永久保存版-過去の特集一覧

2002

年末年始は気をつけて

2002年12月27日

寒くなりましたね0。冬の寒さは私たちの身体に様々な影響をおよぼし
ます。便秘、肌の乾燥、血圧の上昇・・・。

さらに、何かと忙しいこの年末年始。飲みすぎ食べ過ぎに徹夜や寝不足
など、生活も不規則になりがちに。。。この時期だからこそ、お肌に影響を
与えないよう健康管理は特に気をつけたいものですね。 
 
特に乾燥はお肌の老化の3大原因ですが、この時期の乾燥はお肌にとって
危険です。乾燥した空気にさらされて、この時期のお肌は悲鳴をあげています。

お肌の美しさを決めるのは、角質の水分保持量ですが、この時期空気が
乾燥し、さらに疲れなどでお肌の代謝が落ちると、水分量が低下し、シワや
たるみ、キメの荒さなどが目立ってきます。目の下のクマもたるみの一種です。

特に、30歳をすぎるころからシワが目立ちやすくなると言われています。
これは紫外線や老化によって徐々にコラーゲンが太く固くなり、エラスチン
の弾力機能が低下するためで、年齢を重ねると皮脂の分泌が減少するため
自然保湿因子(NMF)の働きが衰え肌が乾燥しやすくなることも原因の一つ
と考えられています。

また、たるみもコラーゲンやエラスチンの変性が原因であることがわかっており、
お肌の美しさは、皮膚細胞の中のコラーゲンとエラスチンの量によって決まると
言われています。

夏に比べ陽射しが柔らかな分、つい無防備に過ごしてはいませんか?

40歳でもみずみずしい肌の方がいる一方、20代でも肌の弾力が失われ
シワやたるみ、クマやくすみが出てている人もいますよね。

それは生まれつきの肌質にもよりますが、乾燥対策や紫外線対策、お肌に
負担をかけない優しいケアなど、どれだけ積極的なケア、やさしいケアを
行ってきたかということにつきます。お肌の老化には個人差があるのです。

個人差があるとはいえ、年齢を重ねるにつれお肌の乾燥が進み、皮脂分泌
量が減ってきます。不規則になりがちな年末年始。なるべく不規則にならない
よう気を配り、普段どおりのお手入れでお肌のうるおいをしっかり保つことが、
トラブルを未然に防ぐ、また若さを保つカギの一つといえますね。
 
慌しい年末年始、しっかり健康管理してイキイキ素肌を保ちましょう!

老化のメカニズム

2002年12月20日

みなさん気になる老化。老化といってもその症状は小ジワ、たるみ、くすみ、
輪郭の変化などなど実に様々です。

老化を防止するための効果的なケアをするためにどこに老化が現れてくるの
か知っておくことが大切ですよね。

では、老化の起きやすい部位別にどのような現象が起こるのが見てみましょう。

————————————————————-
<額>
横ジワが刻まれるようになると老化がかなりすすんでいます。ご注意を。

<眉間(みけん)>
いわゆる表情ジワができやすい部位です。特にストレスのある方は要注意。

<まぶた>
老化が進むと新陳代謝が衰え色素沈着が始まり黒ずんできます。

<目>
目の周りは特に老化が目立ちますので注意が必要です。
目じりはカラスの足跡のような表情ジワができ、シミが最もできやすい部位です。

また、目頭の下は縦と横に細かいシワが出てやすいです。まぶた同様色素沈着
も起きやすい部位です。

さらに目の下の泣き袋にはたるみが目立ってきます。老化が進むとその下にシワ
やクマまででてきます。

<頬>
もちろんたるみです。肌の弾力、明るさも失われていきます。

<口>
口角がさがると老けて見えます。顔立ちにも老化があり、老けて見える
原因になります。さらに小鼻から口にかけて八の字に表情ジワがどんどん深く
なります。戻らなくなると手遅れに。

<アゴ>代表的なのが二重アゴ。これは、やせてる・太っているに関わらず現れ
ます。
————————————————————-
このように顔の部位で老化の現れ方があります。

チェックすると、どうしても悪いところばかり見つけて、気になってしまいますが
若く見えるか、老けて見えるか、その差は・・・若いうちからのお手入れの差です!!

どれだけお金をかけたか、どれだけ時間をかけたかということではなく、
どれだけ洗顔を正しくきちんとしてきたか、水分補給や保湿などでお肌に
必要なものを必要なだけ与えてきたか、さらに、どれだけ紫外線をカットして
きたか、ということにつきます。

逆にいうと、間違った洗顔を続けてきたり、水分補給が足りないなど必要な
ものを与えなかったり、油分を与えすぎたりして余分なものまで与えていたり、
さらに日焼け止めを塗らず紫外線を浴びすぎてしまったり・・・ということが
老け顔をつくる原因なのです。

ある調査では、25歳で平均した見た目は23歳027歳で、見た目の年齢幅が
4歳もあり、35歳では平均31歳039歳で、見た目の年齢に2倍の8歳の差が
あるそうです!これは年齢を重ねるほど大きくなります!!

