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キメ(きめ)を整える!

2004年4月9日

キメが細かければ細かいほど、お肌は美しく見えることは、みなさん ご存知だと思います。

 

キメが細かく整っていて、ひとつひとつがふっくらと、みずみずしければ それが光をほどよく反射し、反射された光が“ツヤ”となります。

 

その“ツヤ”は油分のテカテカした光ではなく、お肌の奥底から放っている ようなやさしい輝き、いわゆるパールの輝きです。

 

まさしく、細かなキメはつややかな肌を演出するのです。

 

逆にキメが粗いと“ツヤ”も“ハリ”もない、見た目にどんよりとしたお肌に なってしまします。

 

しかし、お肌のキメは生まれつきのもので、スキンケアで根本から完全に 細かくすることはできません。

 

ではなぜ、スキンケア化粧品の宣伝文句に“肌のキメを整えます”と 謳っているのでしょうか?

 

それは、キメの粗いお肌もお手入れ次第で、キメを整えたり、そろえる ことは可能だからです!

すなわち、ケア次第でできるだけキメの粗さを 目立たなくすることができからなのです。

 

さらに、生まれつきキメ細かいお肌をもっていても、間違ったケアやケア 自体を怠っていると、見た目に美しいお肌を保てません。

 

つまり、

 親に与えられた先天的なキメをより細かく見せる見せないも自分 次第、スキンケア次第というなのです。

 

ここで、キメとはいったい何なのか、何がキメを決定するのでしょうか?

 

まず、「皮溝」そして「皮丘」をご存知でしょうか?

 

お肌の一番外側の層である表皮には細かい線が縦横無尽に走っています。 これを皮溝と読んでいますが、皮溝は指紋のようなもので、この溝が身体の 皮膚全体にあります。

 

そして、この皮溝と皮溝に囲まれた間の表皮が少し盛り上がっている 部分が皮丘と呼ばれています。

 

この皮溝と皮丘がキメを決定しているのですが、キメの細かいお肌は 皮溝が細かく規則正しく走っていて、皮丘も細かく整っています。

 

そして、もう一つキメの細かさを決定する要素があります。 それは“毛穴の大きさ”です。

 

もちろん毛穴が小さいほど、キメも細かくなるわけですが、オイリースキンの 方は皮脂分泌が活発なために毛穴が比較的大きめに開いているわけ ですから、結果的にキメの粗いお肌といわざるを得ません。

 

さらに、お肌のキメは年齢が高くなるにつれ少しずつ粗くなってきます。 様々な要因により、皮溝が深く不規則な状態になり、お肌の弾力が失わ れると皮丘もハリがなくなり、小じわが目立ち、毛穴も開いた状態になって いきます。

 

特に鼻から頬にかけて、キメの乱れが目立っている方は要注意。 この変化はお肌の老化現象ともいえますよ。

シミを薄くするスキンケア!

2004年4月2日

先週お伝えしましたとおり、春は紫外線量が急激に増加し、気温の急激
な変化や生活リズムの変化によって、ホルモンバランスが乱れがちです。

すると、今まで潜在的にあったシミが表面に出現します!

ご存知かとは思いますが、一度日焼してしまうとその後年月が過ぎても
少量の紫外線を浴びるだけでシミやシワなどのトラブルにつながる可能
性があることがわかっています。

そしてそのシミをすぐに取りたいということで、レーザー治療はいいので
すか?などの質問が多く寄せられています。

しかし、レーザーでシミをとっても、その後の発生を押さえたり、根本的な
改善を行うには、別の処置が必要なようです。

つけ加えると、レーザーなどでいくらシミだけを取っても、お肌の表面を
健康で正常な状態に戻さないとシミは再発してしまうということです。

シミを改善するには根本的にお肌の健康で正常な状態を取りもどすことが
大切です。年齢とともに新陳代謝が低下します。その代謝を活性化し、
お肌の機能を最大限に発揮させることが必要なのです。

