永久保存版-過去の特集一覧

2001

油断していませんか?!夏のニキビケアのポイントはこれ!

2001年7月6日

梅雨に中休み、紫外線が強くて日差しがとても強く感じられ、もう夏本番って
感じですね。
そこで今回、夏のスキンケアのポイントについていくつかお伝えします。

夏は皮脂の分泌が増え、あぶら浮きやテカリが気になる季節です。特にこの時
期、ニキビが気になる方、多いのではないでしょうか?

日本の夏は湿気が多く、汗をかきやすく皮脂の分泌も多くなり、汚れを吸着し
たりして皮膚表面に雑菌が繁殖する原因になり、ニキビにつながりやすくなる
季節です。ニキビ対策の基本はお肌を清潔に保つことです。

特に最近よくある弱酸性洗顔料はお肌がつるつるになったような感じがします
が、このように感じるのは洗浄力が弱く汚れが十分に落ち切れていなかったり、
洗顔料自体がお肌に残っているためということもあり、ニキビやくすみなどの
原因になりかねません。

日本の水では純石鹸主成分のアルカリ性のものが泡立ちがよく、汚れもよく落
ちます。洗顔料については下記のURLをクリックし参考にして下さい。
こちら→ https://md-primaryinc.sakura.ne.jp/primaryinc.co.jp/book/04-10.html

また、汗をかいたら着替えたり、軽くシャワーで汗を洗い流すのが一番です。
でも、日に何回も着替えたりシャワーを浴びるのは難しいですよね。

そこで、外出時はハンカチやウエットティッシュなどを活用して、こまめに汗
を拭き取るようにするのも効果的ですよ。ただ、一日中同じタオルやハンカチ
というのは、雑菌の繁殖が気になります。ニキビが化膿する原因はアクネ菌や
雑菌です。

清潔なタオルやハンカチを203枚持ち歩くか、ウエットティシュを活用しま
しょう。このとき、紙質の薄いガサガサしたティッシュもお肌への負担が大き
くなりますので、柔らかい材質の刺激の少ない商品を選ぶように注意しましょ
う。

拭き方はゴシゴシこすると汗で膨潤した皮膚を傷つけ、ニキビや肌荒れにつな
がることになります。上から軽く押さえて、タオルやハンカチに汗を吸い取ら
せるように拭きましょう。

もう1つ、大きなポイントは“乾燥”

「えっ、夏に乾燥?」なんて思っている方いらっしゃいませんか?
感覚や見た目では夏場の肌は何となくうるおっているような気がしてしまいま
すよね。

しかし、夏の肌は潤っているように見えても、クーラーがかかっている部屋で
は汗と一緒にお肌に必要なうるおいも失われがちです。手を洗ったあと、水分
をきれいに拭き取っておかないと、あとで手がかさかさになるのも同じ原理で
す。

さらに、紫外線によって日焼けするとお肌は乾燥します。紫外線の対策につい
ては過去のマガジンを参考にして下さい。

「夏は冬のように乾燥しないのでスキンケアは簡単に」というような思い込み
は禁物です!怠ると秋口にお肌の乾燥などトラブルがでてきますよ。

健康なお肌を保つには、夏場は特に汗に吸着したの汚れや皮脂をよく落として
清潔な状態にし、その上に必要な水分を補給、最後にしっかり保湿してお肌を
守ることが大切です。特にカサつきがちな敏感肌の方は充分保湿することをお
すすめします。

乾燥は、お肌のハリを失わせ、ニキビだけでなくタルミやシワの原因にもなり
ます。鼻のわきから、頬に向かうあたりの毛穴が開いていませんか?
毛穴が開くのは、お肌のタルミによるものですよ。

30を過ぎると気になるお肌の“たるみ”!

