慌ただしく過ぎる2016年の最後にすることといえば、「年越しそば」を食べることです!
1年の締めになるそばに含まれている栄養素には見逃せない美容・健康効果があります。
今回は「そばに含まれている栄養素の美容健康効果」についてご紹介します!
■ ルチン
そばの実に含まれているポリフェノール成分の「ルチン」は、高い抗酸化作用があり、
老化の原因となる活性酸素を除去してくれます。
それだけではなく、毛細血管を強くしてきれいな血液をつくりだす作用や
ビタミンCの吸収を良くする効果、シミやシワの予防や美白にも効果があります。
■ ヘミセルロース
そばには「ヘミセルロース」という食物繊維が含まれています。
あまり聞きなじみのない「ヘミセルロース」は、食物繊維ですが、「糖」の一種でもあります。
糖が数珠状に繋がっていて、消化・吸収されにくい形状で腸まで届き、
腸内環境を整える効果があります。
■ コリン
そばに含まれている「コリン」という成分は肝臓を保護し、肝臓に脂肪がつくのを
防ぐ効果があるため、脂肪肝や肝硬変の予防になると注目されています。
また、コリンには、ナトリウムの排出を促す作用があるため、
むくみや高血圧の予防にもなりますよ。
■ ビタミンB群
そばには、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、お肌や髪の毛の健康を維持して、脂質の代謝を促進し、
身体の代謝を高めて皮膚の健康を保つ等、様々な効果があります。
■ ビタミンE
『美容のビタミン』とも呼ばれているビタミンEには、抗酸化作用、血行促進、
ホルモンバランスを整える効果があります。
■ シスチン
アミノ酸の一種です。
お肌をなめらかにして、ハリやツヤを与える効果があります。
いかがでしたか?
そばには、ダイエットやアンチエイジング、生活習慣病の予防、美肌効果など嬉しい効果が
たくさんあります。
美容や健康の為に積極的に取りたい食材なので、
年越しだけでなくどんどんおそばを食べるようにしましょう!
お店でおそばを食べる時には、たくさんの栄養素が溶け出した蕎麦湯を飲むようにしてくださいね!
12月は忘年会やクリスマス等のイベントによって、アルコールを摂取する機会が増えてしまう月です。
ストレスを軽くしたり、一種のコミニュケーションツールであるアルコールは、
「適量」を摂取するだけなら大して問題ないのですが、飲み過ぎると、肌に良くない影響が…!
今回は「アルコールが与える肌の悪影響」についてご紹介します♪
■ 乾燥肌の悪化
アルコールを分解するには、大量の水分を必要とします。
この分解に使われる水分は、アルコールに含まれている水分ではなく、体内に蓄積されていた水分を使います。
この体内に蓄積された水分は、肌に使われる予定だった水分です。
そんな水分が率先して分解に使われるので、お肌が乾燥してしまい、
元々乾燥肌だった人は乾燥肌が悪化してしまいます。
また、アルコールのお供である「おつまみ」は塩分過多なものや味付けがかなり濃いものが多いため、
「おつまみ」にも水分が奪われてしまい、身体が脱水を起こしてしまいます。
■ 睡眠の質の低下
お酒を飲むと、翌日、倦怠感を感じませんか?
それは、お酒を飲むことで睡眠の質が低下してしまうことが原因です。
質の低い睡眠は、十分に脳や身体を休めることが出来ず、疲れが溜まりやすく、
とれにくくなります。
また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、肌のターンオーバーを促します。
ですが、睡眠の質が低下していたり、睡眠不足になっていると、
成長ホルモンが正常に分泌されず、肌のターンオーバーが正しく機能しなくなります。
■ メイクを落とすのが面倒
お酒を飲んで家に帰ると、メイクを落としたりスキンケアをしたりするこの一連の行動が
面倒になって適当に済ませてしまいがちです。
メイクを落とすのが面倒で落とさずに寝てしまったりすることも珍しくありませんよね。
メイクを落とさずに寝ることは、肌の老化を進めてしまう行為のひとつです。
「メイクを落とさずに寝ることは、一晩で3歳も歳をとる」とも言われています。
メイクを落とさずに寝ることは、肌の老化へと繋がってしまうので、
面倒に感じてもメイクを落として、しっかりスキンケアを行うようにしてくださいね。
■ 肝機能の低下
肝臓には栄養や毒素を分解する機能がありますが、アルコールの分解は、
肝臓にとって大きな負担になるので、肝臓の機能が低下してしまいます。
肝臓の機能が低下することで、本来なら分解されるはずであった毒素が分解されることなく、
身体に蓄積され、ニキビや肌荒れを引き起こしてしまいます。
■ 胃腸が荒れる
お酒の飲み過ぎは、肝臓だけでなく胃腸にも負担をかけてしまいます。
胃腸が荒れると、がんばってスキンケアをしても
同じ場所に何度も繰り返しニキビができる原因になります。
また、口内炎もできやすくなってしまったり、体内でのビタミン生成量が減少してしまいます。
自律神経が乱れ、免疫機能の低下してしまうので、注意が必要です。
いかがでしたか?
