永久保存版-過去の特集一覧

2001

血行促進・・・血行を良くすることがお肌にとても大切です。

2001年12月28日

年の瀬を迎え、寒さも本格的になってきましたが、この時期はお肌にとって
非常に過酷なシーズンです。乾いた北風に吹かれてお肌はカサカサ、身体も
冷えて顔色もくすみがち。環境の変化についていけず、悲鳴を上げていろん
なトラブルを起こしがちです。

寒い時期になると405歳老けて見える方、周りにいらっしゃいませんか?
この時期をお肌も身体も元気に、若々しく過ごすには、とにかく血行をよく
することが大切です。

特に目の周りの皮膚は他の部分と比べて薄いので血液の循環が悪くなりやす
く血行が悪くなると黒ずんだように見えてしまいます。また、目の周りはお
肌の中でも最も敏感で乾燥しやすいところの1つです。お肌に負担をかけた
り、化粧品などの影響がでやすいので注意が必要です。クマのできやすい方
は特に注意しましょう。

目の周りの血行をよくするマッサージがあります。これは、冬だけでなくロ
ーションをつけるときにすると効果的です。

まず、目尻から目の下を通って鼻に向かい、まぶたを通って目尻に戻り、目
尻からそのまま下の方に頬を通ってあごのところまでの順に、朝晩1分くら
いマッサージしてみて下さい。血行がよくなりますよ。

さらに血行が悪くなる場合、お顔だけでなく体全体の問題であることが多い
です。体全体の血行と新陳代謝が活発になるような運動や食事などを心がけ
ましょう。

中でも簡単で有効な方法が入浴です。健康やリラクゼーションに関するお風
呂の効能は皆さんすでに御存じだと思いますが、毎日のバスタイムを利用し
てお肌をイキイキさせましょう。

入浴の際はのんびり、ゆっくり湯舟につかりましょう。毛穴が開いてお肌の
汚れが取れやすくなり、血行も良くなりますので肌色が良くなってきます。

また、お風呂は一人でゆっくりリラックスできる数少ない貴重な場所ですよね。
できる範囲で照明や観葉植物などを利用し、リラックスできるよう工夫したり、
雰囲気を演出するのもいいですよね。

私は、お風呂で香りを楽しんでいます。バスルームが無臭なのは寂しいです
から。石鹸やシャンプーは無添加自然成分のお肌にやさしいものを使ってい
ますが、お風呂の香りづけにちょっとお洒落な?アロマポットに少量のエッ
センシャルオイルを使って香りを演出しています。結構香り、リラックスで
きますし、他の部屋にまで香りが広がっていきますよ。

アロマポットは値段も安いし、ロウソクで暖めるので、どこへでも持ってい
けますし、手軽に楽しめておすすめです。
特にラベンダーがお気に入りです。(^^)

そうしてお風呂から上がったら、間髪入れずにすぐにローション、エッセンス
などでお手入れを。身体にも水分を補給してあげましょう。ここまでするとス
キンケアのプロかも。

翌日のお肌のつや、メイクのノリは違うはず。また、続けているうちに新陳代
謝が良くなってきて汗が出やすくなり、むくみの解消やシェイプアップにも効
果があります。

ただ、入浴は非常にエネルギーを消耗するのでとにかく無理は禁物です。
体力と相談しながら上手にお風呂とつきあって、さらにキレイな素肌を目指し
ましょう!

化粧品、毎日同じ量つけていませんか?

