突然ですが、最近こんなことありませんか?
●Tゾーンは脂っぽいのに、なぜか目の周りや頬が乾燥している。
●鼻から頬にかけて毛穴が目立ち、夕方になると化粧が崩れる。
●朝晩しっかり洗顔しているのに、小鼻の周りが黒ずんでいる。
一つでも当てはまるものがあれば、
あ・な・た・は→\脂性乾燥肌\”です!!
夏はどうしても汗とともに皮脂の分泌量が増え、あぶら浮きやテカリが
気になる季節です。
皮脂量が多くなると、よくオイリー肌と間違えやすいのですがこのような
肌質を脂性乾燥肌と呼んでいます。皮脂の分泌が多いTゾーンがベタつき
やすく、目の周りや頬のあたりは水分不足で乾燥しているお肌のことです。
しかし、これは特別な肌質ではありません。
夏になると、ほとんどの方が上記のような経験があるはず。
ヒトの皮膚には皮脂腺があり、そこから絶えず皮脂が分泌されます。額や
鼻の付近などTゾーンは、特に多くの皮脂が分泌されます。一般的に鼻は
頬の5倍ほどの皮脂を分泌しているといわれています。また、あまり知ら
れていませんが、口やあごのあたりも皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い部位
です。
さらに、皮脂腺の機能とホルモンは深い関係にあり、月経一週間前後は、
皮脂の分泌が増えるためテカリやべとつきが目立ってきます。月経前後の
肌荒れはこれが大きな原因の1つです。これは、脂性の方に限ったことでは
ありません。
また、暑0い夏の日中、汗をかいてそのままクーラーの効いた室内に入ると、
スーッと汗がひいて、とても気持ちがいいですよね。でも、これはお肌にとっては
最悪の環境です。
というのは、汗が乾くときにお肌に必要なうるおいまで一緒に奪われてしまう
からです。手を洗ったあと、水分をきれいに拭き取っておかないと後で手がカサ
カサになるのも同じ原理。
屋内ではエアコン、屋外では紫外線といったように夏でもお肌は乾燥しやすい
環境にあり、目の周りや頬など比較的乾燥しやすい部位はお肌のうるおいを
保つのが難しく、調子を整えにくいことも事実です。
このようにTゾーンは脂っぽく、目の周りや頬が比較的乾燥気味であることは
ごく普通のお肌なのです。
夏はこのような\”脂性乾燥肌\”の素肌環境にあることを知ってお手入れを行い、
「夏だから」を理由にお肌の調子が悪いなんて言わず、夏だからこそさわやかな
美肌を目指しましょう!
では、Tゾーンは脂っぽいのに、その他は乾燥している季節、どのような
ケアを行えばいいのでしょう?
次回お伝えいたします。お楽しみに。
“
背中にきび対策の基本はまず洗浄で、身体にも弱アルカリ性の純石鹸
成分の洗顔用石鹸をご利用いただくのもひとつの方法ということを先週
お伝えしました。
では、身体の洗浄する際のポイントは?というご質問が多くありました
ので下記お伝えいたしますね。
★ポイント1
帰宅後はなるべく早く、身体を洗い、清潔な状態にしましょう。
また、汗をかいたら、乾く前にすぐに汗を拭きとったり、シャワーを浴びる
などしてキレイな状態を保ちましょう。
★ポイント2
弱アルカリ性の純石鹸など洗浄剤をたっぷり泡立て、やさしくなで洗い
しましょう。手の届くところは自分の手でなで洗いしましょう。また、背中の
くぼみは背中を丸めるなどして丁寧に洗いましょう。
★ポイント3
洗浄後はしっかり充分すぎるほどすすぎを行いましょう。
背中もタオルなどでなく、やさしく石鹸を泡立てて手の届くところは手でなで
洗いすることをおすすめします。ゴシゴシこするのはお顔同様おすすめできま
せん。
では、もし背中にきびができてしまったら、どうすればいいのでしょう?
