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お肌の夏バテ、してませんか?

2004年10月1日

今年の夏は本当に暑かったですね。この時期、お肌がザラザラしている、
なんだかくすんでいる、ブツブツがでている、肌が荒れてしまってるという
方、いらっしゃるのでは?

これらはお肌が夏バテしていることが考えられます。

では、どうしてお肌が夏バテするのでしょうか?

お肌の夏バテは主に次のような原因が考えられます。

まず、発汗によるミネラルバランスの崩れ。
汗をかく習慣のある方は大切なミネラル分が汗とともに体外に排出され
ないでほとんどが血液中に再吸収され、水分だけが排出されるように
なっています。

ところが、汗をかかない現代の生活環境では、汗を急にかくと交感神経を
鈍らせ、体の各器官が正常に働かなくなり、汗腺の機能も鈍り、ミネラル分
の再吸収がおこなわれず、お肌作りに必要なミネラル分が水分と一緒に
体外に排出されてしまいます!

そして、血液中のミネラル分を大量に出してしまうと、血液はこれを補うため
体中の細胞からミネラル分を横取りしてしまい、お肌の細胞もミネラル不足
に陥ってしまいます。

すると、お肌に影響が出てくるのは当然ですね。

次に、冷房による温度差。
よく冷えた室内と暑い屋外を何度も行き来していると、体温調節機能がうま
く働かなくなり、自律神経失調症になりやすくなり、皮膚機能にも影響を
及ぼします。また、エアコンによる乾燥もお肌に良くありません。

そして、睡眠不足による疲労の蓄積。
昼間の疲れを夜の睡眠で回復するはずが、様々な要因で睡眠が不足する
ことにより、疲れがとれないままお肌にも疲労が蓄積していくことになります。

また、今年は暑かったので、食欲が落ちたことと思いますが、そこでそうめん
などサッパリ系のメニューや清涼飲料水などを多く摂取してなかったでしょうか?

このように食事が偏るとビタミン、ミネラル、たんぱく質などのお肌に必要な
栄養素が不足しがちになり、お肌に不調が現れることに。

これらの要因はすぐにお肌に影響が現れるというものではなく、あとあと徐々に
お肌の不調を感じるもの。

特にこの時期は夏から秋への季節の変わり目ということもあり、お肌の状態が
いっそう悪くなる…。お肌の夏バテは、まさに悪循環です。

まだ、影響が表れていない方も、すでに影響が表れている方も、どうすれば
この悪循環が断ち切れるのでしょうか?次回、お伝えいたします。

黒ずみ対処法

2004年9月24日

先週、お伝えいたしました“毛穴の黒ずみ”
今週は効果的な対処法についてお伝えいたします。

黒ずみで悩まれている方によく受ける質問があります。

『毎日しっかり洗顔してるのに、毛穴の黒ずみが取れません。私の洗顔の
 仕方が悪いのでしょうか?』

というご質問です。

毛穴の黒ずみの大きな原因として、何らかの要因でお肌が敏感になり、
皮脂が必要以上に分泌され、その皮脂がうまく取れていないということを
お伝えいたしました。

もちろん黒ずみを取り去る基本は洗顔です。

しかし、お肌に刺激を与えすぎたり、お肌に負担のかかるスキンケア・メイ
ク等を行って角質が硬くなっていると汚れが落ちにくいということはおわかり
いただけると思います。

特にこの時期の角質は、夏場に浴びた紫外線によって硬くなり汚れが落ち
にくい状態になっていることが多いです。

ですので、角質をやわらかくするケアと並行して、正しい洗顔を行うことが
必要です。

角質をやわらかくするには、保湿力の高いマスクを利用するのが簡単で
効果的です。マスクがなくても、オイルフリー、表示指定成分無添加の
お肌にやさしいローションをコットンに含ませ保湿パックするのもいいですね。

