永久保存版-過去の特集一覧

2000

ニキビ撃退シリーズ(3)

2000年7月7日

今週は前々回からシリーズでお送りしている「ニキビ撃退シリーズ」がおかげさまでかなり好評で、いろいろなご相談やお問い合わせがあります。

そこで今週は「ニキビ撃退シリーズ(3)」という事で、その一部をご本人様
の了承を得て掲載させていただきます。
掲載にご協力いただきました方々には感謝申し上げます。

【Q1、(Y.Oさん 29歳 女性)】***********************************
いつもマガジンを楽しく読ませていただいております。
マガジンでニキビの特集をされているので質問させていただきます。

私は、中学生の頃ニキビに花が開いて、それ以来ずっとニキビと共に生きてき
ました。学生のころは、青春のシンボルとか言って周りの人は慰めているつも
りでしょうが、本人にとってはとても深刻な悩みでつらい日々でした。

大人になれば治るかと思いましたが、なかなか治らずやはり生理前後は出やす
いんです。色々化粧品を変えてきましたがいっこうに治る気配がありません。

今は汚れを拭き取るタイプの化粧品を使って肌がスッキリした気がするのです
がこのままでいいのでしょうか?

●回答2●
この痛みは本当に本人にしかわからないと思います。
生理前2週間は黄体ホルモンが増加し、皮脂の分泌が増えニキビができやすく
なります。また、シミができたり、濃くなったりします。

肌が不安定になる生理前2週間は特に洗顔と保湿を丁寧にして下さい。
また、化粧品に注意するだけでなく正しいスキンケアを楽しく行いましょう。

精神的な部分もお肌に影響がありますので、必ず治ると思ってお肌にやさしい
スキンケアを続けていけば、必ず希望が見えてきます。
吹き出物などが出やすくお肌が敏感になっている方は特に注意しましょう。

それから、無理矢理ふき取るような化粧品はやめた方がいいですよ。
皮膚は28日周期でターンオーバーし自然に古い角質ははがれ落ち新しくなり
ます。アルカリ性のやさしい洗顔料でなで洗いすれは充分落ちます。

【Q2、(S.Tさん 36歳 女性)】***********************************
私の悩みは耳からあごにかけてのニキビです。
あごのニキビはストレスと言われたのですが、どうなんですか?

●回答2●
最近、20代、30代の方にストレスによるホルモンのバランス異常で皮膚科
や婦人科に通っている方がに多いのは事実です。関係がないとはいえません。

悩みを抱えたり、疲れをためたり、仕事や引っ越し等で環境が変わったりとい
ったストレスはありませんか?

あごのラインや口元は以外と荒れやすい所です。
洗顔の際、気になる所は、二度洗いすることをおすすめします。
これは簡単で効果のあるスキンケアですよ。

それと、丁寧にすすぎを行ってください。洗面器に適温の水をはり蛇口から湯
を出しながら両手でバシャバシャお顔にかけるとよくすすげ効果的です。

また、目の周りは皮膚が一番薄いところなので、トラブルが起きやすく、老化
がはっきりわかるところです。注意しましょう。

【Q3、(K.Tさん 24歳 女性)】***********************************
私の肌ってもともとは色白で、思春期にニキビで悩まされたこともなく、丈夫
な方だと思っていました。
ところが20歳頃、某有名メーカーの基礎化粧品を使っていたら、今まで出た
ことがない吹き出物が顔中にでき驚いて皮膚科に駆け込みましたが、いっこう
に治らなくて。。。

化粧のノリが悪いのも仕方ないとあきらめています。最近、心と身体が本当に
リラックスするということが、ほとんどありません。
どうしたらいいのですか。アドバイスをお願いします。

●回答3●
基礎化粧品には、K.Tさんのようにお肌が敏感な方には添加物が多すぎる場合が
ありますよ。(他社製品の批判はしたくないのですが)

特に従来の厚生省表示指定成分やオイルなどが含まれている化粧品は使わない方がい
いでしょう。

お肌にやさしい化粧品で正しいスキンケアをすることによって、時間はかかり
ますが必ず改善されます。じっくりやりましょう。

▼返事3▼
こんにちは、K.Tです。
いつもアドバイスありがとうございます。
使い始めてから5ヶ月が経ちますが、今一番実感できているのが肌にくすみが
なくなって透明感が出てきたという点です。肌は正直なので、使ってみての使
用感を実感するのが一番信頼できますね。

以前はとてもとても素肌を人前にさらすことはできなかったのですが、最近は
平気になりました。職場の同僚からも
「お肌がきれいね。どんな化粧品使っているの」
と声をかけられることも・・・。

それに、お化粧のノリもいいので、メイクをするのが楽しくなったんですよ。
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いしま0す。(^_^)/

掲載を許可してくださった皆様、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

ニキビ撃退シリーズ(2)

2000年6月30日

今、プライマリーのサイトのお肌相談室に寄せられるご相談でもにきびや吹き出物についてのものが多くなっています。
そこで、ニキビについて情報をお伝えしています。

まず、赤いニキビがなぜできるのでしょうか?

