秋から冬にかけての季節は、乾燥に悩まされる方が多いようです。
その他にも、この季節のお悩みとしてよく聞くのが「くすみ」。
そこで、今回はくすみの原因についてご紹介します。
■ くすみの原因
くすみと一言に言っても、その原因は様々です。
まずは、どのようなことが元でくすみが起こるのかをご紹介します。
【紫外線くすみ】
紫外線対策を怠ったことが原因で起こるくすみです。
UVBが表皮に影響し、メラニンを生成することでくすみが起こります。
◆ 注意が必要な人
・紫外線対策を怠りがちな人
・喫煙する人
・ビタミンCやβカロチンを含む緑黄色野菜、果物をあまり取らない人
【汚れくすみ】
メイクをしっかり落とせていない、洗顔が十分に行われていないことが
原因で起こるくすみです。
肌表面に残ったメイク料や皮脂などが蓄積し、くすみが起こります。
◆ 注意が必要な人
・メイクを落とさず寝ることがある人
・クレンジングが不十分
・洗顔の時間が短い
・洗顔料をきちんとすすげていない
【血行不良くすみ】
血行やリンパの流れが悪くなることが原因で起こるくすみです。
冷えやストレス、運動不足などで酸素や栄養素がうまく運ばれなく
なると顔色が青く暗い感じになったり、茶色っぽく見えたりします。
◆ 注意が必要な人
・冷え性の人
・運動不足な人
・むくみやすい人
・便秘がちの人
【乾燥くすみ】
お肌の乾燥が原因で起こるくすみです。
乾燥が進むと肌のターンオーバーが早まり、刺激に弱くなったり、
皮膚表面のバリア機能が低下したりします。
さらに、乾燥によって、表面の角質が毛羽立つようにめくれて、
小さな陰影ができ、顔全体が暗くくすんだ感じになります。
◆ 注意が必要な人
・1日に何度も洗顔する
・あぶら取り紙をよく使う
・保湿化粧品を使わない
・乾燥した場所にいることが多い
【毛穴くすみ】
皮膚表面にある毛穴が開いて起こるくすみです。
毛穴が開くと、そこが影に見えることや毛穴に皮脂やメイク料が
溜まることが原因でくすんで見えるようになります。
◆ 注意が必要な人
・ニキビや肌荒れの跡が気になる
・皮脂の分泌が多い
・毛穴汚れのケアを特にしていない
・ピーリング剤を使ったことがない
いかがでしたか?
くすみが起こる原因はたくさんあるので、それぞれ自分がどのタイプに
当てはまるのかを考えた上で原因を解消していくことが大切です。
来週は原因別のくすみ対策をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
朝晩にはぐっと冷え込むことも増えたこの季節、
あたたかい湯船にゆっくり浸かるのはとても心地いいですよね?
今回はそんなバスタイムにすぐに実践できる、半身浴のちょい足し美容法
についてご紹介いたしますので参考にしてみてください。
■ 半身浴の基本
正しい半身浴の方法って意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで、まずは基本的な半身浴のやり方について復習しましょう!
正しい方法で行うことで、冷え・血行不良の改善、疲労回復、デトックス、
リラクゼーション、代謝アップなど嬉しい効果をたくさん得られます。
【半身浴のポイント】
1,入浴前に水分補給
2.お湯の温度は体温より少し高い37~40℃
3.お湯の量はおへそとみぞおちの間くらいまで
4.腕はお湯から出しておく
5.20~30分ゆっくり浸かる
6.お風呂を出た後にも水分補給
「できるだけ熱いお湯に長い時間浸かる」と言う方はNGです!
必要なお肌の潤いを取り過ぎて乾燥の原因になりますし、
体への負担が大きくなるので適切な温度と入浴時間を守りましょう!
