永久保存版-過去の特集一覧

2003

ファンデーションにもいろいろな効果が?!

2003年5月30日

最近では様々なファンデーションが開発され販売されていますが、通常
ファンデーションには大きく2つの目的があります。

1.お肌のキメをキレイにみせるということ。
2.肌色を美しく見せるということ。

まず、キメはお肌が老化するとはっきりしなくなり粗くなってきますが、
ファンデにはこれをキレイに見せるという目的があります。

そして、肌色をうつくしくみせることはは体調や季節など
によって日々違いますので調節するのもたいへんですよね。

このようにファンデーションといえば、普通メイクに分類されますよね。
ところが、ファンデーションはスキンケアとしての側面も持ち合わせて
いるのですよ。

特に、この時期で言えば、ファンデーションには紫外線カットという側面が
あります。これはスキンケアの部類に入りますよね。

ファンデーションには紫外線防止剤とか紫外線吸収剤など入っていない
ものが多いのでは?と思われる方が多いかもしれませんが、UVカット
成分が入っていなくともパウダータイプのファンデーションは塗るだけで
少しですが紫外線遮断力があります。

もちろん、紫外線をカットするにはファンデーションだけでは効果が弱い
ですので、UVカット化粧品は必要です。

さらにファンデーションのスキンケアとしての側面にファンデの種類など
にもよりますが保湿があります。ただ、これもファンデーションだけでは
安心できないのはお分かりだと思います。

このようにファンデーションにはいろいろな目的があり、スキンケアとしての
側面を持っていますが、ファンデーションの機能を左右するのは、やはり
土台となる基礎化粧です。

特に、下地というとクリームだと思っている方が今でも多いですが、
化粧下地は必ずしも油分である必要はありませんし、化粧下地という
化粧品自体必要でしょうか?

基礎化粧でお肌がしっとりしていれば化粧下地化粧品やオイルなどを
つける必要は無く、ファンデーションののりもいいはずですよね。

しかし、いずれにせよファンデーションはお肌にとっては良いとは言えない
もので、必要でなくなったら汚れと同じですので、早めに洗顔し、お肌に
やさしい基礎化粧品でしっかりアフターケアすることが大切です。

それでなくとも女性のお肌はデリケート。だからこそ、基礎化粧を重点に、
「お肌に負担をかけないやさしいスキンケア」を習慣づけましょう。

シミのできやすさには個人差があります。

2003年5月23日

上記のポイントを読んで「なんだ、そんなの当たり前じゃん!」と思われる
かもしれませんが、できてしまったシミを改善するよりもシミをつくらない
ようケアをすることの方がずっと簡単です。

しかし、1年を通して紫外線対策を行うことは今ではもう常識なのに、シミの
できやすさには個人差があり、同じように紫外線を浴びてもシミのできやす
い人とできにくい人がいるのは事実ですよね。

それはいろいろな原因が考えられますが、まず、もともとの肌色も遺伝する
ように紫外線の影響を受けやすい体質も遺伝することがわかっています。

ご家族にシミが多い場合は、あなたもシミができやすい体質と言えるでしょう。
さらにソバカスについては、シミ以上に大きく遺伝が関係していると言われて
います。

しかし、遺伝だからと言って、あきらめるのはまだ早いです。自分はシミの
できやすい体質だということを認識し、日常環境やお手入れの仕方を工夫し、
シミができにくい素肌をつくり、シミが現れる程度を低くしたりすることは可能
なのです。

特に女性の場合、シミはホルモンサイクルとも関係が深いため、シミができ
やすい体質の方でなくとも黄体ホルモンの増える排卵後の2週間はシミや
ニキビなどの肌トラブルに十分注意が必要です。

黄体ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあります。そのため黄体ホル
モンが増える時期である黄体期にはお肌がアブラっぽくなり、汚れを吸着し
やすくなります。

生理前(黄体期)の身体は排卵後に受精が起こったということを仮定して
身体を守ろうとする機能が強く働くためです。

そのため、紫外線からの防御反応であるメラニンの働きも活発になり、排卵
後シミやソバカスが濃くなったり、ニキビができやすくなったりします。

このように黄体期はどうしても肌トラブルがでやすくなりますが、この時期に
紫外線対策・ケアををなまけると、なかなかもとのお肌に戻りにくい場合が
ありますのでご注意を!

