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洗顔を見直しましょう! 春のスキンケア特集(3)

2001年4月6日

4月のはじめですし、学校は4月から始まりますので(あまり関係ないです
が・・・)、スキンケアの基本に戻ってみましょう。

毎日のスキンケアの積み重ねがみずみずしいぴちぴち素肌につながっていま
すが、やはりスキンケアの基本は洗顔です。

自宅にいるときも夜早めに洗顔し、外出から帰宅したときもほこりや排気ガス、
花粉などで汚れたお肌をすっきり、しっとり洗い上げましょう。

洗顔料は弱アルカリ性の純石鹸または純石鹸主成分のものがいいですよ。

最近よくある「洗顔しても、お肌すべすべ」といった弱酸性の洗顔料は、なん
となくお肌にやさしい気がして、ついつい買ってしまうという方も多いのでは
ないでしょうか?

お肌は弱酸性だからといって弱酸性のものを使う必要はありませんよ。
皮膚にはホメオスタシスといって、常に一定の状態の保とうとする特質があっ
て、わざわざ弱酸性のものを使わなくても皮膚自身の力で自然に弱酸性に戻る
ようになっています。

逆に、アミノ酸系の弱酸性の洗顔料などを長期間お使いですとお肌を弱酸性に
戻す生理機能がだんだん衰え、お肌の老化を促進することになりかねません。

また、弱酸性洗顔料はお肌がつるつるになったような感じがしますが、これは
洗浄力が弱く汚れが十分に落ち切れていなかったり、洗顔料自体がお肌に残っ
ている場合があり、ニキビやくすみなどの原因になりかねません。

表面上、しっとり感やすべすべ感を出すことは、現在の技術ではとても簡単な
ことですよ。消費者もだまされないように選択の目を養うことが必要ですね。

洗顔料については、弱酸性のものがいいというのは欧米での考え方です。
日本の水ではアルカリ性のものが泡立ちがよく、汚れおちもいいですよ。
洗顔料については下記のURLをのぞいてみて下さい。
こちら→ https://md-primaryinc.sakura.ne.jp/primaryinc.co.jp/book/04-10.html

また、洗顔方法にも注意が必要です。洗顔料よりも大切かもしれません。

洗顔の仕方で大切なのは、とにかくやさしく洗い、お肌に余計な負担をかけす
ぎないということです。

洗顔の際のポイントをいくつかご紹介いたします。

(1)洗顔料をたっぷりじゅうぶん泡だて、その泡で包み込むようにして、
   なで洗いしましょう。お肌をゴシゴシこするのは禁物です。
   やさしく洗っているつもりが意外とお肌をこすっていることが多い
   ですよ。桃をさわるようにやさしくやさしく洗いましょう。

(2)洗いにくいところは中指を使って、泡をくるくる転がすように洗い
   ましょう。指先でお肌や気になる部分に刺激を与えないように泡を
   転がしていくと目に見えない毛穴の汚れまでよくとかして落とせますよ。

(3)すすぎは流水でたっぷり行いましょう。
   もう充分と思ってももう1回の感覚で充分すすぎましょう。
   このときもこすらないように、じゅうぶん20回以上、はえぎわ、
   小鼻など洗顔料を残さないようにしっかり流しましょう。

もちろん、洗顔では人肌程度のぬるま湯を使うとお肌に負担が少なくていいで
すよね。

さらに、洗顔後お肌の水気を取るときはタオルを押しあてるようにして取り、
絶対にこすらないようにしましょう。このときにこすっている方も多いのでは?

そして、すぐにローションで水分をたっぷり補給して、エッセンスでしっかり
保湿しておきましょう。美容液を使えば、オイルの入った乳液やクリームを
使う必要はありませんよ。

何事も基本が肝心ですよね。春のお肌は、特にデリケート。だからこそ、
基本に戻ってやさしいスキンケアを習慣づけ、お肌の環境を整えましょう。

春のニキビ対策はこれです! 春のスキンケア特集(2)

2001年3月30日

先週のマガジンで、春は気温の急激な変化や生活リズムの変化によってホルモ
ンバランスが乱れがちで、これもシミの原因となり得ることをお伝えいたしま
したが、さらに、ホルモンバランスはニキビとも密接な関係があります。

というのは、黄体ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあるのです!

