この時期、お肌をリニューアルするチャンスです!あなたのスキン
ケアについてもう一度見直してみましょう!
まず、シミ、シワ、くすみが気になるという方。
シミは紫外線によるものだけでなく、ホルモン、お肌への物理的
刺激、旧厚生省表示指定成分など化粧品に含まれる成分等の
化学的刺激などによって、お肌が身体を守ろうとしてメラニン細胞
が活性化されメラニンが大量に作られるためにできます。
メラニンは正常なら皮膚の再生周期(ターンオーバー)によって
徐々に上へ押し上げられて古い角質となって自然とはがれ落ちて
いくのですが、夏バテやお肌への様々な負担によって新陳代謝が
鈍っていると定着しシミとなってしまいます。
また、くすみはお肌に透明感がなくなった状態ですが、特にこの
時期にみられるものは紫外線による影響が大きく、夏に強い紫
外線を浴びたことによって皮膚が肥厚したり、ターンオーバーが
スムーズにいかなくて、古い角質がいつまでも存在し、くすみと
なって暗い感じになります。
乾燥し、お肌が過敏になる季節へ向けて今どうすればいいのでしょう?
キーワードは“新陳代謝を高めるスキンケア”です。
スキンケアは洗顔から始まります。まずは汚れや古い角質を無理
なく取り去りましょう。
洗顔よりも疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろんなものをつけ
たい気持ちはわかりますが、洗顔がおろそかだとその上から
いろんなものをつけてもあまり効果は期待できません。
洗顔こそ一番大切です。つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。
まずは洗顔です!
この時期お肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく
落とせる弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。古い角質を
無理なく落としてくれます。
洗顔ネットなどを使ってしっかり泡立てるのはとても有効です。
気象庁から夏(608月)の天候について発表されました。
やはり今年は全国的に高温で降水量も多く、北海道と西日本では
平年気温を1℃以上上回ったところがあったそうです。
皆さまの地域はどうでしたか?
暑いということは汗をかくことが多かったと思います。
汗をかくことは身体にとって良いことですが、汗をかきすぎたり
そのままにしておくと、皮膚常在菌(※1)の働きが悪くなり、素肌
環境が劣悪なものになります。
それが毎日積み重なることで、徐々にお肌にダメージが蓄積され
秋口に現れてくるのです。
特に、夏場はお肌が潤っていると勘違いして保湿ケアを怠っている
と、この時期にそれがまわってきて、お肌はごわごわ、ざらざら、
カサカサ。さらには、シミ・シワ・くすみが・・・(T_T)
私はしっかりケアして、紫外線対策もしてきたのに!という方も
いらっしゃるかもしれませんが、日焼けしていないつもりでも日焼け
はしているものです。
ここで、あなたのお肌をチェックしてみて下さい。
・お肌がごわごわしている
・シミ、しわが増えている
・お肌の透明感が低下している
・肌が荒れている
・ニキビ、吹き出物ができやすくなっている
こういった方は要注意です。
特に紫外線を浴びることによって、角質が厚くなり、皮膚が固くなる
ことや細菌やウイルスから体を守る仕組みである免疫を低下させると
いうことが指摘されています。
こういったことから、お肌がゴワゴワしたり、くすみが増えたりする
だけでなく新陳代謝がにぶりがちになり、お肌の老化を促進して
しまうことが考えられます。
それに加え、夏の暑さ、発汗、睡眠不足、エアコン等により夏バテ
しているとますます代謝がにぶり老化を早めてしまうことに!
9月になったとはいえ残暑が厳しかったり、台風の影響で湿度が高
かったり乾燥したり湿度の差が大きく、朝晩と日中の気温差も激しく、
お肌にとって良いとはいえない季節。
乾燥するシーズンに向け、夏の疲れを引きずってはダメです。逆にこの
時期はお肌をリニューアルするチャンスです。そのためには早め早めの
ケアが必要です。
ではどうしたらいいのでしょう?次回お伝えいたします。
(※1)皮膚常在菌とは?