しかし正しいお手入れを行っていれば、確実に若く見えるわけです。
早め早めにケアをしておくと確実に老化を遅らせることができます。   
手遅れになる前にしっかり対策をたて、ケアを根気強く行いましょう。

冬でも素肌ぴちぴち!これでお肌の状態が変わります!

2002年12月13日

今週の雪はすごかったですね。関東地方では記録的な初雪となり、
今年はなんだか冬がくるのが早いようです。

でもクリスマスが近づいてプレゼントやケーキはどうしようかとみなさん
ワクワクしていませんか。

さて、このように一気に過酷な冬型の環境になるとお肌も環境の変化に
対応できなく、いろいろなトラブルを招きがちになります。

特に気をつけたいのがお肌の乾燥ですが、お肌の乾燥を甘く見ないように。
乾燥による肌荒れやかゆみ、赤み、にきびや湿疹などご相談がたくさん
寄せられています。

11月のマガジンでお伝えしましたが、乾燥対策としては何が大切だった
でしょうか?

大切なのは、ローションで水分をたっぷり補うことでしたよね!

ローション(化粧水)の一番大きな目的は洗顔して失われた水分を補給
することです。お肌に良い水を使用したローションをたっぷりと補いましょう。

冬場乾燥がひどいときは、コットンに化粧水をたっぷりしみこませ、
気になる部分に305分くらいのせておく「保湿パック」をするとお肌が
しっとりしますよ。その後はその水分が蒸発しないようしっかり美容液で
保湿することをお忘れなく。

ここで、化粧水の変わりにミネラルウオーターをスプレーする方がいらっしゃ
いますが、これはお肌をよけいに乾燥させてしまいますので要注意です。

洗浄力の強い洗顔料で洗顔するとお肌が突っ張るのと同じで、顔に付いた
水が蒸発するときに、肌表面の天然保湿成分もいっしょに奪ってしまうため
水だけでは乾燥してしまいます。

もちろん、お肌にやさしい保湿成分が配合されているローションがおすすめ
ですが、天然保湿成分配合というだけでいいのでしょうか?   

天然保湿成分を配合した化粧品でも、精製度が問題です。
たとえば植物エキスの中には多種多用の成分が混ざり合い、美容成分と
して有効なものもあれば、お肌に刺激になる成分もあります。高い純度で
精製されていないと、安心して使えないことになります。

近年、私たちを取り巻く生活環境は高気密高断熱化し、冬は暖房、夏は
冷房というように低湿度化が進んでいます。角層のバリア機能が低下して
いる現代人にとって、乾燥環境は好ましくありません。スキンケアだけでなく、
加湿器などで部屋の適度な湿度を保つことも大切です。

乾燥肌は遺伝的なものもありますが、皮膚の乾燥を助長するような外的因子を
生活環境から少なくすることがスキンケアでも重要になります。環境改善によっ
ても補えない部分を保湿作用のある化粧品を塗ることによってカバーしましょう。

界面活性剤

2002年12月6日

界面活性剤というとかぶれやアレルギーの原因としてよく耳にする言葉
ですね。しかし、意外と本来の働きなどは知っているようで知らないもの
ではないでしょうか?

界面活性剤についてのご質問も多くいただき、知識の1つとしてご参考
になればと思い、今回テーマとして取り上げてみます。

まず、界面活性剤とは何でしょう。
水と油を混ぜ合わせる働きを持つ物質を界面活性剤といい、化学的には
表面張力(界面張力)を下げるもので、液体の表面に働く内部に引っ張る
力を弱める力をもつ物質です。
 
洗剤でいうと、水の表面張力を下げることによって汚れを包み込み、汚れ
は水に引っ張りだされます。これが、界面活性剤の洗浄作用です。

広い意味では水と油を使っていても分離せずに混ざり合っているものは
すべて界面活性剤を使っていることになります。
 
特に水と油を混ぜ合わせる働きのあるものは乳化剤と一般的に呼ばれて
いますが、正確には乳化剤は界面活性剤です。

では、界面活性剤といえばどのようなものを思い浮かばれるでしょうか?

