気象庁から夏(608月)の天候について発表されました。
やはり今年は全国的に高温で降水量も多く、北海道と西日本では
平年気温を1℃以上上回ったところがあったそうです。
皆さまの地域はどうでしたか?
暑いということは汗をかくことが多かったと思います。
汗をかくことは身体にとって良いことですが、汗をかきすぎたり
そのままにしておくと、皮膚常在菌(※1)の働きが悪くなり、素肌
環境が劣悪なものになります。
それが毎日積み重なることで、徐々にお肌にダメージが蓄積され
秋口に現れてくるのです。
特に、夏場はお肌が潤っていると勘違いして保湿ケアを怠っている
と、この時期にそれがまわってきて、お肌はごわごわ、ざらざら、
カサカサ。さらには、シミ・シワ・くすみが・・・(T_T)
私はしっかりケアして、紫外線対策もしてきたのに!という方も
いらっしゃるかもしれませんが、日焼けしていないつもりでも日焼け
はしているものです。
ここで、あなたのお肌をチェックしてみて下さい。
・お肌がごわごわしている
・シミ、しわが増えている
・お肌の透明感が低下している
・肌が荒れている
・ニキビ、吹き出物ができやすくなっている
こういった方は要注意です。
特に紫外線を浴びることによって、角質が厚くなり、皮膚が固くなる
ことや細菌やウイルスから体を守る仕組みである免疫を低下させると
いうことが指摘されています。
こういったことから、お肌がゴワゴワしたり、くすみが増えたりする
だけでなく新陳代謝がにぶりがちになり、お肌の老化を促進して
しまうことが考えられます。
それに加え、夏の暑さ、発汗、睡眠不足、エアコン等により夏バテ
しているとますます代謝がにぶり老化を早めてしまうことに!
9月になったとはいえ残暑が厳しかったり、台風の影響で湿度が高
かったり乾燥したり湿度の差が大きく、朝晩と日中の気温差も激しく、
お肌にとって良いとはいえない季節。
乾燥するシーズンに向け、夏の疲れを引きずってはダメです。逆にこの
時期はお肌をリニューアルするチャンスです。そのためには早め早めの
ケアが必要です。
ではどうしたらいいのでしょう?次回お伝えいたします。
(※1)皮膚常在菌とは?
お肌の上には皮膚常在菌といって、文字通り常に菌が無数に存在し
活動しています。どんな方のお肌にも存在し、病原菌の侵入や増殖
を抑える役割を担っている人間にとって有用な細菌です。