その上でやさしい洗顔を行い、毛穴の汚れを落とすように心がけくださいね。

また、半身浴やお風呂でゆっくりと蒸気にあたり、角質をやわらかくし毛穴を
開き気味にしてから丁寧に洗顔するのも効果的ですね。

このようなケアをする際に注意してほしいのが、お肌をこすらないようにすること。

入浴後や蒸しタオルなどで蒸した後の皮膚は指でこすると消しゴムのように、
ぼろぼろと角質が取れてきます。現れた皮膚もツルツルでキレイに感じてしま
うためにさらにこすってしまい、お顔が赤くなるなど敏感になって新たなトラブル
につながりやすくなります。

クレンジングもどうしてもお肌をこすってしまうことになりますので皮膚生理学
的におすすめできません。

古い角質はやさしい洗顔によって自然に落とすのが一番です。

さらに、肌トラブルは表面だけ改善しようとしても根本から治さないといつま
でも繰り返してしまいます。

お肌のトラブルを改善し、お肌の健康を保つにはお肌の力が最大限に
引き出せるように、環境を整え、刺激を与えず守ってあげることが大切です。

黒ずみなどのトラブルだけにとらわれず、お肌の環境を整えるようにつくられた
基礎化粧品でお肌の環境を毎日整えていくこともお忘れなく。

黒ずみ

2004年9月17日

最近、よくご相談があるのが、“毛穴の黒ずみ”。
あなたの鼻や小鼻の周り、頬の外側などの状態はどうですか?
そのあたりもうまくケアしないと汚れが残ってトラブルにつながります
ので注意が必要ですよ。

この“毛穴の黒ずみ”の正体は、何でしょう?

毛穴の黒ずみは、“黒ニキビ”と呼ばれますが、黒ニキビは金属が酸化
したら黒くなるように皮脂腺から出たアブラや古い角質などが酸化して
黒くなっている状態です。

黒ニキビは毛穴が開いていて中の詰まっているものが外部からみえて
しまいますので、指などで取りたくなりますが、無理矢理取ったらいけ
ません。

無理矢理取ると細菌が入りやすくなり化膿したり、刺激が強すぎて毛穴が
開いたままになり、さらに汚れが詰まりやすくなり、また黒ずみを生じると
いう悪循環に陥りやすくなります。

特に鼻の毛穴は奥が深く、皮脂がたまりやすいため、黒ずみができ
やすいところです。毛穴に詰まった皮脂が長くとどまると黒くなるという
わけです。

毛穴の黒ずみを取っても、また同じ所にできたという経験ございませんか?

さらに、黒ニキビは『ニキビの子供』とも呼ばれ、気になって手で触ったり
すると手についた雑菌などで化膿した赤ニキビになりやすいので注意が
必要です。

黒ニキビができてしまって気になっても触らないようにしましょう。

特に黒ニキビは角栓同様、皮脂腺の機能とホルモンバランスに深い関係が
あることがわかっています。

女性の場合、皮脂の分泌量は20代前半まで増加し40代からは減少し始める
のが普通ですが、最近では40代、50代でも黒ニキビ、角栓に悩まされている
方が多くいらっしゃいます。
 
皮脂は本来皮脂膜となって皮膚を覆い、角質層の水分のうるおいを保ち、細
菌や外的刺激からお肌を守る役割があります。しかし、何らかの要因でお肌が
敏感になり、皮脂が必要以上に分泌され、その皮脂がうまく取れていないと、
このようなトラブルにつながってしまいます。

ではどのようなケアが効果的なのでしょうか?
次回お伝えいたします。

角栓クリア

2004年9月10日

先週のお約束どおり、今週は角栓をキレイにするクリアケアについて
お伝えいたします。

では、角栓をケアするのに一番大切なことはなんでしょう?