2001年12月21日

お肌は日々乾燥の度合いが違っているのをご存知でしょうか?
乾燥肌の方でも、その日によってかさつきがひどかったり、部分的だったり
それほどでもなかったり・・・

それは、日によって水分と油分のバランスが違っているためです。
基礎化粧でうるおいをキープすることでお肌の健康も保たれることはお伝え
いたしましたが、ただ、毎日同じ量を同じようにつけるだけの基礎化粧なら
それは正しいケアとはいえません。

これは乾燥肌の方だけでなく、どんな肌質の方にもいえることです。

特に、乾燥肌の場合、今日はかさついているなと思ったら水分を多めに補う
とか、保湿が足りないと思えばしっかり保湿剤をつけるとか、それほどでも
ないなと思ったらいつもの量にするとか、あるいは、Tゾーンがどうもテカ
っているなと思ったら保湿剤は控えるとか、そのつど自分で量などを調節す
ることが大切です。

それによって初めてイキイキ健康な素肌を保つことができます。
いつも同じケアをされてきた方、ぜひ試してください。

ところで、お肌がどのくらい乾燥しているかということで化粧品をつける量
が変わってくると思いますが、乾燥度はどのように判断されてますでしょう
か?

自分のお肌の乾燥度を簡単に知るにはファンデーションを塗った後と、洗顔
後のお肌の状態が大まかな目安となります。

ファンデーションの場合、のりが悪かったり、皮がむけたようにムラになっ
たりするときはお肌は乾燥状態にあります。

ファンデーションにもよりますが、パウダーファンデーションは油分が少な
く、さらに皮脂をよく吸収し乾燥しやすいので、この時期乾燥が気になる方
はリキッドタイプのファンデーションをご利用いただくことをお勧めします。

洗顔後のお肌の状態で判断する場合、洗顔後つっぱり感がいつまでもとれな
いときはお肌が乾燥している状態です。特に、目や口の周り、頬といった部
位がパリパリした感じになるときはかなり乾燥しています。

もちろん洗顔料や洗顔法などいろいろな条件によって違ってきますが、顔を
洗ったあと、お肌がつっぱるというのは皮膚生理学的にも皮脂のとりすぎが
考えられるそうです。

化粧水やクリームで補ってもつっぱる洗顔を繰り返すとお肌は徐々に傷んで
きます。新陳代謝の活発な若いときはいいですが、25歳をすぎてからはそう
はいきません。スキンケアは洗顔から始まります。適切な洗顔をすることが
大切です。

特に洗顔料ではお肌にやさしい純石鹸主成分のものがお勧めですが、純石鹸
にも脱脂力が強いものがあります。純石鹸主成分でオイルではない保湿成分
を配合した皮脂をとり過ぎないで、お肌に必要な潤いは残すように調整され
た洗顔料がおすすめです。

また、お肌に栄養をといって美容液やクリームをたくさんつけ、化粧して
1時間くらいでテカルという方いらっしゃいませんか?

そう感じる方は、保湿のしすぎが考えられます。適度な保湿ができるよう工
夫しましょうね。

乾燥肌の方は基礎化粧によって素肌の健康が保たれます。

2001年12月14日

お肌には色々なタイプがあります。脂っぽい肌、乾燥している肌、乾燥して
いるけど脂っぽい肌、逆に全体的に脂っぽいけどどこか乾燥している肌・・・

特にお肌は乾燥すると、外見的にはカサカサして、うるおいがなくなります。
さらにひどくなると粉を吹いたようになってしまうこともあります。こうなる
と角質は毛羽立った状態になり、外からの化学物質などが皮膚の中に侵入しや
すくなり、普通の方よりもかぶれやアレルギーが起きやすくなります。

乾燥肌になる大きな要因は皮脂の分泌がうまくいっていないことです。
そのうえ、水分量が普通の方よりも少ないことも由来しています。

皮膚のうるおいを決めるのは皮膚表面の角質層です。角質水分を守るために
汗腺から出る水分と、皮脂線から出る皮脂が皮膚の表面で皮膚常在菌により
混ぜ合わせられ、天然のベール(皮脂膜)となります。

この皮脂膜が皮膚をコーティングして水分の蒸発を防ぎ、そのおかげでうる
おいを保っています。ところが、乾燥肌の方はそれがうまく機能していませ
ん。水分も皮脂も不足しているからです。

