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秋口からの乾燥を防ぐためには夏ケアが大切!

2002年8月23日

「私は毎年、冬は乾燥して、夏は逆にオイリー肌になるの。」
「私は夏はオイリー、冬は乾燥する、とてもややこしい肌でなかなか
私の肌に合う化粧品がないのよね。」という方、多いですよね。

夏はどうしても汗をかいてしまうので皮脂が出やすくお肌がオイリーに
なり、お肌がうるおっているからケアは手を抜いてもいいかな。。。とか、
保湿はしなくても。。。と、スキンケアを怠りがちに。

しかし、お肌がうるおっているというのは錯覚で、実は発汗するとその汗
が蒸発してお肌は乾燥状態になります。また、エアコンの効いた室内では
さらにその傾向が大きくなります。

そのままにしてしまうと、天然ベール(皮脂膜)が少なくなっているので
お肌の生理機能が衰え、外からの様々な刺激に弱くなり、シミや吹き出
物といったトラブルにつながりやすくなります。

さらにこのような状態が続くと、秋から冬にかけてお肌が乾燥しやすい素肌
環境を作ることになります。冬に乾燥してしまう方は、ここに落とし穴がある
ことが多いのです!

 “夏も基本的なスキンケアをしっかりすることが大切です!”

お肌にとってドライな環境は最悪です。今からでも遅くありません。
保湿を全くしないというのではなく、多少べとつき感があっても、水分を
補い保湿することがお肌にとって大切です。

また、そのとき表示指定成分の入っていないもので保湿するのはもちろん、
オイルの入っていないものでケアしましょう。

オイルが入っていると紫外線などによってお肌のシミ・くすみなどの原因に
なりますので注意しましょう。以前からお伝えしていますが、紫外線はお肌
の老化の一番大きな原因で多大な影響を与えています。

乾燥肌の方に限らず、目や口のまわりは、皮膚が薄く水分・油分が特に
少ない部位です。皆さん、スキンケアには十分注意してくださいね。

さらに、夏真っ盛りの今、首、手、腕、足といったところも日焼けしてお肌が
疲れてかさつきやすくなっているはずです。特に首や手なども老化しやすい
部位ですので老化対策に注意が必要です。

日焼けした後のフォローはとても重要ですよ。日焼けしてほてって乾燥して
いるお肌にしっかり水分を補い、保湿してお肌をリフレッシュしましょう!

間違っていた(>_<)という方、冬にお肌が乾燥するのは当たり前と思っていた 方、まだまだ大丈夫! 夏の見せかけのうるおいにはだまされないようにしっかり水分補給と保湿を 行い、お肌の環境を整えておきましょう! 今年の冬は、「あらっ、いつもの冬の肌よりしっとりしているわ!」 ということになりますよ。

紫外線のウソ?ホント!

2002年8月16日

暑いですね。紫外線も強くなっていますね。
今週は意外と間違っている紫外線対策についてお伝えいたします。
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Q1.日陰にいれば、直接紫外線を浴びない?

紫外線の総量の40%が直接、60%が反射してくるといわれています。
直接に浴びる紫外線だけでなく地面や水面などからの散乱成分
(照り返し)の影響が大きいので注意が必要です。

例えば、洗濯物を干す場合、干す場所が日陰であっても太陽の方を
向いていると反射紫外線によって日陰にいないのと同じくらいの大量の
紫外線を受けてしまうのです。これが反射してくる紫外線の怖さです。

また、紫外線対策の落とし穴に室内での日焼けがあります。
室内に入れば紫外線の影響は少ないと思っていませんか?
窓から入ってくる紫外線は実は窓を通過したからといってそれほど
減少しないのです。(UVBは窓ガラスで遮断されます)

さらに窓の外側の地面が土や砂などの場合、紫外線が反射して
室内に侵入してくるため、室内の日陰にいても日焼けしてしてしまう
ことがあります。特に雪の場合、直射日光の80%程度が反射する
そうです。

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Q2.曇りの日は紫外線が少ないので大丈夫?

曇りの日と晴れの日での紫外線量についてですが、空が曇っているか
そうでないかはほとんど直接くる紫外線量に変化はないといわれて
います。(UVBは若干減少するといわれています。)

紫外線は天候が悪くなればなるほど、散乱成分の比率は増えていき
ます。そういった意味では曇が多いほうが紫外線の影響を受けやす
いといえます。ですから天候が悪くなればなるほど、散乱成分の比率
は増えていきます。

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Q3.白シャツは紫外線対策に有効?