原因はいろいろありますが思春期頃から皮脂腺が急に大きくなったり、ストレ
ス等によるホルモンバランスの異常などによって皮脂の分泌が増えて毛穴がつ
まります。

ここまではよく知られているのですが、皮脂のつまりだけなら炎症は起こらな
いんです。ニキビ菌であるアクネ菌が悪さをしてはじめて炎症を起こします。
アクネ菌の代謝物によってアレルギー反応や炎症を引き起こしたのが赤いニキ
ビです。
いま、赤いニキビと表現してきたのは訳があります。
実は、ニキビには種類があります。その種類とは、

(1)白ニキビ(白にきび)
毛穴に古い角質や皮脂が詰まっているため、盛り上がって見えます。
白ニキビは表面が普通の皮膚の色と変わらないため毛穴がよく見えません。
2)黒ニキビ(黒にきび)
  鼻によくできるニキビです。白ニキビといっしょで毛穴に古い角質や皮脂
  が詰まっているため、盛り上がって見えます。黒ニキビは毛穴が開いてい
  て、詰まっている角質と皮脂が外から黒く見えます。

(3)赤ニキビ(赤にきび)
  白ニキビや黒ニキビがアクネ菌によってアレルギー反応を起こし炎症を起
  こすと赤くただれて、赤ニキビになります。

この3種類があります。

白ニキビと黒ニキビは、洗顔でうまく取っていくと、赤ニキビにはなりません。
また、白ニキビや黒ニキビが出るのは古い皮脂や汚れがうまくとれていない
のです。鼻や小鼻の周り、頬の外側の状態はどうですか?
そのあたりもうまく洗わないと汚れが残ってトラブルにつながりますので注意
してください。

ところで、今よくご相談があるのは、黒ニキビです。
黒ニキビは、金属が酸化したら黒くなるように皮脂腺から出たアブラが酸化し
て黒くなっている状態です。黒ニキビは皮脂が黒く見えてしまうので、取ろう
とする方が多いんですが、無理矢理取ったらいけません。無理矢理取ると痕に
なったり毛穴が開いたままになったりします。

ではどうしたらいいのでしょうか?

ニキビ対策の基本はやっぱり洗顔です。やさしい洗顔でゆっくりとっていくこ
とが大切です。
黒ニキビでお悩みの方は洗顔方法をもう一度見直してみてください。

特に、洗顔の方法に注意してください。ゴシゴシ洗いはいけません。ニキビを
刺激してトラブルへつながります。アルカリ洗顔料でなで洗いするだけで充分
毛穴の汚れまで落ちていきます。アルカリ洗顔については「健康な素肌を育て
る新法則!」の第1回に詳しいことが記載されていますので参考にして下さい。

下記のアドレスを参考にご覧下さい。  

https://md-primaryinc.sakura.ne.jp/primaryinc.co.jp/book/04-10.html

ただ、洗顔のしすぎはいけません。肌に余分な刺激を与えますので1日3回ま
でにしてください。(朝、帰宅時、就寝前がおすすめです)

それから、アブラ取り紙やパックはやめてくださいね。刺激が強すぎます。無
理矢理取るとさらに皮脂腺が頑張って、皮脂が多くでてきてニキビができやす
くなり逆効果満点です。こういう方のためにプライマリーの洗顔パウダーはや
さしい泡でお肌に負担をかけないように汚れは落として、潤いは残します。

また、ローションはお肌の新陳代謝を整えるようにつくられていて、水溶性コ
ラーゲンエッセンスで通気性のよい皮膜をつくってお肌を外的刺激や汚れから
守り、肌質をじょじょに変えていきます。

ニキビでお悩みの方はやさしいスキンケアをしていけばきっとお肌に希望が見
えてきます。あきらめないでがんばってくださいね!

ニキビ撃退シリーズ(1)

2000年6月23日

これからの季節、だんだん気温が上がるとともに空気の湿度が上がっていきニキビや吹き出物といったトラブルが発生しやすくなります。

皆さんはどうですか?突然ニキビが出たりこんな年になってニキビが出るなん
て。。。といった経験はありませんか?

