永久保存版-過去の特集一覧

2000

シミができやすいのは体質?遺伝?

2000年6月2日

確かに、シミのできやすさには個人差があり、同じように紫外線を浴びても、
シミのできやすい人とできにくい人はいるようです。もともとの肌色も遺伝す
るように紫外線の影響を受けやすい体質も遺伝します。お母さんやおばあさん
にシミが多い場合は、あなたもシミができやすい体質と言えるでしょう。ソバ
カスについては、さらに大きく遺伝が関係していると言われています。

しかし、遺伝だからと言って、あきらめるのはまだ早いです。生活環境やお手
入れの仕方で、シミができにくい肌をつくり、シミが現れる程度を低くしたり
することが可能なのです。

そもそもシミというのは、表皮の一番下の「基底層」にあるメラニン色素を、
作り出す「メラノサイト」という細胞が、活性化したまま元に戻らなくなった
状態です。通常は、メラノサイトで作られたメラニンは周囲の細胞に渡され肌
の生まれ変わるサイクルに従って自然に皮膚表面からはがれ落ちていきます。

ところが、正常であったメラノサイトが、紫外線などの影響によってリズムを
崩すとメラニンを必要以上に作り続けるようになってしまい、これがシミにな
るのです。

シミができやすくなる一番の原因は、繰り返し繰り返し紫外線を浴びること。
紫外線を浴び続けているうちに、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞
が活性化しやすくなったり、メラノサイト自体が増えるために、どんどん紫外
線の影響を受けやすい肌が作られてしまいます。そのため、一度、強烈に肌を
焼いた人は、その後、わずかな紫外線でも日焼けしやすくなるのです。

そして、以前に紫外線を受けた部分は、次に紫外線を浴びた時メラノサイトが
よりいっそう活性化しやすくなるという悪循環のため肌の色ムラがさらに悪化
していくのです。

また、シミができている部分では、紫外線を浴びることで角質細胞から出され
る物質がメラノサイトを活性化させているのですが、この物質は年齢を重ねる
とともに出やすくなり、一度現れると今度は減りにくくなるという傾向がある
ようです。歳をとっている人ほど日焼けが消えにくくなるのも、こうしたこと
が原因と考えられています。

鏡をのぞいて肌の状態をよく見てください。頬骨の高い部分や鼻の頭、おでこ
などに小さな色ムラはありませんか?

それは、いずれもシミになる可能性が大きいです。ポイントはなんといっても
紫外線対策。特に今年は11年に1度という太陽の活動が活発な年だそうです。
紫外線がかなり強いようですので、予防という意味からも早めにお手入れして
いくことをおすすめします。

さらにコラーゲンには紫外線よるシミをできにくくする効果がありますので、
まだ、お試しされていない方は、是非、お試しください。

健康な肌とそうでない肌、その差はどこでできる?

2000年5月26日

◎健康な素肌の条件とは・・・・

1)潤っていること(みずみずしくてかさつきのない肌)
2)なめらかであること(肌をさわるととても柔らかい)
3)ハリがあること(肌がつやつや輝いている)
4)弾力があること(指で押すと、指先が押し戻されるような感じ)
5)血行がいいこと(新陳代謝がスムーズに行われている)
6)肌の色がイキイキとして透明感がある
7)くすみや隈がない

この七つの条件をみたしているる肌が、健康な素肌と言われています。
逆にそうでない方は、ご自分がなんだか損をしているように思えて、「お母さ
ん、どうしてもっと健康な素肌に生んでくれなかったの?なんて自分の境遇を
恨んでみたりして・・・。

でもちょっと考えてみてください。ほとんどの赤ちゃんや幼い子供は、ツヤツ
ヤ、すべすべですよね。ところが、大人になった現在、例えば同年齢であって
も素肌の状態に、あきらかに差がみられるというのは、歴然とした事実です。
しかも、年月を経るにしたがって、その差が想いとはうらはらにどんどんひろ
がってしまう。

そのように「肌質」とされる、素肌のタイプの違いを作り出しているのは、い
ったい何なのでしょうか?

