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化粧崩れ、角栓、毛穴・・・オイリー肌ケアのポイント!

2001年8月24日

夏はやはりオイリーになりがちで、化粧崩れ、角栓、テカリや毛穴の開きなど
オイリー肌についてのご相談が多くなります。
そこで、今回はオイリー肌ケアについてのヒントをお伝えしたいと思います。

「冬は乾燥肌なのに、夏になるとTゾーンがテカルので困っています」という
ご質問が最近多いですが、乾燥肌の方でも汗をよくかく夏はTゾーンがテカル
というのは普通です。

特に、オイリー肌の方は、夏になると皮脂の分泌がますます多くなり、すぐ
にテカってしまって脂浮きして化粧崩れを起こしがちです。

さらに、余分な皮脂は毛穴を詰まらせてニキビや角栓などの原因になったり、
お肌の表面に広がった皮脂が紫外線などによって過酸化脂質化してお肌がく
すんだり光老化を促進したり、いろいろなトラブルを引き起こしてしまいま
す。

そこで、洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと今度は、大切な潤いまで取り
去り、肌の働きが弱くなって、だんだん角質の並びが乱れ、化粧崩れを起こ
しやすくなったり、肌荒れなどの別のトラブルを重ねてしまいます。

特にオイリー肌の方のスキンケアのポイントとしては

(1)オイリーの方は皮脂などでお肌に負担がかかっていますので
 日本の水に合った泡立ちのよい純石鹸主成分の弱アルカリ洗顔料を
 充分泡立て、短時間でやさしく汚れを落とすことが大切です。

(2)洗顔後、すぐに水分をたっぷり補いましょう。オイリー肌の方は
 油分が多いのに、水分量が不足している方が多いです。

(3)オイリー肌の方も目の周りや口の周りは乾燥している方が
  多いです。乾燥している部分にはやはり、ノンオイルの美容液を
  使って保湿しましょう。

オイルが入っているものはしっとりしますが、オイリーな部分にさらに
オイルを重ねるとますます油っぽさを増すだけです。

ところで、あまり知られていないのですが、オイリー肌や混合肌の方の
中に日本人に多いタイプの肌質があります。

それは、Tゾーンはべたつき頬はかさつく方の中に多いのですが、
そのタイプで汗を多くかく方は、実は「多汗症」といって汗をかいた後、
乾燥し化粧が浮く肌質なのです。

本当は汗をかいて乾燥しているのに洗顔などで過度に皮脂をとりすぎ
お肌が傷ついてしまって頬などがかさついているのです。多汗症の方は
皮脂の分泌をとめるのではなく、保湿してあげることが大切なのですが、
その保湿を怠って、角質の水分量が不足し、お肌がごわごわしてきて
毛穴などがとても目立つようになります。汗を多くかく方は注意してください。

以上、オイリー肌のスキンケアについてお伝えしましたが、こうしたケア
に加えて、皮脂の分泌を促進する飲酒、脂肪などの摂取を控えたり、
便秘やストレス、睡眠不足をなくし、規則正しい生活をすることも大切です。

特にオイリー肌の方は化粧崩れしたり、毛穴が大きく見える損なタイプです。
しかし、毎日お肌に負担をかけない正しいスキンケアをつづければ、
角質の水分がしっかり守られ、毛穴の開きも目立たなくなり、皮膚表面が
つるつるになって、汗はメイクを崩さずその上を流れるようになります。
化粧崩れをしない『健康な素肌』作りをしましょう。

紫外線はどのくらい防止できるか?!

2001年8月17日

この時期、晴れ間が広がると日差しがきついですね。
ところで、皆さんは紫外線に気をつけていると思いますが、紫外線は工夫次第
でどのくらい防止できるのでしょうか?

目安として次のようなデータがあります。

7月のある晴れた日、太陽からの地上に降り注ぐ紫外線量を【100】とした
時の顔の肌の紫外線被爆量は以下の通りです。

・何もつけないとき>>>>>>> 【74】
・つばが7cm帽子を着用すると>>【48】
・幅の太いサングラス装着で>>>【19】
・帽子とサングラス両方すると>>>【7】

このデータは、黒い帽子で、サングラスの材質はプラスチックで黒のものです
が、紫外線をカットするにはサングラスはプラスチック製で、帽子のつばも
7cm以上のものが望ましいとされています。

屋外の太陽光からの紫外線被爆に対してサングラスをすること、あるいはツバ
付きの帽子を被ることでかなりの紫外線を除去することができることがこのデ
ータからわかりますね。

ところで、紫外線は上からだけでなく、下からも来ますよ。
そう、反射です。

雪面や砂浜では特に反射紫外線も量が多く、直射日光を遮っても50%の紫外
線を浴びてしまうそうです。紫外線反射率は、あるデータによると雪で80%、
砂では20%、コンクリートでも10%程度の反射があるそうです。