2001年6月29日

最近、ちょっと目の下にたるみがでてきたんじゃないかしら?なんて
気になさっている方、いらっしゃいませんか。

お肌にたるみが始まっているかどうか?次の簡単自己チェックで
さっそく診断してみましょう。

たるみチェック
(1)鏡を顔に近づけて、頬のあたりでよく目立つ毛穴を探してください。
  鼻のわきあたりに開きぎみで大きい毛穴があるはずです。

(2)手のひらを頬に当て、軽く外側へ引っぱります。

(3)見つけておいた毛穴が見えなくなってつるんとしたキメの細かい
  状態になるかどうかを確かめます。  

どうなりましたか?毛穴が見えなくなって、つるんとしたきめ細かな
状態になりましたか?もし、そうなりましたら、あなたの肌はすでに
“たるみ”が始まっていると思われます。

毛穴は本来、軽く引っぱられたくらいでは消えるようなものではありま
せん。あなたのお肌がたるんでいるので毛穴が目立つ状態になっている
のだと考えてください。

私にたるみがあるなんて・・・と、いままで気が付かなかった方もいらっ
しゃるのでは?

また、たるみの危険信号として、次の3つがあります。

1、目もと、目尻の小ジワ
2、目の下のくま
3、口元のシワや鼻から口にかけての縦ジワ

これらのトラブルの大きな要因にはたるみがあると考えられます。頬にた
るみが出るとそれによって目や口の周りにシワが引き起こされるのです。

目や口の周りの皮膚はよく動くところであり、しかも皮膚自体が薄く弱いと
いうことが一つの大きな原因であることは確かです。

たるみは皮膚に弾力がなくなったために起こる老化現象のひとつですが、
お肌の弾力成分であるコラーゲンが年齢を重ねるにつれて老化し変質して
いくことに原因があることがわかっています。水分を除いた皮膚の約80%は、
コラーゲンから成り立っています。

特にコラーゲンの変質については紫外線による影響が大きいので、紫外線を
なるべく浴びないようにしましょう。

さらに、お肌もすぐにサボろうとして、筋力が低下してきますので適度なマッ
サージしましょう。刺激を与えすぎるようなマッサージのやり方はまずいと
思いますが、新陳代謝を整え、血液の流れをよくすることは大切です。

単に「あ、い、う、え、お」と、大きく口元を動かしたり、眉毛を上げ下げしたり、
目を大きく開けたり閉じたりするのも効果的です。

しかし、皮膚に弾力がなければ、筋肉をいくら鍛えても意味がありません
よね。弾力のある素肌とは、みずみずしいうるおいに満ち、ふっくらとして
いる素肌のことをいうのですから、やはり紫外線を浴びない努力とやさしい
ケアがたるみを遅らせるのに大事なことですね。

見た目の年齢 見た目の年齢差はどこからくるの?!

2001年6月22日

あなたは、若く見られますか?それとも老けて見られますか?
実年齢は変えられませんが、見た目は実年齢より若く見られたいですよね。

若く見える人と、老けて見られる人、いったいどのくらいの差があるのか考え
たこと、ありますか?

これは一概には言えないですが、ある調査では、25歳で平均した見た目は23歳
027歳で、見た目の年齢幅が4歳もあり、35歳では平均31歳039歳で、見た目
の年齢に2倍の8歳の差があるそうです!

45歳では・・・55歳では・・・考えていくと怖いですよね。

でも、20年ぶりの高校の同窓会などをTV等で見ると、親と娘、親と息子のよう
に見えてしまう方もいらっしゃいます。娘のほうだったらいいですが・・・

では、見た目の年齢は何が関係してくるのでしょう?

お肌の状態、髪型、顔立ち、衣服、アクセサリー、性格など、いろいろな要素
があると思います。

しかし、見た目の年齢を決定付けるのは、やはり“顔のお肌の状態”です。

若く見える方はお肌に透明感があり顔が明るく白い肌をしていて、頬にうっす
らピンクの赤みがある感じ。

逆に老けて見える方は顔のお肌がくすみ、赤みがなく、顔全体の色が暗い感じ
です。また、比較すると比べものにならないくらいのシミ、シワ、たるみ。

老けて見える方は次のような特徴があるようです。自分はどうでしょう?
ちょっと自分のお肌をチェックしてみて下さい。

1.シミ・シワが多く、毛穴が広がっている。
2.顔がくすんで単色。頬あたりの赤みがなく、のっぺりした色。
3.顔全体のたるみが感じられる。
4.まゆげ、目尻、頬、口角などが下がっている。
5.目が小さく、目、鼻、口が顔の中央に集まってきている。

特に、お肌の明るさは加齢により下がりますが、25歳をピークにして急激に
下がって、くすんで見えてきます。また、目から下の顔全体がたるんでくると
“老け顔”となるようです。

チェックすると、どうしても悪いところばかり見つけて、気になってしまいま
すが、この若く見えるか、老けて見えるか、その差は・・・若いうちからのお
手入れの差です!!