半身浴を行うと自分が思っているよりも汗をかいていますので
入浴前後の水分補給はしっかり行いましょう。
■ 半身浴に+α
【半身浴+重曹】
浴槽に対して大さじ2杯くらいの重曹を入れると、
お湯が柔らかい感じになり、発汗作用をアップさせて冷え性の対策にも
効果的ですし、お風呂上がりにはお肌もすべすべになります。
【半身浴+アロマ】
好きな香りのアロマオイルを浴槽に対して5滴くらいを入れます。
香りの強さなどはそれぞれなので、量は加減してくださいね。
蒸気に乗って香りが良く室内に広がってリラックス効果が高まり、
香りの成分はお肌からも取り入れられます。
【半身浴+日本酒】
浴槽に対して500mlくらい日本酒を入れます。
温浴効果がアップしてポカポカの状態が続くだけでなく、
毛穴の奥の脂肪や老廃物を溶かし出してくれます。
【半身浴+フタ】
お風呂にフタをして顔だけ出すようにします。
浴槽内がミストサウナのようになり、発汗効果がアップするので
老廃物を排出するのを助けてくれます。
いかがでしたか?
毎日のお風呂タイムで、のんびり過ごしながら+αの効果で
さらにイキイキキレイを目指してみませんか?
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
最近では秋も深まって少しずつ冬の気配を感じるようになってきました。
本格的に寒くなってくると、暖房の影響や外気の乾燥によって
お肌もカサカサになりやすくなります。
そこで、今回は簡単にできる蒸しタオルでのケアについて
ご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
■ 蒸しタオルの作り方
自宅で簡単に蒸しタオルを用意するためにオススメの方法は
電子レンジを使うことです。
厚手のタオルを水で濡らしてしぼり、くるくると巻き、
耐熱皿にのせてレンジで1分温めます。
使うレンジやタオルによっても、温める時間は違いますので
触ってみて温かさが足りない時には再度温めてくださいね。
■ オススメの蒸しタオルケア
【クレンジング前】
メイクしたままの状態で顔に蒸しタオルを乗せ、
タオルが冷めてきたら外します。
蒸しタオル後のお肌は角質が柔らかくなっているので、
お肌に優しいクレンジン剤で洗いましょう。
クレンジング後のお肌を蒸しタオルで優しく拭き取ると
洗い流す時間も短縮できますよ。
【角質ケア】
洗顔前に蒸しタオルでお肌をやわらかくしてあげると、
古い角質が剥がれやすくなるので、たっぷりと泡立てた
洗顔料で優しく洗うだけで自然に角質ケアできます。
ピーリング剤やスクラブは刺激になり肌荒れの原因に
なることもありますので、できるだけ避けましょう。
【クマ・くすみの解消】
蒸しタオルと冷たい水で絞ったタオルを2本ずつ用意します。
1.蒸しタオルを顔に乗せ、冷めてきたら外します。
2.その後冷たい水で絞ったタオルを顔に乗せ冷やします。
3,1、2を繰り返します。
朝のメイク前などに行うと血行が促進され、クマやくすみだけでなく
むくみも解消することができますよ。
いかがでしたか?
簡単に自宅でできるので、週に2~3回を目安に試してみてください。
温かいタオルは気持ちが良いので、リラックス効果もありますよ。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
先週はうねりの原因となる「髪の傷み」についてをご紹介しました。
間違ったシャンプーやドライヤーのかけ方で髪が傷んでしまいますが、
それを避けるためにも正しい方法を知っておきましょう。
そこで、ここでは毎日のバスタイムですぐに実践できる
正しいシャンプーとドライヤーのかけ方についてご紹介いたします。
■ 正しいシャンプーの方法
【ブラッシング&予洗い】
髪を濡らす前にはしっかりとブラッシングしましょう。
髪についたほこりやゴミが取れ、髪の通りも良くなるので、
その後に行うシャンプーがぐっと楽になります。
ブラッシング後に、ぬるめのシャワーで2~3分ほど予洗いをすると、
髪や頭皮についた汚れの約70%を洗い落とすことができます。
【シャンプーで頭皮を洗う】
予洗いを終えたら、手のひらでシャンプーを泡立ててから髪につけ、
指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。
直接髪にシャンプー液をつけてしまうと、十分に泡立つまでに
余計な摩擦が起きて髪を傷めてしまうので注意してください。
【すすぎ】
頭皮全体をしっかりマッサージしたら、シャンプーをする時の
2倍程度の時間をかけるイメージで十分にすすいでください。
【コンディショナー】
すすぎの後、軽く水気を取った後に、コンディショナーを手に取り
毛先から順に馴染ませていきます。
髪の根元や頭皮につけるとベタつきの原因にもなるので、
毛先から髪の中間を中心に付け、根元付近は手に残ったものを
軽く馴染ませる程度で十分です。
【すすぎ】
コンディショナーは表面の保護が目的で浸透させる必要がないので
髪になじませたらすぐにすすぎましょう。
この時も頭皮や髪の毛に残らないように、十分にすすいでください。
■ ドライヤーを掛ける時のポイント
髪を傷めないようにするドライヤーのかけ方には
いくつかのポイントがありますので参考にしてみてください。
・熱すぎない風で根元を中心に乾かす
・毛先は乾燥しやすいので風を当てすぎない
・遠くから風を当てる
・ドライヤーは上から下に向けて当てる
・手ぐしで乾かす
基本はキューティクルの流れに沿って上から風を当て、
根本から順に丁寧に乾かしていくことです。
濡れた状態で摩擦が起こるとキューティクルが剥がれてしまいます。
乾かす時には手ぐしで行い、形を整える時にブラシなどを使いましょう。
いかがでしたか?