「ニキビは思春期のもので大人になったら吹き出物。なんか体調が悪かったり、
食べ物が悪いんじゃないの」なんて思っている方はいませんか?
とんでもありません。ニキビと吹き出物は同じもので、ニキビでお悩みの方は
かなり多いんです。

それでは、思春期を過ぎたニキビは思春期のものとどこがどう違うかというと、
個人差はありますが20歳を過ぎてもできるニキビは成人型ニキビといわれる
もので思春期のニキビと区別されて、ストレスやお化粧と関係があると言われ
ています。

成人型ニキビの場合、表示指定成分やオイルの入った化粧品などは使用しない
でください。ニキビに表示指定成分が触れるともっとひどくなったり、オイル
の含まれている化粧品を使うと毛穴をふさいでニキビを出やすくします。

婦人科医のお話によると、最近は20代や30代の若い女性でもホルモンバラ
ンスがくずれていて、生理不順などで来院する人が多く、そういう人はたいて
いお肌にトラブルがあるそうです。潜在的な患者さんも多いんではないかと言
うことです。その先生曰く、自覚症状のない疲れがお肌にとってストレスとな
り、知らず知らずのうちにダメージを与えていることが多いんだそうです。
特に「環境の変化」が一番精神的にストレスになるようです。

体調や栄養バランス、睡眠不足などお肌は疲れ気味です。疲れたお肌が元気を
取り戻すようにやさしいスキンケアをして、お肌を休めて疲れをとってあげま
しょう。

では、ニキビでお悩みの方はどうしたらいいかといいますと、プライマリーで
は次のことに注意していただくようにアドバイスさせていただいています。

1)頭髪が額や顔に直接触れない髪型にしてください。触れると髪の余分なア
  ブラや雑菌などがつき、ニキビができやすくなります。枕カバーも清潔に!

2)オイルの入った化粧品はは避ける。
  毛穴を詰まらせ、ニキビにつながります。

3)アルカリ洗顔を1日2回行ってください。なで洗いだけで、充分汚れが落
  ちます。ゴシゴシ洗うとニキビが刺激されてしまいます。

ニキビは一つの原因だけでなく、いろいろな原因が重なり合ってできます。洗
顔からもう一度見直してみましょう。キレイなお肌への基本はやはり洗顔から
始まります。お肌に優しい石鹸を十分泡立てて、泡を転がすようにやさしく洗
顔してください。朝、晩1日2回の洗顔でアクネ菌を退治しながらニキビので
きにくいお肌へ変えていきましょう。

しかし、洗いすぎには注意してくださいね!
ニキビができる方は、肌が敏感になっていて、刺激を感じやすくなっています。
お手入れはお肌に負担をかけないやさしいスキンケアを選んで、刺激を与えず
古いアブラや汚れを取ることが大切です。

結果が出るまでは個人差がありますので、じっくりからだの中からと外からと
整えていきましょう。

ニキビのできやすい方は正しいスキンケアをしていけばキレイになっていくの
ですからあきらめないでください。毎日やさしいスキンケアをしていくことが
柔らかなキレイなお肌につながりますよ。

脂性の正しいスキンケアはこれです!

2000年6月16日

最近暑い日が多いですが、皆さんお肌のテカりが気になっているのではないで
しょうか?

今回は脂性肌について知りたいという投稿がありましたので、これからの季節、
気になる脂性について情報をお届けします。

『冬は乾燥肌なのに夏は脂性になってしまう』
『思春期を過ぎているのに肌が脂ぎって困っている』
という方は多いですよね。

なぜ、“冬より夏に脂性が目立つ\のかというとは皮脂が汗のせいで皮膚に広がりやすくなるためなんです。
朝した化粧が、お昼頃には浮いたり、くずれているということはありませんか?それも汗をかいて皮脂が広がったためなんです。
それから、思春期頃から皮脂腺が急に大きくなり皮脂の分泌が活発になるため脂っぽくなるんですが、思春期を過ぎても脂っぽいのは生理や化粧と関係があるといわれています。
脂性の方は表示指定成分のはいった化粧品などは使用しないようにしてください。
ニキビや吹き出物に表示指定成分が触れるともっとひどくなったり、油の含まれ
ている化粧品を使うと毛穴をふさいでニキビや吹き出物を出やすくします。
特に最近、シミやくすみのトラブルが多いんです。

表示指定成分の入った化粧品に紫外線があたると酸化して、シミやくすみにつながり
ます。乳液やクリームには必ずアブラは入っていますので、天ぷら油が黒くな
っていくように黒くなっていきます。