紫外線対策として長袖シャツや帽子などを着用している方も多いと
思いますが、色は白より黒等の濃い系統の色が紫外線を吸収し
効果的であるといわれています。

白は日光を反射し、紫外線も通さないと思って着ている方もいらっしゃ
いますが、黒系の色が紫外線を吸収する量に比較し、白色が紫外線
を反射する量は少ないようです。
もちろん素材にもより一概には言えませんが。

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このように紫外線を防いだつもりでも意外な原因でお肌を焼いてしまう
ケースはたくさんあります。
以前からお伝えしていますとおり、日常の紫外線は100%カットはでき
ません。日焼けはどうしてもしてしまいます。

常在菌の状態が活性化していたり、素肌のシステムが活性化して
いる方は日焼けして黒くなっても、すぐにメラニンが分解され素肌が
本来の白さになります。その肌に近づけるため、お肌にやさしいケアを
して、細胞一つ一つを活性化しましょう!

あぶない!日常生活の中の紫外線!

2002年8月9日

最近、紫外線の害について以前に比べると意識が高まっていると思います。
特に海や山などアウトドアへ出かけたり、炎天下でスポーツをする時には
入念に日焼け止めを使って、帽子や長袖シャツなど紫外線対策をばっちり
されていることと思います。

しかし、日常生活の中ではどうでしょうか?
通勤、通学、お買い物、洗濯干し・・・ちょっとした時間だけなら大丈夫と
あまり紫外線を意識しない方、多いのでは?

ところが、紫外線はレジャーやスポーツの時ばかりに浴びるものではあり
ません。たとえすぐにお肌が黒くならない日常の弱い紫外線でも、毎日
浴びていますので、「ちりも積もれば山となる」ということわざもあります
が、お肌に蓄積され、老化は確実に進行します。

私たちは、ふだんあまり意識していませんが、今お肌に受けている紫外線
はお肌の細胞がしっかり記憶しています。紫外線は毎日浴び続けているの
ですから、その合計はかなりの量になるのです!

その点からいえば、レジャーの時よりむしろ日常生活の中での紫外線対策が
お肌の老化を大きく左右するといえるでしょう。

ところで、最近は紫外線をカットする上空のオゾン層がフロンガスなどで破壊
され減少傾向にあり、紫外線による影響が懸念されていることはご存知だと
思います。

特に、シミ・ソバカスや皮膚ガンの原因となるUVB量はオゾンに吸収される
程度により大きく変動します。

オゾン量は、春に多く秋に少ないという年間変動を示すのに対し、一方の
UVB量は8月にもっとも多くなるという報告がなされています。

量的にはシワ・たるみの原因となるUVAの方がはるかに多いのですが、
人体にはUVBが非常に危険であると考えられています。これは、波長の短い
紫外線ほどエネルギーが大きく、生体や物質に与える影響が大きいからです。

夏の昼間に5分間ほど直射日光を浴びた紫外線の害は、人の細胞1個の
DNAに約10万個の傷を負わせる量に相当するといわれています。

オゾン層破壊がますます進んでいる今、紫外線の害は深刻です。
怖いのはそれが肌にすぐに出てくるのではなく、あとからお肌にでてくると
いうことです。年をとるほど紫外線の害が蓄積されるので注意が必要です。

むやみに紫外線を浴びるのは危険です。この時期は紫外線が強く特に
危険です。紫外線をなるべく浴びない工夫をするよう心掛けましょう。

次週は意外と間違っている紫外線対策ウソ?ホント!をお送りいたします。

生理と素肌

2002年8月2日

生理の前や、体調が悪いと、すぐ肌に出てしまいます。
どんな体調や環境にも負けない強い肌になりたいですよね。

生理周期とお肌の状態とは密接な関係があります。
そこで、今回は生理とお肌についてお伝えしようと思います。

まず、生理周期を28日で4週に分けてみますと、一般的に次のような
傾向があります。

(1)1週目:生理の始まった週のお肌は敏感で徐々に乾燥気味に。
(2)2週目:お肌にハリやツヤがでて、お肌の調子がいい時期。
(3)3週目:排卵後は黄体ホルモンの量が増えはじめ、徐々に
       お肌が不安定に。
(4)4週目:黄体ホルモンの量がピークを迎え、皮脂の分泌や
       メラニンが活発に活動し、ニキビやシミなどトラブルが
       おきやすくなる。

このように生理前と生理中が一番お肌が不安定になります。

女性のからだには女性特有のリズムがあり、通常このリズムにのって、
女性としての機能をサイクルしています。しかし、通常でも不安定な上に
さらに、心や身体に何らかのトラブルが生じると、本来のリズムから少し
ずつ乱れていって肌トラブルへとつながってしまいます。

もちろん、日常生活を見直して改善していくことが大切です。心身のストレス、
環境の変化、無理なダイエット・・・思い当たることありませんか?

