だんだんと乾燥が気になる季節になり、カサカサ以外にも
小さなポツポツが出来て気になる…という方が多くいるようです。
そこで、今回は乾燥によるニキビの原因と対処法について
ご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。
■ ニキビの原因
そもそもニキビは、皮脂が毛穴につまり雑菌が繁殖して起こります。
過剰な皮脂が分泌されやすい脂性肌の人が出来やすいイメージですが
実は乾燥肌の人もニキビができやすい状態なのです。
乾燥肌は皮脂の分泌が少なく、お肌のバリア機能として必要な
皮脂膜がしっかりと作られないので刺激に弱い状態です。
バリア機能が低下することで水分が蒸発しやすくなり
古い角質が生まれ変わらずに固くなってしまいます。
角質が硬くなることで毛穴が段々と弱く細くなり、
少しの皮脂でも詰まりやすくなりニキビができてしまうのです。
過剰な皮脂が原因の思春期ニキビがTゾーンにできやすいのに比べ、
乾燥ニキビはフェイスラインや口周りにできやすいのが特徴です。
■ 乾燥ニキビの対処法
乾燥ニキビの場合、市販のニキビケア化粧品を使うと
ヒリヒリしたりかえって悪化してしたりすることがあります。
市販のニキビケア化粧品は、過剰な皮脂を取り除くための成分が
配合されているので、乾燥が進んでしまい逆効果なのです。
お肌に刺激の少ない化粧品を選んで必要な潤いは残しながら
不要なものだけを落とし、潤いを十分に補給しましょう。
ニキビのためのケアではなく、乾燥を進めず改善させるケアを
行うことが大切なのです。
これからどんどん乾燥が厳しくなる季節なので、夏のスキンケアから
冬のスキンケアに切り替えていく時期です。
乾燥はニキビ以外にもクスミや小ジワなどのトラブルの原因にも
なりますので、しっかりケアしてあげて下さい。
いかがでしたか?
ニキビを解消するためには、何が原因になっているのかを知って
正しいケアをすることが重要です。
ステキな素肌で過ごすためにも、やさしくお肌と向き合ってくださいね。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
今までも何度かお伝えしてきましたが、秋は夏の間の紫外線や
エアコンによる乾燥などのダメージが蓄積され、
ターンオーバーによってトラブルが表面化してくる季節です。
これから気温や湿度もどんどん低下し、お肌にとっては
過酷な冬がやってきますので、これ以上今のトラブルを
深刻化させないためにもエイジングケアを行なって、
いつまでもステキな素肌で過ごしましょう。
■ 内側からのエイジングケア
いつまでも若々しくイキイキとした素肌を保つためには、
食事などで必要な栄養素をしっかりと摂ることが大切です。
そこで、エイジングケアに役立つ栄養素をご紹介します。
・低脂肪のタンパク質…体全体を形作る素材
・食物繊維…不要なものを排出するのを助ける
・ビタミンC…高い抗酸化力がある
・ビタミンA…皮膚代謝を高め粘膜を保護する
・ビタミンB群…細胞の新陳代謝を高めホルモン分泌を調整
・ビタミンE…若返りのビタミン
・ミネラル…体全体の働きを助ける
■ 外側からのエイジングケア
ダメージが蓄積されている秋の肌は、乾燥しやすい状態です。
なので、トラブルを進行させないためには、十分にうるおいを
与えて逃さないようにすることが重要です。
【クレンジング・洗顔】
ターンオーバーが乱れると古い角質がたまりやすくなります。
洗浄力の強すぎるクレンジング洗顔料を使用したり
強くこすったりせず、刺激の少ないクレンジングや洗顔料を使い、
優しく丁寧に洗いましょう。
必要以上に皮脂が洗い流されてしまい乾燥肌の原因とるので、
熱いお湯ではなく、ぬるま湯で十分にすすぎましょう。
【化粧水】
洗顔後は皮脂や肌の水分が不足している状態なので、
保湿力の高い化粧水でうるおいをたっぷりと与えましょう。
化粧水は水分や保湿成分が浸透するだけでなく、肌を柔らかくして
美容液や保湿剤を馴染みやすくしてくれます。
乾燥ジワやシミが気になる時は、コットンパックもおすすめです。
【美容液】
美容液は多くの保湿成分や美容成分が配合されています。
特に気になる部分には重ね付けし肌に馴染ませましょう。
美容液を使用することで、肌に柔軟性を与え滑らかな肌になるので、
普段美容液を使用していない人も、ぜひ取り入れてみてください。
【保湿剤】
化粧水・美容液を肌になじませたら、保湿剤で水分を閉じ込めましょう。
肌になじませながら、マッサージを行うとより効果的です。
秋になると皮脂の分泌量も少なくなってきますので、化粧水や
美容液で与えたうるおいを逃さないためにもしっかりふたをして
あげることが大切です。
いかがでしたか?
