背中にきび対策の基本はまず洗浄で、身体にも弱アルカリ性の純石鹸
成分の洗顔用石鹸をご利用いただくのもひとつの方法ということを先週
お伝えしました。
では、身体の洗浄する際のポイントは?というご質問が多くありました
ので下記お伝えいたしますね。
★ポイント1
帰宅後はなるべく早く、身体を洗い、清潔な状態にしましょう。
また、汗をかいたら、乾く前にすぐに汗を拭きとったり、シャワーを浴びる
などしてキレイな状態を保ちましょう。
★ポイント2
弱アルカリ性の純石鹸など洗浄剤をたっぷり泡立て、やさしくなで洗い
しましょう。手の届くところは自分の手でなで洗いしましょう。また、背中の
くぼみは背中を丸めるなどして丁寧に洗いましょう。
★ポイント3
洗浄後はしっかり充分すぎるほどすすぎを行いましょう。
背中もタオルなどでなく、やさしく石鹸を泡立てて手の届くところは手でなで
洗いすることをおすすめします。ゴシゴシこするのはお顔同様おすすめできま
せん。
では、もし背中にきびができてしまったら、どうすればいいのでしょう?
にきびが化膿してひどい場合はお肌をキレイに洗浄し、いったんお肌の
表面をキレイにしてから洗浄後のケアをしっかりすることが大切です。
赤い背中にきびは皮脂や汚れが毛穴につまり、アクネ菌によって化膿した
ものです。皮脂の分泌が多くなるのはいろいろな原因が考えられ、原因が
一つということは稀です。
特ににきびができてしまった場合、甘草抽出成分であるグリチルリチン酸
ジカリウムなど消炎効果のある成分を含んだローションを使って、お肌の
環境を整えていくことをおすすめします。
にきびは表面だけ治しても根本から治さないといつまでも繰り返してしまい
ます。ボディケアもしっかり行いましょう。
その後、薬を付ける場合はつけてください。ただ、薬はにきびができた跡の
対処ということをお忘れなく。
初めは洗浄料とローションのみでケアして改善していくがどうか見極めること
をおすすめします。
もちろん、その他日常生活にも気をつけましょう。特に夜更かしをすると皮脂
の分泌が増え、お肌がべたついてきますので注意しましょう。
また、食生活にも気をつけましょう。緑黄色野菜や根菜類もしっかりとって
下さい。毎日1杯のトマトジュースを飲むだけでもとても効果的です。
ただし食事の効果は1年とか2年とか長く続けないといけません。
今まで洗浄剤やゴシゴシ洗浄などによってお肌の生理機能が衰えている
こともありますのですぐにとはいきませんが、やさしい洗浄とたっぷり水分
補給での保湿を続けていけば、生理機能が回復して希望が見えてきますよ。
以上に注意してボディーケアもしっかり行って全身美肌を保ちましょう。