永久保存版-過去の特集一覧

2001

季節の変わり目・・・秋口の『スキンケアのポイント』はこれ!!

2001年9月14日

今年の夏は本当に暑かったですね。夏のケアを怠ったツケがまわってきて、こ
の時期、お肌はごわごわ、ざらざら、カサカサ・・・・なんだかお肌がくすん
で顔色がさえな0い(T_T) どうしたらいいの!っ
ていう方多いのでは?

日焼けしていないつもりでも日焼けはしているもので、角質が厚くなり、皮膚
が固くなっていつもよりお肌がごわごわしていませんか?夏の疲れを引きずっ
て新陳代謝がにぶりがちになると、お肌の老化を促進してしまいます。

また、9月になったとはいえ残暑が厳しかったり、台風の影響で湿度が高かっ
たり乾燥したり湿度の差が大きく、朝晩と日中の気温差も激しく、お肌にとっ
ても良いとはいえない季節。早め早めのケアが必要です。

この時期、スキンケアについて見直すチャンスです!スキンケアの方法につい
てもう一度見直してみましょう!

スキンケアは洗顔から始まります。まずは汚れや古い角質を無理なくとりまし
ょう。洗顔よりも疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろんなものをつけたい気
持ちはわかりますが、洗顔がおろそかだとその上からいろんなものをつけても
効果が期待できませんよ。

洗顔こそ一番大切です。つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。
まずは洗顔です!

この時期お肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく落とせる弱
アルカリ性タイプのものをおすすめします。古い角質を無理なく落としてくれ
ます。洗顔ネットなどを使ってしっかり泡立てるのがポイントです。

また、たっぷり泡立てた洗顔料が手と顔の間にあるという感じで20秒以内の
短時間でなで洗いをおすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつ
けておくと負担になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方がいらっしゃ
いますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

また、古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料やクレンジング、ピー
リング等、強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、日本人の肌はと
てもデリケート。さらに、この時期のお肌はとても敏感なのをお忘れなく。

お肌に必要でない汚れや皮脂などをさっぱり落としたあとは、たっぷり水分や
有効成分を与えましょう。

特に、この時期、お肌が乾燥しやすいので水分補給と保湿をしっかりと。
ローションをつけるときは、軽くパッティングをするといいですよ。
パッティングにはクーリング効果といってお肌を冷やし、ほてりを押さえ、毛
穴が少し閉まり、皮脂の分泌を少しですが押さえる効果があります。
顔がしっとり、ひんやりしますよ。

さらに、9月の紫外線量は8月よりも減少しているとはいえ侮れません。
涼しくなったからと油断は禁物です!紫外線対策を怠っていると、日焼けしな
いように見えて、紫外線で結構日焼けしてしまいますよ。
じゅうぶん紫外線対策しておきましょう。

お肌の老化の三大原因は、『紫外線』・『乾燥』・『汚れ』です。
本当にお肌にとって良くない季節ですが、健康素肌を保つためにも早め早めの
ケアでお肌をしっかりリフレッシャさせ明日に疲れを残さないように・・・

あなたのお肌、『夏ばて』してませんか?!

2001年9月7日

9月になりました。今年は猛暑だった分、ちょっと朝晩の気温が下がると、
とても涼しく感じられますね。

しかし、少し涼しくなったなぁと思って油断していると、暑さがぶり返すのが
この時期です。『夏ばて』も重なって、お肌にもよくなく、風邪も引きやすい
ので注意して下さいね。

日頃から自律神経失調症気味の方が『夏ばて』症状を起こすと点滴などの治療
が必要となる場合もあるらしく、この症状は女性に多く、お肌の新陳代謝にも
影響があり、女性にとって決して無視できません。

「身体がだるい」、「疲れる」、「食欲がない」、「昼間眠い」、「冷え」
「ふくらはぎのこむらがえり」、「腰痛」、「首の寝違え」などなど
ありませんか?思い当たればお肌も『夏ばて』かもしれませんよ。

『夏ばて』の原因ですが、日本の夏は高温多湿で、少し動くだけでも汗をかき、
汗とともにビタミン類やミネラル分も出ていきます。そのため水分を多くとる
ことが必要になりますが、清涼飲料水や果物などを多く摂りやすく、糖分の摂
取量が増え、本来の食事量が減りタンパク質やビタミンなど大切な栄養分の摂
取が減っていきます。

また、気温が上がると、その状況に耐えるため、余分なエネルギーを使わない
ように基礎代謝が低下します。さらに暑さによる睡眠不足・・・

こうして、身体の「活気」がなくなっていき、新陳代謝も衰えていきます。
この時期の肌は紫外線を浴びて疲れており、さらに新陳代謝が鈍りがちで、
老廃物が排出されにくく、ニキビやシミなどにつながりやすいのです。

