『紫外線はお肌のハリを保つコラーゲンをも破壊するって知りませんでした!』
『3月の紫外線の強さは9月と同じくらいとは怖いですね。』
『もう対策を始めないとかなりの量の紫外線を浴びてしまうとは!』
などなど、先週お伝えした紫外線について、たくさんの驚き、反響メールを
いただきました!
そこで、今週はその紫外線によって引き起こされる代表的なお肌のトラブル
についてご紹介いたします。
紫外線と言われて、みなさんがまず最初に思いつくのが「シミ」「ソバカス」など
色素沈着トラブルだと思われます。
繰り返し紫外線を浴び続けていくうちにメラニンをつくるメラノサイトという細胞
が活性化され、過剰にメラニン色素が作られます。
よく晴れた日は洗濯物がより早く乾きますが、これは湿度が低いというだけ
でなく、紫外線が水分の蒸発を促すことも原因です。
重要なのは、同じ事がお肌でも起こっているということです。
日焼け直後もそうですが、紫外線を浴びるとお肌は乾燥します。
すると「小ジワ」や「シワ」、「くすみ」などに発展してしまいます。秋口に急に
乾燥が激しくなるのも空気の乾燥だけでなく、夏の間に浴びた紫外線による
影響も少なくありません。
それから紫外線を浴びるとお肌は有害な紫外線を皮膚の奥に入れないよう
に防御作用を起こし、角質が厚くなる現象が起こります。
すると毛穴が皮脂につまりやすくなり、「ニキビ」ができやすくなってしまいます。
特に夏は皮脂の分泌が活発ですのでニキビに注意が必要です。
さらに、「ニキビ跡」も紫外線により濃くなって、消えにくくなるので要注意です。
最後にお伝えしましたがお肌のコラーゲン繊維は紫外線によって破壊され、
「たるみ」を引き起こします。たるみは徐々に進行するトラブルのため、ある
程度年齢を重ねてから実感することが多いのが特長です。
さらに、以上の紫外線トラブルは紫外線によってお肌が固く厚くなる「角化」と
いう現象が引き起こされると新陳代謝が鈍ってしまいます。
すなわち紫外線を浴びることにより引き起こされる肌トラブルは紫外線により
代謝を妨げられることで悪循環に陥りやすく、簡単に改善できない!のです。
日焼け=紫外線を浴びるということはお肌の老化の3大原因の一つです。
プロ野球の選手とりわけ年齢のいった監督さんとかは深いしわがあリます
のでTVで見て下さい。
今お肌に受けている紫外線はお肌の細胞がしっかり記憶してしまいます。
ですから、ほとんどの場合何年か後少しの紫外線を浴びただけで大きな
シミやシワになったりします。
紫外線に当たることは百害あって一利なしです。今すぐしっかりしたUVケアを
始めて下さい。