基礎化粧品の選び方 春のスキンケア特集(5)

「どの化粧品がいいですか?」「おすすめの化粧品はどれですか?」とよく
聞かれることがありますが、人それぞれなので一概に「これがお勧め」とは
なかなか言えませんよね。

ただ、お肌の調子がいいから、若いからといってなんでも使っていると、あと
あと後悔することになりますよ。お肌の調子がいいうちから、若いうちから、
お肌にやさしい基礎化粧品を選んでやさしいスキンケアをしましょう!

しかし、最近では本当に数多くの基礎化粧品がありますよね。
その中から皆さんは何を基準に数多くの中から基礎化粧品を選んでいますか?

一般的な化粧品の選び方を挙げてみると・・・

(1)有名メーカーだから。
(2)CMで見てよさそうだったから。
(3)お店でキャッチフレーズにひかれて。「美白・・・など」
(4)香りがいい。
(4)容器が気に入っている。
(5)友人が使っているから。
(6)価格が高い。または安い 。
(7)海外ブランドでよさそう。

化粧品の選び方はいろいろありますが、今使っている化粧品の選び方が上の
どれかに当てはまるという方、いらっしゃいませんか?

ブランドや価格、容器や香りなどよりも中身が大切なのでは?
頭ではわかっているけど、結局このような選び方をしていませんか・・・

では、どのように化粧品を選べば失敗しないのか、見落としがちな
『化粧品の選び方』についてご紹介したいと思います。

まず、その商品の原理や理論を理解してから使いましょう!
これが、一番最初に確かめるべきことで大事なことだと思います。

その化粧品はお肌についてどのような理論からつくられているのか。
また、トラブルを改善というだけでなく、お肌全体をトータルに根本から改善
していこうという考え方なのか?

基本を十分に考えてお肌を根本から改善しないと、その場しのぎでしかなく、
トラブルを繰り返してしまい、全く解決にはなってないので、次から次へと
化粧品を変えていくことになりかねません。

たとえば、お肌は弱酸性だからなんとなく弱酸性洗顔料がいいと思ったり、
海外の高級ブランドだからよさそうと選ぶのはどうでしょうか。
特に、海外のものにはそのまま取り入れると日本人の肌には強すぎるものが
多いです。

日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできています。
今、欧米型の化粧品やスキンケア法が日本に輸入されてトラブルが多くなって
いるのも、本来の肌質の違いが大きな要素としてあげられます。

次に自分の肌質や肌年齢などを理解しましょう。
「私は敏感肌だから…」とか、「私は乾燥肌だから」とか自分で自分の肌質を
決めつけている方がいらっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか。

お肌の状態はスキンケアだけでなく体調やストレスなどにも大きく左右されま
す。本当は化粧品ではないのにトラブルは化粧品のせいだと思い込んでしまっ
ていたということもあります。

さらに、若いのにシミやしわが多くてハリのない肌の人もいれば、お年を召し
ているのにとてもお肌のキレイな人もいます。

最後にお肌に負担の少ないものを選びましょう。
特に、乳液やクレンジングクリームなどクリーム類はおすすめできません。
保湿は乳液やクリームがいいと思いこまれている方がいらっしゃいますが、
乳液やクリームにはオイルが必ず含まれていますので、お肌に負担となり、
使い続けていくうちにオイルの過酸化脂質化によるくすみやシミ、吹き出物
などにつながりかねません。特に20代、30代の方はおすすめできません。

その他いろいろありますが、最低限これらをしっかりと考え選んでいただく
ことをおすすめします。

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