角質が厚くなったり、皮膚が固くなりごわごわしたりしてませんか?
そんな感じがするのでしたら要注意ですよ。

さらに、冷房のきいた部屋で生活していますと、体温調整がうまくいかなくな
り体調不調となりやすく、「全身倦怠感」や「冷え症」などが現れます。

人の身体は5度以上の急激な温度変化には対応しにくくなっているそうで、外
の暑さと室内の冷気とを交互に受けていると、次第に身体のバランスが崩れて
くるのは当然ですね。

このように夏ばては自然の体の反応なのですが、注意が必要ですね。

夏ばて解消法としてはやりバランスのとれた食事と規則正しい生活ですね。
お肌も食事から作られています。

その他夏ばて解消法としておすすめなのが、早朝や夜間など涼しいときに適度
な運動をすることです。代謝の落ちている体の循環を促し、活性化させましょ
う。汗をかくと皮下の老廃物を代謝しますので、お肌にもいいですよ。
ただ、無理な運動をするのはやめましょう。ウォーキングなど軽く汗をかく程
度が良いですよ。

またこの時期、朝晩の気温が下がり、昼間との温度差が急激になってきます。
さらに空気も乾燥してきて、おまけに夏ばてまで重なると・・・
この時期はお肌にとってもよくない季節です。

お肌の新陳代謝が衰えを引きずりお肌の老化につなげないためにも・・・
夏ばて気味の方は、夏ばてを解消して、これからの乾燥する時期に備えましょ
う。皆さん、風邪にもスキンケアにも気をつけましょうね。

シミ、くすみ、ハリのなさをつくる有害物質―“過酸化脂質”

2001年8月31日

夏だけでなくTゾーンは皮脂の分泌が多くテカリが気になる部分ですが、皮脂は
テカリだけでなく、過酸化脂質という有害な物質に変わることがあります。

私たちの身体はたくさんの細胞から成り立っています。その細胞は脂質と呼ばれ
る細胞膜によって包まれています。そして、この脂質を作っているのが脂肪酸です。

脂肪酸は普通、不飽和脂肪酸の状態ですが、酸素や活性酸素、紫外線など、なんら
かの原因で過度に酸化され過酸化脂質になります。

天ぷら油を何回も何回も使っていると無色だった油が茶褐色になり、その油であげ
たものを食べると気持ちが悪くなり、アブラにあたることがありますよね。

これは、空気中の酸素によって油が酸化され、天ぷら油の中に過酸化脂質ができる
ために起こる現象です。

過酸化脂質は脂質(アブラ)が過度に酸化されできた物質で、お肌にも体にも有害
なものです。

お肌の影響としてはまず、過酸化脂質は色素沈着を起こし、シミをつくります。
ですので、過酸化脂質が増えれば増えるほど肌はくすみ、ハリがなくなり老化して
きます。

同時に、過酸化脂質には真皮にある弾力繊維を破壊する力があるといわれていて、
シワの原因となります。

また、過酸化脂質を作る要因としては、オイル(アブラ)の含まれる化粧品やお肌
の新陳代謝の衰えなどがあります。
さらに、皮膚の場合は紫外線によっても酸化が加速され、体内と体外の両方から影
響を受けてしまいます。

美しい肌を保つために、紫外線からお肌を守り、余計な油分を与えず、お肌の新陳
代謝を活性化して、過酸化脂質をつくらないようにしていくことが大切です。

メイクなど化粧品にふくまれるオイルや皮脂は5、6時間で過酸化脂質になるとい
われています。必要でなくなったメイクはすぐに洗顔して過酸化脂質を取り除くこ
とが大切といえます。

さらに、体の中からのケアも大切です。抗酸化物質としては、ポリフェノール、ビ
タミンC、ビタミンE、βーカロチンなどが知られています。

また、大豆に含まれるサポニンやフラボノイド、しょうゆに含まれるグリチルリチ
ンやフラボノイド、緑茶に含まれるタンニン類など、古くから日本人になじみの深
い食品にも抗酸化作用があり、昨今、見直されています。

これら抗酸化物質を積極的に食物から摂取し、さらに化粧品で過酸化脂
質をつくらないようにケアしていくことが大切ですね。

化粧崩れ、角栓、毛穴・・・オイリー肌ケアのポイント!

