梅雨に入り、蒸し暑い日が多くなっていますが、皆さん皮脂の分泌が増え、
あぶら浮きやお肌のテカりが気になっているのではないでしょうか?
最近、脂性肌のケアについて知りたいというご投稿をたくさんいただいて
いますので、これからの季節、気になる脂性について情報をお届けします。
『小鼻の周りが黒ずんで、毛穴が目立って悩んでいる。』
『夏はとてもオイリーで化粧が崩れやすい。』
『30歳を過ぎているのに肌が脂ぎって困っている。』
という方、いらっしゃいませんか?
皮脂は本来、常在菌によって皮脂膜となって皮膚を覆い、角質層の水分の
うるおいを保ち細菌や外的刺激からお肌を守っています。また、女性の場合、
皮脂の分泌量は20代後半まで増加し、40代からは減少し始めると言われて
います。
しかし、何らかの影響で皮脂が必要以上に分泌されることがあります。
特に季節の変わり目に皮脂分泌が盛んになるという人は多いようです。
テカリや黒ずみ、脂浮きがする、化粧がくずれやすくなるなど皮脂の過剰分泌
に関するトラブルは、年齢よりもむしろ環境の変化に影響されるようです。
この時期のスキンケアには十分注意が必要です。
また、月経一週間前後は、皮脂の分泌が増えるためテカリやべとつきが
目立ってきます。月経前後の肌荒れはこれが大きな原因の1つです。
これは、脂性の方に限ったことではありません。
さらに、皮脂腺がたくさん集まっているところは、顔では皆さんご存知のT
ゾーン(額、眉毛、鼻、耳の周り)が特に多く、皮脂の分泌が盛んな部位です。
また、あまり知られていませんが、口やあごのあたりも皮脂腺が多いです。
アゴのニキビに悩んでいる方はアゴ付近の皮脂の分泌が多いことも考え
られます。
ところで、なぜ“冬よりこの時期に脂性肌が目立つ\のでしょうか?
特に大きな要因に発汗があります。汗は皮脂を皮膚に広がりやすくします。
朝した化粧が、お昼頃には浮いたり、くずれているということはありませんか?
それは汗をかいて皮脂が広がったことが大きな原因と考えられます。
また、最近は20030代でもニキビに悩む人が増えています。
思春期頃から皮脂腺が急に大きくなり皮脂の分泌が活発になるため脂っぽく
なるのですが、思春期を過ぎても脂っぽいのは生理やメイクと関係があると
いわれています。
脂性肌の方は表示指定成分のはいった化粧品はもちろん、オイル100%の
化粧品などは使用しないようにした方がいいです。
ニキビや吹き出物など、トラブルの原因にもなりかねません。また、洗顔が
うまくいってなく、オイルがお肌に残留したり蓄積していると、紫外線によって
皮膚の上でオイルが酸化し、シミやくすみにつながりやすくなります。
ニキビや吹き出物が出ていなくとも、鼻の頭をチェックしたら、「毛穴が目立つ!」
「黒ずみがいっぱい!!」というあなた。それは、かなり良くない状態です。
オイリー肌の具体的なケアについて次週お伝えします。
今週は「顔の美しさを決定する条件とは何か」についてお伝えしたいと
思います。
さて、日本では、卵型が典型的な美人の顔型と昔からいわれていますが、
欧米では美人の顔型はほとんどベース型(基本型)といわれています。
要はアゴのラインが尖っているかどうかが問題で、アゴのラインがシャー
プであることが美人の輪郭とされているようです。
たとえば、エラが張っていても、アゴのラインが尖っていて美しい三角形を
描いていれば、その方が美人に見えるのです。
また、ベース型の美人の特徴には、頬骨がある程度高いことがあげられ、
頬骨がある程度高いと引き締まった顔に見えるようです。
美しく引き締まった耳からアゴへのラインは、言ってみれば顔の中で最も
女性らしい部分であり、お肌の美しさが強調される部分と言えます。
アゴのライン以外にも顔の美しさを決定する重要な部分に口元があります。
口元が美しければ、もうそれだけで美人と決め付けられるほど、口は重要
です。大きな目になりたいとか、二重になりたいとと、目ばかりにこだわって
いる若い方をテレビなどでもよく見受けられますが、美を決定づける部分は
目よりもむしろ口元だそうです。