今の肌トラブルの対策も大切ですが、未来の素肌を守るためにも
しっかりとケアを続けていってくださいね。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
9月も半分が終わり、薄手の洋服だと朝晩は肌寒く感じることもあります。
気温が下がり夏のようにたくさん汗をかくことも減ってくる時期ですが、
この時期には「顔のむくみ」を感じる方も多くいるようです。
そこで、今回は秋に起こりやすいむくみの原因や、
むくみ解消のマッサージ法についてご紹介いたします。
■ 秋のむくみの原因
もともとむくみは、排出するべき余分な水分が体内に溜まってしまう
ことが原因で起こります。
また、夏の間の疲れが抜けていないことも、秋のむくみの原因になります。
夏は冷たい飲み物や食事をとる機会が多く、汗をたくさんかくことで、
筋肉の働きを活発にしてくれるカリウムが不足しがちです。
余分な水分や老廃物を排出するためには筋肉の働きが大切ですが、
筋肉量の少ない女性は、特にむくみやすいのです。
■ むくみ解消マッサージ
顔のむくみの予防・改善に効果的なマッサージをご紹介します。
【Point】
摩擦が起こると肌荒れなどの原因にもなりますので、
お肌に優しいジェルなどで滑りをよくしてマッサージしましょう。
指先などに力が入り過ぎないように注意し、特に目の周りは
皮膚が薄いので優しく行ってください。
【Step1】リンパの流れ道を作る
・上を向いて首筋をなぞるように耳の後ろから下に流す
・鎖骨を優しくなでるように何回か往復する
【Step2】老廃物・むくみなどを流す
・人差し指と中指でアゴを挟み耳に向かって流す
・唇の周りを下から上にぐるっと周り、鼻の下でプッシュ
・小鼻をクルクル
・鼻の先から上に、おでこを通って耳まで流す
・オデコを真ん中から外に向かい上下にジグザグ
・下まぶたの目尻側から骨に沿ってグルッと
・こめかみを軽くプッシュし、下に向かって耳まで流す
・口の横、小鼻の横、目の下、それぞれから耳まで流す
・耳の後ろから首筋を通り鎖骨まで流す
朝晩のスキンケアの時に一緒にマッサージをしてみてください。
マッサージによってお肌に悪い老廃物を排出しやすくなるので、
くすみやクマの改善にも効果がありますよ。
いかがでしたか?
マッサージをすると顔全体がすっきりして気持ちが良いですし、
血行やリンパの流れが良くなることで、美肌にもつながりますよ。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
秋は気温や湿度も下がり、過ごしやすい季節です。
でも、この時期になんとなくお肌の不調を感じた事はありませんか?
その原因は「秋の花粉」かもしれません。
花粉というと春をイメージする方も多いかと思いますが、
実は、最近は秋の花粉症に悩まされる方も多いようです。
そこで、今回は秋の花粉による肌トラブルと対処法について
お伝えしていきたいと思います。
■ 秋の花粉
春の花粉はスギやヒノキが多いですが、夏から秋にかけては
背の低い「草本(そうほん)花粉」という雑草の花粉が多くなります。
【ブタクサ】
秋の花粉症の代表的な雑草で、繁殖力が強く全国的に分布しています。
8~10月にかけて総長や午前中に大量の花粉が飛び散ります。
【ヨモギ】
ブタクサと同様、秋の花粉の代表的な雑草です。
平地から高山まで全国的に分布し、8~10月末頃まで花粉が飛んでいます。
【カナムグラ】
野原や道端、林など全国的に分布しています。
8~10月頃までホコリのように花粉が舞い散ります。
■ 花粉で肌トラブルが起こる
花粉が直接肌に付着すると、アレルギー反応が起こることがあり
それが原因で肌荒れしてしまうことがあります。
この花粉による肌トラブルは「花粉症皮膚炎」と言われ、
次のような症状が出ます。
・赤みが出る
・ぶつぶつができる
・かゆみを感じる
・ヒリヒリする
・カサカサする
また、花粉症の症状で涙や鼻水が出たり、鼻や目にかゆみを感じて
こすってしまったりすることで摩擦が起こり、肌荒れすることもあります。
花粉症皮膚炎は、目や鼻の花粉症の症状が出ない人でも発症することが
あるので、花粉の時期に肌荒れしてしまう人は注意しましょう。
■ 花粉症皮膚炎の対処法
【外出時は…】
花粉がお肌に付着してしまうことが原因なので、
普段から花粉が付きづらいような状態にしておくことが大切です。
外出時にはベースメイクの仕上げにルースパウダーなどでサラサラの
状態にしておきましょう。
髪はまとめて帽子や眼鏡、マスクなどでガードするのも効果的です。
【自宅に帰ったら…】
帰宅したらできるだけ早くお肌に付着している花粉を落としましょう。
刺激を与えないように、優しいクレンジング剤でメイクを落とし、
お肌をこすらないように洗顔料をたっぷり泡立てて顔を洗いましょう。
クレンジングや洗顔の時に、ゴシゴシしてしまうと肌荒れを悪化させて
しまうこともありますので、優しく洗ってあげてください。
肌荒れしている時は、バリア機能が低下して乾燥しやすい状態です。
刺激の少ない化粧水でたっぷりと水分補給をしてあげて、
保湿剤でその潤いを逃がさないようにしてください。
お肌の表面がぺたっとしていると、花粉が付着しやすくなるので、
気になる時にはスキンケアの仕上げに優しくティッシュで押さえましょう。
そうすることで、お肌は十分に潤っていても表面はサラッとした
状態に保つことが出来ます。
いかがでしたか?
