先週お伝えいたしましたが、曇りの日でも紫外線は日焼けする
には十分な量が降り注いでいます。
どんな天気であろうとも1年中紫外線対策は欠かせません。
紫外線は細胞のDNAを傷つけることがわかっています。少しなら
これも修復されるのですが、紫外線を長年繰り返し浴びることで
DNAの傷が蓄積され、お肌本来の機能を果たせなくなっていき
ます。
それがシミやシワといった光老化と言われるもので、最悪の場合
は皮膚ガンにつながってしまうのです。
また、すでにあるシミやシワも紫外線を浴び続けることによって
ますます悪化してしまいます。
たとえメイクや日焼け止めをぬっていても、汗や皮脂でよれたり
流れてしまいますので203時間おきに塗りなおさないと紫外線
遮断効果はそれほど期待できません。
この時期に肌荒れでお悩みの方が見受けられますが、大きな
要因の一つにこのような“日焼け”が挙げられます。
日焼けするとお肌が乾燥してカサカサになり、皮膚の細胞が損傷を
受けてヒリヒリしたり炎症を起こしたりします。
いつも使っている化粧品をお肌につけるとヒリヒリしたり痛みを感じ
たりすることがあれば要注意です。
紫外線のUV-Bはお肌の奥まで届いて少しずつ細胞が傷つけられて
いきますので、その後ケアをしたからといって紫外線の影響は避け
られません。
むやみに紫外線を浴びるのは危険です。この時期は紫外線が強く
特に危険です。紫外線を浴びないように工夫しましょう。
そして、朝は日焼け止めを塗る、夜は基礎化粧で日焼け後のフォロー
をしっかりするなどの基本的な紫外線対策やスキンケアを欠かさず
毎日積み重ねましょう。
その毎日の積み重ねが若々しい健康素肌につながっています。
あなたの紫外線対策、スキンケアは万全ですか?