永久保存版-過去の特集一覧

2002

日焼け止めの選び方

2002年3月22日

紫外線対策のヒントは以前お伝えしましたが、具体的にどのような
日焼け止めを選ぶのがよりベターなのでしょうか?というご質問を
たくさんお寄せいただきました。

そこで、今回は日焼け止めについてお伝えいたしたいと思います。

まず、日焼け止めの機能について2通りあるのをご存知でしょうか?
紫外線を散乱させる機能と紫外線を吸収させる機能です。
通常の日焼け止めはこれらの紫外線を散乱させる顔料(酸化チタンなど)
と紫外線の吸収剤が含まれています。

そこで吸収材の働きですが、簡単に言うと角質の中に入っていきお肌
が紫外線を吸収する前にこの物質が吸収して、吸収した太陽エネルギー
は熱に変換されお肌に紫外線の影響を与えないようにしているわけです。

また、紫外線散乱剤は主に物理的に紫外線を反射、散乱させることに
よって皮膚に達する紫外線の量を少なくする機能があります。

しかし、これらの機能によって日焼け止めを選ぶのは難しいため、 
ご存知のように日焼け止めの効果を示す度合いとしてSPFやPAがあります。

SPFはUVB防御の基準となる数値ですが、日本で売られている日焼け
止めはSPF50+の商品が多いですよね。

ところが、技術的には高SPF値の製品を開発することができてもその効果
などを保証できないためアメリカやオーストラリアではSPF値は最大30と
制限されているそうです。ヨーロッパでもほぼその水準ですが、なぜか
日本では上限が50でSPF50以上のSPF値はすべて50+と表示されています。

SPF が高いものは確かに長時間紫外線を遮る力があるのですが、化粧
崩れと同じように、日焼け止めも時間が経つと皮脂や汗で流れたり、ムラに
なったりしますので、SPF値が高いものよりも、SPF15030前後のものを
ファンデの上から手で押さえるようにして塗り直したほうが効果的というのが
一般的です。

さらに、SPF が高いと粘性が増し伸びが悪く、お肌がかさついたり、何度も
洗顔しないとお肌に残りやすくなり、それだけ肌にかかる負担も大きくなります。

また、UVA防御の基準となる数値PAについては日常生活では+0++で
充分です。

まとめますと、日常生活における紫外線防御指数についてはSPF値15030、
PA+0++のものを選ぶことをおすすめします。また、ローションタイプを選ん
だほうがお肌の負担も軽くなります。もちろん、従来の表示指定成分無添加
のお肌に負担が少ないものを選びましょう。

さらに日焼け止めをつけると、比較的お肌が明るめになりますので、ファンデー
ションを厚くつけなくてもお肌が自然にきれいに見えますし、化粧くずれも
気にせずにいられますよ。

しかし、夜は帰宅したらすぐにしっかりと落としましょう。必要でなくなったときは
日焼け止めもメイクも汚れと同じです。

スキンケアとは

2002年3月15日

マガジン100回目を機に、原点に戻って、今回は「スキンケアとは
何か」について考えてみたいと思います。

まず、健康なお肌、美しい素肌という言葉で、どのようなお肌をイメージ
されますでしょうか?

しみ、しわのない、キメ細かな、色白な、ツヤのある、うるおった、
みずみずしい、やわらかい、つるつるとした、ハリのある、なめらかな・・・

このように健康なお肌はやはり、若々しい、清潔な肌をイメージされると
思います。本来の素肌は、みなさんこのように美しいものなのです。

特に、皮膚の一番外側にある表皮の状態が大切なのですが、表皮は
約0.301mmという厚さでとても薄くデリケートで、角質層、透明層、顆粒
層、有蕀層、基底層の5層の表皮細胞からできています。

そして、基底層で生まれた表皮細胞が角質層に達し、最終的に垢となって
はがれ落ちることを『ターンオーバー』といい、 ターンオーバーを繰り返す
ことで、お肌はみずみずしさを保っています。

また、角質層はお肌の潤いを保つために、健康な状態で15020%の水分を
含み、角質層の表面は皮脂膜(オイルシート)という汗と皮脂の混ざりあった
天然のベールで覆われています。

