永久保存版-過去の特集一覧

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脂性で乾燥肌

2006年7月28日

先週のテーマ『夏なのに乾燥?』について、たくさんのメール
をいただいてます。

夏なのにお肌が乾燥する方はかなり多いようです。

その中にこのようなご質問がありました。

 「私はマガジンにあったような基本的には脂性で
  夏なのに乾燥する肌です。
  基本的にオイリーなためか、頬に赤みがあり、鼻から頬に
  かけて毛穴が目立ちます。
  かといって、肌がカサカサして化粧のりが悪いです。
  化粧品を選ぶ基準はどうしたらいいのか悩みます。」

ご相談内容から、まさにお肌がべたついているのに乾燥すると
いった扱いにくい肌環境になっているようです。

では、どのようなケアを行えばいいのでしょう?

ズバリ『うるおいを保つこと』です。

うるおいを保つことが、お肌本来の機能を引き出すとともに
いつまでも若々しいお肌を保つことにつながっているのです。

うるおいを保つということで、保湿液をというのが真っ先に思い
浮かぶと思います。

しかし、保湿液をたっぷりつけても保湿はうまくいきません。

皮脂の分泌が多く、乾燥もしている素肌環境では水分と油分の
バランスが崩れていることが多いため、水分を補わないで保湿
しても意味がないのです。

夏はお肌が汚れることが多いので、お肌にやさしい洗顔でしっか
り酸化した古い油分(皮脂や化粧品など)をしっかり落とし、その
後、化粧水で水分をたっぷり補いましょう。

そして水分と油分のバランスを整えればべたつきを押さえること
にもつながります。

化粧水をつける際は軽くパッティングをすると効果的です。

汗や皮脂が多いと毛穴も開きがちになります。一般的に化粧水
には引締め成分が配合されていますが、パッティングはクーリング
効果といって少しですがお肌を引きしめる効果を高めることがわかっ
ています。

そしてお肌を引き締めた後、保湿剤でしっかりカバーしお肌の
うるおいを保ちましょう。

化粧品を選ぶ基準としては、従来の表示指定成分を含んでいない
こと、酸化しやすい油分を含んでいないことなどが最低の条件です。

夏なのに乾燥?

2006年7月21日

この時期はお肌がべたつき、オイリーなトラブルが多いですが、
逆にお肌が乾燥するといったご相談もよく受けます。

日焼け後にお肌が乾燥した経験は皆さんおありではないでしょうか?

紫外線によるダメージとしては日焼けやほてりなどがありますが、
お肌の乾燥も挙げられます。

ただ、紫外線を浴びなくても現代の生活環境はお肌が乾燥しやすく
なっています。それは、エアコンと機密性にすぐれた部屋などが代
表的です。

現代の環境はお肌にとってますます過酷なものとなっています。

特にエアコンのかかっている室内と蒸し暑い室外を行き来することが
多い方は要注意です。

  汗をかくと同時に皮脂を分泌
    ↓
  エアコンでお肌が乾燥
    ↓
  毛穴の中で皮脂が乾燥し固まる
    ↓
  毛穴が詰まる(黒ニキビや角栓へ)
    ↓
  そこにアクネ菌や雑菌が繁殖し、ニキビや毛穴の開きなど
  肌トラブルへ

このように毛穴トラブルにもつながりかねません。

また、夏は汗をかくことが多いと思いますが、汗をそのままにすると
お肌が乾燥します。それだけでなく皮膚常在菌の状態が悪くなり
素肌環境が乱れることで様々なトラブルに発展することに。

このように夏の肌は不安定で環境によって変化することが多く、
夏の肌はオイリーだと決めつけてはいけないのです。

そのためしっかりケアしていないと9月以降秋口にたいへんなことに!

キレイな素肌を保つには、うるおっていると決めつけないで皮膚生理
学的に正しい「素肌にやさしいケア」を続けて、素肌環境を根本から
整えていくことが必要です。

ケアを怠けて、肌トラブルにつながることがないよう注意してくださいね。

紫外線やお肌の乾燥はお肌の老化の大きな原因として有名です。
あとあと苦しまないために、しっかりスキンケアで補助しておきましょう。

Tゾーンのテカリ、あぶら取り紙を多用?

2006年7月14日

「Tゾーンがべたついて、鼻の黒ニキビや角栓で悩んでいます。」
「鼻や鼻際の頬部分の毛穴の目立ちが気になります。」
「汗をかくとなんだか肌がむずがゆくなります。」
「お昼にはTゾーンがテカって化粧が崩れます。」

このように夏はやはりお肌のべたつきやオイリートラブルのご相談
が多くなります。

一般的には日本の夏は湿度が高いため、お肌がしっとりしている
感じがします。

しかし、湿度だけでなく気温が高いため、皮脂の分泌が多くなり、
それによりさまざまなトラブルが発生しやすくなります。

特に皮脂の分泌が多くなると“毛穴”が目立ってきます。

過剰な皮脂はニキビや黒ずみだけでなく、毛穴までどんどん広げて
しまうのです。

気温や湿度のほかに、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れ
によっても急激に皮脂の分泌は増えてしまいます。

Tゾーンのテカリが気になる方が多いですが、Tゾーンは毛穴が
集中している部分で、顔の他の部位に比べても5、6倍も毛穴の
数が多いことがわかっています!

