化粧品、毎日同じ量つけていませんか?

お肌は日々乾燥の度合いが違っているのをご存知でしょうか?
乾燥肌の方でも、その日によってかさつきがひどかったり、部分的だったり
それほどでもなかったり・・・

それは、日によって水分と油分のバランスが違っているためです。
基礎化粧でうるおいをキープすることでお肌の健康も保たれることはお伝え
いたしましたが、ただ、毎日同じ量を同じようにつけるだけの基礎化粧なら
それは正しいケアとはいえません。

これは乾燥肌の方だけでなく、どんな肌質の方にもいえることです。

特に、乾燥肌の場合、今日はかさついているなと思ったら水分を多めに補う
とか、保湿が足りないと思えばしっかり保湿剤をつけるとか、それほどでも
ないなと思ったらいつもの量にするとか、あるいは、Tゾーンがどうもテカ
っているなと思ったら保湿剤は控えるとか、そのつど自分で量などを調節す
ることが大切です。

それによって初めてイキイキ健康な素肌を保つことができます。
いつも同じケアをされてきた方、ぜひ試してください。

ところで、お肌がどのくらい乾燥しているかということで化粧品をつける量
が変わってくると思いますが、乾燥度はどのように判断されてますでしょう
か?

自分のお肌の乾燥度を簡単に知るにはファンデーションを塗った後と、洗顔
後のお肌の状態が大まかな目安となります。

ファンデーションの場合、のりが悪かったり、皮がむけたようにムラになっ
たりするときはお肌は乾燥状態にあります。

ファンデーションにもよりますが、パウダーファンデーションは油分が少な
く、さらに皮脂をよく吸収し乾燥しやすいので、この時期乾燥が気になる方
はリキッドタイプのファンデーションをご利用いただくことをお勧めします。

洗顔後のお肌の状態で判断する場合、洗顔後つっぱり感がいつまでもとれな
いときはお肌が乾燥している状態です。特に、目や口の周り、頬といった部
位がパリパリした感じになるときはかなり乾燥しています。

もちろん洗顔料や洗顔法などいろいろな条件によって違ってきますが、顔を
洗ったあと、お肌がつっぱるというのは皮膚生理学的にも皮脂のとりすぎが
考えられるそうです。

化粧水やクリームで補ってもつっぱる洗顔を繰り返すとお肌は徐々に傷んで
きます。新陳代謝の活発な若いときはいいですが、25歳をすぎてからはそう
はいきません。スキンケアは洗顔から始まります。適切な洗顔をすることが
大切です。

特に洗顔料ではお肌にやさしい純石鹸主成分のものがお勧めですが、純石鹸
にも脱脂力が強いものがあります。純石鹸主成分でオイルではない保湿成分
を配合した皮脂をとり過ぎないで、お肌に必要な潤いは残すように調整され
た洗顔料がおすすめです。

また、お肌に栄養をといって美容液やクリームをたくさんつけ、化粧して
1時間くらいでテカルという方いらっしゃいませんか?

そう感じる方は、保湿のしすぎが考えられます。適度な保湿ができるよう工
夫しましょうね。

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