11月に入り、ますます気温も湿度も低下してきました。
そんな時には、お肌の乾燥ももちろんですが、
唇がカサカサになり皮がむけてひどい時には血が出てしまう…
なんていう方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は唇が荒れてしまう原因についてご紹介します。
■ なぜ唇は荒れやすいの?
唇が荒れてしまう原因として最も多いのは「乾燥」です。
唇には皮脂腺や汗腺がなく、他の皮膚のように汗や皮脂で
自分を守ることができません。
また、角層が薄く天然保湿因子や細胞間脂質が少ないので
潤いを保つのが難しく、すぐに乾燥してしまいます。
■ 唇が荒れる意外な原因
リップクリームや唇用の美容液などで保湿しても
ガサガサが治らない場合には、乾燥以外の原因によって
唇が荒れてしまっている可能性があります。
<唇を舐める>
クセでついつい唇を舐めてしまっていませんか?
唾液で濡れた状態は唇の水分が蒸発しやすく
水分がどんどん奪われていき荒れてしまいます。
<口呼吸>
口呼吸をしていると、その度に唇に風が当たる状態になり
乾燥しやすくなります。
唇の荒れだけでなく風邪の予防など健康にもつながるので、
口呼吸を意識するようにしてくださいね。
<唇の汚れ>
食後に唇が汚れていると、時間とともに刺激になり
唇が荒れる原因になります。
特に辛味や酸味が強いものは注意するようにしましょう。
食事の際の汚れ以外にも、歯磨き粉のすすぎ残しや
メイクが落としきれていないことも唇の荒れに
つながります。
<不規則な食事>
食事が不規則でビタミン類が不足すると、
皮膚の一部である唇から荒れはじめます。
特に皮膚や粘膜を健康に保つ働きのあるビタミンCや
ビタミンB類が不足しないよう、普段の食生活から
心がけるようにしましょう。
<水分不足>
寒い季節は汗をかきにくいし、お手洗いが
近くなるのを嫌って水分を控えるという方もいますよね。
唇は口内の粘膜と続いているので、体内の水分が
不足すると真っ先に乾き始めるのです。
<リップクリームや口紅が合っていない>
新しいリップクリームや口紅を使った後、
荒れが気になる場合には、入っている成分が
あなたの肌に合っていない可能性があります。
いかがでしたか?
デリケートな唇は、乾燥以外の原因でも
荒れを引き起こしてしますのです。
ついついやってしまっていることはありませんでしたか?
来週は乾燥が気になる季節でも潤った唇を保つための
ケアについてお届けしますので、お楽しみに♪
前回は、美容にとってNGな入浴法について
お届けしましたが、今回は普段のお風呂にプラスすることで
美容効果をアップさせることができる入浴法について
ご紹介いたします。
■ 温度で違う入浴効果
<微温浴>
37~39度くらいのぬるめのお湯に20分程度浸かります。
副交感神経を優位にしてリラックス状態を作り、
疲労回復に最適です。
<中温浴>
39~41度くらいのお湯に15分程度浸かります。
体を温めて血行を促し、代謝アップにつながります。
汗によって余分な水分や老廃物も出しやすいので、
むくみの解消にもぴったりです。
<高温浴>
42度くらいの熱めのお湯に10分程度浸かります。
ヒートショックプロテインが作られ、細胞の補修を
行うので、美肌効果が高まりますが、長時間浸かると
体への負担が大きくなるので注意しましょう。
■ +αのお風呂美容
<入浴剤をプラス>
最近では多くの入浴剤が販売されており、
含まれる成分によってその効果も様々です。
保湿効果や発汗を促すもの、リラックス効果のある香りなど、
どんな効果が欲しいのかにあわせて選びましょう。
<マッサージ>
血行が良くなる入浴中はマッサージの効果を
より高めてくれます。
リンパの流れを意識しながら、顔や腕、脚をマッサージして
むくみを解消しましょう。
<リップパック>
たっぷりとリップクリームを塗って、
その上から覆うようにラップをかぶせます。
5~10分後にぬるま湯で洗い流すと、
プルプル感がアップしますよ。
<蒸しタオル>
クレンジングや洗顔で汚れを落とした後に、
熱めのお湯を含ませて絞ったタオルを1~3分程度
顔に当てることで、血行が促進されて老廃物の排出や
代謝アップにつながります。
いかがでしたか?
