永久保存版-過去の特集一覧

2005

夏の肌トラブル対策

2005年8月12日

特に夏のお肌は皮脂の分泌が盛んになっていますので皮脂を取り去る
ことが大切です。

最近、弱酸性洗顔フォームがよく宣伝されています。

お肌が弱酸性という理由が洗顔料を弱酸性にする根拠になっているよう
ですが、洗顔後は充分すすいで洗浄成分がお肌に残ってはいけません。

しかし、一般的に弱酸性洗顔料は水和性がよく、PH緩衝がないので
すすぎがおろそかになってもわからないことが多く、お肌に残ることが
多いです。

洗顔後のしっとり感は洗浄料が充分落ちていないためだともいわれ、ニキ
ビやくすみなどの原因になりかねません。

また、欧米の水は硬水ということがよく知られていますが、硬水は金属石鹸
ができやすいため、泡立ちが悪くなり洗浄力がなくなり石鹸としての役割が
果たせなくなります。

その硬水による泡立ち不足を補うために合成石鹸(洗剤)ができているの
です。(これは様々なホームページで紹介されています)

それよりも日本は軟水であるため、硬水仕様の洗顔料(弱酸性)を使用する
必要はないわけです。

そのままで泡立ちがよく、汚れはしっかり落とす弱アルカリ性の純石鹸成分
を主とした洗顔料で落としその後、弱酸性のローションでお肌を整えるのが
自然でお肌に最もよいと思われます。

ただ、純石鹸のみの洗顔料は、皮脂を取りすぎることがあるのでできれば
純石鹸が主成分でスキムミルク等配合のお肌に刺激が少ないように調整
されたものがおすすめです。

しかし、エアコンなどによって思った以上にお肌の内部は乾燥していたり、
汗が出にくい肌になっている場合が多いのも事実です。

汗が出にくくなり、汗せん(汗の出る管)がつまって、あせも、かゆみ、湿疹、
かぶれ、吹き出物といった肌トラブルにつながることも。

そういった意味からもお肌の新陳代謝を促進することが必要です。

このような状態の解消には、洗顔後、化粧水をたっぷりつけお肌に良い水分
を充分与え、お肌の潤いを保ちましょう。

コットンやフェイスマスクに現在ご利用の化粧水をしみこませ、保湿パックを
おこなうのも効果的です。

そして、コラーゲンやヒアルロン酸などオイルではないお肌に近い成分の
保湿剤でしっかり保湿を行いましょう。

しかし、洗顔をしっかり行っていないとこのような次のステップも意味をなさ
なくなってしまいます。お肌の汚れをやさしく落とすことを忘れずに。

以上、夏の肌トラブル対策についてお伝えしてきましたが、もしトラブルが
発生した場合、根本的な解決にはそれなりの時間が必要となります。

一時的にトラブルが改善しても根本から素肌環境が整っていない場合、
トラブルが長引いたり、状態がひどくなったりすることは容易に理解できます。

お肌に負担をかけない洗顔を中心に低刺激性の化粧品でやさしいケアを
毎日続けてしっかり素肌環境を整えておきましょう!

洗顔はいつしたらいいの?

2005年8月5日

先週お伝えしましたとおり、日本の夏は高温多湿。

かゆみ、湿疹、かぶれ、ニキビ、吹き出物といった肌トラブルを訴える
方が多くなります。

では、毎日のケアでどの点を注意すればいいのでしょう?

そうです。まず、大切なのはお肌を清潔に保つこと。

汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖します。

夏、汗をかくのは、体にとって必要なことですし、大切な機能です。
汗をかくのがいけないわけではなく、そのまま放置しておくことが
問題なのです。

汗はほとんどが水分とはいえ、水分が蒸発してしまうと、そこに含ま
れていた塩分や尿素などの成分がお肌の上に残ってしまいます。

ベタベタした感じになるのも、塩分に吸湿性があるためで、ベタつくと
汚れやほこりもつきやすくなります。

塩分やアミノ酸を栄養にして、皮膚の表面で雑菌が繁殖することも!