メラニンが表皮に沈着した場合、このメラニン色素は表皮のターンオーバーに
より平均28日で細胞が入れ替わりますのでだんだんと薄くなっていきますが、
表皮の下の真皮で沈着したシミの場合はそれ以上の時間がかかります。
ちなみに真皮の細胞は102年の周期で入れ替わるといわれています。

そのために1年中紫外線対策をしっかり行い、毎日のケアでも無駄な刺激を
与えないようにやさしいケアを続けて、日頃から素肌環境を根本から整えて
いくことが大切なのです。

シミが気になる季節・・・小さな色ムラはありませんか?

2003年5月16日

最近、紫外線が強くなっていますが、新しいシミができたり、なんだか
シミが濃くなっているという方、いらっしゃいませんか?

「紫外線を浴びるとシミになる」というのはご存知だと思いますが、
どのような仕組みで発生しているのでしょうか?

ケアの前にまず、シミのメカニズムについて知っておきましょう。

そもそもシミというのは、大量の紫外線を浴びることによって表皮の一番
下の「基底層」にあるメラニン色素を作り出す「メラノサイト」という細胞が
活性化し、大量のメラニンを作り出しそのまま元に戻らなくなった状態を
言います。

通常は、メラノサイトで作られたメラニンは周囲の細胞に渡され、素肌の
新陳代謝に従って垢となって自然に皮膚表面からはがれ落ちていきます。

ところが、正常であったメラノサイトが、紫外線などの影響によってリズムを
崩すとメラニンを必要以上に作り続けるようになってしまい新陳代謝を崩され
ることにより、通常なら上へ上へと押し上げられるメラニン色素が局部的に
沈着しシミになるのです。

シミができやすくなる一番の原因は、繰り返し繰り返し紫外線を浴びること。

紫外線を浴び続けているうちに、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞
が活性化しやすくなったり、メラノサイト自体が増えるために、どんどん紫外
線の影響を受けやすい素肌が作られてしまいます。そのため、一度、強烈に
素肌を焼いた方は、その後わずかな紫外線でも日焼けしやすくなります。

そして、以前に紫外線を受けた部分は、次に紫外線を浴びた時メラノサイトが
よりいっそう活性化しやすくなるという悪循環のためシミができていくのです。
これが俗に言われる“シミ爆弾”です。

また、メラノサイトがメラニン色素を作り出す原因に「メラニン細胞刺激ホルモン」
という物質があることがわかっています。

男性よりも女性の方がシミができやすいのも、このホルモンの分泌異常が
起こりやすいためだともいわれています。

鏡をのぞいてお顔の状態をよく見てください。シミでなくとも、頬骨の高い部分や
鼻の頭、おでこ、目じりなどに小さな色ムラはありませんか?

それは、いずれもシミになる可能性が大きいです。ポイントはなんといっても
紫外線対策とお肌の新陳代謝の活性化。

シミの予防という意味からも早め早めにお手入れしていくことをおすすめします。

お肌が敏感になってるときのスキンケア

2003年5月9日

どんなにお肌がきれいな方でも、どうしてもこんなときがありますよね。
 
 ・体が疲れ体調が悪く、お肌の調子も悪く敏感になっている。
 ・生理・ストレスなどでホルモンバランスが崩れ、吹き出物がでている。
 ・お肌がオイリーでブツがでている。
 ・お肌が乾燥し、荒れている。

このように体調や疲れ、精神的なものやホルモンバランスの崩れなどに
よってお肌の調子が悪いときやお肌の生理機能が衰えている場合、
どうしても赤みやブツブツ、かゆみなどがでることがありますよね。

このようなときにいろいろなことをするとますますお肌が敏感になって
しまいかねません。

お肌の生理機能を整え、お肌本来の正常な状態に戻すように、あせらず
刺激を与えないようにやさしくケアをすることが大切です。

特にこのようにお肌が敏感になっているときは、洗顔料の泡立てと洗顔
時間がポイントです。

洗顔料をしっかり泡立てて、短時間で洗うとお肌に負担が少なくやさしく
洗えます。たっぷり泡立てた洗顔料で30秒以内の短時間でのなで洗いを
おすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつけておくと負担に
なります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方がいらっ
しゃいますが、逆です。『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

