前回のマガジンで、食品添加物についてお伝えいたしましたが、添加物の危険
性については多くの方がご存知だったと思います。
ただ、どうしても食品添加物を避けることはできませんので、再考するきっか
けになれたらという思いでいっぱいです。
ところで、解毒作用のある食品について教えてほしいというメールがたくさん
寄せられました。ありがとうございます。
そこで、今回は解毒作用のある食品についてお伝えしたいと思います。
ただ、解毒作用のある食品はたくさんあり、すべてをご紹介することは不可能
ですのでいくつかご紹介いたします。
身近なものからご紹介しますと、なんと緑茶に解毒作用があります。
緑茶の中に含まれるカテキン(タンニン)は強い殺菌力があり、食品中の細菌
を殺したり、菌が出す毒素を不活性化する働きがあります。お寿司やさんのあ
がりはその効果を期待しているのでしょうか?
飲むより食べる方が効果が期待できるようですよ。
緑茶にはビタミンやミネラルも多く含まれ、血圧降下作用や血中コレステロー
ル低下作用などもあり、他にもいろいろな効果があるといわれてます。
漢方では5000年もの昔から「薬」の一つとして用いられてきたものらしい
です。身近にありすぎて、その良さが見失われているようで、ちょっと残念で
すね。
また、ドクダミも解毒作用があるものの1つです。
ドクダミも道端に見かけられる、身近な植物ですよね。生薬ではジュウヤク
(十薬)と呼ばれ、呼んで字のごとく、多くの効能があると言われています。
さらに、アロエベラも解毒作用があるといわれています。
アロエといっても日本で見られるキダチアロエではありません。
アロエベラは本当のアロエという意味の名前で、身体に必要な栄養素が十分含
まれ、体内の毒素と結びついて体外に出すという優れた食品で、古代エジプト
のころから食されていたようです。
その他、ハーブ、青汁、甘草などいろいろなものに解毒作用があるといわれて
います。
ところで、お肌も解毒作用といっても過言ではない皮膚の再生能力をもってま
すよね。
また、その顕著なものが好転反応です。
表示指定成分やお肌によくない添加物の入った化粧品をお使いだった方がプラ
イマリーの基礎化粧品を使いはじめたころに、いままでにお肌にたまった毒素
を押し出そうとお肌ががんばり、ブツブツがでたり、かゆみが発生することが
稀にあります。これは肌が正常な状態にしようとがんばっているのです。
これが治まると、肌の内部にたまっていた毒素や老廃物がなくなり、しい肌へ
と生まれ変わります。
お肌は食品からつくられますし、スキンケアによっても環境が変わり、お肌の
状態が違ってきます。食品も化粧品も添加物にはできる範囲で気をつけ、毒素
を身体の内部にためないように排除していきましょう!