目はメイクアップでかなり思い通りに変えることができますが、口元はそれが
難しく、ありのままであることも口元が重要な理由の1つにあげられます。
もちろん、口元の美しさにもいろいろあって、やわらかい雰囲気の口元もあれば
キリッと引き締まった口元もあります。その口元の表情がその人の醸し出す雰
囲気となるようです。
口元のケアに意識を集中するように変えるだけでも、今よりもはるかに
美人に見えるようになることがいえるはずです。
ところで、彫りの深さも美人の条件ですが、彫りの深さは日本人というだけで
ハンディがありますよね。しかし、彫りの深さはたった1箇所だけ深いだけでいい
のです。だれでも鼻の付け根の両脇部分がへこんでいますよね。それで、美の
条件は満たしたことになるのです。
もちろん、顔は立体的であればあるほど美しいわけですが、逆にそれが悩み
の欧米人もいるほどで、彫りの深さよりもむしろ重要なのはバランスなのです。
顔はその作りそのものよりも、全体のバランスがいい方がどこか気品を感じ
させたり、魅力的だったりします。
ちょっと今までの話をまとめてみますと、
1.顔の輪郭を決定するのはアゴのラインです。
2.目にこだわる方が多いですが最も重要なのは口元の美しさです。
目は美しさよりもイメージを語るもので、口元がその人の全てを語ります。
3.第一印象は、顔の作りよりも全体のバランスです。
欧米人のような彫りの深さでなくともいいのです。
もちろん、以上の条件を満たしていても、お肌が荒れていると美しさが台無しに
なりますよね。今日からアゴのラインや口元のスキンケアに少しだけ気を配って
みてはいかがでしょうか?
生命は母なる海から生まれ、それから、約35億年という気の遠くなる程の
進化の時を経て、今もなお進化し続けている神秘的なものですが、私たち
人間は陸上で生活するためには必ず水が必要です。
私たちの体は約60兆もの細胞でできており約60%080%は水で満た
されています。また、妊婦さんのお腹の中で赤ちゃんが満たされている
羊水のように生命誕生には水が必要で、その生命を維持し健康な体を
保つためにはきれいな水が必要なのです。
このように私たちが健康に生きていくためにはきれいな水が必要で、素肌
の健康を保つためにもきれいな水が必要なのです。
スキンケアの全ては『水分』がカギとなります。お手入れのすべては水分を
与え続けることが最終目的です。水分を与え続けえることができればお肌の
健康状態は保たれるといえます。
お肌は水を十分に与えたとき、ふっくらとみずみずしい弾力をもって小ジワも
目立たなくなります。
その状態をずっと保つことができれば、つまり水のスプレーを乾いたらかけ、
乾いたらかけして、お肌を乾燥させないでいればお肌はずっと潤っています。
ところが、水だけをつけているとお肌はかえって乾燥します。水は蒸発する
際に水分だけでなくNMF(天然保湿成分)まで奪ってしまいます。これが
洗浄力の強い洗顔料での洗顔後のつっぱり感で、だからお肌に必要な潤い
は残す洗顔料が必要になるのです。
さらに、洗顔後もただの水ではないきれいな水を使った化粧水、その水分を
蒸発させない美容液などが必要になります。
このように水だけではお肌のうるおいを守ることが不可能なため、水分を蒸発
させない手段が必要となります。これは意外と忘れられている事実です。
つまり、このあたりのメカニズムがわかっていれば、美しい肌を保つことは、
案外簡単に思えてくるはずです。きれいな水分をお肌に与えそれを少しでも
長く保っておける化粧品を正しく使えばよいのだから。。。
と考えると、ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿剤が配合された化粧水や
美容液の重要さがわかりますよね。
健康であリ続けるためには、色々な意味で『良い水』と『保湿』いうのもとても
重要だということがおわかりいただけると思います。
晴れた日の日差しはとても強いですが、強い日差しに当たった翌日、
新しいシミができてる!なんてことありませんか?