そして、敏感になっているときはお肌は乾燥しがちです。お肌ににいい
水分をたっぷり補うことが大切です。良い水を使ったローションでしっかり
良い水分を補いましょう。

また、お肌が敏感になってブツが出ているとき、美容液などをつけすぎると
さらに毛穴に汚れがつまり、ニキビや吹き出物ににつながると勘違いされて
いる方も多いですが、そうではありません。

お肌が敏感になっているときは皮脂膜少なくなり外的刺激に弱くなっている
ことが多いですので、コラーゲンなどノンオイルの美容液でお肌を保護し、
外的刺激からお肌を守り素肌環境を整えていくことが大切です。

ただ、肌トラブルは表面だけ治しても根本から治さないとまた繰り返して
しまいます。お肌のトラブルを改善し、お肌の健康を保つにはお肌の力が
最大限に引き出せるように、環境を整え、刺激を与えず守ってあげることが
大切です。

そして、お肌が敏感になっているときは、スキンケアや日常生活について
見直すチャンスでもあります。不規則な生活をしていないか、クレンジングや
クレイパックなど、お肌に負担のかかるケアをしていないか。

日本人のお肌はとてもデリケートなのをお忘れなく。

化粧品選び-その2

2003年5月2日

前回はお肌をトータルに根本から改善していこうという考え方で作られた
化粧品を選ぶことが最も重要であることをお伝えしました。

例えば、お肌は弱酸性だからなんとなく弱酸性洗顔料がいいと思ったり、
海外の高級ブランドだからよさそうと選ぶのはどうでしょうか?
特に、海外のものにはそのまま取り入れると日本人の肌には強すぎる
ものが多いのが現状です。

日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできています。
今、欧米型の化粧品やスキンケア法が日本に輸入されてトラブルが多く
なっているのも、本来の肌質の違いが大きな要素としてあげられます。

さて、今回はさらに化粧品を選ぶ際の大切なポイントをお伝えいいたします。

化粧品の理論の次に、自分の肌質や肌年齢などを理解しましょう。
「私は敏感肌だから…」とか、「私は乾燥肌だから」とか自分で自分の肌質を
決めつけている方がいらっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか?

お肌の状態はスキンケアだけでなく体調やストレスなどにも大きく左右され
ます。本当は化粧品ではないのにトラブルは化粧品のせいだと思い込んで
しまっていたということもあります。

さらに、若いのにシミやしわが多くてハリのない肌の人もいれば、お年を召して
いるのにとてもお肌のキレイな人もいます。
  
最後にお肌に負担の少ないものを選びましょう。
従来の厚生省表示指定成分などはもちろん、特に乳液やクレンジング
クリーム、100%オイル美容液などオイルたっぷり含まれるものはおすすめ
できません。

保湿は乳液やクリームがいいと思いこまれている方がいらっしゃいますが、
乳液やクリームに含まれるオイルは使い続けていくうちに過酸化脂質化し
くすみやシミ、吹き出物などにつながりかねません。特に20代、30代の方は
おすすめできません。

しっとり感や保湿感を出すことは、現在の技術ではとても簡単なことです。
1回試しにつけたその場の感覚やキャッチフレーズや宣伝広告だけで
決めてはいけません。

美容液を購入する際は、事前に保湿成分にオイルが入っていないか、
表示指定成分がはいっていないかなどを必ず調べることをおすすめします。

基礎化粧品はお肌にダイレクトにつけるものです。
お肌自体を健康にすることまでも視野に入れた、トータルのケアでないと
べたべたつけるだけでは意味がありません。

あなたがいつも買う化粧品屋さんでは、そのあたりまで十分考えて
カウンセリングし、商品を勧め、アフターフォローしてくれていますか?

そのあたりを十分考えた上で、選びケアしていかないと、トラブルが起こって
後で苦しむのは自分ですよ。

その他いろいろありますが、最低限これらをしっかりと考え選んでいただく
ことをおすすめします。キレイな素肌を保つために。。。

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