最近、次のようなメールを多くいただいています。
■「5月はカサカサ、6月はややしっとり、7月はうるおっている
感じがします。」
■「Tゾーンがべたついて、鼻の黒ニキビや、鼻際の頬部分の
毛穴の目立ちが気になります。」
■「夏でも乾燥していて化粧がパサパサした感じになります。」
このように夏なのでべたつくかと思ったら、逆に乾燥して化粧が
のらないといったご相談など、オイリーと乾燥の両極端なご相談
を受けています。
一般的には梅雨時期は湿度が高いため、お肌がしっとりして
いる感じがします。
しかし、梅雨時期は気温が高く、皮脂の分泌が多くなりますので、
皮脂によりさまざまなトラブルが発生します。さらに日本の夏は
高温多湿。
これから汗をかくことが多いと思いますが、汗をそのままにすると
皮膚常在菌の状態が悪くなり素肌環境が乱れることで様々な
トラブルに発展しかねません。
キレイな素肌を保つには、うるおっていると勘違いしないで皮膚
生理学的に正しい素肌にやさしいケアを続けて、素肌環境を
根本から整えていくことが必要です。
ケアを怠けて、肌トラブルにつなげることがないよう注意してくだ
さいね。
ただ、夏の肌はオイリーだと決めつけてはいけません。
夏でもエアコン等でお肌がカサついている場合が多いのです。
特にエアコンのかかっている室内と蒸し暑い室外を行き来する
ことが多い方は要注意です。
・汗をかくと同時に皮脂を分泌
↓
・エアコンで乾燥
↓
・毛穴の中で皮脂が乾燥し固まる
↓
・毛穴が詰まる(黒ニキビや角栓へ)
↓
・そこにアクネ菌や雑菌が繁殖し、ニキビや毛穴の開き
など肌トラブルへ
このように毛穴トラブルにつながりかねません。
しっかりケアしていないと9月になり秋口にたいへんなことに!