黄体ホルモンが増える時期である黄体期(生理前2週間)にはお肌がアブラっ
ぽくなり、汚れを吸着しやすくなります。

春は風にのってほこりやチリが舞い、べたつく皮脂に汚れが混じって毛穴をふ
さいでしまいます。そこに雑菌がつきニキビの原因になってしまうこともあり、
この時期ニキビや吹き出物といったトラブルがでやすいのです。

生理前だけでなく、生理中も精神的に不安定となりニキビなどのトラブルに
つながる方も多いですよ。

春、ニキビや肌荒れ、吹き出物で悩んでいる方は意外と多いですよ。
スキンケアでは特に洗顔料でいつもより丁寧に洗顔し、お肌を清潔に保つこと
が大切です。

ただ、お肌がアブラっぽいからといって洗浄力の強い洗顔料を使って皮脂を取
りすぎてしまうと、油分と水分のバランスが崩れていまいます。
過乾燥状態になったり、脂っぽくなったりして、皮脂膜の状態がよくないとト
ラブルにつながってしまいます。

洗顔料としては純石鹸または純石鹸主成分の弱アルカリのものがおすすめです。
また、洗顔方法にも注意が必要です。

お肌は日頃から、気温の変化や空気の乾燥、ほこり、雑菌、紫外線など様々な
刺激にさらされています。お肌はこれらの刺激から自分を守るためにバリア機
能である皮脂膜を自らつくっているくらいですから、お肌は負担をかけないよ
うにすることが基本です。

洗顔料や洗顔法についてはまた、来週くわしく特集いたしますね。

もちろん洗顔後はローションで水分を与え、エッセンスで保湿して油分と水分
のバランスを調整し、お肌の環境を整えましょう!

また、ニキビはスキンケア以外にもいろいろな原因が絡み合ってできます。
ニキビや吹き出物でお悩みの方だけでなく、この時期もう一度、生活面につい
て次のことをチェックしてみて下さい。

(1)便秘気味。
(2)睡眠不足。不規則な生活。
(3)風邪気味。体調がよくない。花粉症など。
(4)仕事や環境の変化によりストレスがたまっている。
(5)刺激物やチョコレートやピーナッツをよく食べる。
(6)ホルモンバランスの欠如、生理不順。
(7)食事のバランスや食生活がよくない。

該当するものはありませんでしたか?1つでも該当するものがあれば、
なるべく改善するようにしましょう。

これら以外にも、いろいろなニキビの要因があり、これらが複雑に絡み合って
原因になっています。このような生活面での改善なしにニキビや吹き出物に悩
んでいるなんて無意味です。これらにも注意して健康で正常な状態を根本的に
取り戻すことがスキンケアなのですよ。

お肌はこのようなダメージに負けないように環境に適応しようとがんばります。
美しい健康なお肌を保つためにも生活面に注意してお肌の負担を軽くして丁寧
なスキンケアでお肌の環境を整えましょう!

春のシミ対策はこれです! 春のスキンエア特集(1)

2001年3月23日

さて、今週から春のスキンケア特集として、悩み多き春のスキンケアについて
お伝えしていきたいと思います。

先々週、先週と紫外線についてお伝えいたしましたが、紫外線の気になるこの
季節、シミについてのご質問がたくさん寄せられています。

春の暖かい日ざしの下で、ふと顔を見ると、新しいシミやソバカスが・・・
こんなことに気づくことはありませんか?ということで初回は“シミ”につい
てです。

まず、シミの原因についておさらいしましょう。
そもそもシミというのは、表皮の一番下の「基底層」にあるメラニン色素を、
作り出す「メラノサイト」という細胞が、活性化したまま元に戻らなくなった
状態です。

通常は、メラノサイトで作られたメラニンは周囲の細胞に渡され肌の生まれ変
わるサイクル(ターンオーバー)にしたがって自然に皮膚表面からはがれ落ち
てなくなります。

ところが、正常であったメラノサイトが、紫外線や外部からの刺激、ホルモン
バランスの異常などの影響によってリズムを崩すとメラニンを必要以上に作り
続けるようになってしまい、皮膚の深いところに、残ったままになるとシミに
なるのです。

さらに、このメラノサイトの一番多いところは、なんと悲しいことにお顔なの
です!つまり言い換えますと、お顔はシミができやすいところなのです!

この時期一番気になり、シミの大きな原因と考えられるのは紫外線によるもの
です。これは、先週お伝えいたしましたが、この時期に紫外線対策を怠けると、
なかなかもとのお肌に戻りにくい場合がありますのでご注意を!

