前回の続きです。
大切なのは、お肌に負担をかかけないこと。
その上で、お肌に不必要な汚れはきれいさっぱり落として、
お肌に必要なうるおいは残す。これが理想ですよね。
スキンケアは洗顔から始まります。
まずは汚れや古い角質を無理なくとりましょう。
洗顔よりも疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろんなものを
つけたい0!という気持ちはわかりますが、洗顔がおろそ
かだとその上から美容効果のある化粧品をつけても期待
される効果が引き出せません。
つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。まずは洗顔です。
この時期お肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料は
やさしく落とせる純石鹸主成分の弱アルカリ性タイプのもの
をおすすめします。
また、洗顔料をたっぷり泡立て桃を触る感じで20030秒
以内の短時間でのなで洗いをおすすめします。
どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつけておくと負担に
なります。
丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔
する方がいらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えて
しまわないように。
また、ごわごわして厚くなった古い角質を落とそうと、スク
ラブタイプの洗顔料や、ピーリング等、強引なお手入れを
される方がいらっしゃいますが、日本人のお肌はとても
デリケート。
さらに、この時期のお肌はとても敏感なのをお忘れなく。
暑中お見舞い申し上げます。
南からぞくぞくと梅雨明けし、本格的な夏がやってきました。
日本の夏は湿度が高く蒸し暑いため、汗をかく機会が多く
なりますよね。
夏汗をかくと皮脂もいっしょに分泌されます。その皮脂や汗
によって雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビや吹き出物といった
肌トラブルにつながりがちになります。
ニキビや吹き出物がでないように、あるいはニキビや吹き出物
が出たからといって、必要以上に洗顔を丁寧にしたり、ごしごし
洗ったりしていませんか?
洗顔をしすぎたり、ごしごし洗顔をしたり、洗顔時間を長くすると
お肌に負担となり、逆にニキビや吹き出物が出やすくなります。
そればかりでなく、お肌自体を痛めてしまいさらなるトラブルに
発展して、それが治りにくくなるという悪循環に陥ってしまい
かねません。
また、こんなことございませんか?
紫外線との戦いが始まっていますが、日焼けをしたくないから
といって、紫外線防止効果の高い日焼け止め(SPF値やPA値
の高いもの)を使用して、それが洗顔で落ちにくいために洗顔を
いつも以上にする・・・
最近では、日焼け止め化粧品として、水、汗などで落ちない
耐水性が向上した商品も販売されています。
それを洗顔で落とそうとすると、落ちないため何度も洗浄したり、
洗浄力の強いクレンジングなどで落とそうとして、必要以上に
お肌に負担をかける・・・
これが、毎日続くことによってお肌本来の機能がどんどん低下
していく・・・
毛穴を開かせたり、お肌がごわごわしたり、肌荒れが生じたり、
敏感になっていませんか?
大切なのは・・・次回お届けいたします。
陽射しが強くなってきましたね。こうなると紫外線が気に
なりますが、紫外線は1日どのくらい浴びているのでしょうか?
みなさん、ご存知ですか?
紫外線強度の指標であるUVインデックスではわかりにくいので、
真夏のビーチに1日いる場合に浴びる紫外線量を100%として
みましょう。
たとえば、主婦の方で一般的な家事を考えてみると・・・
・洗濯干し(20分)・・・2%
・ベランダや庭の掃除(20分)・・・2%
・お買い物(20分)・・・2%
・近所での立ち話(30分)・・・3%
・ウォーキングや犬の散歩(30分)・・・3%
もちろん、場所、時間帯、季節などによって誤差がありますが
真夏のビーチに比べるとそれぞれの紫外線量は微量です。
しかし、ここでよく考えてみてください。
これらを合計すると12%になります。これでも真夏のビーチに
1日いる場合に比べると約8分の1にすぎません。
しかし、これを8日間累積すると、ほぼ100%になり真夏の
ビーチに1日いたことと同じになります。
さらに、それがこれから夏の間、ずっと続くと考えたら。。。
ここで、はっきりお伝えしておきます。
紫外線のダメージはお肌に蓄積されます。
そして、その影響があとからじわじわと出てくるのです。
それが、シワ、たるみなどの「光老化」です。
お肌は紫外線のダメージを記憶していることをお忘れなく。
特に近年はオゾン層の破壊など環境の悪化も手伝い、
真夏の紫外線量は急上昇です!