そこで、洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと今度は大切な潤い
まで取り去り、お肌本来の働きが弱くなって、だんだん角質の並びが
乱れ、化粧崩れを起こしやすくなったり、肌荒れなどの別のトラブルを
重ねてしまいます。

さらに、あぶら取り紙を多用している方がいらっしゃいますが、あぶら
取り紙を必要以上に使用するとお肌をこすってしまうことになり、それ
によってお肌を過敏にさせたり、角質を傷つけ新たなトラブルにつなが
るといった悪循環に・・・

では、どうしたらいいのでしょう?

大切なのはやさしく汚れを落とし、お肌を清潔にしたあと、必要な水分
と潤いをしっかり与え、お肌を健康な状態に保つことです。

朝晩のやさしいお手入れに加え、昼間皮脂がでてしまったら、オイル
フリーのローションを吹きかけ、ティッシュやキレイなハンカチで軽く
抑えて皮脂を取り去るといった地道な努力を怠らないように。

テカリっぱなしでいたり、毎日のケアを怠ると皮脂がお肌の上で酸化
して毛穴トラブルだけでなくお肌の老化も進んでしまいますよ。

日焼けによる肌荒れ・シミ・シワ

2006年7月7日

先週お伝えいたしましたが、曇りの日でも紫外線は日焼けする
には十分な量が降り注いでいます。

どんな天気であろうとも1年中紫外線対策は欠かせません。
 
紫外線は細胞のDNAを傷つけることがわかっています。少しなら
これも修復されるのですが、紫外線を長年繰り返し浴びることで
DNAの傷が蓄積され、お肌本来の機能を果たせなくなっていき
ます。

それがシミやシワといった光老化と言われるもので、最悪の場合
は皮膚ガンにつながってしまうのです。

また、すでにあるシミやシワも紫外線を浴び続けることによって
ますます悪化してしまいます。

たとえメイクや日焼け止めをぬっていても、汗や皮脂でよれたり
流れてしまいますので203時間おきに塗りなおさないと紫外線
遮断効果はそれほど期待できません。

この時期に肌荒れでお悩みの方が見受けられますが、大きな
要因の一つにこのような“日焼け”が挙げられます。

日焼けするとお肌が乾燥してカサカサになり、皮膚の細胞が損傷を
受けてヒリヒリしたり炎症を起こしたりします。

いつも使っている化粧品をお肌につけるとヒリヒリしたり痛みを感じ
たりすることがあれば要注意です。

紫外線のUV-Bはお肌の奥まで届いて少しずつ細胞が傷つけられて
いきますので、その後ケアをしたからといって紫外線の影響は避け
られません。

むやみに紫外線を浴びるのは危険です。この時期は紫外線が強く
特に危険です。紫外線を浴びないように工夫しましょう。

そして、朝は日焼け止めを塗る、夜は基礎化粧で日焼け後のフォロー
をしっかりするなどの基本的な紫外線対策やスキンケアを欠かさず
毎日積み重ねましょう。 

その毎日の積み重ねが若々しい健康素肌につながっています。

あなたの紫外線対策、スキンケアは万全ですか?

曇りの日に日焼け?

2006年6月30日

蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

今回、曇りの日の日焼けについて下記のようなメールをいた
だきましたのでご紹介いたします。

—————————————————
 
 はじめまして。早速ですが相談させて下さい。 

 実は昨日、曇って小雨も時折パラついていたのでこれなら
 大丈夫と思い、 いつもならつける日焼け止めをつけないで
 外出しました。
 
 午後1時から3時間程度だったのですが、帰宅してみて、さあ
 顔を洗おうと鏡をみると露出していた腕や肩が日焼けして赤く
 なっていました(T_T)

 本当に後悔しています。どうケアしたらいいでしょう?
 良きアドバイスお願いします。

—————————————————

この時期の紫外線をあまく見ていたようですね。
このようなご相談をいくつもいただいております。

最近、晴れた日の陽射しが強く感じることがあると思います。

6月20日前後は夏至ですが、夏至は太陽の高度が最も高く
なり、昼間の時間が最も長い時です。そのため夏至前後の
この時期の紫外線は最も強くなります。

ところが、夏至のころは、日本のほとんどの地域が梅雨にあた
ります。そのため紫外線を強く感じにくいのです。

ただ、晴れの日はもちろん、曇りや雨の日でも紫外線は降り
注いでいます。 

曇りの日も紫外線がないのではなく日光量が少ないために
わかりにくいだけなのです。

あなたも油断して日焼けしてしまった・・・なんてことがないよう
毎日しっかり紫外線対策を行いましょう。 

次週、紫外線とシミ・シワについてお伝えいたします。

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