普段のお風呂も清潔を保つために大切ですが、
ちょっと意識することで美容効果を高めることが
できるので、冷え込む季節はお風呂美容を取り入れて
ポカポカしながらキレイを目指してくださいね。
来週もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪
肌寒く感じる日も多くなりました。
こんな時に気持ちがいいのは温かいお風呂ですよね。
お風呂は美容のために良いと思っている方も
多いかと思いますが、実は、入浴法を間違えると
逆効果になってしまうこともあるんです。
そこで今回は美容のために気をつけたい入浴法に
ついてご紹介いたします。
■ 石鹸で毎日全身洗う
石鹸やボディソープは汚れを落とすために必要なものですが、
毎日全身に使うと乾燥につながることもあります。
皮脂腺が多い胸の上部、わき、背中の上部や
汚れのたまりやすいデリケートゾーン、足の裏などは
毎日石鹸で洗って清潔にすることが必要ですが、
二の腕や脚などは必要な潤いまで洗い流してしまって
カサカサな状態になることもあるので注意しましょう。
■ 長時間湯船に浸かる
長くお風呂に浸かっているとお肌がふやけてきます。
このふやけた状態は肌表面の角層が大量の水分を吸収して
一時的にバリア機能が低下しています。
その状態でさらにお湯に浸かっていると、
お肌自身の保湿成分が流れ出したり必要以上の
皮脂を失ったりすることにつながり、
乾燥肌の原因になります。
■ すぐにスキンケアしない
お風呂上がりはお肌が潤っているように感じますが、
すぐに蒸発してしまい10分程度で入浴前と同じくらいになると
言われています。
なので、ゆっくり体を拭いたり髪を乾かしたりする前に
できるだけ早くスキンケアをしましょう。
また、ドライヤーの高温の風が顔や体に当たることでも
水分は蒸発していきますので、注意しましょう。
■ 入浴中にスマホを見る
せっかくのリラックスタイムである入浴中に
スマホをずっと見ているという方もいるのではないでしょうか。
本来、入浴中には副交感神経が優位になりリラックスした
状態を作り出しますが、スマホを見ることで交感神経が
活発に働き、自律神経が乱れやすくなります。
いかがでしたか?
汚れを落としたり血行を良くしたりお風呂は
美容に良い習慣ですが、少し間違うだけで乾燥や
肌荒れを引き起こしてしまうので気をつけたいですね。
来週は美容効果を高める入浴のポイントについて
ご紹介しますのでお楽しみに♪
先週は「冷え」が美容に与える悪影響についてご紹介しました。
これからの季節、気温が下がるにつれて冷えも加速していく
という方も多くいるでしょう。
そこで今回は、冷えを解消する為のライフスタイルについて
ご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。
■ 冷えを解消するライフスタイル
<体の中から温める>
食べ物や飲み物で体の内側から温めてあげると効果的です。
冷たいものはできるだけ避けるようにし、温かいものや
常温のものを摂るようにしましょう。
にんじん、じゃがいも、ごぼうなどの根菜類や
生姜・唐辛子などの香辛料は体を温めてくれるので
意識して食べるようにするのもオススメです。
<体の外から温める>
最近では薄手で温かい機能性インナーなども増えているので
一枚プラスして体を冷やさないようにしましょう。
また、太い血管が通っている首・手首・足首が露出していると
熱が逃げやすくなるので、マフラーや靴下などで
ガードしてあげてください。
また、オシャレなものも多くなってきた腹巻は、
お腹まわりだけでなく、全身をじんわりと芯から
温めてくれるのでオススメです。
<血行を良くする>
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動で
血行を良くしてあげると熱が隅々まで運ばれていくので
冷えを解消できます。
また、38~40度くらいのお風呂に
15分~20分程度ゆっくり肩まで浸かる全身浴は
体の芯をしっかり温めて血行を良くしてくれるので
お風呂上がりの温かさが長く続きます。
いかがでしたか?
特別なことはしなくても、ちょっとだけ意識するだけで
冷えの予防・改善はできるんです。
しっかり体を温めて寒い季節もポカポカで乗り切り、
イキイキとした美しさを手に入れてくださいね!
来週もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪
これからの季節、空気が乾燥してお肌もカサカサ…
という方が多くなってきます。
それと同じように多くの女性を悩ませるのが「冷え」です。
実は、この「冷え」が美容にも悪影響を与えるって
知っていましたか?
■ 体が冷えると何が起こる?
体内で生命活動を維持するために働く酵素は、
37度前後で最も活発になるので、外気が冷えると
体の中心部を温めようと血液が集中し、
手足などの末端に行き届かなくなり冷えてしまいます。
冷えによって血液の循環が滞ると、全身に様々な
影響が現れます。
<むくみ>
血流の悪化によって内臓の働きが低下することで、
余分な水分や老廃物の排出がスムーズにできなくなり、
むくみが起こります。
<くすみ・顔色が悪い>
正常なターンオーバーのために必要な栄養素や酸素が
十分にお肌に行き届かなくなることで、古い角質がたまり
肌がくすんで見えるようになります。
また、血行が悪いことで顔色も青白く見えるようになります。
<カサカサ・ゴワゴワ>
ターンオーバーが正常に行われないことで、
角質が厚くなっていき、ゴワゴワしたお肌になります。
また、水分や栄養素が十分に行き渡らないことで、
カサカサと乾燥した状態になることも多いです。
<ニキビ>
古い角質がたまったり、乾燥することで皮脂が異常に
分泌されるようになり、ニキビや吹き出物ができてしまう
ことがあります。
いかがでしたか?
手足が冷えると痛くなってしまったり眠れなかったり
とても辛いですよね。
さらに、美容にも悪影響があるなら、すぐに改善したい!
と思う方がほとんどでしょう。
そこで、来週は冷えを予防・改善するライフスタイル
について、お届けしますのでお楽しみに♪