その要因は一概にはいえません。私たちの肌は日々、食べるもの、睡眠、精神
状態、気候など・・・、とにかく日常生活のあらゆる物事から影響を受けてい
るのです。

また悩みや心配事があると、それは無意識のうちに表情にあらわれてしまうの
はもちろん、肌荒れやシワになったり急に老け込んでしまったりと、肌にとっ
ては大ダメージです。ご自分が自覚している以上に、メンタル面の肌への影響
は大きいのです。

特に若い頃、大量に紫外線を浴びるなどして、皮膚細胞に多量なストレスを与
えてしまった肌はその後、歳を重ねるにしたがって、老化の進みが格段に早い
というのは歴然とした事実です。逆に若いうちから紫外線対策に限らず、スキ
ンケアをちゃんとしていれば、肌の老化の進行をゆっくりペースにする事が可
能なのです。

特にスキンケアでは、お肌に負担をかけないやさしい方法を心がけてください。
方法については私たちのサイトを参考にしてください。
また、会員ページでは皆様のメンタル面でお役にたてたらと思っています。
皆様のご意見やご要望で色々作っていこうと考えています。

活性酸素でカラダがサビる、ヒフもサビる!?

2000年5月19日

最近、活性酸素についてのTV番組がありました。活性酸素は何かというとご存
じの方も多いかと思いますが、一口でいうと「攻撃的な酸素」ということがで
きます。活性酸素の良い面は殺菌作用があることですが、増えすぎるといい細
胞まで傷つけ、さらに体内の脂肪を酸化させ老化に結びつくということがわか
ってきています。リンゴを切って時間がたつと黒ずんだり、油が古くなると黒
くなっていくのも活性酸素の仕業です。
このように呼吸によって体内に入った酸素が細胞内で悪いことをしているんで
すが、ここでいいたいのは

「皮膚は血液からの酸素を受けると同時に、直接空気中の酸素に触れているの
で内臓よりもはるかに活性酸素にさらされている」

ということです。水に紫外線を当てるだけでも活性酸素は作られるのですから、
酸素に直接触れている皮膚に日光が当たれば、当然活性酸素が作られます。
さらに私たちが人の年齢を推測するとき顔だけを見て判断することが多いこと
からも、スキンケアはおろそかにできないですよね。
その活性酸素対策として、TV番組では、ビタミンC、ビタミンE、βーカロチン、
ポリフェノールなどの抗酸化物質を食物として取り入れることが紹介されてい
ましたが、皮膚が直接受けるダメージについての対処は紹介されていませんで
したので、スキンケアの面からプライマリーの考え方をご紹介します。

皮膚の老化を予防するための抗酸化物質の研究はされていて、ビタミンC、ビタ
ミンEが紫外線によるしわをできにくくするのに有効であるという実験結果があ
ります。そのとき同時に行われた日焼け止めクリームの実験結果に比べたらそれ
ほど優れた効果ではないこともわかっています。ですから、ビタミンC、ビタミ
ンEなどの抗酸化物質は食物として取り入れれば体内で発生した活性酸素には効
果がありますが、皮膚表面で紫外線によって発生する活性酸素の防御は充分と
は言えず、活性酸素を発生させる紫外線を防ぐ方が皮膚の老化には効果的だとい
うことです。また、マガジンvol5でお伝えしたとおり、紫外線をすべてカット
するということは当然無理なので、紫外線を浴びた後、シミ、シワができなくな
るようにお肌に負担をかけないやさしいスキンケアをしてお肌を守ってあげるこ
とが大切です。活性酸素についてはわかっていないことも多いのですが、いま私
たちが活性酸素対策としてできることをまとめてみます。

(1)食べ物に注意する。たばこは吸わない。
(2)紫外線をなるべく浴びない。
(3)紫外線を浴びた後の正しいスキンケアをする。
(4)食品や化粧品の添加物に注意する。
(5)ストレスをためない。睡眠時間に注意する。
(6)突然無理な運動をしない。

これらになるべく注意してずっと美しくありつづけましょう!

スーッとした清涼感は本当に肌にいいのだろうか?

