永久保存版-過去の特集一覧

2001

春のスキンケアのまとめ

2001年4月27日

女優さんやタレントさんが「美しさの秘訣」を聞かれると、必ずといっていい
ほど「なんにもしてないですぅ0」というのを聞いたことがありませんか?

「特別なケアもしてませんしー、ダイエット何かもしてなくて、私よく食べる
んですよ。」なんて・・・、そんなことしていたらあんなに体力面でも精神面
でもつらそうな仕事して、お肌の状態がいいわけありませんよねー。

やっぱり、陰では日々努力をしているらしいですよ。でも、いろいろしすぎて
トラブっている場合もあるようで、よ0くTVを見るとお肌が荒れているのをメ
イクで隠しているのがわかりますよ。お肌が荒れてTVに出るのはとてもつらい
でしょうね。

「春のスキンケア特集」は5週にわたってお伝えいたしましたが、春は悩み多
き季節ですよね。空気が乾燥して、ほこりやチリなどが強い風に舞い、紫外線
や汗や汚れ、ストレス、ホルモンバランス・・・などお肌が不安定になる条件
がそろっています。

女優やタレントでなくとも、素肌に自信を持って人前に出たい!とみなさん思
いますよね?

次の5つの項目をチェックしてみて下さい。

(1)乾燥している部分とオイリーな部分の差が激しくなっている。
(2)最近、肌がくすんで顔が明るくなく透明感がない。
(3)ファンデーションののりが悪い。
(4)ニキビや吹き出ものができやすくなった。
(5)お肌に元気がないような気がする。

上の5項目はお肌のSOSサインです。
1つでも思い当たる項目があれば、お手入れ方法を見直しましょう!

春のお手入れ方法のポイントは水分補給ですが、特に洗顔に注意しましょう!
洗顔してこそ効果を発揮するのがうるおい補給です!

1日の低下を補うために、様々な外敵から肌を守るためにも、女性には日頃の
お手汚れを落とす夜はもちろん、朝の洗顔は、日中の肌状態を左右する大切な
ケアです。寝ている間に分泌された皮脂を残したままメイクアップすると化粧
くずれの原因にもなります。

お肌に刺激を与えないようにやさしく泡でなで洗いして汚れはしっかり落とし、
お肌に必要な潤いは残す、少しつっぱり感がある程度のうまい洗顔をしてキレ
イになったお肌に、刺激の強い添加物の入っていないローションでたっぷりと
うるおい補給をしましょう。

お肌をベストの状態に保つためにもローションの役割はとても大事です。

ローションをつけるときは、軽くパッティングしながらつけるとより効果的です。
クールリング効果といって、ほてりを押さえ、毛穴を引締める効果あります。
春の肌のお手入れと してだけだなく、1年中実践してください。

このように女性にとって朝晩のスキンケアはとても大切なものです。
以前、マガジンで取り上げましたが、お肌の老化は20歳くらいからもう始ま
っています。女性の場合20歳を過ぎると、細胞の新陳代謝は徐々に鈍り始め、
皮脂膜の形成や皮膚の各種機能が低下していきます。

ごく当たり前にお肌が作り出している天然のベール(皮脂と汗が混じってでき
ます)が、どんどん減少してしまうわけです。この減少していく皮脂膜や機能
入れが必要不可欠なのです。

さらに、どんなに化粧品の力をかりても睡眠不足やストレス、便秘や過労など
日常生活を改善しないと根本的な素肌美人にはなれません。

日常生活に気をつけ、お肌に負担をかけない化粧品でやさしいケアを毎日続け
ていくことが、やわらかいすべすべのイキイキ健康なお肌につながっています。

基礎化粧品の選び方 春のスキンケア特集(5)

2001年4月20日

「どの化粧品がいいですか?」「おすすめの化粧品はどれですか?」とよく
聞かれることがありますが、人それぞれなので一概に「これがお勧め」とは
なかなか言えませんよね。

ただ、お肌の調子がいいから、若いからといってなんでも使っていると、あと
あと後悔することになりますよ。お肌の調子がいいうちから、若いうちから、
お肌にやさしい基礎化粧品を選んでやさしいスキンケアをしましょう!

しかし、最近では本当に数多くの基礎化粧品がありますよね。
その中から皆さんは何を基準に数多くの中から基礎化粧品を選んでいますか?