よくスキーなどで雪焼けといいますが、本当に雪の上では下からも上から降り
注ぐ紫外線と同じくらいの量を浴びているのですね。

最近、若い女性にも黒の日傘が飛ぶように売れているそうで、紫外線に対する
認識が高まっているようです。

紫外線は白内障を誘発する要因であることばかりでなく、身体の免疫を低下さ
せることがわかっています。スキンケアの面だけでなく紫外線対策は本当に必
要になっていますね。

顔のむくみ―夏は特に「むくむ」ことが多い季節です。

2001年8月10日

朝起きて、顔がむくんでパンパン・・・なんていう経験はありませんか?
今回はむくみについてお伝えします。

外に出ればうだるような暑さ、かといえば上着が必要なほどよく冷えた室内。
この急激な温度差と暑さによる疲れこそが、夏の「むくみ」や「乾燥」の原因です。

思いのほか体が冷えて、血行不良になっている人の多いこの季節。
放って置くと、お肌に負担が積み重なり肌年齢の加速やトラブルにつながり
ますよ。

最近、身体がだるい・疲れやすい・就寝時に足が重だるいなど、激しい運動を
したわけでもないのに、何となく疲れている・・・
って感じることがありませんか?そう感じることがあったら要注意!

なぜ、むくみが生じるのか?
まず、タンパク質が不足していないでしょうか?

血液にはたくさんのタンパク質が流れていますが、血液中のタンパク質の濃度
は自律神経により一定の濃度を保っていて、毎日のタンパク質摂取が足りない
と自律神経が、血中のタンパク濃度を一定に保つように働き、血液中の水分が
血管外に出て周囲の組織にしみ出し、むくみとなるそうです。

また、ビタミンB1が不足したときもむくみが発生するそうです。

ビタミンB1の働きは主に三つありますが、特にブドウ糖をエネルギーに変える
ときの潤滑油の役目という大きな働きがあります。

この細胞でエネルギーを作るのに重要な働きをするビタミンB1が不足すると、
タンパク質の合成がスムーズにできなくなり、その結果血液中のタンパク質も
不足していくそうです。

水に溶けやすいビタミンB1は汗や尿と一緒にからだの外へ出てしまうために
特に、汗をかく夏や肉体労働時などには普段よりタンパク質が不足気味になる
ことはお分かりだと思います。

また、アルコールの代謝や糖分の代謝にもビタミンB1は必要です。ところが
夏になると、やはりビール・清涼飲料水などアルコールや糖分が多いものを
摂取することが多くなり、さらにさっぱりした食事が多くなるのもこの季節の
ビタミンB1不足が目立つ要因です。

アルコールや清涼飲料水をよく飲む方、運動する方、甘党の方は「むくみ」に
注意して下さいね。

食べ物として以下のものを頭に入れておくといいですよ。

ビタミンB1を含む食品・・・豚肉、卵、豆類、ごま、椎茸など
ビタミンB1を壊す食品・・・えび、かに、ワラビなど

ただ、スキンケアにはどの栄養素も不足しないようにすることが大事です。
たくさん食べたから皮膚の状態がよくなるということではありません。
バランスのよい食事を心がけましょう。

そして、何よりもその栄養素がすみずみの細胞に行き届くように血液代謝や
水分代謝をスムーズにすることが大切です。

それには体が冷えすぎないようビールや炭酸飲料を控えたり、お風呂に
ゆっくり入ったり・・・と血行を促進する努力が大切ですが、なかなか難しい
のが現実ですよね。

手軽にでき、また毎日積み重ねているスキンケアで「むくみ」や「乾燥」を
解消しましょう。

特に、皮膚が薄い目元は顔のなかで最もむくみが現れる場所です。
朝晩のケアの際、ローションをつけながら軽くマッサージしたり、夏でも保湿
をしっかりして外的刺激からお肌を守り、血行を促進することは簡単ですし、
毎日できますよね。

顔―輪郭維持が若さの秘訣!

2001年8月3日

自分の顔ってどういう顔なんだろう?自分の顔って人からはどういう風に見ら
れているのだろう?あなたは自分の顔についてそんな風に気になったことはあ
りませんか?

人間は顔で第一印象が決まると言っても過言ではありません。いま現在の顔立
ちの美しさをいかにして維持するかを今回考えてみましょう。

顔立ちって、お肌と同じで年齢とともに衰えていきますが、20代前半のころの
写真と今を比べてみてください。では、今すぐどうぞ。

どうですか?そう。30代以上のほとんどの方が「顔の輪郭」、とりわけあごの
線の変化に愕然とすることでしょう。その原因は、いうまでもなく「たるみ」
です。

お肌のハリが失われて緩んでくるためにお肌が弾力を失い、あとは引力が1日
中引っぱり、顔全体にたるみが生じるというわけです。

若さを保つという意味で、シミやシワ防止にも増して、顔の輪郭維持が重要と
いえますよ。

平均的に美しいといわれる顔立ちは、輪郭が卵形です。決め手となるのはあご
のライン。耳の下からあごへ流れるラインが、すっきり滑らかな曲線を描いて
いるかどうかです。