にきびが化膿してひどい場合はお肌をキレイに洗浄し、いったんお肌の
表面をキレイにしてから洗浄後のケアをしっかりすることが大切です。
赤い背中にきびは皮脂や汚れが毛穴につまり、アクネ菌によって化膿した
ものです。皮脂の分泌が多くなるのはいろいろな原因が考えられ、原因が
一つということは稀です。
特ににきびができてしまった場合、甘草抽出成分であるグリチルリチン酸
ジカリウムなど消炎効果のある成分を含んだローションを使って、お肌の
環境を整えていくことをおすすめします。
にきびは表面だけ治しても根本から治さないといつまでも繰り返してしまい
ます。ボディケアもしっかり行いましょう。
その後、薬を付ける場合はつけてください。ただ、薬はにきびができた跡の
対処ということをお忘れなく。
初めは洗浄料とローションのみでケアして改善していくがどうか見極めること
をおすすめします。
もちろん、その他日常生活にも気をつけましょう。特に夜更かしをすると皮脂
の分泌が増え、お肌がべたついてきますので注意しましょう。
また、食生活にも気をつけましょう。緑黄色野菜や根菜類もしっかりとって
下さい。毎日1杯のトマトジュースを飲むだけでもとても効果的です。
ただし食事の効果は1年とか2年とか長く続けないといけません。
今まで洗浄剤やゴシゴシ洗浄などによってお肌の生理機能が衰えている
こともありますのですぐにとはいきませんが、やさしい洗浄とたっぷり水分
補給での保湿を続けていけば、生理機能が回復して希望が見えてきますよ。
以上に注意してボディーケアもしっかり行って全身美肌を保ちましょう。
こう蒸し暑いと、お顔だけでなく身体もべたついていや0な感じになり
身体にもブツブツとニキビができることありませんか?
最近、背中にきびについてたくさんのご質問をお受けしています。
お顔にTゾーンという皮脂の分泌が多いところがあるのはご存知だと
思いますが、胸や背中もVゾーンといってニキビができやすい部位です。
特に胸や背中は服を着ているため、周りに比べて湿度・温度が高くなり
ます。すなわち、雑菌やアクネ菌が増殖しやすい環境と言え、さらに古い
角質が毛穴をふさぎやすく、ニキビにつながりやすいのです。
では、どのような対策を講じればよいのでしょう?
ニキビ対策の基本は洗顔ですが、身体も洗浄がポイントになります。
特に体の洗浄剤についてですが、ボディーシャンプーはあまりおすすめ
できません。ボディーシャンプーは欧米で開発され日本でも広く使われる
ようになったのですが、一般的に洗浄力が強すぎることと、洗浄料が
お肌に残りやすいという欠点があります。
身体を洗ったあとにヌルとしたり、薄く膜があるように感じる場合はうる
おっているのではなく、洗浄料が残っていることが考えれます。残っている
場合、これが肌トラブルの原因となります。
お勧めなのは弱アルカリ性の純石鹸ですが、純石けんにも洗浄力が強いもの
がありますので、ニキビができやすい方には洗顔用の石けんをおすすめしま
す。洗顔石けんをお顔だけでなく身体全体にご利用いただくと良いですよ。
というのは、洗顔用石けんは製造途中で塩分やグリセリンを取り除いて
お肌にやさしく作られているものが多く、通常の浴用石鹸の場合はそれらが
そのまま残っているためお肌に刺激が強いことがあります。
ですので、洗顔用石けんは身体に使ってもいいですが、浴用はお顔に
使わないように注意しましょう。
また、ニキビ用石鹸にも脱脂力が強いものがあり、ニキビに刺激となったり、
かえってそれに反応して皮脂の分泌が多くなりニキビをひどくする場合が
ありますのでご注意ください。
さらに、体にできるニキビに関しては身体を洗う洗浄料だけでなく、お肌の上に
直接着る衣類の洗浄料に原因がある場合も考えられます。
衣類の洗浄料についてはすすぎで充分洗浄料が落としきれずに残ってしまい
それがニキビにつながっていることも考えられます。
お肌にかゆみを感じたり、ごわごわしたりする場合もありますが、何も感じない
まま、洗浄料によりお肌がトラブルを起こすこともあります。
衣類の洗濯には合成洗剤でなく、石鹸成分の洗浄料などお肌にやさしい洗浄
剤をご利用いただくのもひとつの方法です。
では、背中にきびができてしまったら?背中にきび対策のスキンケアは?
次回お伝えいたします。
先週、夏でも基本は洗顔、水分補給、そして保湿。正しいスキンケアが
大切だということをお伝えしました。
では、どのようなケアをすればいいのでしょう?