デリケートな秋のお肌は、ちょっとした刺激でもトラブルが
起こってしまうことがあります。
優しくケアしてあげていつでもステキな素肌で過ごせると良いですね。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)
9月に入り、朝晩は過ごしやすい気候になってきましたが、
日中はまだまだ厚く汗ばむこともありますよね。
この時期には、お肌のトラブルを感じる方も多いようです。
そこで今回は、秋を迎えた今のお肌の状態と、今の時期にあった
スキンケアの方法についてお伝えいたします。
■ 秋のお肌の状態
秋は、高温多湿の夏から感想の厳しい冬への移行の時期です。
この時期のお肌は不安定な状態で、とてもデリケートなんです。
そのままの状態で、お肌にとって過酷な冬に突入してしまうと、
一気に肌トラブルが表面化してしまう事もあるので注意しましょう。
まずは、秋のお肌の状態ついて具体的に見ていきましょう。
【紫外線ダメージ】
夏の間強烈な紫外線を浴びたお肌は、メラニン色素を活発に生成します。
健康なお肌の状態なら紫外線量が少なくなるに連れてメラニンの
生成量も元の状態に戻りますし、ターンオーバーによって排出されます。
しかし、ターンオーバーが乱れているとメラニンが肌内部に残ってしまい、
シミやそばかすなどの原因になるのです。
【乾燥】
秋になるとお肌がカサカサゴワゴワしていると感じる方も多いようです。
それは夏の間にダメージを蓄積して、お肌の保湿機能やバリア機能が
低下している証拠なのです。
【季節の移り変わり】
暑い夏から寒い冬へと変わっていく中で、体がその環境に適応しようと
している時期で、体もお肌も緊張状態になっているので、刺激に反応
しやすいデリケートな状態になっています。
秋はいつも使っている化粧品でも、かぶれやかゆみなどのトラブルを
感じる方もいるようなので、注意しましょう。
【皮脂の減少と空気の乾燥】
気温が下がることで皮脂の分泌量が減少していくので、バリア機能は
さらに低下しお肌が乾燥しやすい状態になります。
また、空気もどんどん乾燥した状態になっていくので、お肌は慢性的な
潤い不足の状態になってしまうのです。
■ 秋のスキンケアのポイント
トラブルを感じやすくデリケートな秋のお肌を、健康な状態に保つために
必要なのは、お肌の保湿機能やバリア機能を高めてあげることです。
お肌の表面で保湿機能やバリア機能を支える「角質層」は、0.02mmほどの
厚さしか無く、何らかの原因でダメージを受けるとその機能が
低下してしまうのです。
そこで大切なのが「不要なものは落として必要な物を補う」ことで
角質層を正常な状態に戻してあげることなのです。
【クレンジング・洗顔】
秋のお肌は刺激に反応しやすいので、お肌に優しいクレンジングや
洗顔を選び 表面に付着しているメイク料やホコリ、雑菌などを
丁寧に落としてあげましょう。
カサカサゴワゴワが気になるからと言って、刺激の強いピーリング剤などを
使用すると、トラブルの原因にもなりますので避けてくださいね。
【化粧水・保湿剤】
洗顔の後には皮脂が少なく健康なお肌の状態でも保湿機能は
一時的に低下します。
まずは化粧水で失われている水分を十分に与えてあげましょう。
手で触れてみてしっとりしていてピタッと密着する感じが目安です。
水分がしっかり満たされていることで、次の保湿剤なども
馴染みやすくなります。
水分を補った後は、必要に応じて美容液で栄養分を補ってあげましょう。
その後、お肌に入れ込んだ保湿剤で閉じ込めてあげましょう。
いかがでしたか?
秋のお肌はとてもデリケートな状態です。
優しくケアしてあげて厳しい冬を迎える準備をしていきましょう。
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)