ある統計によると全国の1300万人の方が当てはまる悩み・・・
今回は、国民的悩みである「便秘」についてお伝えしたいと思います。
まず、自分が便秘なのかどうかチェックしてみましょう!
(1)お通じは週2回以内である。
(2)出し切った感じがしない。
(3)運動したりや野菜を多めにとるが出ない。
(4)力まないと出ない。
(5)旅行に行くと出ない。
ひとつでも該当項目がある方はご注意を。
一般的に2日以上お通じがないか、または毎日お通じがあっても残便感などが
あるものを便秘というそうです。それから本当は1日2回以上お通じがあるの
が健康的らしいですよ。1日2回以上お通じにある方ってどのくらいいるので
しょうかね。
便秘は大きく分けて2つのタイプに分けられることが最近分かっています。
多いタイプは単純性便秘。単純性便秘にも2つあって、腸の筋力が乏しい女性、
老人に多く、腸がたるんでいるタイプを弛緩性便秘といって、排便習慣を乱し
て、直腸に便を溜めているタイプを直腸性便秘というそうです。
この単純性便秘は普通よく言われている便秘で解消法についてもいろいろ言わ
れていますよね。単純性便秘の方は腸の筋力が低下しているので、腸の負担を
減らし、機能回復をさせることが大切です。
そして、もう1つのタイプがけいれん性便秘(ストレス性便秘)といわれるも
のです。このタイプは腸が過敏になって、不安、緊張などのストレスで腸がけ
いれんをおこして便秘になっています。
ここで、自分がどちらのタイプか見極める項目があります。
チェックしてみて下さい。
(1)ストレスがたまっている。
(2)おなかが張っているのに出ない。
(3)便が硬い。
(4)おなかの痛みや不快感がある。
(5)便が出ると痛みや不快感がなくなる
これらに当てはまるものが多いほど、けいれん性便秘の可能性が高いです。
解消法のヒントをいくつかご紹介しましょう。
1、朝食をしっかり採る。
胃にものが入ると大腸が動き出し便が出やすくなります。
2、朝食のあと、トイレに入る。
出たらラッキーというくらいの気持ちで・・・
3、コンニャク、海藻の食物繊維を採る。
おなかにやさしい食物繊維がたくさん含まれています。
4、規則正しい生活をしましょう。
ストレスをためないように、リフレッシュする時間をつくりましょう。
5、適度な運動をしましょう。
運動不足は便秘のもと。散歩など軽い運動をしましょう。
これら以外にも注意することはあると思いますが、特にトイレに行きたいと
いう感覚はとても弱い感覚です。それを我慢するとすぐにおさまりますよね。
そうして便秘につながっていきますので、行きたくなったときが、
最大のチャンスです!我慢せずにトイレへ行きましょう!
最後に、いい便とはどのような便でしょう?
黄色っぽい水に浮く便と、黒っぽく水に沈む便、どちらがいい便かご存知で
しょうか?
正解は黄色っぽい水に浮く便です。以前は便は食物のカスと考えられていまし
たが、実は便の8割以上が腸内細菌の死骸であったという事が分かっていて、
水に浮く黄色いものがキメも細かく健康的ということです。
便はそのまま腸内環境の現れであり、あなたの健康や自然治癒力の表現なの
です。
また、けいれん性便秘はストレスの現れでもあります。ストレスはニキビなど
お肌のトラブルにも影響していますよね。便秘などを改善せずに、お肌のトラ
ブルが治らないという方がいるとしたらどうでしょう?
毎日快便であることは健康なお肌につながっています。