アルコールも適量を守れば、「酒は百薬の長」と言われるように身体に良いことが多くあります。
量に気をつけて飲むようにしてくださいね。
次回もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪(*´▽`*)
皆さんは寒い時期に飲みたいおいしい飲み物といえば何を思い浮かべますか?
私が真っ先に思いついたのは「ココア」でした。
甘くて温かいココアは、幅広い世代で人気の飲み物です。
飲むと不思議なことに心が落ち着くココアには
驚きの美容・健康効果があるって知っていましたか?
今回は「ココアの持つ美容・健康効果」についてご紹介します♪
■ 冷え性の改善
ココアには、体温をゆっくりと上昇させ、
ゆっくりと低下させるという特徴があります。
温かいお茶やお湯に比べて、温かい身体の状態が長く続くと
言われています。
どのくらい長く続くのかと言うと、身体を温める効果があることで
有名な「ショウガ」よりも、効果は長いそうです。
■ 心を落ち着かせるリラックス効果
ココアの香りやココアに含まれている「テオブロミン」という
成分が、リラックス効果をもたらすと言われています。
また、ココアには、「癒しのホルモン」や「幸福物質」と
呼ばれている「セロトニン」という神経物質を
働きやすくする効果があります。
また、ココアに含まれている「テオブロミン」という成分には
自律神経を整える効果があります。
■ 良質な睡眠のサポート
ココアに含まれている「テオブロミン」という成分には
自律神経を整える効果があると前述しましたね。
自律神経が整っていると、日中の活動によって
疲れた身体を回復させる作用を持つ「神経副交感神経」が
眠りに入る時に優位になりやすく、リラックスした状態で
眠りにつくことができます。
■ 貧血解消
ココアには、鉄分や亜鉛、マグネシウムが豊富に含まれています。
寒い時期はホットココアを飲むことで身体を温めて、
血行を促進することができるので、貧血予防に効果的です。
しかし、ココアにはカフェインが含まれています。
カフェインは、鉄分やミネラルの吸収を阻害する働きが
あるので、なるべくカフェイン量が少ないココアを選ぶようにしてくださいね。
■ アンチエイジング
ココアに含まれるカカオ・ポリフェノールの高い抗酸化力で、
老化の原因となる活性酸素を抑制します。
また、ココアには、老化を防ぐ成分や皮膚や粘膜を保護する成分が
多く含まれており、コレステロール値を下げる作用を持つ成分も
豊富に含まれています。
■ 便秘解消
一杯のココアには、リンゴ100gに含まれているのと同じくらいの量の
「リグニン」という食物繊維が含まれています。
この「リグニン」という食物繊維は、不溶性の食物繊維です。
不溶性の食物繊維は、水に溶けにくく、水分を溜め込みやすいという特徴が
あります。
水分を溜め、かさを増やしてお通じを促す作用があるため、
便秘解消に役立ちますよ。
いかがでしたか?
ココアは、脂肪の吸収を抑制・虫歯の予防・ピロリ菌の予防・
大腸がんの予防にも効果があると言われている万能な飲み物です。
ほっと一息つきたい時には、身体にとって嬉しい効果が
いっぱい詰まったココアを飲んでみてくださいね。
次回もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪(*´▽`*)
最近、お通じが悪くなっていたりしませんか?
お通じが悪くなると、身体に老廃物が溜まりやすくなり、
肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまいます!
そんな肌トラブルを予防するためにも、
お通じのリズムは整えておきたいですよね。
そんな貴方におすすめしたい栄養素があります。
それは「食物繊維」!
お通じを整える効果があることで知られている「食物繊維」ですが、
種類があるってご存知でしたか?
今回は「食物繊維の種類」についてご紹介します♪
■ そもそも食物繊維って何?
