肌を大事に守ってきたかとイコールです。

お肌には傷ついても自分で修復する力があり、細胞が壊されても新陳代謝によ
って新しい細胞をつくり、自分を再生する力をもっています。

老化はやはり、新陳代謝がうまくいっていない状態です。
“新陳代謝”がうまく行われていれば、お肌のハリやツヤがあり、老けては見
られないのです。

しかし、お肌に負担をかけたり刺激を与えすぎ、それを繰り返していけばそれ
だけ皮膚は弱まり、お肌の老化が早まります。

「今は何ともなくても、基礎だけはしかっりと押さえてケアしておかなければ、
あとあと苦しむことになります。」と以前からお伝えしている通りです。

では、老化を遅らせるために・・・
対策について、次回ご紹介いたします。

便秘とお肌の深い関係(2)

2001年6月1日

前回便秘とお肌の関係についてお伝えいたしましたが、便秘に関するご質問も
たくさん寄せられています。前回のメールだけでも効果があったというメール
もいただいています。(^^)v

今回はお寄せいただいたご質問から便秘の解消法のヒントをさらにお伝えした
いと思います。

●質問1
(Hさん)―――――――――――――――――――――――――――――――
私は外食が多く肉をよく採り、インスタント食品やスナック菓子も食べること
が多いのですが、これらは便秘や吹き出物の原因と考えられるのでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(回答1)
日本人の食生活は急速に欧米化しましたね。
そういう高脂肪食が便秘を引き起こしている大きな原因といえますよ。

高脂肪食は、吸収されるだけ吸収されて、便のもとができなく便秘につながり
やすいのです。それだけでなく動脈硬化など成人病を引き起こしやすくなると
いうことも忘れてはいけませんよね。

最近、和食の良さが見直されていますが、それは日本の昔ながらの食生活には、
繊維が多いからというのも大きな理由です。カロリーにもならず、ビタミン、
ミネラルもない繊維が実は、便秘を防ぐだけでなく、いろいろな成人病(生活
習慣病)を予防していることがわかっています。

お肌も食事からつくられていますので、偏食は肌トラブルの原因とも考えられ
ますよ。外食やインスタント食品ばかりではなく、バランスのよい食事を心が
けてくださいね。

●質問2
(Mさん)―――――――――――――――――――――――――――――――
便秘解消にために運動不足を解消したいと思います。どんな運動がいいんで
しょうか?普段の生活のなかで簡単にできることがあれば教えてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(回答2)
便をからだの外に押し出すには、腹筋と横隔膜を固定する力が必要です。
しかし、最近、運動不足などによって筋力が低下して、腹筋などが弱い人が増
えているようです。

普段の生活の中で、なるべくからだを動かすように工夫することは大切ですよ
ね。たとえば、近いところなら車や自転車を使わずに歩いていったり、ストレ
ッチ体操をしたり・・・

特に、意識して腹式呼吸をしてみましょう。腹式呼吸をすると腹筋運動になり
腹筋が鍛えられます。実行できそうなものをさっそく実行してみて下さい。
運動不足はお肌にもよくないですよ。

●質問3
(Oさん)―――――――――――――――――――――――――――――――
便秘をなおすためには、どれくらいの量の繊維を摂ればいいんでしょうか?
また、どんな食べ物に繊維が多く、どのような献立がいいんでしょうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(回答3)
前回のマガジンでは「コンニャク、海藻の食物繊維を採りましょう。おなかに
やさしい食物繊維がたくさん含まれています。」とお伝えいたしました。

便秘をなおすには、最低でも一日20gから30gの食物繊維を取るといいといわ
れています。

海藻類、豆類、きのこ類、芋類などが繊維の多い食物ですが、お肌にもいい食
品が多いですね。この中の1種類だけで食物繊維を摂るとしたら、なまの海藻
類なら500g、きのこなら100g、芋なら120gほどが必要になります。
意外と少ないですね。

また、はじめからやわらかい食べ物には繊維質がほとんど含まれなく、野菜も
生のままではたくさん食べても繊維はわずかしか摂れないことを頭に入れてお
いて下さい。

献立としてはヒジキ、ワカメ、コンブなどの海藻を野菜や豆と炊き合わせたり、
和え物、汁ものといった形にすると自然にしかもおいしく繊維分がとれていい
ですよ。毎食食卓にのせるようにしましょう。

それから、主食のごはんは繊維分が少なく意外と便秘を起こしやすいです。
主食を7分づき米や胚芽米玄米、麦飯などに変えるのも効果的ですよ。

また、きんぴらや煮物などにゴマをふりかけるのもじょうずな繊維の摂り方
ですね。

次回のマガジンは、気になるお肌の老化についてお伝えしたいと思います。

便秘とお肌の深い関係

2001年5月25日

ある統計によると全国の1300万人の方が当てはまる悩み・・・
今回は、国民的悩みである「便秘」についてお伝えしたいと思います。

まず、自分が便秘なのかどうかチェックしてみましょう!