もともと人間の肌には、病原菌が寄りつかないような働きをする、
「常在菌」が住んでいますが、汗をかいて皮膚を湿潤したままにして
おくと、雑菌が繁殖して皮膚に感染し、かぶれの原因になることも
あるのです。

特に夏は、気温も湿度も高く、菌が繁殖しやすい条件がそろっている
ので、お肌を清潔に保つということに細心の注意が必要です。

スキンケアの基本は洗顔です。汗をかいたら洗顔しましょう。
ただ、洗顔料による洗顔はしすぎるとかえってお肌を痛めてしまうことに
なりかねません。日中は水洗顔をおすすめします。

ただ、日中洗顔できないという方は、オイルフリーのミストタイプローション
をお顔から離した位置からスプレーして、軽くティッシュオフして余分な
汗や皮脂をふき取っておきましょう。

そして、帰宅後すぐに洗顔しましょう。
ファンデーションも必要でなくなったら汚れと同じです。早めに汗や皮脂、
汚れを落としてお肌の清潔を保つとともにお肌の負担を軽くしてあげま
しょう。

特に夏のお肌は皮脂の分泌が盛んになっていますので皮脂を取り去る
ことが大切です。

しかし・・・
続きは次週で。。。お楽しみに♪

夏のかゆみ・肌荒れ

2005年7月29日

7月も終わり、もうすぐ8月、いよいよ夏本番ですね!

あなたはこの夏、肌トラブルはありませんか?

本来、気温や湿度が高くなると、血液の循環がよくなり、乾燥しにくくなる
ため、素肌環境にはいいはずです。

ところが日本の夏の場合、気温が高い上に湿度も高く、発汗や皮脂の分泌
が多くなり、様々な肌トラブルを訴える方が多くなります。

たとえば汗を多くかくと、お肌を外的刺激から守っている天然のベールで
ある皮脂膜が流されて、その働きが鈍り、細菌の感染と繁殖がおこりやす
くなり、それが原因で皮膚疾患を招くことがあります。

また、皮脂の分泌が増加すると、肌がベタつき、化粧くずれしやすくなったり
紫外線による皮脂の過酸化脂質化で様々な肌トラブルを引き起こし、お肌の
老化につながりかねません。

具体的な夏の肌トラブルとしては、肌のかゆみ、湿疹、かぶれといったものが
あげられますが、代表的なものがニキビや吹き出物。

額やTゾーンのような皮脂の分泌が活発な部位だけでなく、あご、フェイスライン、
首といったところまでニキビや吹き出物ができやすくなります。

ところで、あなたは、あせも(汗疹)ができていませんか?

これは赤ちゃんからお年寄りまで夏によくみられるトラブルですが、汗管(汗を
分泌する器官)の出口が角栓などによって防がれ、周りの細胞に汗が漏れて
生じるものです。

これらのトラブルはかくことによって症状を重くしてしまいますので触らない
ようにすることも必要です。

私は汗もあまりかかないし、皮脂の分泌も多くないから大丈夫。と思っている方、
夏の肌トラブルは汗や皮脂の分泌量の多い方に限ったものではありませんよ。

というのは、夏は紫外線が非常に強い上、冷房にさらされる時間が長くなって
しまいます。

これらはお肌の水分を奪い乾燥に傾ける原因ですし、特に紫外線は浴びすぎる
ことによって体の抵抗力を弱め、身体やお肌のバランスは崩れやすくなり、様々
な肌トラブルにつながってしまうことに。

このような肌トラブルを引き起こしやすい日本の夏を乗り切るため、どのよう
なケアが有効なのでしょう?

イキイキ素肌マガジンご愛読の方だけに次週お伝えします!

あなたのメラニン増えてませんか?

2005年7月22日

天気がよく、紫外線の強いこの時期、シミ・ソバカスが増えて困る0!
といった声をよく耳にします。

シミ・ソバカスの原因となるのはメラニン色素。

メラニン色素は憎っくき悪役というイメージがありますよね。

でもメラニン色素は本来、お肌の色を決める重要な物質で、お肌に備った
天然の日焼け止めとしても大切な役割をもっている物質です。

ところが、紫外線やその他様々な刺激の影響によって一部のメラノサイト
(メラニン色素をつくる細胞)の活動が強められ、メラニン色素が過剰につ
くられ続けると、色素沈着をおこした状態になります。

これが「シミ」です。

ソバカスも、シミと同じように部分的にメラニン色素が過剰に作りられてでき
るものですが、遺伝的要素が強いもののようです。

よく、『突然シミができた!』『急にシミが増えた!』という方がいらっしゃい
ますが、シミは突然できるのではありません。

紫外線はお肌の奥まで届いてしっかり細胞にキズをつけています。そして
傷ついた細胞が何かの拍子に暴走し、シミとなるのです。

シミは頬骨の上、眉の上、こめかみなど凸部や紫外線が当たりやすい部分
にできることが多いことからも紫外線による影響が大きいことがわかります。
紫外線には要注意ですね。

しかし、紫外線に当たらなくともシミはできますよ!