一般的な化粧品の選び方を挙げてみると・・・

(1)有名メーカーだから。
(2)CMで見てよさそうだったから。
(3)お店でキャッチフレーズにひかれて。「美白・・・など」
(4)香りがいい。
(4)容器が気に入っている。
(5)友人が使っているから。
(6)価格が高い。または安い 。
(7)海外ブランドでよさそう。

化粧品の選び方はいろいろありますが、今使っている化粧品の選び方が上の
どれかに当てはまるという方、いらっしゃいませんか?

ブランドや価格、容器や香りなどよりも中身が大切なのでは?
頭ではわかっているけど、結局このような選び方をしていませんか・・・

では、どのように化粧品を選べば失敗しないのか、見落としがちな
『化粧品の選び方』についてご紹介したいと思います。

まず、その商品の原理や理論を理解してから使いましょう!
これが、一番最初に確かめるべきことで大事なことだと思います。

その化粧品はお肌についてどのような理論からつくられているのか。
また、トラブルを改善というだけでなく、お肌全体をトータルに根本から改善
していこうという考え方なのか?

基本を十分に考えてお肌を根本から改善しないと、その場しのぎでしかなく、
トラブルを繰り返してしまい、全く解決にはなってないので、次から次へと
化粧品を変えていくことになりかねません。

たとえば、お肌は弱酸性だからなんとなく弱酸性洗顔料がいいと思ったり、
海外の高級ブランドだからよさそうと選ぶのはどうでしょうか。
特に、海外のものにはそのまま取り入れると日本人の肌には強すぎるものが
多いです。

日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできています。
今、欧米型の化粧品やスキンケア法が日本に輸入されてトラブルが多くなって
いるのも、本来の肌質の違いが大きな要素としてあげられます。

次に自分の肌質や肌年齢などを理解しましょう。
「私は敏感肌だから…」とか、「私は乾燥肌だから」とか自分で自分の肌質を
決めつけている方がいらっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか。

お肌の状態はスキンケアだけでなく体調やストレスなどにも大きく左右されま
す。本当は化粧品ではないのにトラブルは化粧品のせいだと思い込んでしまっ
ていたということもあります。

さらに、若いのにシミやしわが多くてハリのない肌の人もいれば、お年を召し
ているのにとてもお肌のキレイな人もいます。

最後にお肌に負担の少ないものを選びましょう。
特に、乳液やクレンジングクリームなどクリーム類はおすすめできません。
保湿は乳液やクリームがいいと思いこまれている方がいらっしゃいますが、
乳液やクリームにはオイルが必ず含まれていますので、お肌に負担となり、
使い続けていくうちにオイルの過酸化脂質化によるくすみやシミ、吹き出物
などにつながりかねません。特に20代、30代の方はおすすめできません。

その他いろいろありますが、最低限これらをしっかりと考え選んでいただく
ことをおすすめします。

洗顔のつっぱり感は本当に悪いの? 春のスキンケア特集(4)

2001年4月13日

先週、「洗顔について見直しましょう!」とお伝えしましたが、いつもよりも
反響が大きく、洗顔についてのご質問もたくさんいただきましたので、今週も
洗顔についてお伝えしたいと思います。

さて、石鹸洗顔したあとにつっぱった感じがする、そんな経験、だれでも何度
かあるのではないでしょうか。

いただいたたくさんのご質問の中にも
「洗顔後つっぱった感じがするので石鹸洗顔はよくないのでは・・・」
「乾燥肌なので石鹸で洗顔するとつっぱるのですが・・・」
など、洗顔についてのご相談ご質問がありました。

たぶん、このように言われる方の多くが、
     “つっぱり感=皮膚の乾燥→シワ、お肌の老化”
と、思い込まれているようです。

皮脂やNMFと呼ばれる天然保湿成分などは皮膚表面の水分を保持する役目が
あります。これらが洗顔によって取り除かれることがお肌がつっぱる大きな原
因です。

すなわち、洗顔後つっぱるというのはよく洗浄されているということになりま
す。逆に洗顔後、つっぱり感がないのは汚れがうまく落ちていないのです。

洗顔フォームや液体のものをお使いの方がいらっしゃると思いますが、使用後
つっぱり感がなく、さらにヌルヌル感が残るものもあります。
それを、「洗顔しただけでお肌がすべすべ!」と思われるのは勘違いです。