シミだけでなく、どんな肌トラブルも改善するためにはお肌の環境を整えて
いくことが必要になります。

また、シミは肌荒れなどでお肌が健康でなかったり、老化が進んで抵抗
力が弱くなっているとできやすくなります。

さらに、シミはニキビなどのトラブル同様、普段のお手入れが正しくないと、
お肌が敏感になっているぶん治りは遅くなってしまいます。

そう考えると、やっぱり、UVカット化粧品などなしですっぴんのまま外出
するというのはお肌によくないですし、毎日のケアは怠れないですよね。

シミが出てからあわてるよりも、シミが出ないような努力をできるだけする
ことが大切ですね。

外出するときは最低でも基礎化粧してUVカット化粧品をつけてファンデー
ションくらいはしないと、今は大丈夫でも、あとあとシミが浮き出てきますよ。

また、毎日のケアもなるべくお肌に負担をかけないようにして水分のたっ
ぷり補給としっかり保湿でケアしましょう。もちろん、過酸化脂質化して
シミの原因になりやすいオイルやお肌に負担の大きい成分などを含ま
ないお肌にやさしい化粧品がいいですよね。

お肌の環境を整え、お肌の表面をイキイキ健康な状態に保ち、紫外線
対策等も考慮して、シミなどのトラブルに負けないお肌づくりをする!

そういう意味でも、毎日の丁寧なシンプルケアをコツコツ積み重ねていき
ましょう!

シミをつくらないために?

2004年3月26日

春の暖かい日ざしの下で、ふと顔を見ると、新しいシミやソバカスが・・・
こんなことに気づくことはありませんか?悩み多き春のスキンケア。。。

3週に渡って紫外線についてお伝えいたしましたが、紫外線の気になる
この季節、シミについてのご質問がたくさん寄せられています。

ここで、シミの原因についておさらいしてみましょう。

シミが気になる方は「メラニン」という言葉を聞いたことがあると思います。
シミの原因になると悪名の高いメラニンですが、肌の色を決定するほか、
紫外線を浴びたときに有害な紫外線ができるだけ真皮の奥の方まで
入り込まないようにお肌を防御する大切な役割を担っています。

通常、日差しを浴びると表皮の一番下の基底層にあるメラノサイトが
メラニンを作り出し、お肌を紫外線からガードします。

そのメラニンは新陳代謝とともに自然に皮膚表面からはがれ落ちて
なくなります。

同じように紫外線を浴びても、真っ黒になる人もいれば、真っ赤になって
ひいていく人もいますが、これはメラノサイトの機能の違いによるものです。
メラノサイトの数はほとんど変わらないそうです。

このようなメラノサイトの機能の違いや大量の紫外線を浴びることにより、
基底細胞に影響を及ぼしたり、新陳代謝が鈍ったり、メラノサイトが活性化
したまま元に戻らなくなったりして、大量に作り出されたメラニンが色素と
して沈着しできたものがシミなのです。

シミといえば紫外線ですが、春はホルモンの関係も無視できません。

冬の間に体のいろいろな機能が低下しているとそれを活性化させるために
ホルモンの分泌量が増え、メラニンを生成させるホルモンも同時に必要量を
超えて分泌されます。

そのため、お肌の状態とは関係なしにメラニンの生成が活性化してシミに
結びついてしまうのです。

特にシミのできやすい時期は黄体期と呼ばれる、排卵が終わって、次の
生理が始まるまでの2週間です。この時期は特に紫外線や外的刺激に
注意を払いましょう。

ただ、この時期最も気になり、シミの大きな原因と考えられるのは紫外線に
よるものです。この時期に紫外線対策を怠けると、なかなかもとのお肌に
戻りにくい場合がありますのでご注意を!

このメラニンを作るメラノサイトの一番多いところは、なんと悲しいことに
お顔なのです!
つまり言い換えますと、お顔はシミができやすいところなのです!

日焼け防止スキンケア!

2004年3月19日

紫外線はお肌の老化の大きな原因です。さらに紫外線を浴びることに
より引き起こされる肌トラブルは紫外線により代謝を妨げられることで
悪循環に陥りやすく、簡単に改善できない!ことをお伝えしました。

そこで、具体的な紫外線対策になるのですが、

 ・日焼け止めをつける。
 ・帽子をかぶる。
 ・サングラスをかける
 ・長袖を着用する。
 ・日傘を差す。
 ・日陰を歩く。
  (日陰にいるだけUVAの量は半減するというデータがあります)
 ・紫外線の多い時間帯の外出をなるべく避ける。

