永久保存版-過去の特集一覧

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ホルモンサイクルと『シミ』

2001年9月28日

季節の変わり目はホルモンサイクル、ホルモンバランスを崩しがち。
今回はホルモンサイクルとお肌についてお伝えしたいと思います。

女性ホルモンの中の代表的なものに卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあります。
女性はこれらのホルモンのバランス変化によりお肌の状態や体調、精神状態に
も様々な変化が現れます。

特に卵胞ホルモンが増える頃(2週目)はお肌のハリを保つコラーゲンや血流
量が増えるため、お肌はハリやうるおいのある理想的な状態といえます。

逆に黄体ホルモンの増える排卵後は肌トラブルの起こりやすい時期です。
黄体ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあります。そのため黄体ホルモンが
増える時期である黄体期にはお肌がアブラっぽくなり、汚れを吸着しやすくな
ります。

生理前(黄体期)の身体は排卵後に受精が起こったということを仮定して身体
を守ろうとする機能が強く働くためです。

そのため、紫外線からの防御反応であるメラニンの働きも活発になり、排卵後
のシミやソバカスが濃くなったりします。

黄体期に紫外線対策をなまけると、なかなかもとのお肌に戻りにくい場合があ
りますのでご注意を!

さらに今年の夏の紫外線が強かったですが、今も油断してはいけませんよ。
お伝えしている通り、この時期の日中の紫外線も強いですので注意が必要で
す。

「以前よりシミが濃くなった」とか「新しいシミができてしまった」という方、
いらっしゃいませんか?ホルモンサイクルもチェックしてみてくださいね。

特に、生理前後はホルモンの量変化が大きいので肌トラブルが生じやすいとい
えます。
この時期はいつもよりメイクを控えるとか丁寧なケアをするとか工夫が必要で
すね。加えて、じゅうぶんな睡眠、栄養を摂るなど生活のリズムを安定させる
ことも大切ですね。

また、女性ホルモンの分泌量にホルモンサイクルがあるように、お肌にも28
日周期で生まれ変わるターンオーバーがあります。

表皮のもっとも奥にある基底層で赤ちゃん細胞が生まれ、これが角質層まで押
し上げられて皮膚の表面に顔を出すまでに28日かかると言われています。

このターンオーバーがスムーズにいっていればメラニンは角質とともに自然に
はがれ落ちます。

ところが、季節の変わり目はホルモンバランスの影響でお肌のリズムも乱れが
ちです。秋の行楽シーズン。暖かい日ざしの下で、ふと顔を見ると、新しいシ
ミやソバカスが。こんなことに気づくことはありませんか?

キレイな顔はここがポイント!―額(ひたい)

2001年9月21日

ちょっと唐突な質問ですが・・・

   『あなたは自分の額に自身がありますか?』

ん?額?そんなの気にしたことがないっていう方、多いのでは。

というのも意外なことですが、『額』は顔や顔立ちの「美しさ」を決定する
部位の1つ、つまり女性にとってとても重要な部分なのです。

目の周りや頬、鼻などのケアには関心があっても『額』に無関心という方が
多いようです。額に自信がなければ前髪で隠してしまえばいいぐらいに思っ
ていてはたいへんもったいない話です。

『額』はたくさんの「美しさ」を決定するところという理由は、大きく2つ
ありますが、まず、1つ目に、顔の中心だけに、ここにつやがあって、お肌
に張りがあると、顔全体もキレイに見えてしまうという不思議な部位なのです。

『額の肌』ここがつややかでないと、顔全体がどんよりくすんだ印象になって
年齢が高くみられがちになります。

『額』はご存知のようにTゾーンにあたり、皮膚表面の温度が高く、皮脂の
分泌も多い、いわば、顔の中でももっともオイリーなところですが、鼻のよ
うに毛穴が大きく目立ったりはしないので、いつも適当にうるおい、皮脂や
汗、常在菌などによる天然のベールに包まれ、“自然なつや”があります。

しかし、『額』はシワが目立ちやすいところでもあります!特に眉間のあた
りは、横ジワや縦ジワが複雑に入って目立ちやすいところでケアにも注意が
必要です。いつもしかめっ面してると、深いシワが刻まれてしまいますよ。

また、ここにニキビやシワなどができると顔全体の美しさに多きな影響を与
えかねません。頬も顔の大きな部分を占めトラブルが目立ちますが、『額』
のほうがトラブルが目立ち、相手に不潔感を与えるようです。

額は乾燥が少ないのでケアに手抜きをしがちですが、お肌を美しく見せる決
め手の1つです、しっかりケアしていきましょう。

次に、『額の形』は顔立ちの美しさに大きく影響します。
広く高い秀でた額は文字通り聡明さの象徴で、そういう額を持っている方は
賢そうな人だとよく言いますよね。だから広い人はそれをうまく利用して、
狭い人も少しでも広く見せる髪型にしたほうが、気品も出て利口そうに見え
るらしいですよ。