老化がはじまると、まず、ここに異変が現れ、頬のたるみからあごの線がもっ
たりとしてくるのです。

次に変化が現れやすいのが口元。小鼻とあごの先端のちょうど真ん中に下唇が
あり、口角はほんの少し上向き、というのはキレイですよね。

ところが、年齢とともに、殆どの人がそのバランスを崩してしまっています。
下唇の位置が下へずれ、口角が下がって次第にへの字に・・・

30を過ぎたら自分の顔に責任を持て、といわれますが、いつもにこやかに過ご
していれば、極端なへの字にはなりません。

顔の輪郭の老化を防ぐ対策としてはやはりお肌にいい水分をたっぷりと与え、
血行をよくし新陳代謝を活発にすること、つまり基本的な毎日のケアこそが
決め手です。

毎日、お肌に負担をかけない優しいケアを積み重ねることです。

20代で手を抜くと、30代で始まっている“輪郭の老化”のスピードは速まりま
す。そして、以前にも紹介いたしましたが、心とお肌はつながっています。

今以上に美しく若々しくありたいという、一種の緊張感を常に保つこと、意識
の老化を防止することも大切です。

チョットした心がけで、またチョットしたケアの違いで顔立ちの老けは案外、
防げますよ。40歳を過ぎた方でお肌の若々しさを保っている方は、毎日のケア
を怠らず、お肌の負担をかけないように気を使い、それと同時に身なりや立ち
振る舞いも美しくあろうと注意している方が多いようです。

女は30歳からが勝負というのも、そんな理由からかもしれませんね。

目に見えるお肌の老化!! 「光老化」

2001年7月27日

日光がサンサンと降り注ぐ季節、日差しはお肌を老化させますので
要注意です!と、ここまでは今や誰もがご存知のお話ですが、太陽の
光をあなどってはいけません。

今回はお肌の老化を5年いや10年早めかねない、「光老化」について
お伝えします。

お肌の老化や衰えは、シワ、シミ、くすみ、肌あれなどの症状となって
現れますが、原因は大きく2つに分類することができます。

1つは、加齢による肉体機能の衰えに伴うもので自然老化と呼ばれ、
もう1つは日光(紫外線)・乾燥・酸化の3つを主な要因とする外部からの
影響によるものです。

お肌の自然老化は避けられませんが、外的要因による老化は防ぐことが
できますよね。この対策次第でお肌の状態、肌年齢に大きな個人差が
できますよ。

特に日光(紫外線)によるお肌の老化は「光老化」と呼ばれますが、
アメリカ皮膚科学会の討論会で、目に見える皮膚の老化の80%は
日光障害「光老化」の影響であるとの結論が出されています。

長年にわたり繰り返し日光を浴びると、皮膚は弾力が失われ、肌色も
黄色っぽくなり、深いシワができてしまいます。さらに皮膚は萎縮して、
多数のシミが発生してしまいます。

これは従来の自然老化とは質的に異なる、「光老化」といわれる日光
(紫外線)による現象であることがわかっているのです。

また、深刻な問題として、日光角化症(がん)が急増しているという報告も
相次いでなされています。これまでの発症が、紫外線被爆の20年を
要するものだったために、なかなか現在まではっきりしなかったのです。

ここで、あなたのお肌の『光老化度』をチェックしてみましょう。

(1)毎年、夏に1回は海水浴にいく。
(2)昼間、日光の当たるところにいることが多い。
(3)ちょっとした外出はいつもノーメーク。
(4)帽子や日傘は使わない。
(5)日中、よく車を運転する。
(6)洗濯物は朝干す。
(7)乳液、クリームなどオイルが含まれる化粧品を使用している。
(8)肩や背中にシミがある。

どのくらい当てはまりましたか?
当てはまるものが少ないほど光老化に対する認識が高く、うまく紫外線
対策できているといえます。

顔のほかにも「光老化」は太陽光にさらされる部分に見られます。
あなたの首や手の甲などはどうですか?

首や手を見ると年齢がわかるとよく言いますよね。首や手も日光にさらされ
ファンデーションも塗らないぶん、影響がでやすいところです。お顔はすべ
すべなのに、手や首を見ると・・・とならないように。

今後、そんなに遠くない未来に日光の被爆蓄積が非常に大きな問題となる
と思います。特に、光老化現象の悪化に拍車を掛けているのがオゾン層破壊。
日本への影響は少ないといわれながらも、1996年の札幌では30%ものオゾン
層減少が記録されていますし、昨年の観測で南極大陸上空のオゾンホールが
過去最大を記録したという報告もあります。

これからのレジャーの季節、海はもちろん、山でも高度が100m上昇する
ごとに紫外線は10数%程度増加しまのでUVカットを忘れてはいけません。

女性に限らず、子供も男性もふだんから日焼け止めを利用するように
心がける時代がやってきています。

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