日焼けを起こす程の強い紫外線だけではなく、通勤や通学、洗濯干しなどの
日常生活で浴びる紫外線でも引き金となりかねません。
また、紫外線をどれくらい浴びるとシミになるというのはわかっていませんが、
色白の方や日焼けすると赤くなる方はシミができやすいようです。
さらにメラニン色素は1度できてしまうと、ちょっとした紫外線にも反応し、
増殖しやすくなります。また、紫外線によってお肌は角化してかたく厚くなり
新陳代謝が鈍りますので、シミがさらにできやすくなり消えにくくなっていきます。
このようにシミは悪循環に陥りやすく、簡単には薄くできないため、ケアに
とても根気が必要なトラブルと言えます。
シミをつくる原因は、紫外線だけでなく実に様々で、行き過ぎたお手入れが
シミをつくることもあります。特に洗顔の際、ゴシゴシこすったり、クレンジング
などでお肌をこするとこすり色素沈着と言われるシミができやすくなります。
また、ホルモンバランスの乱れもシミにつながることがわかっています。
生理痛とか月経不順などがある方は要注意です。
シミでお悩みの方、あなたのシミはどのタイプでしょうか?シミのできやすい
体質になっていたり、間違ったスキンケアをしていませんか?
しかし、シミができてしまったとしてもあきらめないようにしましょう。
老人性のシミは難しいですがその他の原因でできたシミ、ソバカスはスキン
ケア次第で濃くも薄くもすることができます!
紫外線をなるべく避け、一刻も早くお肌に負担や刺激をあたえないやさしい
スキンケアを始め新陳代謝を活発にしお肌を根本から活性化させ、お肌
本来のキレイになろうとする回復力を引き出しましょう。
ただし、根気強いお手入れが必要です。シミによっては103年、またはそれ
以上のケアが必要なこともあります。
最近、美白とよくいわれますが、ホワイトニングよりもむしろ日常的なベーシック
なケア、すなわち洗顔とうるおい補給、保湿など基本のケアを続けることに
よってお肌の新陳代謝が活性化され、お肌本来の力が引き出されシミを徐々に
薄くしていきます。
ホワイトニングの土台をつくっているのはお肌に負担をかけないやさしいスキ
ンケアです。
もちろん、シミはスキンケアだけでなく身体の中からのケアをしっかりおこない
健康な体を保つことも大切です。お肌は食事からつくられています。緑黄色
野菜などビタミン、ミネラルを含むものを積極的に摂り、必要な栄養が不足し
ないようにすること、その他睡眠など規則正しい日常生活を心掛けましょう。
・今まで色白でとてもきれいなお肌だったのに、結婚後しばらくすると
肌がかさついて色もくすんだような感じに。。。
・仕事が忙しく不規則な生活で、知らないうちにニキビやシミが増えて
困っている。。。
・アゴや口の周りはあぶらぎってニキビができて治らないのに頬のあたり
は乾燥して。。。
このようにストレスが原因でおこる肌トラブルは少なくないようです。
「今日の顔色はいいね」[今日は肌の色ツヤがいい」とよくいいますが、
顔色がいいのは決して気のせいではなく、お肌の色やツヤはストレスを
現すバロメーターです。
病気になるとよく顔色が悪くなりますが、病気以前にお肌にはその兆候が
表れているといわれるほどお肌は敏感なのです。生物学的にみても皮膚と
神経は外胚葉から発達してでき、密接な関係があると言われています。
例えば、神経が細かな人ほどシミになりやすいのですが、これは精神的に
不安定だったりイライラすると、メラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)が
刺激されてシミをつくってしまうそうなのです。
また、ストレスにも肉体的なストレスや精神的なストレスなどいろいろな
ストレスがありますが、現代社会には自覚症状のないストレスもあり、
知らず知らずのうちにダメージを与えていることが多いそうです。
どちらにしてもストレスのお肌への影響は大きく、体調や栄養バランス、
睡眠不足などお肌は疲れ気味です。疲れたお肌が元気を取り戻すように
やさしいスキンケアを行いお肌を休めて疲れをとってあげることが必要です。
では、ストレスが高まるとお肌はどのような反応を起こすのでしょうか?
思いニキビというのがありますが、心に動揺があると皮脂の分泌が
盛んになることが知られています。これと同じようにストレスがたまると、
お肌の危険信号として皮脂の分泌がさかんになります。すると、顔が脂
ぎった状態になり、雑菌が繁殖しやすくなってポツポツっと吹き出物が
でやすくなります。
さらに、ストレスが高まると血液の循環が悪くなり、顔色がくすんだように
なってツヤがなくなります。
脂ぎっているのにカサついているという方はストレスが原因かもしれません。
思い込みだけでアレルギーがおこってしまうほど女性のお肌はデリケート。
いくらよい化粧品を使ってもストレスがたまっていたら美しい肌は望めません。
トラブルを起こりにくくし、化粧品をもっと効果的に気持ちよく使って
いきいきとしたみずみずしい素肌を保つために、好きなことに熱中する
のもいいかもしれませんね。