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春のスキンケア!季節の変わり目にも負けない健康な素肌づくりを!

2001年3月2日

だんだんと陽ざしが強く感じられてきましたね。待ちに待った春到来です!
うれしい春ですが、吹き出物がでている方いらっしゃいませんか?
この季節の変わり目に肌荒れや吹き出物で悩んでいる人が、意外と多いですよ。

春は秋から冬にかけての疲れががどっとでる季節ですね。基本に戻り、スキン
ケアの再確認をしましょう!

その前に、まず、なぜ春はトラブルが出やすいのでしょう?
大きな原因は紫外線や温度差の変化によるダメージです。
具体的には、次をご覧ください。

(1)気温の急激な変化をくり返すためにお肌がストレスを受け、抵抗力が
   低下し、新陳代謝が乱れトラブルがでやすくなります。

(2)気温の上昇とともに皮脂の分泌が活発になり、お肌は脂っぽくニキビ・
   吹き出物が出やすくなります。

(3)風が強くホコリっぽく、汚れがつきやすくなります。

(4)花粉やホルモンバランスのくずれにより、お肌が敏感になりアレルギー
   や肌あれなどのトラブルが起こりやすくなります。

(5)日ごとに強くなる紫外線によってダメージを受けます。

それに加えて、春は入学・就職など生活環境の変化も多く、ストレスがたまり
がちですよね。

このようなダメージに対抗すべく、お肌も準備をはじめ環境に適応しようと
がんばります。身体も春になるとはじめに体内の浄化をしようとします。
そこで、そのはたらきを助けるための春のお手入れポイントです!

そのキーワードは“抵抗力を高める”ことです。

紫外線を避け、汚れを取り除き、お肌のバランスを整えるように、次のことに
注意しましょう!

(1)汚れを残さないようにしましょう。
皮脂の分泌が活発な所には、汚れがつきやすく、雑菌は繁殖してニキビの原因
にもなります。皮膚を清潔に保つことはスキンケアの基本ですが、脱脂力の強
い洗顔料や汚れの落ちにくい弱酸性の洗顔料はやめましょう。

純石鹸主成分の弱アルカリ性の洗顔料をたっぷり泡立て、こすらないようにそ
の泡でやさしくなで洗いして汚れを取り除きましょう。脂が多くなるTゾーンを
はじめに洗い、ダブル洗顔するといいですよ。

(2)水分をたっぷり補い、さまざまな外的刺激からお肌を守りましょう。
ローションでたっぷり水分を補い美容液でお肌の潤いを保ちながら、硬くなっ
た角質を柔らかくし、くすみのないお肌づくりをしましょう。

(3)日中のストレスをお肌にため込まないようにしましょう。
日中はファンデーションでお肌を保護しながら、夜はしっかりお肌のフォロー
をしてお肌のストレスを取り除き、不安定なお肌を正常に整えましょう。

(4)春眠暁を覚えず(いい睡眠をとりましょう)
肝臓は、お肌のコラーゲン(蛋白質の一種)やエラスチン(弾力繊維)を合成
し、弾力を与え、水分や脂分を上手に調整します。

肝臓は午前1時から3時に活動し、午後10時から午前2時の間は成長ホルモンが
活発に働き、お肌を整えます。この時間に起きているのも内臓に負担になって、
お肌にとってよくありません。

ですので、なるべくこの時間帯は寝ていた方がいいのですが、なかなかそうも
行きませんよね。最低でも12時までには就寝するようにしましょう。

このようにお肌の健康状態をチェックしながら、適切なお手入れを行うことが
お肌の抵抗力を高め、健康なイキイキ素肌を保つために大切ですよ。

また、春はおしゃれの季節でもありますよね。おしゃれをして心もリフレッシュ
しましょう!

次回はこれから気になる紫外線についてお伝えいたします。

美容液と肌(そのニ)美容液(エッセンス)の使用法まちがってませんか?

2001年2月23日

前回のマガジンで美容液の最大の目的は保湿ということをお伝えいたしました。

私たちのお肌がしっとりうるおいを保っているのは、お肌がしっかり水分を
保っているからですが、お肌には本来、必要な水分を自分で保とうとする力
があります。

皮ふ表面の表皮の内部にはNMF(ナチュラルモイスチュアライジングファク
ター)と呼ばれる天然保湿成分や、セラミドと呼ばれる細胞間脂質などが存在
し、皮膚表面の水分を保持する役目を果たしています。

さらに皮脂膜というお肌がつくる自然のベールがあります。これは、汗と皮脂
が自然に混ざりあってできたもので、NMFやセラミドなどと相乗効果を発揮
し、お肌をしっとりと保ちます。

ただ、これらのはたらきは、環境の変化で乱れたり年齢とともに弱まりますの
で、美溶液でより保湿力を高め、みずみずしさを保たせるのです。

以上については前回お伝えしたとおりですが、美容液にはもう1つ大切な目的
があります。何でしょう?