まず、汗をかいたら洗顔で汗を洗い流すのが一番です。
でも、日に何回も洗顔するのは難しいですよね。
外出時はハンカチやウエットティッシュなどを活用して、こまめに汗を拭き
取るようにしましょう。このときも一日中同じタオルやハンカチというのは、
雑菌が繁殖しやすいのでよくありません。203枚は持っておきましょう。
また、汗を拭き取る際にゴシゴシこすると汗でふやけたお肌を傷めつける
ことになりかねませんので注意しましょう。
上から軽く押さえて、タオルやハンカチに汗を吸い取らせるようにすることを
おすすめします。これは、通常の洗顔の際にもいえることです。
ウエットティシュも紙質の薄いガサガサしたティッシュはお肌への負担が
大きいので、柔らかい材質の刺激の少ない商品をおすすめします。
また、この時期、じっとしていても汗をかいて皮脂の分泌が活発になり、
お肌がべたべたしたり、お昼を過ぎると化粧が崩れたりして気持ち悪い
ですよね。
こんなとき、皮脂を脂取り紙で取っている方が多いですが、これでは汗と
皮脂とホコリで汚れたお肌に汚れを残すことになり、肌トラブルの原因に
なりかねません。
まず、ノンオイルローションをスプレーし、そのあとティッシュや清潔なハンカチ
で軽く押すようにしてふき取るといいですよ。ローションでしっかりケアすると
お肌の環境を整えることもできます。
そのあと、日焼け止めやファンデーションを上からつけて化粧直しを行いましょう。
そして、帰宅後は早めに洗顔料でダブル洗顔を行い汚れを落し、お肌をキレイ
な状態にしましょう。汚れは早く落としてお肌の負担を軽くすることが大切です。
また、汚れがお肌に残り、皮脂やメイクの脂などが過酸化脂質化するとシミや
くすみの原因になりかねません。しっかり汚れを落としましょう。ただし、ゴシゴシ
洗顔や時間の長い洗顔は避けましょうね。
そして、洗顔でお肌をきれいな状態にした後は、ローションで充分な水分を補い、
エッセンスでしっかり素肌環境を整えましょう。
特にお風呂上がりにケアすると効果的です。
また、疲れたときにおすすめなのがコットンパック!
日焼けしたり、お肌が疲れているなと感じるときはコットンにローションをたっぷり
しみこませ、気になる部分にしばらくのせておく「コットン保湿パック」をするとい
い
ですよ。保湿パックで1日の疲れを取り去りリフレッシュしておきましょう。
みなさん、夏も正しいスキンケアをしっかりと。
一年の中でもっともお肌がべたつきやすく、汗をかきやすい季節に
なりましたね。
汗の量には個人差はありますが1日約1リットル、真夏には室内にいても
1日3リットルもの汗をかくと言われています。
ところが、この夏の汗、意外とやっかいなものなのです。
梅雨時期にお肌の状態が悪くなる方が多いのもこの汗の影響が挙げられ
ます。
汗を多くかくと皮脂膜が流されて、その働きが鈍り、細菌感染や繁殖が
おきやすくなり、それが原因で肌トラブルを招くことがあるのです。
特に汗がくさい方は要注意!
お肌は弱酸性に保たれ、雑菌の繁殖を防いでいることはご存知だと思い
ますが、くさい汗はアルカリ性で皮膚上に存在する黄色ブドウ球菌や
アクネ菌など雑菌の繁殖が原因であることがわかっています。
皮膚にいる常在菌の中のお肌にとってよくない雑菌が悪い汗を餌として
繁殖し、汗が臭くなるのです。
ところで、夏は汗をかくくらいだから、お肌がうるおっていると思い込んで
いませんか?
実は夏のお肌は水分不足で乾燥しやすく、肌トラブルを引き起こしかね
ない状態にあることが多いですよ。
というのは、汗をかくと角質層が膨潤し、汗と一緒にお肌のうるおい成分や
皮脂膜なども流れてしまいます。
また、夏場は冷房で皮膚表面が急速に冷やされることが多くなり、その際
汗で膨潤した角質層の水分が蒸散し、お肌に必要な水分まで奪われ、さらに
紫外線などの外的刺激によってお肌は乾燥に傾き、荒れがちに。
すると、乾燥によりお肌のバリア機能が鈍り、細菌感染もおこりやすくなり、
それらが原因で肌トラブルを招くことがあるのです。
特に、汗をそのままにして置くと皮膚表面に雑菌が繁殖する原因になり、
肌トラブルにつながりやすくなります。
さらに、汗そのものもお肌への負担になることがあります。
感覚や見た目で判断することがないように。
夏でも基本は洗顔、水分補給、そして保湿。正しいスキンケアが大切です。
特にベタつきやサカつきを感じる方は品質の高い成分を配合した商品でケア
することをおすすめします。
夏も忘れちゃいけないスキンケア。
具体的な夏の汗対策、夏のスキンケア、次回お伝えいたします。