先週のテーマ『夏なのに乾燥?』について、たくさんのメール
をいただいてます。
夏なのにお肌が乾燥する方はかなり多いようです。
その中にこのようなご質問がありました。
「私はマガジンにあったような基本的には脂性で
夏なのに乾燥する肌です。
基本的にオイリーなためか、頬に赤みがあり、鼻から頬に
かけて毛穴が目立ちます。
かといって、肌がカサカサして化粧のりが悪いです。
化粧品を選ぶ基準はどうしたらいいのか悩みます。」
ご相談内容から、まさにお肌がべたついているのに乾燥すると
いった扱いにくい肌環境になっているようです。
では、どのようなケアを行えばいいのでしょう?
ズバリ『うるおいを保つこと』です。
うるおいを保つことが、お肌本来の機能を引き出すとともに
いつまでも若々しいお肌を保つことにつながっているのです。
うるおいを保つということで、保湿液をというのが真っ先に思い
浮かぶと思います。
しかし、保湿液をたっぷりつけても保湿はうまくいきません。
皮脂の分泌が多く、乾燥もしている素肌環境では水分と油分の
バランスが崩れていることが多いため、水分を補わないで保湿
しても意味がないのです。
夏はお肌が汚れることが多いので、お肌にやさしい洗顔でしっか
り酸化した古い油分(皮脂や化粧品など)をしっかり落とし、その
後、化粧水で水分をたっぷり補いましょう。
そして水分と油分のバランスを整えればべたつきを押さえること
にもつながります。
化粧水をつける際は軽くパッティングをすると効果的です。
汗や皮脂が多いと毛穴も開きがちになります。一般的に化粧水
には引締め成分が配合されていますが、パッティングはクーリング
効果といって少しですがお肌を引きしめる効果を高めることがわかっ
ています。
そしてお肌を引き締めた後、保湿剤でしっかりカバーしお肌の
うるおいを保ちましょう。
化粧品を選ぶ基準としては、従来の表示指定成分を含んでいない
こと、酸化しやすい油分を含んでいないことなどが最低の条件です。