それは過酸化脂質によるものです。

メイクや化粧品に含まれるオイルや皮脂などの汚れがお肌に残り長期間とど
まると過酸化脂質化し、それによってメラノサイトが刺激されシミにつながる
ことがわかっています。

シミを防止するには、しっかり正しい洗顔を心がけることも大切です。

また、シミのできている部分は紫外線や過酸化脂質などのダメージにより
お肌の機能も乱れているため、新陳代謝が低下し、メラニン色素が排出され
ずにとどまってお肌の色が濃く見えてしまいます。(くすみです)

シミ・ソバカスのない健康なお肌は、メラノサイト(メラニンを作る細胞)の活動
も正常で適量のメラニン色素を生成しお肌を守っています。

そして、生成されたメラニン色素は、お肌のターンオーバーとともに徐々に薄く
なりながら表皮に押し出され、やがて古い角質(垢)となって自然にはがれ落
ちていきます。

このような健康な素肌を作り出すために、正しいスキンケアで素肌環境を
毎日整えておくことが必要なのです。

そして、外出するときは最低でも基礎化粧してUVカット化粧品をつけてファンデ
くらいはしないと、今は大丈夫でも、あとあとシミが浮き出てきますよ。

毎日のケアもお肌に負担をかけないように水分補給を充分行い、しっかり保湿し
お肌の環境を整え新陳代謝を活性化しましょう。

あなたのメラニン増えていませんか?

オイリー対策!

2005年7月15日

額、あご、鼻の付近などTゾーンは、お顔の中でも特に皮脂の分泌が多く、
角栓や黒ニキビなどオイリーなトラブルが発生しやすい部位です。

このようなオイリーなトラブルは10代から20代前半くらいのものだと思い
がちですが、そうではありません。

皮脂腺の機能はホルモンと深く関係がありますが、女性の場合、皮脂の
分泌量は20代前半まで増加しつづけ、40代から減少し始めます。

つまり、20代から40代までが最も皮脂の分泌量が多い時期なのです。

実際に30代、40代の方でこのようなトラブルについてご質問ご相談をいた
だく方がたくさんいらっしゃいます。
 
皮脂は本来、皮膚常在菌によって汗と混ざり合って皮脂膜となり、角質層の
うるおいを保ち、細菌や外的刺激からお肌や身体を守るという機能があります。

しかし、間違ったスキンケア・メイクや、お肌に刺激を与えたり、環境などに
よって皮脂が必要以上に分泌されると、角栓、黒ニキビ、テカリ、ニキビなど
の原因になります。

このようなオイリートラブルを引き起こさないようにするため、毎日のスキン
ケアは欠かせません。

特に、注意すべきは洗顔と保水です。

あなたはアミノ酸系の弱酸性のものをお使いではありませんか?

一般的に弱酸性洗顔料はすすぎにくく、洗顔後のしっとり感は洗浄料が
充分落ちていないためだといわれ、ケアを続けることによってオイリートラ
ブルの原因になりかねません。

日本の水では純石鹸など弱アルカリ性のものが泡立ちがよく、汚れも
よくおちます。

お肌が弱酸性という理由が洗顔料を弱酸性にする根拠になっているよう
ですが、洗顔後は充分すすいで洗浄成分がお肌に残ってはいけません。
したがって、洗顔料が酸性である必要はないわけです。

皮脂汚れはしっかり弱アルカリ性の純石鹸成分を主とした洗顔料で落と
し、その後弱酸性の化粧水でたっぷり水分補給してお肌を整えるのが
自然でお肌に最もよいと思われます。

特に鼻の毛穴は深く、鼻の肌自体が硬いとトラブルが改善しにくくなります。
お肌ををやわらかくするには、洗顔後、オイルフリーのローションやエッセン
スをつけて軽くマッサージをするようにするといいですよ。

また、ノンオイルのファンデであっても長時間つけていると自分の皮脂と
混ざり合ってクリームファンデになってしまいます。メイクも必要でなくなっ
たら早めに落としましょう。

それから、夜更かし、油分・糖分の取りすぎなどにも注意しましょう。
皮脂の分泌を促しオイリートラブルにつながりやすくなります。

根本的な解決にはそれなりの時間が必要ですが、睡眠や食生活など
日常生活にも気をつけながらお肌に負担をかけない洗顔を中心に
オイルフリーの化粧品でやさしいケアを続けて頂くのが最も良いと
思います。

これから数ヶ月、蒸し暑い時期となりますが、しっかりオイリー対策しましょう!

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