それは、“化粧のノリ”をよくすることです。
美容液はお肌をっしっとりさせ、化粧のノリをよくします。

お肌をしっとりさせるには必ずしもオイルは必要ではありません。
ノンオイルの美容液はお肌に負担が少なく、お肌をしっとりさせて化粧のノリ
がよくなります。

特に、Tゾーンはだれもが脂っこいと思いますが、化粧下地としてノンオイル
の美容液を使うとTゾーンの化粧崩れが少なくなりますよ。

残念ですが、化粧下地には専用の下地クリームがいいと思い込んでいる方が
まだかなりいらっしゃるようです。

お肌にいろんなことをするとかえって負担です。
お肌にとってスキンケアはできるだけシンプルであることが基本です。
美容液はその点、シンプルで2つの大きな目的があってうまく活用するといい
ですね。

また、下地クリームだけでなく、「いろんな効果のある美容液を使って、乳液
やクリームもつけてお肌の老化を防いでます。」といって、せっせと必要でな
い化粧品をつけている方がいらっしゃいますよね。

必要とするものを与えないのはよくないですが、必要としないものまでお肌に
与えるとかえってお肌に負担となるだけです。逆に老化を早めてしまう結果に
なりますよ。

たとえば、化粧水と美容液だけでお肌の環境がじゅうぶん整っているのに、
その上に、別の美容液や乳液、クリームを与えると、油分が多くなり、ニキビ
などトラブルにつながり、その結果お肌が敏感になり老化が早まります。

このように、老化を恐れて何年後かのことを気にして必要でないものまでお肌
に与えると、トラブルが起こり老化が早まることがあっても老化を遅らせるこ
とはありません。

何も難しいことをした方がいいといっているのではありません。
単純に、今足りないものを今おぎなうというシンプルケアをすることが結果的
にお肌の老化防止になっているのです。

何年後かのことを気にして、必要でないものをつけるのはやめましょう。
お肌にとって大切なのは今なのです!今足りないものを今おぎないましょう!

知らず知らずのうちにお肌にとってよくない環境作りをしているという方がな
いように・・・

美容液と素肌(その一)美容液(エッセンス)の使用法まちがってませんか?

2001年2月16日

最近はいろんなタイプの美容液がありますよね。それだけに使い方を誤ってい
る方が多いのは残念ですね。

今回は美容液を正しく使うためのヒントをお伝えしましょう。

突然ですが、質問です。美容液(エッセンス)をつける目的は何でしょう?

美容液の目的はいろいろ言われていますが、なんといっても最大の目的は保湿
ですよね。お肌の乾燥はお肌の老化の3大原因の1つです。その乾燥を防ぐた
めの手段として保湿があります。

保湿がうまくいっていれば、角質の水分が保たれ、お肌がみずみずしい状態に
なり、外的刺激からもお肌が守られます。保湿はお肌にとっても大切なものです。

角質の水分保有力は、環境の変化で乱れたり年齢とともに弱まりますので、
しっかり美溶液でみずみずしさを保たせましょう。

ところで、保湿成分は美容液に限らず、化粧水などにも入っていますよね。
しかし、保湿成分の濃度や保湿力が高いのは美容液(エッセンス)です。

また、保湿成分にもいろいろありますよね。
みなさんよくご存知のコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなどいろいろあ
ります。ただ、これらはすべて保湿成分です。

何種類も違う美容液を使う必要はありませんよ。
目的は同じなのですから、美容液は1つでじゅうぶんです。

さらに、いま挙げた保湿成分はどれもオイルではありません。美容液によって
はこれらの保湿成分にオイルを入れているものもありますがオイルの含まれた
スキンケア化粧品はおすすめできません。

スキンケア化粧品はオイルが入っていないからこそ、安心して使えますし、
オイルが入っていると、それだけお肌に負担になり肌荒れを招いたり、老化を
早めかねません。

もし、美容液をつけてもドライなところがある方は、そこだけ美容液を重ねぬ
りするか、もう一段上の保湿液をぬればいいのです。

はじめからオイルの含まれたものをつけると、Tゾーンがオイリーになり、化粧
も崩れやすくなるのは当たり前です。

また、同じ美容液でもさっぱりタイプとかしっとりタイプなど種類がわけられ
ているものもありますが、季節やその日の状態、お肌のその日の状態など自分
で調節するのがベストの方法だと思いますよ。