心と身体が共にバランスのとれた良い状態、健康な状態であることが、
お肌本来の機能がうまく働く最低条件です。バランスのとれた健康体でこそ、
お肌の機能もうまく働くのです。

健康体であるその上にスキンケアが必要になってきます。
お肌が不安定になる生理前後は特に洗顔と水分補充に注意しましょう。

スキンケアがうまく行ってないと皮膚が赤くなったり、かさついたり、
かゆくなることもあります。また、フケが増えたり、頭皮のかさつきや
かゆみなどが出ることもあります。

特に鼻の周りや額、耳の周りなどTゾーンと呼ばれる部位や、頭皮など
皮脂腺の多い部位は皮脂の分泌が増えてトラブルがおきやすくなって
いますのでしっかり洗顔を中心としたケアで清潔を保ちましょう。

さらに、かゆみがあるといってこれらを手で触るとひどくなったり、ニキビに
つながったりしますので注意しましょう。

洗顔ではやさしく落とせる弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。
古い角質を無理なく落としてくれます。洗顔泡立てネットなどを使って
しっかりキメ細かい泡をつくるのがポイントです。

日本人の肌はとてもデリケート。さらに、生理前後のお肌はとても敏感な
のをお忘れなく。

最後に一言、生理前後のお肌の状態は心や身体のバランスを測るバロ
メーターですね。

20歳を過ぎたニキビ対策はこれっ!

2002年7月26日

先週、やっかいな成人型ニキビの原因についてお伝えしました。
今週は20代以降のニキビ対策についてお伝えいたします。

まず、スキンケアについてはお肌の環境を清潔に保つことが大切です。
ニキビケアの基本は洗顔です。ここは思春期のニキビ対策と同じです。
洗顔で余分な皮脂分を落としましょう。

ニキビ専用とうたった洗顔料には脱脂力が強いものがありニキビには
刺激が強いことがありますので注意して下さい。純石鹸主成分でお肌に
必要な潤いは残すように調整されたものをお使いいただくのも1つの手です。

そして、大切なのは、お肌を強くこすったりして刺激しないことです。洗顔料
はよく泡立てて、その泡でなでるように優しく汚れを落としましょう。
洗顔料での洗顔は1日2回で十分で、ぬるま湯で行いましょう。あまり洗い
すぎるとお肌に刺激となったり、角質の保湿が低下します。

また、年齢を重ねるとお肌は乾燥に傾きますが、お肌が乾燥していても
ニキビはできるということを忘れないようにしましょう。ここが思春期型の
ニキビと決定的に違うところです。しっかり水分補給、保湿を行いましょう。

すでにニキビができたお肌は傷みやすくなっています。ニキビを早く改善しよう
と新陳代謝を繰り返し、通常の再生周期よりも早く古い角質が剥がれ落ちます。
しかし、早くなる分、皮膚の機能も低下して敏感になっていますのでこのときも
水分補給や保湿ケアを怠らないようにして、しっかり外的刺激からお肌を
守りましょう。

美容液などをつけるとさらに毛穴に汚れがつまり、ニキビにつながると
勘違いされている方も多いですが、そうではありません。コラーゲンなど
ノンオイルの美容液でお肌を保護し、外的刺激からお肌を守り素肌環境を
整えていくことが大切です。

また、日常生活では顔への刺激をできるだけ避けることが大切です。
毛先がお肌に触れないヘアスタイルにしたり、意識して顔をさわらないように
することも大切です。無意識のうちに顔を手で触って、手についているアクネ
菌や雑菌がついてニキビにつながっているというケースは多いようです。
もちろんニキビ跡をつくらないよう、ニキビをつぶさないようにしましょう。

食生活では脂肪分だけでなく、糖分やアルコールは体内で中性脂肪に変え
られ皮脂の分泌につながりますのでとりすぎに注意しましょう。

また、ストレスがたまったり、夜更かしすると皮脂の分泌量が多くなったり、
ホルモンバランスが崩れたりします。不摂生の改善を心がけましょう。

お肌の働きに必要なタンパク質やビタミンB2、B6やCなどをとることが
必要です。レバー、魚、卵、納豆、海藻、野菜の煮物、ヨーグルトなども
よいでしょう。

このように20歳を過ぎたニキビ対策は、スキンケアと日常生活の改善が
基本になります。まずはお肌にやさしい正しいお手入れでお肌を外的刺激
から守り、規則正しい生活を心がけることが大切です。

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