それだけでなく『額』を出すと顔の表情が明るく見えるのです!
30歳を過ぎて前髪を下ろすのは若く見せる方法と勘違いされている方が
いらっしゃるかもしれませんが、全く逆効果ですよ。額を前髪などで隠す
なんてもったいない。

額は「美しさ」・「明るさ」・「若さ」を誇示するところなのですから・・・
———————————————————————
※掲示板でのお肌のご相談が増えております。また、お悩み別に詳しく
 分類していますので、参考になるかと思います。
 少しでもお肌にお悩みをおもちの方の力になれたらと思います。

季節の変わり目・・・秋口の『スキンケアのポイント』はこれ!!

2001年9月14日

今年の夏は本当に暑かったですね。夏のケアを怠ったツケがまわってきて、こ
の時期、お肌はごわごわ、ざらざら、カサカサ・・・・なんだかお肌がくすん
で顔色がさえな0い(T_T) どうしたらいいの!っ
ていう方多いのでは?

日焼けしていないつもりでも日焼けはしているもので、角質が厚くなり、皮膚
が固くなっていつもよりお肌がごわごわしていませんか?夏の疲れを引きずっ
て新陳代謝がにぶりがちになると、お肌の老化を促進してしまいます。

また、9月になったとはいえ残暑が厳しかったり、台風の影響で湿度が高かっ
たり乾燥したり湿度の差が大きく、朝晩と日中の気温差も激しく、お肌にとっ
ても良いとはいえない季節。早め早めのケアが必要です。

この時期、スキンケアについて見直すチャンスです!スキンケアの方法につい
てもう一度見直してみましょう!

スキンケアは洗顔から始まります。まずは汚れや古い角質を無理なくとりまし
ょう。洗顔よりも疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろんなものをつけたい気
持ちはわかりますが、洗顔がおろそかだとその上からいろんなものをつけても
効果が期待できませんよ。

洗顔こそ一番大切です。つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。
まずは洗顔です!

この時期お肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく落とせる弱
アルカリ性タイプのものをおすすめします。古い角質を無理なく落としてくれ
ます。洗顔ネットなどを使ってしっかり泡立てるのがポイントです。

また、たっぷり泡立てた洗顔料が手と顔の間にあるという感じで20秒以内の
短時間でなで洗いをおすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつ
けておくと負担になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方がいらっしゃ
いますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

また、古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料やクレンジング、ピー
リング等、強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、日本人の肌はと
てもデリケート。さらに、この時期のお肌はとても敏感なのをお忘れなく。

お肌に必要でない汚れや皮脂などをさっぱり落としたあとは、たっぷり水分や
有効成分を与えましょう。

特に、この時期、お肌が乾燥しやすいので水分補給と保湿をしっかりと。
ローションをつけるときは、軽くパッティングをするといいですよ。
パッティングにはクーリング効果といってお肌を冷やし、ほてりを押さえ、毛
穴が少し閉まり、皮脂の分泌を少しですが押さえる効果があります。
顔がしっとり、ひんやりしますよ。

さらに、9月の紫外線量は8月よりも減少しているとはいえ侮れません。
涼しくなったからと油断は禁物です!紫外線対策を怠っていると、日焼けしな
いように見えて、紫外線で結構日焼けしてしまいますよ。
じゅうぶん紫外線対策しておきましょう。

お肌の老化の三大原因は、『紫外線』・『乾燥』・『汚れ』です。
本当にお肌にとって良くない季節ですが、健康素肌を保つためにも早め早めの
ケアでお肌をしっかりリフレッシャさせ明日に疲れを残さないように・・・

あなたのお肌、『夏ばて』してませんか?!

2001年9月7日

9月になりました。今年は猛暑だった分、ちょっと朝晩の気温が下がると、
とても涼しく感じられますね。

しかし、少し涼しくなったなぁと思って油断していると、暑さがぶり返すのが
この時期です。『夏ばて』も重なって、お肌にもよくなく、風邪も引きやすい
ので注意して下さいね。

日頃から自律神経失調症気味の方が『夏ばて』症状を起こすと点滴などの治療
が必要となる場合もあるらしく、この症状は女性に多く、お肌の新陳代謝にも
影響があり、女性にとって決して無視できません。

「身体がだるい」、「疲れる」、「食欲がない」、「昼間眠い」、「冷え」
「ふくらはぎのこむらがえり」、「腰痛」、「首の寝違え」などなど
ありませんか?思い当たればお肌も『夏ばて』かもしれませんよ。