(1)お通じは週2回以内である。
(2)出し切った感じがしない。
(3)運動したりや野菜を多めにとるが出ない。
(4)力まないと出ない。
(5)旅行に行くと出ない。

ひとつでも該当項目がある方はご注意を。
一般的に2日以上お通じがないか、または毎日お通じがあっても残便感などが
あるものを便秘というそうです。それから本当は1日2回以上お通じがあるの
が健康的らしいですよ。1日2回以上お通じにある方ってどのくらいいるので
しょうかね。

便秘は大きく分けて2つのタイプに分けられることが最近分かっています。

多いタイプは単純性便秘。単純性便秘にも2つあって、腸の筋力が乏しい女性、
老人に多く、腸がたるんでいるタイプを弛緩性便秘といって、排便習慣を乱し
て、直腸に便を溜めているタイプを直腸性便秘というそうです。

この単純性便秘は普通よく言われている便秘で解消法についてもいろいろ言わ
れていますよね。単純性便秘の方は腸の筋力が低下しているので、腸の負担を
減らし、機能回復をさせることが大切です。

そして、もう1つのタイプがけいれん性便秘(ストレス性便秘)といわれるも
のです。このタイプは腸が過敏になって、不安、緊張などのストレスで腸がけ
いれんをおこして便秘になっています。

ここで、自分がどちらのタイプか見極める項目があります。
チェックしてみて下さい。

(1)ストレスがたまっている。
(2)おなかが張っているのに出ない。
(3)便が硬い。
(4)おなかの痛みや不快感がある。
(5)便が出ると痛みや不快感がなくなる

これらに当てはまるものが多いほど、けいれん性便秘の可能性が高いです。

解消法のヒントをいくつかご紹介しましょう。

1、朝食をしっかり採る。
  胃にものが入ると大腸が動き出し便が出やすくなります。
2、朝食のあと、トイレに入る。
  出たらラッキーというくらいの気持ちで・・・
3、コンニャク、海藻の食物繊維を採る。
  おなかにやさしい食物繊維がたくさん含まれています。
4、規則正しい生活をしましょう。
  ストレスをためないように、リフレッシュする時間をつくりましょう。
5、適度な運動をしましょう。
  運動不足は便秘のもと。散歩など軽い運動をしましょう。

これら以外にも注意することはあると思いますが、特にトイレに行きたいと
いう感覚はとても弱い感覚です。それを我慢するとすぐにおさまりますよね。
そうして便秘につながっていきますので、行きたくなったときが、
最大のチャンスです!我慢せずにトイレへ行きましょう!

最後に、いい便とはどのような便でしょう?
黄色っぽい水に浮く便と、黒っぽく水に沈む便、どちらがいい便かご存知で
しょうか?

正解は黄色っぽい水に浮く便です。以前は便は食物のカスと考えられていまし
たが、実は便の8割以上が腸内細菌の死骸であったという事が分かっていて、
水に浮く黄色いものがキメも細かく健康的ということです。

便はそのまま腸内環境の現れであり、あなたの健康や自然治癒力の表現なの
です。

また、けいれん性便秘はストレスの現れでもあります。ストレスはニキビなど
お肌のトラブルにも影響していますよね。便秘などを改善せずに、お肌のトラ
ブルが治らないという方がいるとしたらどうでしょう?

毎日快便であることは健康なお肌につながっています。

心とお肌の関係

2001年5月18日

この時期、いつもはポカポカ陽気でさわやかな風が吹いて心もすがすがしいの
ですが、今週は北海道でも真夏日となったり、暑い日が続いていますね。

まだまだ気温の差が激しく、紫外線も強くなってきて、お肌にとって不安定な
環境です。それだけでなく仕事や人間関係などでストレスが重なると身体だけ
でなく精神的にも疲れてお肌の調子も・・・なんて方もいらっしゃるのでは?

こんなとき、心とお肌は何となくつながっている感じしませんか?

ご存知の方もあるかと思いますが、脳(心)が分泌系を通じてお肌に作用して
いることがわかっています。表皮内にある免疫を分泌する細胞と神経細胞が結
びついているらしいのです。

つまり、リラックスした状態ならば、ホルモンの分泌バランスがうまく調整さ
れ、お肌の健康が保たれるのですが、ストレスにさらされるとお肌が荒れてし
まうということです。

昔から“病は気から”といわれますが、心の持ち方が健康に影響を与えるとい
うことを昔の人は経験からわかっていたのですね。
クヨクヨして胃に穴があいたり、腹を立てて血圧が上がるというようなことは、
私たちの周りでよく聞く話です。

「最近お肌の調子が悪くて・・・」と何気なく言っていますが、お肌のツヤや
ハリも、病は気からと同じように考えることができるということです。

また、心と深い関わりがある身近な例として、
●夜更かし(睡眠不足) ●飲みすぎや食べ過ぎ ●運動不足
などもあげることができます。

というのは、これらの原因をよくよく探ってみると、夜早く寝ようと決めても
実行できない。飲食なども、「まあ、ちょっとくらいならいいか・・・」とい
うような、ついつい誘惑に負けてしまう心の動きがありますよね。

私たちの行動は常に何らかの心の動きがあり、それによって引き起こされてい
るのです。ですから、何かを改善したい時は、自分の何気ない心の動きに気づ
き、心を上手にコントロールするということが大切ですね。
これがなかなか難しく、長続きしないのですが・・・

日常生活をお肌や身体にとって優しいものであるように心がけ、それと同時に、
自分自身に美しくなるように語りかけてみましょう。

デビューの頃にはあまりパッとしない女優さんが、人から見られるということ
を通してどんどん美しくなっていくことがありますよね。

そういう女優さんが、鏡に映る自分に向かって、「あなたはどんどん美しくな
るのよ」と毎日言い聞かせたという話もよくあります。

トップの女優さんやモデルさんの中には、自分の心の持ち方が美しさを創り上
げるということを知っていて、ストレスがたまらないようにイメージトレーニ
ングをしたり、いろいろな工夫を生活の中に組み込んで実践している方もいら
っしゃいます。

心とお肌の関係を何となく感じてはいたものの、はっきりと科学的に証明され
ているのですから、精神面のケアを考えて、ストレスがたまらないような工夫
が必要ですよね。

病は気からと同じように“お肌の健康も心から”です。

皆さんもお肌の状態を良くするために、くれぐれもストレスをためないように…

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