あなたは早く肌年齢を高くしたいですか?
毎日の紫外線からお肌をしっかり守りましょう!
最近、次のようなメールを多くいただいています。
■「5月はカサカサ、6月はややしっとり、7月はうるおっている
感じがします。」
■「Tゾーンがべたついて、鼻の黒ニキビや、鼻際の頬部分の
毛穴の目立ちが気になります。」
■「夏でも乾燥していて化粧がパサパサした感じになります。」
このように夏なのでべたつくかと思ったら、逆に乾燥して化粧が
のらないといったご相談など、オイリーと乾燥の両極端なご相談
を受けています。
一般的には梅雨時期は湿度が高いため、お肌がしっとりして
いる感じがします。
しかし、梅雨時期は気温が高く、皮脂の分泌が多くなりますので、
皮脂によりさまざまなトラブルが発生します。さらに日本の夏は
高温多湿。
これから汗をかくことが多いと思いますが、汗をそのままにすると
皮膚常在菌の状態が悪くなり素肌環境が乱れることで様々な
トラブルに発展しかねません。
キレイな素肌を保つには、うるおっていると勘違いしないで皮膚
生理学的に正しい素肌にやさしいケアを続けて、素肌環境を
根本から整えていくことが必要です。
ケアを怠けて、肌トラブルにつなげることがないよう注意してくだ
さいね。
ただ、夏の肌はオイリーだと決めつけてはいけません。
夏でもエアコン等でお肌がカサついている場合が多いのです。
特にエアコンのかかっている室内と蒸し暑い室外を行き来する
ことが多い方は要注意です。
・汗をかくと同時に皮脂を分泌
↓
・エアコンで乾燥
↓
・毛穴の中で皮脂が乾燥し固まる
↓
・毛穴が詰まる(黒ニキビや角栓へ)
↓
・そこにアクネ菌や雑菌が繁殖し、ニキビや毛穴の開き
など肌トラブルへ
このように毛穴トラブルにつながりかねません。
しっかりケアしていないと9月になり秋口にたいへんなことに!
梅雨は本当にジメジメしていますね。
どんよりとした天気が続くため、気分も晴れ晴れとはいかず、
どうしても室内にこもってしまうことが多くなってしまいますよね。
そうすると、体をあまり動かさないようになるため体内の毒素が
排出されにくくなり、内臓にも負担をかけやすくなってしまいます。
すると、お肌に影響を及ぼすことは当然理解できる話です。
特にニキビ、吹き出物、肌荒れ、くすみがおきている方が
いらっしゃれば、要注意!!
梅雨こそしっかり、新陳代謝を活性化しましょう!
まず、お肌や内臓に毒素をためないように食生活を工夫する
ことをおすすめします。
毒素をスムーズに排出するためには、毎日しっかりお通じが
あること、すなわち便秘を解消することが大切です。
特に最近よく言われているのが、“朝フル”(あさふる)。
みなさんご存知ですか?
朝にフルーツ(果実)を食べるのですが、昼と夜は普通の食事を
します。
フルーツにはビタミン、ミネラル、各種酵素など抗酸化物質が
豊富に含まれているので、排泄作用や新陳代謝が活発になり
ます。特に排出モードになっている朝食べるのがいいらしいの
です。
私も朝フルをはじめて2ヶ月ですが、とても体が軽いですよ。
ダイエット効果もあり、体重が3kgも減りました(^^)v
本当にうれしいのですが、朝フルがもたらしてくれた喜びは、
健康だけではありません。お肌も生活そのものにもさらに
うるおいが増したように感じます。
朝フルだけでなく、体内のバランスが崩れやすい梅雨時季は、
ぜひ、いつも以上に毒素の排出を心がけてみてください。
そしてスキンケアもお肌を活性化してくれるように、皮膚生理学
的に考えられた化粧品でお肌に負担をかけないようにやさしく
ケアを行いましょう。
毎日の朝フル、そしてスキンケアでお肌も体もリフレッシュ!
イキイキ健康素肌を保ちましょう!