肌に一番合っている美容液は、あなた自身の成分です。

セラミドは角質層のバリアーのはたらきをするための重要な細胞間脂質
の主成分です。セラミドが不足すると外的刺激に弱くなり、お肌の老化を
促進してしまいます。

しかし、スキンケア商品に含まれるセラミドはたいてい102種類のようで
すし、乾燥肌の方みなさんが同じ種類のセラミドが減少しているという
わけではなく、化粧品に配合されているセラミドと自分の肌に不足してい
るセラミドが一致していないと、バリア能力の回復が今一歩となるようです。

ですので、セラミドを全部化粧品で補うというのではなく、肌本来の機能を
高め、最終的に7種類のセラミドすべてを自ら上手く作っていけるように、
そして自らのセラミドでお肌を守っていけるように、自らのセラミド合成力を
高めることが大切だと思います。

もし、すべてのセラミドを補ったとしても、お肌を根本から改善していなければ
どうでしょうか?

セラミドの合成が盛んになると、お肌の水分量が増えるのはもちろん、それに
伴い、キメが整ってツヤ・ハリが戻ってきます。

そういった意味で、しっかり水分補給と保湿を行い“お肌のうるおい”を保つ
ことが大切なのです。

特にワセリンやオイルなどの油性成分は、皮膚表面にオイルの膜を作ることに
よって水分が失われるのを防ぎます。しかし、それ自体には水分を保持する
作用はありません。

それに比べ、コラーゲンやヒアルロン酸などはワセリンなどと違ってそれ自体が
水分を保持し、保湿作用を発揮します。

さらにオイルなどと最も違うのは、ヒトの真皮に存在する物質で、お肌になじみ
やすい保湿成分であるということです。

オイルなどで蓋をするのではなく、お肌に最も近い成分であるコラーゲンやヒアル
ロン酸といった通気性の良い成分で“お肌のうるおい”を保つことが重要です。

そして、“お肌のうるおい”をうまく保ち、自分自身の皮脂膜をうまく作りだし外的
刺激からお肌を保護する。

これによって素肌環境が整い、あなたのお肌自身が本来お持ちの皮膚機能が
今以上に高まることにより、トラブルは自然に解決されていきます。

セラミドや皮脂膜を補うのではなく、自らのセラミド・皮脂を上手く作り出す能力を
高めること。

あなたのお肌に一番いい美容液は、あなた自身の成分(セラミドなど)です。

しかし、お肌は日々様々な刺激にさらされ、現代は常に良い状態を保つことは
難しい環境です。

外的刺激からお肌を守り、素肌の機能が十分発揮できるように肌環境を整える。
それを考えたスキンケアを毎日積み重ねていきましょう!

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