また、春は気温の急激な変化や生活リズムの変化によって、ホルモンバランス
が乱れがちですよね。

冬の間に体のいろいろな機能が低下しているとそれを活性化させるためにホル
モンの分泌量が増え、メラニンを生成させるホルモンも同時に必要量を超えて
分泌されます。そのため、お肌の状態とは関係なしにメラニンの生成が活性化
してシミに結びついてしまうのです。

そこで、レーザー治療はいいのですか?などの質問が多く寄せられていますが、
レーザーでシミをとっても、その後の発生を押さえたり、根本的な改善を行う
には、別の処置が必要なようです。

つけ加えると、レーザーなどでいくらシミだけを取っても、お肌の表面を健康
で正常な状態に戻さないとシミは再発してしまうということです。

シミを改善するには根本的にお肌の健康で正常な状態を取りもどすことが大切
です。シミだけでなく、どんな肌トラブルも改善するためにはお肌の環境を整
えていくことが必要になります。

また、シミは肌荒れなどでお肌が健康でなかったり、老化が進んで抵抗力が弱
くなっているとできやすくなります。

さらに、シミはニキビなどのトラブル同様、普段のお手入れが正しくないと、
お肌が敏感になっているぶん治りは遅くなってしまいます。

そう考えると、やっぱり、UVカット化粧品などなしですっぴんのまま外出する
というのはお肌によくないですし、毎日のケアは怠れないですよね。シミが出
てからあわてるよりも、シミが出ないような努力をできるだけすることが大切
だということですね。

外出するときは最低でも基礎化粧してUVカット化粧品をつけてファンデくらい
はしないと、今は大丈夫でも、あとあとシミが浮き出てきますよ。また、毎日
のケアもなるべくお肌に負担をかけないようにして水分のたっぷり補給としっ
かり保湿でケアしましょう。もちろん、酸化しないオイルの含まない化粧品が
いいですよね。

お肌の環境を整え、お肌の表面をイキイキ健康な状態に保ち、紫外線対策等も
考慮して、シミなどのトラブルに負けないお肌づくりをする!

そういう意味でも、毎日の丁寧なシンプルケアをコツコツ積み重ねていきま
しょう!

紫外線対策(そのニ)「ちょっとそこまで」のうまい紫外線防止法!

2001年3月16日

暖かくなって、外に出るのが気持ちよくなる季節ですが、外にはお肌に刺激と
なるものがいっぱいですよね。

中でも紫外線のパワーは恐るべきもので、ちょっとコンビニまで、ちょっとベ
ランダで洗濯物干しなど、ちょっとそこまでというときにでさえ、結構な紫外
線を浴びていますよ。

ご存知かと思いますが、「母子手帳」からも“赤ちゃんを日光浴させよう”と
いう文章が3年ほど前から消えています。

理由は、紫外線を浴びることでDNAが傷つくからということらしいのですが、
夏の昼間に5分間ほど直射日光を浴びた紫外線の量は、人の細胞1個のDNAに
約10万個の傷を負わせる量に相当するといわれています。
DNAつまり遺伝子にも多大な影響を与えているのです。

つまり、紫外線をたくさん浴びた肌はそのときはただこんがりと健康的に色づ
くだけですが、細胞レベルでは遺伝子が少しずつ破壊されているのです。

また、目に見えないところで、シミ、シワ、ソバカスがつくられ始めています。
オゾン層破壊がますます進んでいる今、紫外線の害は深刻です。

怖いのはそれが肌にすぐに出てくるのではなく、あとからお肌にでてくるとい
うことです。年をとるほど紫外線の害が蓄積されるので注意が必要です。
紫外線の強い時期には、無防備に強い日差しに肌をさらすのはやめましょう。

では、自宅にいるときや「ちょっとそこまで」という場合、うまく紫外線対策
をするにはどのようにしたらいいのでしょう?

ポイントはソフトメークとスキンケアです!

ガラス越しでも紫外線を浴びています。自宅にいるときも日中はノーメークで
過ごさずに、うっすらとファンデーションかUVケアのクリームを塗ることをお
すすめします。

紫外線が怖いからといってしっかりファンデをつけると反対にお肌に負担がか
かってしまっているという場合もありますよ。

そして、朝晩ていねいにスキンケアをすることが大事ですよね。
もちろん、化粧品は無添加のお肌に負担をかけないものをご利用くださいね。

この時期、見た目で日に焼けたとは思えなくても、遺伝子がきっちり破壊され
はじめている怖い現実をお忘れなく!