皮脂膜は体内の水分量を保つとともに外界からの皮膚刺激をシャットアウト
するはたらきをもっています。この働きを『バリアー機能』といいます。

しかし、お肌は日頃から、気温の変化や空気の乾燥、ほこり、雑菌、紫外線
など様々な刺激にさらされて、この機能が低下し、様々な肌トラブルの原因に
なります。

特にお肌の敵には大きいものが3つあります。
まず、紫外線。お肌の乾燥やシミ、たるみ、シワなどをひき起こします。

さらに、乾燥。お肌が健康ならば、洗顔後10分程度で皮脂膜は再生します。
それが、うまく生成されないと様々な刺激によって肌トラブルへつながります。

そして様々な「汚れ」です。メイクなど油性の肌に残留した化粧品成分、皮脂
の老廃物、表皮細胞の老廃物、汗の成分、排気ガス、タバコに含まれるター
ル、砂泥、生活環境のゴミやほこり、雑菌など・・・

このようにいろいろな刺激が存在し、お肌はダメージを受けています。
しかし、生体はこれら種々の要因によってダメージを受けると、これを修復して
元に戻そうとする生理反応を誘発します。この反応は「恒常性維持機能」と
呼ばれています。

この機能を高めていくよう、お肌にやさしいケアで素肌環境を整えていくことが
スキンケアなのです。

皮膚の持つ機能を正常に働かせる、つまり恒常性維持機能を正常に機能させ
るように考えられ作られたお肌にやさしいスキンケア化粧品で正しくケアをする。
その結果、健康で美しいお肌を維持・回復させることが可能なのです。

またスキンケアは、お肌を清潔にしておくことで皮膚病を予防し、さらにお肌を
良い状態にしておくことによる精神的な安定、満足感も得られるといった効果
もあります。

このようにお肌の恒常性維持機能を高めるスキンケアを続けていくことが、
本来の健康な美しい素肌につながっています。

マガジン100回目を機に、原点に戻って、今回は「スキンケアとは
何か」について考えてみたいと思います。

まず、健康なお肌、美しい素肌という言葉で、どのようなお肌をイメージ
されますでしょうか?

しみ、しわのない、キメ細かな、色白な、ツヤのある、うるおった、
みずみずしい、やわらかい、つるつるとした、ハリのある、なめらかな・・・

このように健康なお肌はやはり、若々しい、清潔な肌をイメージされると
思います。本来の素肌は、みなさんこのように美しいものなのです。

特に、皮膚の一番外側にある表皮の状態が大切なのですが、表皮は
約0.301mmという厚さでとても薄くデリケートで、角質層、透明層、顆粒
層、有蕀層、基底層の5層の表皮細胞からできています。

そして、基底層で生まれた表皮細胞が角質層に達し、最終的に垢となって
はがれ落ちることを『ターンオーバー』といい、 ターンオーバーを繰り返す
ことで、お肌はみずみずしさを保っています。

また、角質層はお肌の潤いを保つために、健康な状態で15020%の水分を
含み、角質層の表面は皮脂膜(オイルシート)という汗と皮脂の混ざりあった
天然のベールで覆われています。

皮脂膜は体内の水分量を保つとともに外界からの皮膚刺激をシャットアウト
するはたらきをもっています。この働きを『バリアー機能』といいます。

しかし、お肌は日頃から、気温の変化や空気の乾燥、ほこり、雑菌、紫外線
など様々な刺激にさらされて、この機能が低下し、様々な肌トラブルの原因に
なります。

特にお肌の敵には大きいものが3つあります。
まず、紫外線。お肌の乾燥やシミ、たるみ、シワなどをひき起こします。

さらに、乾燥。お肌が健康ならば、洗顔後10分程度で皮脂膜は再生します。
それが、うまく生成されないと様々な刺激によって肌トラブルへつながります。

そして様々な「汚れ」です。メイクなど油性の肌に残留した化粧品成分、皮脂
の老廃物、表皮細胞の老廃物、汗の成分、排気ガス、タバコに含まれるター
ル、砂泥、生活環境のゴミやほこり、雑菌など・・・

このようにいろいろな刺激が存在し、お肌はダメージを受けています。
しかし、生体はこれら種々の要因によってダメージを受けると、これを修復して
元に戻そうとする生理反応を誘発します。この反応は「恒常性維持機能」と
呼ばれています。

この機能を高めていくよう、お肌にやさしいケアで素肌環境を整えていくことが
スキンケアなのです。

皮膚の持つ機能を正常に働かせる、つまり恒常性維持機能を正常に機能させ
るように考えられ作られたお肌にやさしいスキンケア化粧品で正しくケアをする。
その結果、健康で美しいお肌を維持・回復させることが可能なのです。

またスキンケアは、お肌を清潔にしておくことで皮膚病を予防し、さらにお肌を
良い状態にしておくことによる精神的な安定、満足感も得られるといった効果
もあります。

このようにお肌の恒常性維持機能を高めるスキンケアを続けていくことが、
本来の健康な美しい素肌につながっています。

季節の変わり目はなぜお肌の調子が悪い?