。。。など、対策方法は数え切れません。

当然、これらの紫外線対策を施していると思いますが、おわかりの通り
紫外線を100%カットすることは無理です。

日焼け止めクリームでも汗などにより紫外線をカットできるのは通常
2時間くらいと言われています。

大切なのは紫外線を浴びた後のフォローケアです。

生体は、紫外線などの外的刺激に対し防御反応としてメラニンを生成し
体を守ります。しかし、その後、これを修復して元に戻そうとする生理
反応を誘発します。

この反応を「恒常性維持機能」と呼びますが、スキンケア化粧品で皮膚の
持つこの機能を正常に働かせる、つまり恒常性維持機能を正常に機能
させることが、結果として健康で美しい肌を維持・回復につながっています。

特に日焼けはお肌が敏感になっていますのでケアに根気が必要ですが、
根本からお肌の環境を整えるケアを続けていくことが大切です。

皮膚生理学的に考えられた化粧品で正しくケアを行い、お肌の新陳代謝を
促し、恒常性維持機能を活性化させ、お肌自身が本来もっている力を今
以上に高めることにより、皮膚機能が回復して自然にトラブルができにくく
なり、今あるトラブルも解決されていきます。

キレイな素肌を保つためには、紫外線をなるべく浴びない工夫を怠らない
ことはもちろん、紫外線は避けられないという観点から、毎日のフォロー
ケアをしっかり行うことが大切ですね。

紫外線は老化の大きな原因です!

2004年3月12日

『紫外線はお肌のハリを保つコラーゲンをも破壊するって知りませんでした!』
『3月の紫外線の強さは9月と同じくらいとは怖いですね。』
『もう対策を始めないとかなりの量の紫外線を浴びてしまうとは!』
などなど、先週お伝えした紫外線について、たくさんの驚き、反響メールを
いただきました!

そこで、今週はその紫外線によって引き起こされる代表的なお肌のトラブル
についてご紹介いたします。

紫外線と言われて、みなさんがまず最初に思いつくのが「シミ」「ソバカス」など
色素沈着トラブルだと思われます。

繰り返し紫外線を浴び続けていくうちにメラニンをつくるメラノサイトという細胞
が活性化され、過剰にメラニン色素が作られます。

よく晴れた日は洗濯物がより早く乾きますが、これは湿度が低いというだけ
でなく、紫外線が水分の蒸発を促すことも原因です。

重要なのは、同じ事がお肌でも起こっているということです。

日焼け直後もそうですが、紫外線を浴びるとお肌は乾燥します。
すると「小ジワ」や「シワ」、「くすみ」などに発展してしまいます。秋口に急に
乾燥が激しくなるのも空気の乾燥だけでなく、夏の間に浴びた紫外線による
影響も少なくありません。

それから紫外線を浴びるとお肌は有害な紫外線を皮膚の奥に入れないよう
に防御作用を起こし、角質が厚くなる現象が起こります。

すると毛穴が皮脂につまりやすくなり、「ニキビ」ができやすくなってしまいます。
特に夏は皮脂の分泌が活発ですのでニキビに注意が必要です。
さらに、「ニキビ跡」も紫外線により濃くなって、消えにくくなるので要注意です。

最後にお伝えしましたがお肌のコラーゲン繊維は紫外線によって破壊され、
「たるみ」を引き起こします。たるみは徐々に進行するトラブルのため、ある
程度年齢を重ねてから実感することが多いのが特長です。

さらに、以上の紫外線トラブルは紫外線によってお肌が固く厚くなる「角化」と
いう現象が引き起こされると新陳代謝が鈍ってしまいます。

すなわち紫外線を浴びることにより引き起こされる肌トラブルは紫外線により
代謝を妨げられることで悪循環に陥りやすく、簡単に改善できない!のです。

日焼け=紫外線を浴びるということはお肌の老化の3大原因の一つです。
プロ野球の選手とりわけ年齢のいった監督さんとかは深いしわがあリます
のでTVで見て下さい。

今お肌に受けている紫外線はお肌の細胞がしっかり記憶してしまいます。
ですから、ほとんどの場合何年か後少しの紫外線を浴びただけで大きな
シミやシワになったりします。

紫外線に当たることは百害あって一利なしです。今すぐしっかりしたUVケアを
始めて下さい。

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