2001年8月24日

夏はやはりオイリーになりがちで、化粧崩れ、角栓、テカリや毛穴の開きなど
オイリー肌についてのご相談が多くなります。
そこで、今回はオイリー肌ケアについてのヒントをお伝えしたいと思います。

「冬は乾燥肌なのに、夏になるとTゾーンがテカルので困っています」という
ご質問が最近多いですが、乾燥肌の方でも汗をよくかく夏はTゾーンがテカル
というのは普通です。

特に、オイリー肌の方は、夏になると皮脂の分泌がますます多くなり、すぐ
にテカってしまって脂浮きして化粧崩れを起こしがちです。

さらに、余分な皮脂は毛穴を詰まらせてニキビや角栓などの原因になったり、
お肌の表面に広がった皮脂が紫外線などによって過酸化脂質化してお肌がく
すんだり光老化を促進したり、いろいろなトラブルを引き起こしてしまいま
す。

そこで、洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと今度は、大切な潤いまで取り
去り、肌の働きが弱くなって、だんだん角質の並びが乱れ、化粧崩れを起こ
しやすくなったり、肌荒れなどの別のトラブルを重ねてしまいます。

特にオイリー肌の方のスキンケアのポイントとしては

(1)オイリーの方は皮脂などでお肌に負担がかかっていますので
 日本の水に合った泡立ちのよい純石鹸主成分の弱アルカリ洗顔料を
 充分泡立て、短時間でやさしく汚れを落とすことが大切です。

(2)洗顔後、すぐに水分をたっぷり補いましょう。オイリー肌の方は
 油分が多いのに、水分量が不足している方が多いです。

(3)オイリー肌の方も目の周りや口の周りは乾燥している方が
  多いです。乾燥している部分にはやはり、ノンオイルの美容液を
  使って保湿しましょう。

オイルが入っているものはしっとりしますが、オイリーな部分にさらに
オイルを重ねるとますます油っぽさを増すだけです。

ところで、あまり知られていないのですが、オイリー肌や混合肌の方の
中に日本人に多いタイプの肌質があります。

それは、Tゾーンはべたつき頬はかさつく方の中に多いのですが、
そのタイプで汗を多くかく方は、実は「多汗症」といって汗をかいた後、
乾燥し化粧が浮く肌質なのです。

本当は汗をかいて乾燥しているのに洗顔などで過度に皮脂をとりすぎ
お肌が傷ついてしまって頬などがかさついているのです。多汗症の方は
皮脂の分泌をとめるのではなく、保湿してあげることが大切なのですが、
その保湿を怠って、角質の水分量が不足し、お肌がごわごわしてきて
毛穴などがとても目立つようになります。汗を多くかく方は注意してください。

以上、オイリー肌のスキンケアについてお伝えしましたが、こうしたケア
に加えて、皮脂の分泌を促進する飲酒、脂肪などの摂取を控えたり、
便秘やストレス、睡眠不足をなくし、規則正しい生活をすることも大切です。

特にオイリー肌の方は化粧崩れしたり、毛穴が大きく見える損なタイプです。
しかし、毎日お肌に負担をかけない正しいスキンケアをつづければ、
角質の水分がしっかり守られ、毛穴の開きも目立たなくなり、皮膚表面が
つるつるになって、汗はメイクを崩さずその上を流れるようになります。
化粧崩れをしない『健康な素肌』作りをしましょう。

紫外線はどのくらい防止できるか?!

2001年8月17日

この時期、晴れ間が広がると日差しがきついですね。
ところで、皆さんは紫外線に気をつけていると思いますが、紫外線は工夫次第
でどのくらい防止できるのでしょうか?

目安として次のようなデータがあります。

7月のある晴れた日、太陽からの地上に降り注ぐ紫外線量を【100】とした
時の顔の肌の紫外線被爆量は以下の通りです。

・何もつけないとき>>>>>>> 【74】
・つばが7cm帽子を着用すると>>【48】
・幅の太いサングラス装着で>>>【19】
・帽子とサングラス両方すると>>>【7】

このデータは、黒い帽子で、サングラスの材質はプラスチックで黒のものです
が、紫外線をカットするにはサングラスはプラスチック製で、帽子のつばも
7cm以上のものが望ましいとされています。

屋外の太陽光からの紫外線被爆に対してサングラスをすること、あるいはツバ
付きの帽子を被ることでかなりの紫外線を除去することができることがこのデ
ータからわかりますね。

ところで、紫外線は上からだけでなく、下からも来ますよ。
そう、反射です。

雪面や砂浜では特に反射紫外線も量が多く、直射日光を遮っても50%の紫外
線を浴びてしまうそうです。紫外線反射率は、あるデータによると雪で80%、
砂では20%、コンクリートでも10%程度の反射があるそうです。

よくスキーなどで雪焼けといいますが、本当に雪の上では下からも上から降り
注ぐ紫外線と同じくらいの量を浴びているのですね。

最近、若い女性にも黒の日傘が飛ぶように売れているそうで、紫外線に対する
認識が高まっているようです。

紫外線は白内障を誘発する要因であることばかりでなく、身体の免疫を低下さ
せることがわかっています。スキンケアの面だけでなく紫外線対策は本当に必
要になっていますね。

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