2002年2月22日

今年は暖冬で、日中は平年よりも暖かい日が多く、昼夜の温度差が
激しく、寒の戻りもあったり、お肌にとってはよくない気候ですね。

これから、春に向け、気温の急激な変化をくり返すため、お肌がダメージ
を受け、抵抗力が低下したり、花粉やホルモンバランスのくずれ、
日ごとに強くなる紫外線、風が強くホコリっぽく、汚れがつきやすくなる
など、いろいろな条件によってお肌が敏感になりアレルギーや肌あれ
などのトラブルが起こりやすくなります。

それに加えて、春は入学・就職など生活環境の変化も多く、ストレスが
たまりがちですよね。

毎年この時期になると、お肌の調子がよくない方いらっしゃいませんか?
季節の変わり目のお肌の状態はその数ヶ月前からのスキンケアが関係
しています。

皮膚の再生周期(ターンオーバー)が28日と言われていますが、まさに、
数ヶ月前のケアが今、表面化するのです!

中でも「ニキビ」や「吹き出物」や「毛穴の黒ずみ」のトラブルの方のご相談
が多く、スキンケアを見直した方がいいと思われる方がたくさんいらっしゃい
ます。

また、お肌につけていたUVカット化粧品を洗顔でうまく落とせてなく、お肌に
化粧品が残って、その化粧品に含まれているオイルに紫外線があたって
過酸化脂質化し、徐々にシミやくすみにつながっているという方も多くいらっ
しゃいます。

いま元気な肌を取り戻しておかないと、紫外線が強くなる時期に向け、さら
なるトラブルの元にもなりかねません。

角質層は皮膚の水分や保湿成分が損なわれるのを防いだり、外的刺激を
防ぐ役割をもっていますが、お肌の代謝異常が生じるとお肌がざらついたり、
乾燥したりしてしまいます。

無添加のお肌にやさしい化粧品でお肌に負担をかけないスキンケアをして
丁寧に洗顔と保湿を行いましょう。

また、ニキビや吹き出物については、脂性だからできると思っている方が多い
ですが、乾燥肌でもニキビはできます。

お肌が乾燥すると、表皮の水分が少なくなり、お肌が過敏になりニキビや
吹き出物ができやすくなるのです。特に目、口、あご、頬は注意してください。

さらに、ニキビや吹き出物、毛穴の黒ずみができやすいみなさんは、洗浄力の
強い洗顔料で皮脂を取りすぎたり、毛穴パックなどをしてませんか?

皮脂を取りすぎると脂性の方でも過乾燥の状態になったり、お肌を傷つけてし
まったりして、トラブルがでやすくなります。

そして、毛穴の中につまった皮脂などの汚れは毛穴パックなどでは完全にとれ
ません。パックで完全に取るには、毛穴の周りの角質をはがすくらいの力が必
要になります。

毛穴の中の汚れをとるには、純石鹸成分の洗顔料をじゅうぶん泡立ててその汚
れをとかして徐々に取っていくとトラブルが減ってきます。

このように、いつもより丁寧なスキンケアを心がけていきましょう。早め早め
の丁寧なスキンケアがキレイなすべすべ素肌へつながっています。

もちろん、食事や睡眠、ストレスに注意して、紫外線はなるべく避けるように
して。。。

生活習慣病ともいえる乾燥肌・・・質問特集!!

2002年2月15日

まだまだ春には程遠く、空気が乾燥している今日この頃ですが、
乾燥肌に関する質問をたくさんお受けいたしております。

そこで、今回はよくある間違った乾燥肌ケアについて特集してお送り
いたします。
—————————————————————-
◆質問◆ スーッとする化粧品はお肌を乾燥させるというのは
       本当でしょうか?   