ヌルヌル感は潤いではなく汚れが落ちていない証拠です。洗顔後のヌルヌル感
は汚れや洗浄剤自体がお肌に残っていることが考えられます。

ただし、つっぱり感は必要でも程度があります。洗顔した直後からぱりぱりに
つっぱるのは必要な皮脂や潤いまで取り除いてよくないです。

では、どのくらいのつっぱり感があればいいのでしょう?
目安は洗顔後、102分後です。

洗顔した直後は皮膚にまだ水分が残っているのでわかりにくいので、洗顔後
102分後待って、お肌にややつっぱった感じがあるくらいがいいです。

もちろん、これを毎日確かめるのはおすすめできません。いつもは洗顔後すぐ
にローションで水分をたっぷり補って、お肌の環境を整えましょう。

また、洗顔後つっぱるという原因には洗顔をし過ぎたり、ゴシゴシこすってい
たり、水の温度が高すぎたりといったことも考えられます。

特に高温で洗顔を続けると確実にシワが増えてきますのでご注意を。
洗顔のしすぎもお肌に刺激となり、お肌の老化を早めてしまいます。

また、どんな洗顔料でもお肌に長くつけすぎると負担がかかります。
洗顔時間を長くするのもお肌に負担となりますので、洗顔料をつける時間は
30秒以内をおすすめいたします。

さらに、洗顔では一度で汚れを落とすより分けて落としたほうがお肌に負担が
少ないので、ダブル洗顔をおすすめいたします。

夜のうちに皮脂が出ていて、洗顔しないと顔の上で酸化してお肌に負担となり
ますので、時間がないかもしれませんが朝も洗顔しましょう。

そして、すすぎをしっかりしてください。
ぬるま湯で洗顔すると汚れがやさしく落とせて効果的です。

水滴をとるときもタオルでこすらないように注意してください。
軽くたたくようにして水分を取るといいですよ。

とにかく洗顔ではお肌に刺激を与えないようにして汚れは落とし、必要な潤い
は残す、うまい洗顔を続けていきましょう。

スキンケアの基本は洗顔にあり!

洗顔を見直しましょう! 春のスキンケア特集(3)

2001年4月6日

4月のはじめですし、学校は4月から始まりますので(あまり関係ないです
が・・・)、スキンケアの基本に戻ってみましょう。

毎日のスキンケアの積み重ねがみずみずしいぴちぴち素肌につながっていま
すが、やはりスキンケアの基本は洗顔です。

自宅にいるときも夜早めに洗顔し、外出から帰宅したときもほこりや排気ガス、
花粉などで汚れたお肌をすっきり、しっとり洗い上げましょう。

洗顔料は弱アルカリ性の純石鹸または純石鹸主成分のものがいいですよ。

最近よくある「洗顔しても、お肌すべすべ」といった弱酸性の洗顔料は、なん
となくお肌にやさしい気がして、ついつい買ってしまうという方も多いのでは
ないでしょうか?

お肌は弱酸性だからといって弱酸性のものを使う必要はありませんよ。
皮膚にはホメオスタシスといって、常に一定の状態の保とうとする特質があっ
て、わざわざ弱酸性のものを使わなくても皮膚自身の力で自然に弱酸性に戻る
ようになっています。

逆に、アミノ酸系の弱酸性の洗顔料などを長期間お使いですとお肌を弱酸性に
戻す生理機能がだんだん衰え、お肌の老化を促進することになりかねません。

また、弱酸性洗顔料はお肌がつるつるになったような感じがしますが、これは
洗浄力が弱く汚れが十分に落ち切れていなかったり、洗顔料自体がお肌に残っ
ている場合があり、ニキビやくすみなどの原因になりかねません。

表面上、しっとり感やすべすべ感を出すことは、現在の技術ではとても簡単な
ことですよ。消費者もだまされないように選択の目を養うことが必要ですね。

洗顔料については、弱酸性のものがいいというのは欧米での考え方です。
日本の水ではアルカリ性のものが泡立ちがよく、汚れおちもいいですよ。
洗顔料については下記のURLをのぞいてみて下さい。
こちら→ https://md-primaryinc.sakura.ne.jp/primaryinc.co.jp/book/04-10.html

また、洗顔方法にも注意が必要です。洗顔料よりも大切かもしれません。

洗顔の仕方で大切なのは、とにかくやさしく洗い、お肌に余計な負担をかけす
ぎないということです。

洗顔の際のポイントをいくつかご紹介いたします。

(1)洗顔料をたっぷりじゅうぶん泡だて、その泡で包み込むようにして、
   なで洗いしましょう。お肌をゴシゴシこするのは禁物です。
   やさしく洗っているつもりが意外とお肌をこすっていることが多い
   ですよ。桃をさわるようにやさしくやさしく洗いましょう。