それは、正しいケアを続けることです。
これは簡単なようでなかなか難しいものです。

角栓はすぐにできないトラブルです。ということは角栓はすぐに改善とは
行きにくいトラブルでもあるということです。

根気強く正しいケアを続けていくことが必要なのです。

対策としては、丁寧な洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除くことです。

洗顔料をしっかりたっぷりきめ細かく泡立て、その泡で丁寧に洗顔します。

この時期夏ばて等でお肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく
落とせる弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。古い角質を無理なく
落としてくれます。洗顔ネットなどを使ってしっかり泡立てるのがポイントです。

また、たっぷり泡立てた洗顔料で30秒以内の短時間でなで洗いによるダブル
洗顔をおすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつけておくと負担
になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方が
いらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

また、古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料やクレンジング、
ピーリング等、強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、
日本人の肌はとてもデリケート。さらに、この時期のお肌はとても
敏感なのをお忘れなく。

ここで、角栓で効果的なのが蒸しタオルです。
洗顔前に蒸しタオルをご利用いただき毛穴を開かせた状態で洗顔をされる
ととても効果的です。

ただし、これは皮脂を取りすぎてしまう場合がありますのでご注意下さい。
多くても1週間に2回程度にしましょう。方法は湿らせたタオルを電子レンジで
温め、1分前後お顔にのせておきます。

このように角栓は焦らず洗顔で徐々に取り除いていきましょう。

そして、洗顔後は化粧水をたっぷりご利用下さい。コットンやフェイスマスク
等に化粧水を染み込ませ気になる部分にのせておく「保湿パック」を行うと
お肌がやわらかくなりより効果的です。その後、コラーゲンなどオイルでは
ない保湿剤をごりよういただくとなお良いです。

洗顔とローションを中心とした正しいケアを続けると、角栓は自然に解消して
いきます。 夏の間にずっと蓄積された角栓が解消すると、毛穴が細くなり
つるつるのお肌になりますよ。

角栓、黒ずみ、毛穴のつまりなど夏の忘れ物はしっかりケアして「想い出」に
変えましょう。

角栓、黒ずみ・・・夏の忘れ物

2004年9月3日

9月になり、秋の気配が感じられるようになりました。
が、まだまだ蒸し暑い日が続いてます。今年の夏は猛暑でしたので、
汗をかくことが多かったのはないでしょうか?汗をかくとどうしても皮脂の
分泌が盛んになりますよね。

ここで突然ですが、鼻の頭と小鼻をチェックしてみてください!

「角栓が目立つ!」「黒ずみができてる!」「あっ!毛穴から白い物が
のぞいている!」という方・・・かなりヤバイ状態ですよ!

そのままにしていると毛穴が開いたり、ニキビにつながったり、さらなる
肌トラブルにつながりかねません。
 
特に毛穴に埋め込まれたように詰まっているつぶつぶは、ご存じ「角栓」。

毛穴にたまった皮脂と古い角質が混じり合ってできるもので、黄白状の
固まりになっていることが多いです。

こうなると、すぐに毛穴の汚れを取り除くことはできません。

そこで、なんとかしようと、「毛穴パック」をされる方がいらっしゃいますが、
お肌の毛穴は頭皮などと違って、皮脂は奥の方まで詰まっています。
これを無理矢理、毛穴パックなどで取ろうとしても全部はとれません。

毛穴パックで取るには、まわりの角質をはぎ取るくらいの力が必要に
なります。毛穴パックなどで刺激を与えすぎ、逆にお肌が敏感になって
いる方も多いのでご注意を。

そして、よく耳にするのが、洗顔後に肌表面に角栓が現れてしまうという
お悩みです。この場合は、メイクの影響が大きいと思われます。

メイクに含まれるオイルは5、6時間で過酸化脂質になるといわれ、メイクと
皮脂が交じり合ってクリーム状になり角栓や黒ずみの原因になるといわれ
ています。

さらに、その毛穴に詰まった角栓や脂肪が気になって、指で搾り出した
ことはありませんか?

確かに毛穴から搾り出すと面白し、気分がいいのですが、搾った所に跡が
残りやすくなります。特に年を重ね、何度も繰り返すとあとあと大変なこと
に・・・

また、爪で無理に引き抜こうとする方もいらっしゃいますが、これもやめて
下さい。

気になっても角栓を引きぬくのではなく、飛び出している部分をカットする
程度にしてください。無理に引き抜くと角栓が複雑にからみついている
うぶ毛も抜いてしまい、炎症をおこして毛穴が元に戻らない場合があります。

では、角栓をキレイにするクリアケアは?次回お伝えいたします。

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