オイリー肌用の化粧水には、スーッとするすっきり感を出すために
アルコールが配合されている場合がありますが、アルコールは
皮脂を取り、肌を乾燥させてしまうことがあるので、保湿ケアには
不向きである場合が多く注意が必要です。
—————————————————————-
◆質問◆ ミネラルウォーターを化粧水代わりにつかっているの
      ですが・・・   

化粧水の変わりにミネラルウオーターをスプレーする方がいらっしゃい
ますが、これはお肌をよけいに乾燥させてしまいます。洗顔後にお肌が
突っ張る場合と同じで、顔に付いた水が蒸発するときに、肌表面の
天然保湿成分もいっしょに奪ってしまいお肌の乾燥を促進させます。
—————————————————————-
◆質問◆ 天然保湿成分配合化粧品を使っています・・・   

天然保湿成分を配合した自然化粧品でも、その精製度が問題になり
ます。例えば、植物エキスはその中に様々な成分が混ざり合っており、
美容成分として有効なものもあれば、肌に刺激になる成分もあります。
高い純度で精製されていないと、安心して使えないことになります。
—————————————————————-
◆質問◆ アトピー性皮膚炎と乾燥肌は関係があるのでしょうか?

アトピー性皮膚炎の方や高齢者の乾燥肌では、脂質中のセラミド量が
減少し、それに伴って角質水分量も減少しお肌が乾燥傾向にあることが
わかってきています。しかし、セラミドが減る本当の理由はまだわかって
いません。

セラミドが減少すると隙間ができてしまい、さらに皮膚からの水分喪失に
拍車がかかり、外からの刺激も入りやすくなります。しっかり水分補給と
保湿を行うことが必要です。
—————————————————————-
◆質問◆ オイルとコラーゲンでは保湿効果はどのように違うの
      でしょうか?

ワセリンやオイルなどの油性成分は、それ自体には水分を保持する
作用はありません。しかし、皮膚表面に皮膜を作ることによって水分
が失われるのを防ぎます。

コラーゲンやヒアルロン酸などはヒト真皮に存在する物質です。
ワセリンなどと違ってそれ自体が水分を保持し、保湿作用を発揮します。
—————————————————————-

その他、乾燥肌に関する質問をたくさんお受けいたしております。
近年、私たちを取り巻く生活環境は高気密高断熱化し、冬は暖房、夏は
冷房というように低湿度化が進んでいます。角層のバリア機能が低下して
いる乾燥肌の方にとって、乾燥環境は好ましくありませんので、適度な
湿度を保つことが大切です。

乾燥肌は、遺伝的因子もありますが、個人の生活環境が大きく反映します。
皮膚の乾燥を助長するような外的因子を生活環境から少なくすることが
スキンケアでは重要です。環境改善によっても補えない部分を保湿作用の
ある美容液を塗ることによってしっかりカバーしましょう。

あなたは“お姉さん”?それとも“おばさん”?

2002年2月8日

“お姉さん”と“おばさん”。その境目はいつごろやって来るのでしょう?
もちろん、年齢を重ねるうちにいつかはそうなってしまいますが、それに
はかなりの個人差があるのも確かですよね。

例えば、TVに出演している芸能人や街を歩いている人には、まだ若い
のに\おばさん\”みたいに見える人がいませんか?表情はどこか疲れて
いて、姿勢が悪く、服装やヘアスタイルにも締まりがない。特に後ろ姿
なんかに、\”おばさん\”のニオイが・・・。

しかし逆に、年齢は重ねているけど“おばさん”と呼ぶよりは“お姉さん”
と呼びたくなる、若々しい女性も最近たくさん見受けられますよね。
体型がスマートでオシャレ、お肌が綺麗で、話し方や物腰が上品、
どことなく奥ゆかしさがあり、かわいらしさがある・・・。

そうこう考えていくと、外見的な老化は意外と内面的なものにも影響を
受けているのではないでしょうか?さらに、年を重ねるごとに内面は
かなり外見に影響を及ぼしているのでは?

それならば、今からの心がけ次第で、10年後の自分はかなり違って
くるはずです。毎日をどう過ごすか、何を見て何を考るかが大切です。

トップの女優さんやモデルさんの中には、自分の心の持ち方が美しさを
創り上げるということを知っていて、ストレスがたまらないようにイメージ
トレーニングをしたり、いろいろな工夫を生活の中に組み込んで実践して
いる方もいらっしゃいます。

日常生活をお肌や身体にとって優しいものであるように心がけ、それと
同時に、自分自身に美しくなるように語りかけてみましょう。
あなたは出来るだけ長く\”お姉さん\”で居たくないですか?

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