しっとり感や保湿感を出すことは、現在の技術ではとても簡単なことです。
1回試しにつけたその場の感覚やキャッチフレーズや宣伝広告だけで決めては
いけません。

美容液を購入する際は、事前に保湿成分にオイルが入っていないか、表示指定
成分がはいっていないかなどを必ず調べてください。

基礎化粧品はお肌にダイレクトにつけるものです。
お肌自体を健康にすることまでも視野に入れた、トータルのケアでないとべた
べたつけるだけでは意味がありません。

あなたがいつも買う化粧品やさんでは、そのあたりまで十分考えてカウンセリ
ングし、商品を勧め、アフターフォローしてくれていますか?

そのあたりを十分考えた上で、選びケアしていかないと、トラブルが起こって
後で苦しむのは自分ですよ。

美容液にはもうひとつ大きな目的があります。
これについては次回お伝えいたしますね。

冬の乾燥、主婦湿疹(手湿疹)も乾燥のせい?

2001年2月9日

立春が過ぎ、春というのは名ばかりの寒さが続いていますね。今年は雪がすご
いですが、それに加えて、水が冷たくて、これは耐えられませんよね。

どうしても水仕事の多い主婦にとっては、いや0な季節ですね。

あかぎれやしもやけについてマガジンで以前ご紹介いたしましたが、
「主婦湿疹の対処法について教えてほしい」、「どうしても水を扱って手荒れ
が治りにくいので対処法を・・・」などのご質問がありました。

手の美しさは小説などでも美しさの表現に使われますし、女性にとって手がキ
レイというのは憧れですよね。ここにトラブルが生じると、しなやかさを失っ
て、かさかさしてしまって、顔のお肌の美しさが台無しになってしまいます。

そこで、今回は主婦湿疹(手湿疹)についてご紹介いたしますね。

まず、主婦湿疹とは何でしょう?
読んで字のごとく、主婦に見られる手の湿疹を一般的に主婦湿疹とよばれてい
て、皮膚が乾燥する程度のものから、赤いぶつぶつができたり、水ぶくれがで
きてかゆみが強いものまであるようです。

また、水仕事などを中止できないため治りづらく、アレルギーがある方は主婦
湿疹を生じやすいと言われています。

きっかけとしては洗剤による皮脂のとりすぎや化学的刺激、布をしぼったり皿
洗いなどの物理的刺激などが考えられますが、原因が1つでないことが多く、
また特定することは通常難しいようです。

さらに、手のひらは皮脂を分泌する皮脂線がないので、他の皮膚に比べて乾燥
しやすく、また治療に用いられる外用薬は、あくまでも症状を抑える治療に過
ぎないようです。

最も大切なのは、主婦湿疹を起こす原因となる水仕事などを改善することです!
いくら治療をしても、生活環境の改善がなければ絶対に主婦湿疹はよくなりま
せん。日常生活の工夫が必要です。

予防や対策としてよくいわれているのは、

1.手袋をして手を保護する。
2.洗剤を薄めてつけおき洗いをする。
3.冷たい外気に肌をさらさない。

などです。

特に洗剤にはテレビCMでよくあるように植物性など自然をイメージした商品
が多いですが、ほとんどのものが鉱物系の界面活性剤を使用して汚れを取るよ
うになっています。

ところで、合成洗剤が第一次世界大戦のときにドイツで戦車を洗うために開発
されたものだということをご存知でしょうか?

そのようなものを手で触れるわけですから、皮脂もとれて刺激からお肌を守れ
ないのも無理ないですよね。

主婦の方はどうしても素手で洗剤を扱うときがあると思いますが、そのときは
原液ではなくて薄めた洗剤を使いましょう!

また、洗剤自体、鉱物系の界面活性剤など使っていないものに変えることもい
いですよね。さらにシャンプーやそれに含まれる表示指定成分などの刺激も主
婦湿疹をひどくする原因のひとつですので注意しましょう。

手袋についてはゴムにかぶれることもあって、最初に薄い木綿の手袋を着用し
たほうがいいようです。紙にさわったり衣類や寝具などにさわるだけでこすれ
たり乾燥したりしますので家事の際は手袋を離さないようにするといいですよ。

夜中にかゆくなって無意識のうちに掻いて悪化させているケースもありますの
で、寝るときも綿の手袋をしましょう。

食器洗い機もいいですよ。でも、油っこいものはやっぱり洗わないといけなく
なりますが。。。

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