永久保存版-過去の特集一覧

2005

乾燥は本当にお肌を老化させる!

2005年11月25日

秋は気がつかないうちに乾燥が進みやすいです。

乾燥すると角質層の水分が奪われ、お肌のしなやかさもなくなります。

特に目の周りは・・・

(1)顔の他の部位に比べ、皮膚が薄いため外的刺激を受けやすい。

(2)目元は皮脂の分泌量が少なく、皮脂膜が十分でない。
 
(3)まばたきで皮膚が引っ張られるという繰り返しの物理的負担。

このような条件がそろい、シワができやすい部位です。

シワの原因としては「お肌の乾燥」だけでなく、紫外線による真皮内の
コラーゲンの減少・変成により肌の弾力・ハリが失われ、肌がゆがんだり、
凹凸ができることでも起きます。

乾燥性の小ジワは保湿ケアで早めに解消することができますが、放って
おくと表情ジワのような消せないシワになってしまいます。

また、乾燥すると肌機能の働きが鈍ってしまい肌本来の役割が果たせ
なくなります。若々しいみずみずしさがなくなり、透明感が失われお肌は
くすみがちになるのです。

お肌の乾燥は老けて見えるだけでなく、本当にお肌を老化させるのです!

さらにお肌の乾燥は肌荒れをも引き起こしてしまいます。

乾燥した状態がつづいた肌に触るとざらついていたり、白い粉をふいて
いることがありますよね。これは乾燥によって角質の状態が悪化し、肌
が荒れている状態なのです。

こうなると化粧のノリがよくないだけでなく、バリア機能が低下し外的刺
激をまともに受けるため、新たな肌トラブルを引き起こしやすくなります。

そこで、乾燥には保湿!と思いがちですが、乾燥している肌にオイルや
乳液・クリーム等を塗っては、その乾燥した肌を保つことになります。

大切なのは“まず水分補給すること”です。

水分の不足しているお肌に効果的な水分をたっぷりと与え、その後、
そのうるおいを保つために美容液等で保湿する。これこそが大切な
うるおいケアなのです。

年齢を重ねることでも乾燥しやすくなりますが、適切な保湿ケアをすれば、
年齢に負けないうるおいたっぷりの状態を保つことができますよ。

気が付かないうちに乾燥が!

2005年11月18日

「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので、思ったよりも日没が早く
なっていますよね。最近、釣瓶(つるべ)には 滅多にお目にかからないですが。

ところで、このように日没時間が早まると急に気温が下がり、お肌も乾燥し
やすい環境となります。

結構気がつかないうちにお肌の乾燥が進んでいることがありますから要注意
です。

たとえば、真冬は湿度が下がり乾燥に注意をして保湿を入念にする方が
多いと思いますが、秋は保湿を少し多めにする程度でいいかな0?といって
冬ほどケアを入念にしていない方いらっしゃいませんか?

そういった方は、日中お肌がなんだか乾燥するということを自覚されて
いないでしょうか?

秋は湿度が冬ほど下がらないものの、昼夜の気温差が激しく、日中乾燥
しやすい状態になっているのです。

また、都市部を中心に乾燥化が進んでおり、特に空調で管理されている建物
内にいる場合、お肌に厳しい環境をつくりだしているという現実を忘れがちに
なっていることが多いです。

特に、直接空調の風に当たるのは絶対に避けましょう。湿度の低さよりも
風に当たることの方がお肌の乾燥を促進します。

ここで質問です!

お肌の乾燥を一番最初に自覚しやすいのはどこだと思われますか?

一番自覚しやすいのは「目元」のようです。 

そして、口の周りや口角も乾燥しやすい部分ですので気をつけましょう。
特に目元は他の部位に比べ皮膚が薄く乾燥しやすいところですが、
乾燥するとどんな肌トラブルがでやすいのでしょう?

「乾燥肌だとシワができやすいと聞きます・・・」というご相談メールを
よく承りますが、乾燥肌は普通肌の方と比較すると小じわができやすい
と言えるのです!

ほうれいせん(豊令線:小鼻のあたりから口の横まで、口の横に縦に
入るシワ)も乾燥すると深く目立ってきますのでご注意ください。

肌に一番合っている美容液は、あなた自身の成分です。

2005年11月11日

セラミドは角質層のバリアーのはたらきをするための重要な細胞間脂質
の主成分です。セラミドが不足すると外的刺激に弱くなり、お肌の老化を
促進してしまいます。

しかし、スキンケア商品に含まれるセラミドはたいてい102種類のようで
すし、乾燥肌の方みなさんが同じ種類のセラミドが減少しているという
わけではなく、化粧品に配合されているセラミドと自分の肌に不足してい
るセラミドが一致していないと、バリア能力の回復が今一歩となるようです。

ですので、セラミドを全部化粧品で補うというのではなく、肌本来の機能を
高め、最終的に7種類のセラミドすべてを自ら上手く作っていけるように、
そして自らのセラミドでお肌を守っていけるように、自らのセラミド合成力を
高めることが大切だと思います。

もし、すべてのセラミドを補ったとしても、お肌を根本から改善していなければ
どうでしょうか?