どれだけお金をかけたか、どれだけ時間をかけたかということではなく、どれ
だけ洗顔を正しくきちんとしてきたか、水分補給や保湿などでお肌に必要なも
のを必要なだけ与えてきたか、さらに、どれだけ紫外線をカットしてきたか、
ということにつきます。

逆にいうと、間違った洗顔を続けてきたり、水分補給が足りないなど必要なも
のを与えなかったり、油分を与えすぎたりして余分なものまで与えていたり、
さらに日焼け止めを塗らず紫外線を浴びすぎてしまったり・・・ということが
老け顔をつくる原因なのです。

10代はまだいいとしても、20代になってこのようにお手入れを怠ると、
10年後にはしっかり結果がでてきますよ。これは放って置いたためのトラブル
といっても過言ではないでしょう。

さらに、お肌の回復力も25歳前後から急激に落ちてきます。
若い頃みたいに夜更かししても、次の日のお肌に影響が無いということはあり
ません。その日のマイナスはその日のうちにゼロに戻しておくことがとても大
切なことです。

20代でお手入れをしていない方は、30代で40代に見られることを覚悟し
ておかないといけませんが、イキイキ素肌マガジンをご購読の皆さんは大丈夫
ですよね。

これで“お肌の老化”を遅らせることができる?!

2001年6月15日

先週はお肌の老化について“新陳代謝”がうまく行われていれば、
お肌はハリやツヤが保たれ、老けては見られない!! とお伝えいたしました。

今回はお約束どおり、お肌の老化を遅らせるヒントをお伝えいたします。

では、老化を遅らせるために・・・

まず、新陳代謝を活発にするために身体を動かしましょう。
最近、散歩やウォーキングが推奨されているのは、老化にも関係しています。
ただ、ハードな運動やスポーツをするのはやめてください。

長年使ってきた身体や臓器には、いたわりをもって接することが基本です。
ハードな運動によって過労など過激な刺激にさらされると逆に老化が早められ
ますよ。

人の身体は、組織の一つが老化すると危険ですが、身体のいろいろな器官が均
等に老化することがいいらしいです。

また、最近、文字を書いていない方いらっしゃいませんか?
頭にもある程度刺激がないと老化につながりますよ。

頭というより脳の緊張感を失わないことが大事です。堅い本を読んだり、絵や
字を描いたり・・・手の指を動かすことが数多くの脳細胞が使われ良い刺激に
なるようです。

そういえば・・・画家さんや陶芸家の方がかなりの高齢になってまで、現役で
頑張っているのもうなずけます。

手指を動かすことは最も安全で快適な健康法といえるかもしれませんね。

また、手といえば、手や首のお肌を見ると年齢がわかりますよね。
お顔だけでなく、手や首も化粧水や美容液をのばし日焼け止めもつけて、
しっかりケアして老化を遅らせましょう。

次に、新しい良質の細胞をつくるために食生活に注意してみましょう。

お肌や髪など細胞の原材料となるのはタンパク質です。
さらにお肌の弾力成分はコラーゲンで、水分を除いた皮膚の約80%は、
コラーゲンから成り立っています。

最近の研究では、はりの低下や、しわといった皮膚変化の要因がコラーゲンの
性質や状態の変化によるものがわかっています。

このコラーゲンは若いときはしなやかで弾力やハリが保たれるのですが、年と
ともに柔軟性(しなやかさ)が低下していき、たるみ、シワなどの老化の原因に
なります。

体内でコラーゲンをつくるにはビタミンCとタンパク質が必要です。
良質のコラーゲンを作るためにも良質の新鮮な食品からビタミンCとタンパク
質をしっかりとりましょう。

また、その他のビタミンやミネラルの十分な補給も大切です。
これらが少ないとホルモンバランスも崩れがちで、お肌の状態を保つためにも
決してよくありません。

それから、食事には十分注意しているのにどうも・・・という方は、栄養が新
陳代謝の現場までうまく伝わっていないという可能性もあります。内臓など体
の健康にも注意しましょう。

スキンケアでは、お肌を健康なより良い状態に保つように、こまめに化粧水で
水分補給を行い美容液で適切な保湿ケアをして、お肌の水分量を保つことが老
化を遅らせることにつながります。

さらに、早くから紫外線対策などにも充分対処して将来に備えましょう!