毎日行うシャンプーも正しい方法で行なわなければ、
かえって髪を傷めてしまうことがあります。
ちょっとだけ意識して正しいシャンプーを身につけて、
いつでもサラツヤの健康的な髪をキープしてくださいね。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
「髪は女の命」と昔から言われていますが、サラツヤの髪の毛は
確かに魅力的ですし、憧れますよね。
でも、髪がまとまらない原因にもなるうねりや広がり…
以前は気にならなかったのに、年々強くなってきたという方はいませんか?
実は、うねりや広がりの原因は「髪の傷み」なんです。
そこで、ここでは髪が傷んでしまう原因についてご紹介いたします。
■ 髪が傷む原因
髪が傷んでしまう理由は様々です。
潤いとツヤのあるイキイキとした髪の毛を保つために、
傷んでしまう原因を知ってできるだけ避けるようにしましょう。
【パーマ・ヘアカラー】
パーマやカラーは薬品を使って科学的な処理をするので、
毛髪に負担がかかり、傷んでしまう原因になります。
パーマは薬品を使って髪の結合を解き、再結合させるので
髪は脆くなります。
【ヘアアイロン】
高温のヘアアイロンは髪内部のタンパク質が変性してしまい、
枝毛や切れ毛など髪の傷みの原因になります。
250℃以上になると、キューティクルが溶けてしまうことも
あるので高温にし過ぎたり、同じ箇所に何度も当てたり
しないようにしましょう。
【紫外線】
髪も肌と同じように日焼けをしてしまいます。
髪がダメージを受けるとキューティクルが広がってしまうので
潤いが失われ、うねりや広がりがおこります。
【間違ったシャンプー】
シャンプーを直接髪につけたり、シャンプーを使いすぎたりする、
ゴシゴシ洗い、熱いお湯ですすぐなど、間違ったシャンプーを
してしまうと髪の毛を傷めてしまう原因になります。
【濡れた髪にブラッシング】
濡れた髪はちょっとしたことでも ダメージを受けやすくなっています。
髪を引っぱったり擦ったりするブラッシングは髪を傷めてしまうので、
濡れた状態でのブラッシングは避けましょう。
【タオルでゴシゴシ拭く】
髪の毛をタオルでゴシゴシこすってしまうとキューティクルを
傷めてしまい、潤いやツヤを失うだけでなく、切れ毛や枝毛の
原因になります。
タオルでトントンと押さえたり挟んだりして余分な水分を取り、
乾かす時にはドライヤーを使いましょう。
【ドライヤーのかけすぎ】
長時間同じ個所に熱風を当て続けたり、髪に近づけ過ぎたりすると、
キューティクルを破壊してしまう原因になります。
また、ドライヤーを下から上に向けてかけるとキューティクルが
逆立ち、パサついて髪が広がってしまいます。
いかがでしたか?
普段何気なく行っているようなことでも、髪を傷める原因になります。
少し意識するだけでも健康的なサラツヤ髪を保つことができますよ。
来週はイキイキした髪を保つための正しいシャンプーとドライ方法に
ついてお届けしますのでお楽しみに♪(*´▽`*)