特に皮脂が不足しているためにコーティングの力が弱く、水分の蒸発を招き、
それが皮膚のかさつきにつながっています。

皮脂は季節、年齢などによって分泌される量が違ってきますが、特に普通肌の
方でも冬はかなり少なくなり、年齢では、30代以降減少の一途をたどります。
普通の方でこうなのですから、もともと乾燥肌の方はもっと少なくなります。

さらに、お肌が乾燥してくるとどうしても起きやすいトラブルがあります。
それが、小じわです。乾燥肌の方は比較的早くに小じわに悩まされる方が
多いようです。

でも、小じわ程度でしたらまだ大丈夫。化粧品で回復させることが可能です。
しかし、そのまま放置しておくと、シワになってしまいます。こうなると、
化粧品でもなかなか改善することは難しくなります。

小じわになってからケアするよりも、小じわをつくらないよう毎日のケアを
しっかり心掛けることが大切です。こちらのほうがよほど楽ですし、健康で
綺麗な素肌を長く保ちやすくなります。

お肌を乾燥させないためには基礎化粧をきちんとすることです。

よく、肌がカサカサするので顔中真っ白になるくらいクリームや乳液を塗り
こむ方がいらっしゃいますが、オイルだけを補給しても乾燥は改善されませ
んし、オイルによるトラブルに発展することもあります。

大切なのは化粧水で水分をたっぷり補給し、それをコーティングするために
オイルではない美容液でしっかり保湿することです。

化粧水にも保湿成分が含まれていますが、美容液で補強すれば角質層の水分量
が保たれ、お肌の乾燥はまねがれ、小じわはできにくくなります。

小じわが出来てしまったときも、水分補給、保湿を念入りにし、角質のうるお
いを保つことによって外的刺激からも守られるとともに、皮膚代謝が活発にな
り、小じわを目立たなくすることが出来ます。

これだけでも基礎化粧がいかに大切かおわかりいただけると思います。
乾燥肌の方は、基礎化粧によってうるおいをキープすることでお肌の健康も
保たれます。

メイク不可逆の法則?!素肌が美しくあってこそメイクも生きます。

2001年12月7日

あなたはいつから本格的に化粧を始めましたか?
おそらく就職活動、または就職してからという方が多いのではないでしょうか?
しかし、最近では、お化粧を始める年齢が下降傾向にあり、なかには小学生で
すでにお化粧をしている児童がいるそうです。

化粧をするのは個人の自由ですが、小学生でも購入できる安価な化粧品が、多
く出回っていることも、この傾向に拍車をかけている原因の1つといえますね。

また、メイク法にも時代の流れや個人の趣向などによって多くの方法がありま
すが、いずれの場合も1回お化粧を始めてしまった女性は、次第に化粧を濃く
していってしまい、逆に自然にナチュラルメイクには戻りにくいという傾向が
あるようです。あなたは、どうですか?

では、なぜ女性は自然に化粧が濃くなり逆にナチュラルメイクに戻りにくいの
でしょうか?

その原因としては、まず第一に女性が「より美しくなりたい」という美への追
求のために努力を惜しまないという事が挙げられます。特にすぐに肌を美しく
変えることのできるメイクは、一度体験してしまうともうそれ無しの生活は考
えられなくなり、どんどん厚化粧になっていくという不可逆現象を引き起こし
ます。

そして、忘れてはならないのが、女性の肌年齢のピークは20歳前後で、その
後は、お肌のハリやキメ、みずみずしさは徐々にに失われていくという宿命に
あることです。

そのため、以前と変わらぬ美しさを保とうとすれば、お肌のハリやキメ、みず
みずしさを補うための努力が必要となり、それが「メイク」ということになり
ます。

しかし、素肌が健康で美しくあってこそ、ファンデーションなどメイクが生き
てきます。なのに、単に自分の欠点を隠すためにファンデを厚塗りしてかえっ
て自分の欠点を強調したり、あるいは、ただなんとなくファンデを使っている
方が多いようです。