界面活性剤といえば合成洗剤というイメージがありますが、身近に?存在
するものなのです。それは卵黄などの食品に含まれている「レシチン」です。

私たちの体は、親水性(水に溶ける性質)のものと親油性(油に溶ける性質)
のものとから成り立っていますが、その仲立ちをするのが「レシチン」です。

人間が持っている細胞の数は、約60兆個といわれていますが、これらの
細胞には必ずレシチンが含まれ、一番大きな役割は実は界面活性剤の働きと
言われています。

レシチンの親油性の働きが、血管の内壁にこびりついたコレステロールを
溶けやすくしたり、細胞の中の老廃物を親油性と親水性の両方の働きにより、
血液の中に溶かし込んで血行をよくしたりします。すなわち、天然の乳化剤
(界面活性剤)の役割をするのです。

ただし、これら植物性のものは酸化されやすいため化粧品に配合されている
のは注意が必要です。

このようにレシチンには界面活性剤としての作用や、人体のすべての細胞の
中に必要な栄養分を吸収し、不要な物質を排泄する大切な役目をしていること
から、食品として摂取した場合、老化を防止したり、お肌を美しくし、肌トラブル
(シミ、ソバカス)を予防する効果なども期待されています。

ちなみにレシチンが豊富に含まれている食べ物としては先ほどの卵黄の他に、
大豆、穀類、ゴマ油、レバー、小魚、ウナギなどが挙げられます。

界面活性剤は、何から作られているかを指しているのではなく用途であり、
物質の性質です。ビックリするかもしれませんが、その意味では石鹸も
界面活性剤の一種になります。
 
界面活性剤の良し悪しは何から作られているかによります。人間の体内にある
物質、またはそれに近い物質の方がお肌に優しいということはお分かりだと
思います。界面活性剤についてもその全てが悪いものではないのです。

ただ、シャンプーに使用されている界面活性剤は、その目的から洗顔料や乳液
クリーム等に使われているものよりも強いものが多いようです。

顔や首筋についたままのシャンプーでかぶれたということにならないように
お風呂に入ったときはシャンプーしたあとにしっかり洗顔するのが正しいと
いえますね。

(ちなみにプライマリーでは石鹸以外に界面活性剤は使用しておりません)

秋・冬のニキビ・毛穴の黒ずみ対策!

2002年11月29日

欧米の方のお肌に比べ日本人のお肌はとてもデリケート。
環境の影響を受けやすく、不安定になりがちです。特に冬は自分が
思っている以上にお肌は乾燥し不安定になります。

特にこの時期、ケアを怠っているとニキビや吹き出物が!
ニキビや吹き出物は脂性だからできると思っている方が多いですが、
乾燥肌でもニキビはできますよ。

お肌は乾燥すると、表皮のバリア機能が弱まり、外的刺激に弱く過敏に
なって、ニキビや吹き出物ができやすくなるのです。特に目、口、あご、
頬は要注意です。

さらに、もともとニキビや吹き出物、毛穴の黒ずみができやすい方、
洗浄力の強い洗顔料で皮脂を取りすぎたり、毛穴パックなどをして
いませんか?

皮脂を取りすぎると脂性の方でも過乾燥の状態になったり、お肌を
傷つけてしまったり、ニキビを刺激してひどくしてしまったり・・・
このように肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

洗顔料ではお肌にやさしい純石鹸主成分のものがお勧めですが、純
石鹸にも脱脂力が強いものがあります。純石鹸主成分でオイルでは
ない保湿成分を配合した皮脂をとり過ぎないで、お肌に必要な潤いは
残すように調整された洗顔料をおすすめします。

特に毎回使う量だけ取り出せるパウダータイプの洗顔料は固形石鹸に
比べ金属石鹸ができにくいという利点があり、毎回使いたての状態で
お肌にやさしいキメが細かい泡を作ることができますのでおすすめです。

また、お肌が乾燥すると皮膚の角質層が硬くなり毛穴が開きにくい状態
になり、毛穴の中に皮脂や汚れがつまり黒ずみができやすくなります。

乾燥肌の方も、皮脂を分泌する能力は基本的に持っているので、その
皮脂が毛穴から出られず、中で詰まってしまうのです。さらに雑菌によって
化膿すると赤いニキビになってしまいます。

毛穴に詰った皮脂など黒ずみは毛穴パックなどでは完全にとれません。
毛穴パックで完全に取るには、毛穴の周りの角質をはがすくらいの力が
必要になります。また、日本人のお肌はとてもデリケートで、軽く触れる
だけでも毛穴が硬くなってしまいますので強引なケアは禁物です。

毛穴の黒ずみを取り去るには、先にご紹介した洗顔でお肌を清潔に保つ
ことはもちろん、ローションで角質に水分をたっぷりと補給し、その水分を
美容液でしっかり保湿することが大切です。

このように、毎日の丁寧なスキンケアは柔らかくみずみずしい素肌を保つ
ためにも最も大切なお手入れなのです。

トラブルが出る前に早め早めに丁寧なスキンケアをしていけばキレイな
すべすべ素肌へつながります。毎日コツコツとお肌に負担をかけない
やさしいケアを続け、過酷な冬を乗り切りましょう!

もちろん、紫外線や日常生活、ストレスにもご注意を。。。

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