ちょっとそこまでというときには帽子がおすすめです。
帽子くらいで紫外線が防げるの?と思っていらっしゃる方がいるかもしれませ
んが、実際に帽子でじゅうぶん紫外線を防げるようです。

ただ、つばが最低5cmほどは必要でシミなどの気になる頬骨の下まで陰をつ
くることができます。しかし、横からの光に対しては弱いので日差しの強いと
きは、つばの広いものをかぶるようにしたり、日傘をご利用いただくほうがい
いかもしれません。

長袖の衣服やジーパンなどで腕や足にも気を使って紫外線を遮断する工夫が大
切ですよね。

また、紫外線によって体内に発生する活性酸素の働きを抑える抗酸化食品をと
ることもいいですよ。緑黄色野菜、かんきつ類、大豆などがいいそうです。

今日からのスタートでも生涯で浴びる紫外線の量をなるべく少なくしていくこ
とでお肌の老化を遅らせることはできるのです。30代で、肌年齢が10歳も
差があるというデータもありますよ。

春からのソフトメークといつもの丁寧なスキンケアを。そこから美しいイキイ
キ素肌つくりが始まります。

ところで、考えてみるとぞっとしませんか?
自分の子供に「家でゲームばかりしてないで外で遊びなさい!」とは言えない
時代になっているのですよ。

紫外線対策(その一)紫外線対策はいつごろからしたほうがいいの?!

2001年3月9日

先週、春のトラブルの大きな原因は紫外線や温度差の変化によるダメージとい
うことをお伝えいたしましたが、最近、天気がいい日は紫外線が気になりませ
んか?

春になると紫外線が強くなってくるということは皆さんご存知だと思いますが、
いつ頃、紫外線の強さがピークになるかご存知でしょうか?

“紫外線の強さのピークは5月07月です!”

「うそでしょ0」という声が聞こえてきそうですね。(^^)
でも、実際に全国平均では1年で一番紫外線が強いのは6月なのです。

では、今時期の紫外線の強さはどうでしょう?
全国平均で見ると、なんと3月の晴れた日の紫外線の強さは9月と同じくらい
強いのですよ。それだけでなく・・・

“3月の1ヶ月に降り注ぐ紫外線の量は9月より多いです!”

ご存知でない方が多いですが、3月のはじめにはもう紫外線対策ははじめた方
がいいのです!!

紫外線はシミやそばかすの原因になりますよね。
紫外線を浴びると、皮膚の中のメラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)が
活発に活動してたくさんのメラニン色素をつくります。

この色素によって体を紫外線から守ろうとしているのですが、たくさんつくり
すぎたメラニン色素は表皮の基底層というところに取り残されシミやそばかす
になってしまいます。

その上、紫外線はお肌のハリを保つコラーゲンをも壊します。
するとどうなるのでしょう?そうです。小じわ、たるみが出るのですー!

さらに、紫外線には2種類、UVAとUVBとがあります。

UVAは生活紫外線とよばれ、ガラスなどを通り抜け、部屋の中にもとどきます。
この紫外線はお肌の奥までとどき、細胞の代謝異常をおこしてしまい、しわや
たるみなどのお肌の老化を促進します。家の中にいても紫外線には気をつけな
いといけませんね。

また、皮膚の表面を黒くするのはUVBのによる影響で、レジャー紫外線とよばれ、
シミ、ソバカス、くすみを引きおこし、皮膚ガンの原因になることもあります。
もちろん、イキイキ素肌マガジンをご購読される皆さんは、海水浴などで日焼け
することはないと思いますが、外にいる時間の長い方は要注意ですね。

さらに、1日のうちでは午前11時くらいが強さのピークで、午前10時から
午後2時までは1日のほぼ半分の紫外線が降り注がれます。
この時間帯はできるだけ外出しないようにすることが賢明ですね。

このように紫外線はお肌の老化の一番の原因です。日常生活のいろいろな場面
で紫外線に気をつけなければなりませんね。
早めにしっかり紫外線対策をして、お肌の老化を防ぎましょう!

最後に、どんなUVカット用品でも効果が持続するのは2時間くらいが限度だ
ということをお忘れなく・・・

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