セラミドの合成が盛んになると、お肌の水分量が増えるのはもちろん、それに
伴い、キメが整ってツヤ・ハリが戻ってきます。

そういった意味で、しっかり水分補給と保湿を行い“お肌のうるおい”を保つ
ことが大切なのです。

特にワセリンやオイルなどの油性成分は、皮膚表面にオイルの膜を作ることに
よって水分が失われるのを防ぎます。しかし、それ自体には水分を保持する
作用はありません。

それに比べ、コラーゲンやヒアルロン酸などはワセリンなどと違ってそれ自体が
水分を保持し、保湿作用を発揮します。

さらにオイルなどと最も違うのは、ヒトの真皮に存在する物質で、お肌になじみ
やすい保湿成分であるということです。

オイルなどで蓋をするのではなく、お肌に最も近い成分であるコラーゲンやヒアル
ロン酸といった通気性の良い成分で“お肌のうるおい”を保つことが重要です。

そして、“お肌のうるおい”をうまく保ち、自分自身の皮脂膜をうまく作りだし外的
刺激からお肌を保護する。

これによって素肌環境が整い、あなたのお肌自身が本来お持ちの皮膚機能が
今以上に高まることにより、トラブルは自然に解決されていきます。

セラミドや皮脂膜を補うのではなく、自らのセラミド・皮脂を上手く作り出す能力を
高めること。

あなたのお肌に一番いい美容液は、あなた自身の成分(セラミドなど)です。

しかし、お肌は日々様々な刺激にさらされ、現代は常に良い状態を保つことは
難しい環境です。

外的刺激からお肌を守り、素肌の機能が十分発揮できるように肌環境を整える。
それを考えたスキンケアを毎日積み重ねていきましょう!

アトピー肌のケア

2005年11月4日

空気が乾燥していますが、秋冬にアトピーが悪化するといった方も
多くいらっしゃいます。

アトピーには季節性があるようで、夏に赤く悪くなる方、秋冬に乾燥して
悪くなる方、と大きく二つに分けられます。

一般的にアトピー性皮膚炎の方は、脂質中のセラミド量が減少し、それに
伴って角質水分量も減少しお肌が乾燥傾向にあることがわかっています。

セラミドが減少すると隙間ができてしまい、皮膚からの水分喪失に拍車が
かかることにより、外からの刺激も入りますます状態を悪くします。

セラミドは角質層のバリアーのはたらきをするための重要な細胞間脂質
の主成分です。

しかしこのような状態はアトピーの方に限ったことではありません。

あなたのお肌は乾燥していませんか?

セラミド不足によるお肌の保湿能力の低下は、お肌に負担をかけすぎる
ことやお肌が老化していくことでも生じてしまいますよ。

さらに前述の通り、セラミドが減少するとバリア機能が低下しますので、
この時期お肌が乾燥するといった方や敏感肌の方は空気が乾燥する
冬に向けて注意が必要です。

それならば、アトピー肌や角質層が乱れバリア機能が失われてしまった
ような敏感な肌には、セラミドをたっぷりと補給すればこれで解決!と思わ
れますよね。

でも、そう簡単にはいきません。

セラミドは、人体に7種類あることがわかっています。

しかし、スキンケア商品に含まれるセラミドはたいてい102種類のようで
すし、乾燥肌の方みなさんが同じ種類のセラミドが減少しているという
わけではなく、化粧品に配合されているセラミドと自分の肌に不足してい
るセラミドが一致していないと、バリア能力の回復が今一歩となるようです。

さらに、セラミドが減る本当の理由はまだわかっていないのが現状です。

ですので、セラミドを全部化粧品で補うというのではなく、肌本来の機能を
高め、最終的に7種類のセラミドすべてを自ら上手く作っていけるように、
そして自らのセラミドでお肌を守っていけるように、自らのセラミド合成力を
高めることが大切なのではないでしょうか?

次回続きをお伝え致します。

夏用と冬用、化粧品を分ける?

2005年10月28日

「夏用のさっぱりタイプの化粧品を使っているけど、そろそろ肌も
 乾燥してきたし、しっとりタイプにしないとね。」

といった方、いらっしゃいませんか?

夏には夏用の化粧品、冬には冬用の化粧品というふうに変えている
方、ちょっと待って下さい。

使わなくなった夏用の、冬用の化粧品はどうしていますか?

捨てる人もいるかもしれませんが、中には次の季節まで取っておく、
という方もいらっしゃるかも。

でも、化粧品は生鮮食品と同じで腐ることがあると考えて使用しましょう。
いったん封を開けたら、安心できる期間(商品にもよりますができれば
3ヶ月以内に)使い切ることが大切です。

食品の賞味期限が切れるように化粧品も開封し古くなると成分が劣化
したり、化粧品が空気中の菌や手についていた菌などで汚染されたり
して、期待された効果がなくなるだけでなく、かぶれの原因にもなりか
ねません。

また、夏用、冬用と化粧品を分けてしまうと、その季節に合わないことも
よくありますよね。季節は夏と冬だけでなく春と秋もあり、また、梅雨や
台風、季節はずれの気候も最近多いです。

それからTゾーンなど油っぽい部分や頬や目元など比較的乾燥している
部分、このようにお顔の中でも肌状態に差があります。

しかも、夏用化粧品と冬用化粧品の成分的な違いは冬用のほうがやや
保湿成分が多いくらいではないでしょうか?

それならば、どちらか一つだけを一年を通して使用し、お肌の状態に
合わせて使用量や使用法を工夫すれば済むことです。

逆に肌質にも個人差があり、季節やその日の気候によっても変わり
ますし、さらには1日の中でもお肌の状態には違いがあります。

こういったことからも、その日のお肌の状態に合わせて自分で調節
するのがベストの方法と言えます。

簡単な工夫として、うるおいが足りないなと思うときは化粧水→美容液
を2,3回繰り返してつけたり、うるおっているな感じるときは、美容液は
手にとって化粧水と混ぜてからお肌につけたり・・・

当社化粧品を長年ご利用され、若々しく健康な素肌を保っていらっしゃる
皆さまも、このように毎日鏡を見ながらお肌と対話し使用量や使用法を
調節されてご利用いただいております。

また、季節に合わせた効果的なお手入れ方法などを紹介していただきま
しょう。アドバイスしていただける化粧品会社は親切だといえますね。

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