また、月経一週間前後は、皮脂の分泌が増えるためテカリやべとつきが目立っ
てきます。月経前後の肌荒れはこれが原因なんです。
これは、脂性の方に限ったことではありません。この時期に注意するのは洗顔
の仕方です。

また、皮脂腺がたくさん集まっているところは、顔では皆さんご存知のTゾー
ン(額、眉毛、鼻、耳の周り)です。また、口やあごのあたりも皮脂腺が多い
んです。それから、Vゾーンといわれる首から胸にかけてと背中、脇の下など
も皮脂の分泌量が多いところです。

脂性肌の方は洗顔がポイントです。

洗顔の際に注意していただきたいことを具体的にいいますと
(1)1日に最低でも2回は洗顔してください。
  脂性の方は朝、帰宅時、寝る前の3回洗うことをおすすめします。

(2)洗い方は、ゴシゴシ洗ってはいけません。外部から刺激を与えると
  毛穴がふさがりやすくなりトラブルにつながります。
  また、長く洗う必要もありません。
  やさしくなで洗いして、皮膚表面のぬめりをとるだけでいいです。
  酸性洗顔料よりもアルカリ洗顔料のほうがなで洗いするだけで良くとれます。

(3)Tゾーンから洗い始め顔全体を一度洗ったあと、お肌のてかりが気になる
  ところを2度洗いするのは簡単で効果があります。

それから、日常生活では、寝不足にも注意しましょう。寝不足になると皮膚が
アブラッぽくなります。
脂性の方でなくても、Tゾーンなどテカリやすいところはその部位に合わせた
スキンケアをしてくださいね。

洗顔料に種類も大切ですが、洗顔の回数と洗い方のほうが大切です。
間違ったスキンケア法をしている方が以外と多いですよ。

「良い化粧品」を選ぶのは当然ですが、プライマリーはさらに「正しいスキ
ンケア」がもっとお肌をキレイにする大事な要素と考えています。
ですから、メールを24時間受付けお肌のご相談についてアドバイスさせて
いただいております。

なぜ女性にはスキンケアが必要なのか

2000年6月9日

肌は28日周期で生まれ変わっています。この周期が正常な肌は、健康な素肌と
いうことになるのですが、女性の場合はホルモンの影響などによって、周期が
遅れがちになるのです。

真皮層にある二つの腺(汗を出す汗腺と皮脂を出す皮脂腺)の働きで肌の潤い
が保たれています。皮膚表面で汗と油が、善玉常在菌のおかげで混ざり合って
天然クリームが作られ肌を守っているわけですが、困ったことに私たちを取り
巻く様々な生活環境の変化で、本来の身体に備わっている働きが鈍くなってい
ます。

そもそもシミというのは、表皮の一番下の「基底層」にあるメラニン色素を、
作り出す「メラノサイト」という細胞が、活性化したまま元に戻らなくなった
状態です。通常は、メラノサイトで作られたメラニンは周囲の細胞に渡され肌
の生まれ変わるサイクルに従って自然に皮膚表面からはがれ落ちていきます。

女性の場合は、特に、添加物の入った化粧品を使い続けていること、冷暖房の
完備で肌の自然なサイクルリズムが狂っていること、そして、女性ホルモンの
影響等もあり、保護膜(天然クリーム)が作られにくい状況になってしまって
いるのです。

女性ホルモンの働きとしては、キメ細かな肌を作る、髪の育毛を助ける、女性
特有の曲線美を作るといった、女性らしさを生みだしている反面で、汗腺や皮
脂腺の機能を抑制してしまう働きもあるのです。そのため、大切な保護膜が作
られにくく、カサつきやツッパリ感などを感じやすくなるわけです。
そして、以前に紫外線を受けた部分は、次に紫外線を浴びた時メラノサイトが
よりいっそう活性化しやすくなるという悪循環のため肌の色ムラがさらに悪化
していくのです。

男性はスキンケアをしなくても、それなりに肌が正常に保たれているのですが
女性は潤いを補う意味でもスキンケアが必要なわけです。

また、肌の調子がいいときは、何もつけない方がいいと思っていませんか?

実は肌の調子のいい時こそスキンケアが大切です。肌の負担となる大きな外的
要因は、汚れ、乾燥、紫外線の三つですが、基礎化粧はそれらのダメージを、
軽くするために必要不可欠なものなのです。

毎日、洗顔料で汚れを落とし、保湿ケア、UVケアで、乾燥や紫外線から肌を
守ることが大切です。ベストな状態を維持するためにも、肌の調子がいいとき
こそスキンケアを怠りなく・・・。

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