(2)洗いにくいところは中指を使って、泡をくるくる転がすように洗い
   ましょう。指先でお肌や気になる部分に刺激を与えないように泡を
   転がしていくと目に見えない毛穴の汚れまでよくとかして落とせますよ。

(3)すすぎは流水でたっぷり行いましょう。
   もう充分と思ってももう1回の感覚で充分すすぎましょう。
   このときもこすらないように、じゅうぶん20回以上、はえぎわ、
   小鼻など洗顔料を残さないようにしっかり流しましょう。

もちろん、洗顔では人肌程度のぬるま湯を使うとお肌に負担が少なくていいで
すよね。

さらに、洗顔後お肌の水気を取るときはタオルを押しあてるようにして取り、
絶対にこすらないようにしましょう。このときにこすっている方も多いのでは?

そして、すぐにローションで水分をたっぷり補給して、エッセンスでしっかり
保湿しておきましょう。美容液を使えば、オイルの入った乳液やクリームを
使う必要はありませんよ。

何事も基本が肝心ですよね。春のお肌は、特にデリケート。だからこそ、
基本に戻ってやさしいスキンケアを習慣づけ、お肌の環境を整えましょう。

春のニキビ対策はこれです! 春のスキンケア特集(2)

2001年3月30日

先週のマガジンで、春は気温の急激な変化や生活リズムの変化によってホルモ
ンバランスが乱れがちで、これもシミの原因となり得ることをお伝えいたしま
したが、さらに、ホルモンバランスはニキビとも密接な関係があります。

というのは、黄体ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあるのです!

黄体ホルモンが増える時期である黄体期(生理前2週間)にはお肌がアブラっ
ぽくなり、汚れを吸着しやすくなります。

春は風にのってほこりやチリが舞い、べたつく皮脂に汚れが混じって毛穴をふ
さいでしまいます。そこに雑菌がつきニキビの原因になってしまうこともあり、
この時期ニキビや吹き出物といったトラブルがでやすいのです。

生理前だけでなく、生理中も精神的に不安定となりニキビなどのトラブルに
つながる方も多いですよ。

春、ニキビや肌荒れ、吹き出物で悩んでいる方は意外と多いですよ。
スキンケアでは特に洗顔料でいつもより丁寧に洗顔し、お肌を清潔に保つこと
が大切です。

ただ、お肌がアブラっぽいからといって洗浄力の強い洗顔料を使って皮脂を取
りすぎてしまうと、油分と水分のバランスが崩れていまいます。
過乾燥状態になったり、脂っぽくなったりして、皮脂膜の状態がよくないとト
ラブルにつながってしまいます。

洗顔料としては純石鹸または純石鹸主成分の弱アルカリのものがおすすめです。
また、洗顔方法にも注意が必要です。

お肌は日頃から、気温の変化や空気の乾燥、ほこり、雑菌、紫外線など様々な
刺激にさらされています。お肌はこれらの刺激から自分を守るためにバリア機
能である皮脂膜を自らつくっているくらいですから、お肌は負担をかけないよ
うにすることが基本です。

洗顔料や洗顔法についてはまた、来週くわしく特集いたしますね。

もちろん洗顔後はローションで水分を与え、エッセンスで保湿して油分と水分
のバランスを調整し、お肌の環境を整えましょう!

また、ニキビはスキンケア以外にもいろいろな原因が絡み合ってできます。
ニキビや吹き出物でお悩みの方だけでなく、この時期もう一度、生活面につい
て次のことをチェックしてみて下さい。

(1)便秘気味。
(2)睡眠不足。不規則な生活。
(3)風邪気味。体調がよくない。花粉症など。
(4)仕事や環境の変化によりストレスがたまっている。
(5)刺激物やチョコレートやピーナッツをよく食べる。
(6)ホルモンバランスの欠如、生理不順。
(7)食事のバランスや食生活がよくない。

該当するものはありませんでしたか?1つでも該当するものがあれば、
なるべく改善するようにしましょう。

これら以外にも、いろいろなニキビの要因があり、これらが複雑に絡み合って
原因になっています。このような生活面での改善なしにニキビや吹き出物に悩
んでいるなんて無意味です。これらにも注意して健康で正常な状態を根本的に
取り戻すことがスキンケアなのですよ。

お肌はこのようなダメージに負けないように環境に適応しようとがんばります。
美しい健康なお肌を保つためにも生活面に注意してお肌の負担を軽くして丁寧
なスキンケアでお肌の環境を整えましょう!

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