『夏ばて』の原因ですが、日本の夏は高温多湿で、少し動くだけでも汗をかき、
汗とともにビタミン類やミネラル分も出ていきます。そのため水分を多くとる
ことが必要になりますが、清涼飲料水や果物などを多く摂りやすく、糖分の摂
取量が増え、本来の食事量が減りタンパク質やビタミンなど大切な栄養分の摂
取が減っていきます。

また、気温が上がると、その状況に耐えるため、余分なエネルギーを使わない
ように基礎代謝が低下します。さらに暑さによる睡眠不足・・・

こうして、身体の「活気」がなくなっていき、新陳代謝も衰えていきます。
この時期の肌は紫外線を浴びて疲れており、さらに新陳代謝が鈍りがちで、
老廃物が排出されにくく、ニキビやシミなどにつながりやすいのです。

角質が厚くなったり、皮膚が固くなりごわごわしたりしてませんか?
そんな感じがするのでしたら要注意ですよ。

さらに、冷房のきいた部屋で生活していますと、体温調整がうまくいかなくな
り体調不調となりやすく、「全身倦怠感」や「冷え症」などが現れます。

人の身体は5度以上の急激な温度変化には対応しにくくなっているそうで、外
の暑さと室内の冷気とを交互に受けていると、次第に身体のバランスが崩れて
くるのは当然ですね。

このように夏ばては自然の体の反応なのですが、注意が必要ですね。

夏ばて解消法としてはやりバランスのとれた食事と規則正しい生活ですね。
お肌も食事から作られています。

その他夏ばて解消法としておすすめなのが、早朝や夜間など涼しいときに適度
な運動をすることです。代謝の落ちている体の循環を促し、活性化させましょ
う。汗をかくと皮下の老廃物を代謝しますので、お肌にもいいですよ。
ただ、無理な運動をするのはやめましょう。ウォーキングなど軽く汗をかく程
度が良いですよ。

またこの時期、朝晩の気温が下がり、昼間との温度差が急激になってきます。
さらに空気も乾燥してきて、おまけに夏ばてまで重なると・・・
この時期はお肌にとってもよくない季節です。

お肌の新陳代謝が衰えを引きずりお肌の老化につなげないためにも・・・
夏ばて気味の方は、夏ばてを解消して、これからの乾燥する時期に備えましょ
う。皆さん、風邪にもスキンケアにも気をつけましょうね。

シミ、くすみ、ハリのなさをつくる有害物質―“過酸化脂質”

2001年8月31日

夏だけでなくTゾーンは皮脂の分泌が多くテカリが気になる部分ですが、皮脂は
テカリだけでなく、過酸化脂質という有害な物質に変わることがあります。

私たちの身体はたくさんの細胞から成り立っています。その細胞は脂質と呼ばれ
る細胞膜によって包まれています。そして、この脂質を作っているのが脂肪酸です。

脂肪酸は普通、不飽和脂肪酸の状態ですが、酸素や活性酸素、紫外線など、なんら
かの原因で過度に酸化され過酸化脂質になります。

天ぷら油を何回も何回も使っていると無色だった油が茶褐色になり、その油であげ
たものを食べると気持ちが悪くなり、アブラにあたることがありますよね。

これは、空気中の酸素によって油が酸化され、天ぷら油の中に過酸化脂質ができる
ために起こる現象です。

過酸化脂質は脂質(アブラ)が過度に酸化されできた物質で、お肌にも体にも有害
なものです。

お肌の影響としてはまず、過酸化脂質は色素沈着を起こし、シミをつくります。
ですので、過酸化脂質が増えれば増えるほど肌はくすみ、ハリがなくなり老化して
きます。

同時に、過酸化脂質には真皮にある弾力繊維を破壊する力があるといわれていて、
シワの原因となります。

また、過酸化脂質を作る要因としては、オイル(アブラ)の含まれる化粧品やお肌
の新陳代謝の衰えなどがあります。
さらに、皮膚の場合は紫外線によっても酸化が加速され、体内と体外の両方から影
響を受けてしまいます。

美しい肌を保つために、紫外線からお肌を守り、余計な油分を与えず、お肌の新陳
代謝を活性化して、過酸化脂質をつくらないようにしていくことが大切です。

メイクなど化粧品にふくまれるオイルや皮脂は5、6時間で過酸化脂質になるとい
われています。必要でなくなったメイクはすぐに洗顔して過酸化脂質を取り除くこ
とが大切といえます。

さらに、体の中からのケアも大切です。抗酸化物質としては、ポリフェノール、ビ
タミンC、ビタミンE、βーカロチンなどが知られています。

また、大豆に含まれるサポニンやフラボノイド、しょうゆに含まれるグリチルリチ
ンやフラボノイド、緑茶に含まれるタンニン類など、古くから日本人になじみの深
い食品にも抗酸化作用があり、昨今、見直されています。

これら抗酸化物質を積極的に食物から摂取し、さらに化粧品で過酸化脂
質をつくらないようにケアしていくことが大切ですね。

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