そもそも「食物繊維」ってどんな栄養素か知っていますか?
「食物繊維」とは、人の消化酵素で消化できない食べ物の繊維のことです。
消化されないので、昔は栄養素ではなく、身体に不必要な食べ物のカスだと
言われていました。
ですが、今では「第六の栄養素」と呼ばれるようになり、
身体にとって必要不可欠な栄養素だと言われています。
■ 不溶性食物繊維
水で溶けないタイプの食物繊維です。
この食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみます。
大きく膨らむことで、腸が刺激され、腸の運動を活発にして、
お通じを促します。
また、身体に入ってしまった有害物質や余分な塩分を吸着し、
体外へ排出する働きがあるので、ダイエット効果もあります。
お通じを良くするために、不溶性食物繊維を多く摂るように言われますが、
摂りすぎると便が硬くなり、コロコロとしたものになってしまいます。
そうなるとまた別の問題が生まれてしまうので、
不溶性食物繊維を多く摂るときは、水分をたっぷり摂るようにしてくださいね。
穀類や豆類、いも類、きのこ、野菜に多く含まれているとされていますよ。
■ 水溶性食物繊維
水で溶けるタイプの食物繊維です。
ヌルヌルとした粘性があり、水に溶けるとドロドロとしたゲル状になります。
また、水分保持力が高いという特徴があります。
糖質(炭水化物)の吸収速度を緩やかにし、
食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
また、脂肪の吸収を抑える効果や、余分な脂質を吸着し排出する効果があるため、
ダイエットの強い味方だと言われている食物繊維です。
果物や野菜、いも類、豆類、海藻に多く含まれているとされています。
いかがでしたか?
食物繊維について紹介しましたが、食物繊維を摂れば
全ての肌トラブルが解決するという訳ではありません!
「腸内環境の悪化で起こる肌トラブルが改善されるだけ」ということを
忘れないようにしてくださいね(^o^)
ニキビといえば暑くて汗や皮脂の分泌量の増加する
夏に多いイメージがあるかと思いますが、
実は乾燥の気になる冬の季節こそニキビに注意する必要があるんです!
そこで、今回は「冬ニキビ」の予防法や対処法をご紹介します♪
■冬ニキビの原因って?
冬にニキビができてしまう原因は、何と言っても「乾燥」です。
空気の乾燥やエアコンなどで、肌が乾燥してしまうと、
お肌自体が潤いを補給しようと、皮脂を過剰に分泌します。
お肌が乾燥した状態だと、バリア機能も正常に働かなくなるので、
雑菌が繁殖しやすく、ニキビができやすい状態になってしまいます。
また、寒さによって身体が冷えることで血行が悪くなり、
老廃物などの不要なものが溜まってしまうことによってニキビができてしまうこともあります。
■どうやって予防すればいい?
【清潔にする】
ニキビケアの基本はお肌を清潔にすることです。
正しい洗顔方法で、不要なものをしっかりと落とすことが肝心です。
しかし、お肌に必要な潤いまでとりすぎてしまわないように、
洗顔料はしっかりと選びましょう。
洗顔する時に使うのは、熱いお湯は避けましょう。
肌に必要な潤い成分まで洗い流してしまうだけでなく、
蒸発するスピードが早いので、乾燥しやすくなります。
【保湿】
入念な保湿ケアを行うことで、バリア機能を正常に保つことができます。
洗顔後、できるだけすぐに化粧水で水分をしっかりと入れ込み、
保湿剤で潤いを保つようにしましょう。
外出時に乾燥が気になる時のために、スプレータイプの
化粧水などを用意しておくのもオススメです。
また、お部屋全体の乾燥を防ぐためにも、
加湿器などをうまく利用しながら乾燥を防ぎましょう。
【冷え対策】
体温が1度さがることで、免疫力が30%も低下すると言われています。
身体を温めて血行を良くすることで老廃物をしっかり流して、
身体の中からもキレイにしましょう。
軽い運動やお風呂にゆっくり浸かる、
身体を温める作用のある食べ物を積極的に摂るなど、
ちょっとした心がけで冷えを改善することができますよ。
これらの対策以外にも、睡眠をしっかり摂る、
栄養バランスを整えるなどは、冬ニキビだけでなくニキビの改善には欠かせないことです。
すべすべの肌で年末年始のイベントを楽しむために、しっかりとケアをしていきましょうね♪
次回もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)