最後に化粧品は、上手に使えば、お肌の老化を遅らせることのできる素晴らし
いものです。しかし、間違って使えば、反対に老化を早めてしまいます。この
ことはよく頭に入れて置くべきことです。

お肌の悩みが全くない方はいないと思いますが、それぞれ個別の悩みだけを考
えたケアだけではなく、お肌自体を正常な状態に戻す(保つ)ことまでも視野
に入れた、お肌本来の力を引きだすトータルケアを考えないと、いつまでも根
本的解決にはなりませんし、お肌の健康を保てません。

1日1日のちょっとしたスキンケアが、5年後、10年後のお肌に大きく影響
してくることをお忘れなく。

あなたは大丈夫?!気になる“お肌の老化”

2001年6月8日

“お肌の老化” もっとも関心のある言葉の一つですよね。
みなさん、最近こんなことはありませんか?

・目頭の下、目尻、口元などに小ジワが増えた。
・何となく皮膚がたるんできた。
・以前よりも化粧のノリがよくない。
・髪の毛にハリがなくなっててきた。

こんなところで老化を感じてしまうという声をよく聞きますよね。

お肌の老化とは簡単に言うと“乾燥と硬化”と言い表すことができます。
年齢とともに体内に備蓄されている水分が減少し、組織が乾燥して硬化してい
きます。同じようにお肌も水分量が減少し乾燥して硬くなります。

また、お肌が乾燥すると、お肌本来の働きが鈍ってしまうので、くすみがちに
なります。みずみずしさがなくなり、お肌の透明感が失われてしまうのです。

くすみなどの肌トラブルは“老けて見える”だけでなく、本当に“老化”が
表面に現れたものなのです。

このくすみはもっとも早く“見える”老化現象の1つです。朝晩のわずかな
時間をお肌のために費やさなかったために、若いうちから肌を曇らせている
方をよくみかけますが、もったいないですよね。

くすみに次いで目に見える老化に、目の周りのさまざまなトラブルがあります。
目の下のたるみや黒ずみ、目頭の下の複雑な小じわに目じりの小じわ・・・

人は目を見て話をしますので、このあたりを基準に年齢を判断されてしまいま
すよ。目の周りのケアにも注意していただきたいです。

しかし、最近、若い方にアイメイクが流行っていますよね。
あとあとのためにおすすめできないのですが・・・

このように老化が知らず知らずのうちに進むとメイクのノリがよくないだけで
なくお肌の抵抗力が弱くなり、外からの刺激を受けやすくなって肌トラブルを
起こしてしまい、お肌の老化を促進してしまいます。

まだまだ私は大丈夫と思っている方、いらっしゃいませんか?

女性のお肌の老化の始まりは、そんなに遅い時期ではありませんよ。
お肌の老化は、実は20歳くらいからすでに進行しているのです。

老化が始まるとホルモンバランスの崩れ等からシミができやすくなったり、
新陳代謝が悪くなり小ジワなど肌トラブルが起きたり、それが治りにくくなっ
たり・・・さらに体内の活性酸素に対する抵抗も弱くなり、細胞の老化も進ん
でいきます。

このように老化は始まると、どんどん悪循環に入っていき、どうしようもなく
なってしまいますので、そろそろと思う前からの早め早めのケアが必要です。

いつまでも若々しいみずみずしいお肌を保てるかどうかは、若い頃からどのく
らいお肌を大事に守ってきたかとイコールです。

お肌には傷ついても自分で修復する力があり、細胞が壊されても新陳代謝によ
って新しい細胞をつくり、自分を再生する力をもっています。

老化はやはり、新陳代謝がうまくいっていない状態です。
“新陳代謝”がうまく行われていれば、お肌のハリやツヤがあり、老けては見
られないのです。

しかし、お肌に負担をかけたり刺激を与えすぎ、それを繰り返していけばそれ
だけ皮膚は弱まり、お肌の老化が早まります。

「今は何ともなくても、基礎だけはしかっりと押さえてケアしておかなければ、
あとあと苦しむことになります。」と以前からお伝えしている通りです。

では、老化を遅らせるために・・・
対策について、次回ご紹介いたします。

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