メイクのテクニックに走るのではなく、土台である素肌環境を整え健康で美し
くすることにもっと気を配り、もっともっとお肌を大事にして欲しいと思いま
す。

特に、学生で化粧をされている方を見ると、せっかくスッピンでいられる年な
んだからもっとお肌を大事にして欲しいと思いませんか?
皆さん「メイク不可逆の法則」に当てはまらないよう注意しましょうね。

でも、お化粧をすると、なんかこう体だけじゃなく気持ちがシャキッとリフレ
ッシュして、今日もがんばろう!っていう気持ちになるなど精神的にいいこと
も事実です。素肌を生かしたメイクをして気持ちもキレイになりましょう!

どうして違うの?20代と30代の肌。

2001年11月30日

20歳の頃は、皮脂の分泌や皮膚代謝が活発で皮膚表面のバランスが安定し、
しっとりとしたうるおいのある美しい時期です。しかし、鏡でお顔を見て、
まだまだ若いと思って安心してはいけません。表皮の奥の細胞ではとっくに
衰えが始まっていますよ。

日差しを浴びたあとに小さなシミを発見したり、乾燥する季節に小じわが
目立ってきたり…。こんな悩みを持つ前にしっかりケアすることが大切です。

一般的に20歳の頃に比べて、30代はお肌のキメが粗くなったり、透明感が
失われくすんだ感じになったりという皮膚表面の変化だけでなく、ハリがなく
なったり、目元や頬にたるみがでたりといった皮膚深部の衰えや顔の肉付きの
変化によって、お顔全体の印象が変わってきます。

さらに、眉やまつ毛も若い頃に比べて少しずつ薄くなっていきますし、口元も
下がり気味になり、唇の山もだんだん不鮮明になってきます。表情一つでかな
り印象は変わりますので一概には言えませんが、若い頃と全く同じメイクでは
不自然になりがちになってしまいます。

目元や口元など、疲れたときなどに、ハリのなさを感じませんか?
30代で気になり始めると言われる目のまわりや口のまわりにできる小ジワも
乾燥によって角質の水分が不足し柔軟性が失われることによってできやすくな
りますよ。

特に外気が乾燥する秋・冬は、お手入れにも十分に気を配りましょう。
乾燥によるちょっとしたトラブルと油断せず、これ以上悪化させないことが
大切です。

早め早めのお手入れと年齢に合ったナチュラルメイクが重要です。
いかに先手を打ってお手入れするかで、30代以降のお肌は変わってきます。

まずは“紫外線”をもっともっと意識しましょう。シミやソバカスを悪化させ
るのも、小じわを深くしてしまうのも、最も大きな原因が“紫外線”です。

日焼け止めで紫外線を防ぐのはもちろん、毎日のお手入れではお肌に負担を
かけないよう優しいケアを習慣づけましょう。シミやソバカスが気になるの
であれば、年間を通してケアには注意しましょう。お肌が乾燥したり敏感に
なると皮膚の抵抗力や正常な代謝機能が衰えシミができやすくなります。
間違ったスキンケアをしないよう注意してくださいね。

また、単なる乾燥、カサつきと思っていても、小じわの原因になってしまう
こともあります。水分補給・保湿がきちんとできていれば、肌はふっくらして
小ジワも目立たなくなります。目もとなど部分的には、美容液をプラスして
お手入れを。

さらに最近はスキンケアなどはしっかりしててもストレスによってホルモン
バランスが崩れ、ニキビや肌荒れの原因になっていることが多いそうです。

お肌の美しさのために、ストレスは上手に解消し、睡眠や栄養もしっかり摂り
たいですね。一ランク大人になったお肌は、トラブルのもとをたくさん抱えて
います。ちょとしたお手入れの差が大きな肌環境の差となって現れます。
早め早めのお手入れを心がけましょう。

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