お肌の上には皮膚常在菌といって、文字通り常に菌が無数に存在し
活動しています。どんな方のお肌にも存在し、病原菌の侵入や増殖
を抑える役割を担っている人間にとって有用な細菌です。
秋になると、気になりませんか?しみやしわ。
強い紫外線を浴び続けたり、お肌が衰えてDNA修復能がうまく
働かなくなっているとお肌のダメージがうまく修復されずに残って
しまうことがあります。
これを長年に渡って繰り返すとDNAの傷などダメージが蓄積され、
お肌本来の機能がどんどん損なわれていきます。
そうして、シミ・シワ・たるみといった肌トラブルへつながってしまい
ます。
シミやシワが現れるのは、必ずしも紫外線だけが原因ではありま
せんが、お肌の老化の80%は紫外線による光老化といわれて
います。
紫外線を強く浴びたのが短時間で1度だけでしたら、赤くほてった
状態(サンバーン)で1週間もあれば良くなりますし、その後お肌が
黒くなる(サンタン)も数ヶ月程度で通常よくなります。
しかし、日焼けを何度も繰り返したり、紫外線を長期間浴び続け
ると、慢性的な皮膚トラブルを引き起こしてしまいます。
それが、光老化や皮膚ガンと呼ばれるものです。
紫外線はすでにあるシミやシワを悪化させてしまいますので、
キレイな若々しい素肌を保つためには、常日頃から紫外線を浴び
ない工夫が必要です。
シワを引き起こすUVAは雲やガラスを通過し、皮膚のより深い
ところまで届き、1年中降り注いでいます。
また、紫外線により乾燥することは以前お伝えしましたが、紫外
線によって角質が厚くなり、お肌がゴワゴワして、乾燥した感じや
化粧のノリが悪くなるといったことがよくあります。
特に冷房の効いている室内にいることが多い方は、お肌が乾燥
しやすくなっているため、注意が必要です。
すでにそのような感じのする方は、お肌の老化が促進されている
ことも考えられますので要注意です。
大切なのは、毎日の丁寧なスキンケアによってDNA修復能など
お肌に本来備わっている再生機能を活性化すること、そして紫外
線対策をしっかり継続することです。
また、暴飲暴食を避け、バランスのとれた食生活を心がけ、便秘や
ストレス、睡眠不足をなくし、規則正しい生活をすることなども大切
です。
夏バテ気味のお肌には、これらに注意してお肌の環境を整えていく
スキンケアをしていきましょう。
UVBは【レジャー紫外線】ともいわれ、海水浴・屋外スポーツ・アウト
ドアなどでの日焼けの原因です。
お肌に強く浴びると炎症(サンバーン)を起こし、赤くほてった状態に
なり、その後黒くなりいわゆる日焼けした状態(サンタン)になります。
特にシミ、ソバカス、乾燥の原因になります。
また、UVAは【生活紫外線】といわれています。
日常生活で知らずしらずのうちに浴び続けるうちに、お肌へのダメージ
が少しずつ蓄積されていくので、そう呼ばれています。
シミやソバカスだけでなく、しわなどの原因にもなります。
波長が長いため、お肌の深い部分(真皮)にまで届きダメージを与える
のが特徴です。
UVAはUVBに比べ日焼けを起こす力は小さいですが、浴び続けると
シワやシミなどお肌の老化の大きな要因となります。
曇も通過するため、曇りの日も注意が必要で、さらにガラスを通過
するので、車内でも室内にいても届いてしまいます。油断は禁物です。
ちなみに私たちが生活の中で浴びる紫外線は、太陽からのものが
ほとんどですが、蛍光灯やテレビなど光の出ているものほとんど全て
から紫外線は出されています。
しかし、その量は太陽光に比べてほんのわずかで、お肌にとって甚大な
影響を与えるほどではないと考えられています。
どちらにしても紫外線を100%防ぐことはどんな方法を用いても不可能
です。
ですから、できる範囲内での予防処置をすることが大切で、完璧を
目指し神経質になりすぎてストレスになってしまってはお肌のトラブ
ルが結果的に増大してしまうことになってしまいかねません。
お肌にはDNA修復能も備わっていて、紫外線などで細胞のDNAが
傷ついても少量なら元通りに修復されます。
しかし、強い紫外線を浴び続けたり、お肌が衰えてその機能がうまく
働かなくなっていると傷が修復されずに残ってしまうことがあります。
先週の続きです。
夏から初秋にかけての昼間は紫外線を浴びやすく、その影響を
受けやすくなっているといっていいでしょう。
紫外線の種類としては、波長の長いものからUVA、UVB、
UVCがあります。
簡単にわかりやすく書くとこのようになります。
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<<短い 長い>>
←X線UVC”UVB”UVA”可視光線”赤外線→
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波長が短く最も悪影響を与えるUVCとUVBの大部分は大気中
のオゾンで吸収されるため、私たちの肌には届きません。
地表に届くのは、UVBの一部とUVAです。
しかし、これらは地表に届く太陽放射全体の5%程度で、さらにUVB
はそのうちの3%足らずだそうです。
地表に届く紫外線としては、ほとんどがUVAです。
ところが、地表に届く量が非常に少ないUVBが非常に危険だと
いうことがわかっています。
UVBの日焼けを起こす力はUVAの10001000倍とも言われています。
UVBは【レジャー紫外線】ともいわれ、海水浴・屋外スポーツ・アウト
ドアなどでの日焼けの原因です。
お肌に強く浴びると炎症(サンバーン)を起こし、赤くほてった状態に
なり、その後黒くなりいわゆる日焼けした状態(サンタン)になります。
特にシミ、ソバカス、乾燥の原因になるのでこの時期の紫外線対策
は欠かせません。