2000年5月12日

噛み合わせなどで、有名なある歯科医師の方が次のような事をおっしゃってい
ました。「歯磨き粉には、お口をスーッとさせるものが入っていて、気持ちよ
くさせているだけで本当は磨けていなくても、そうとわからないようにしてい
るんですよ。昔は、木の枝などを使っていて、歯磨き粉が無くても虫歯なんて
いなかったんですから、スーッとした清涼感なんて磨く事には関係ないんです
よ。」

化粧品もこれと同じで、スーッとする化粧水などがよくありますが、これには
アルコールなどが入っていて、アルコールが揮発するときなどに皮膚の周りの
熱を奪うので、スーッとした感じがします。注射を打つときにアルコールで消
毒をしますよね?あの感じと同じなんです。

肌は空気の乾燥やほこり、気温の変化、紫外線、洗剤など、たくさんの刺激に
さらされています。肌はそういった刺激から自分を守る為にバリア機能である
皮脂膜を自ら作り出してくれています。それほど刺激は肌にとってよくないん
です

つけても刺激がまったくない「物足りない」と感じるくらいの化粧品が、本当
は肌にとって最もいい化粧品なんです。

現代のいろいろな刺激やストレスで疲れ気味のお肌、やさしいスキンケアでお
肌を守ってあげてくださいね!

紫外線対策はバッチリですか?

2000年5月7日

紫外線は3種類あり、シワやたるみの原因になるUVAと、皮膚ガンなどの原因
となるUVBと、紫外線の中で最もエネルギーが高く有害な短波長紫外線UVCが
あります。UVCはオゾン層に吸収されますが、近年オゾン層がフロン等によっ
て破壊され南極上空にはオゾンホールが確認され、日本でも札幌上空のオゾン
量が減少気味であることが気象庁の測定で明らかになりました。環境庁の調査
研究でも紫外線は皮膚ガンや白内障を引き起こしたり免疫力の低下をもたらし
たりすることがわかっています。紫外線の強い沖縄九州四国では高年齢者の皮
膚ガンが増加しているといわれています。

では、紫外線の量が多い月や時間帯はというと、1年では5月から7月、1日
では12時がピークです。また、午前10時から午後2時までの4時間で1日
の紫外線の量の半量になります。ヒトが浴びる紫外線の量になると、アスファ
ルト等による反射する光も大きく影響し、身体の凹凸によっても浴びる量は違
ってきます。特に鼻や頬、下唇などが多くなります。

話はそれますが、小麦色の肌を健康のシンボルとして考えるのは大きな誤解で、
皮膚が黒くなるのは皮膚が紫外線から身を守ろうとしてメラニンを多くすると
いう警告のサインなのです。

町を闊歩している「ガングロ」の人たちをみると可哀想になります。十数年後
には光老化の象徴であるシミ、シワに悩まされ、取り返しのつかないことにな
らなければよいのですが。

そこで、紫外線対策になるのですが、帽子をかぶったり、長袖をきたり、日陰を歩いたり(日陰にいるだけUVAの量は半減するというデータがあります)、紫外線の多い時間帯は外出をなるべく避けたり、日焼け止めクリームをぬったり。。。と数え切れません。
当然、これらの紫外線対策を施していると思いますが、おわかりの通り紫外線は100%カットすることは無理です。日焼け止めクリームでも汗などにより紫外線をカットできるのは普通2時間くらいといわれています。

また、繰り返し紫外線を浴びて続けていくうちにメラニンをつくるメラノサイ
トという細胞が活性化されるのですが、18歳までに一生に浴びる紫外線の量
の半分の量を浴びていると言われています。紫外線は避けられないという観点
から、私たちはその後のフォローが大切だと考えています。

プライマリーのコラーゲンには紫外線によるシミ、シワなどのトラブルを回復
させる力があるんです。プロのテニスプレーヤーやゴルフプレーヤーはコラー
ゲンを塗って炎天下のプレイにのぞんでいるそうです。彼女たちの肌は確かに
焼けていますがけっしてボロボロに傷んでいるという感じはありませんよね。

あなたの紫外線対策、バッチリですか?

殿堂入りメルマガ
メルマガ購読・解除(無料)
 
  • top_ts_350_135
  • 7万人の声から生まれたニキビ石鹸