前回具体的な洗顔のポイントを大きく三つお知らせいたしましたが、
お客様からこんなメールをいただきました。(一部抜粋)
「お肌に必要な皮脂があるのはわかったんですが、その皮脂が雑菌の侵入を防ぐんでしょうか?」
はい、皮脂はそのままでは雑菌の侵入を防ぐことはできませんが
この皮脂をお肌の常在菌が分解し、お肌表面を弱酸性にすることにより雑菌の侵入を防いでいるんです!
同時に分解された皮脂は天然のクリームとなってお肌の乾燥を防ぎ、しっかり保湿もしてくれるんです。
お肌から自然に分泌される皮脂には、まさに一石二鳥の効果があるわけです。
何かと嫌われがちな皮脂ですが実はお肌を守り健康に保つ、基本的なメカニズムのもとになっているんです。
今週は具体的な正しい洗顔方法をお届けいたします♪
洗顔だけではなく、体を洗う場合にも共通して言える事ですが、
① なるべく刺激を与えないこと
お顔や体、全身のどこでも洗う場合は、道具を使って洗う事は絶対にしないこと!
原則ご自身の手で洗うように心がけましょう。どうしても手の届かないところはタオルなどでなでるようにやさしく。
特にお顔はよく泡立てた洗顔料を乗せ軽く押さえるようにして、絶対にこすらないように、肌と手が触れないように洗いましょう。
② 短時間で済ますこと
お肌には残しておかないといけない皮脂があります。この皮脂を取りきらないようにするため洗顔料の泡をお顔に乗せておく時間は30秒前後にしましょう。
長時間洗顔料を乗せこの皮脂まで取ってしまうとお肌表面が酸性に保てなくなり無防備な状態になってしまい雑菌の侵入を防ぐことができなくなります。
③ 洗顔料を使った洗顔は多くても1日3回まで
これは②と関連しますが、お顔から出る皮脂は原則一日2度の洗顔がちょうどいいバランスを保つと考えられています。汗をかいたり運動したりの後は洗顔料は使わずに水かぬるま湯で洗い皮脂を必要以上に取らないように注意しましょう。
洗顔のポイントはこの三つです。ちょっとした心がけでお肌の状態は大きく変化します。
ぜひお試しください。(^0^)ノ
お肌が疲れやすいこの時期だからこそのお手入れといえばやっぱり、
「原点に返る」こと!
お肌のお手入れの原点。
それは、お肌に何かを与えたり加えたりすることではなく、
お肌が本来持っているキレイで健康になろうとする力を引き出してあげること!
その力を引き出す第一番目はやっぱり【正しく洗顔を行う】ことです。
食器を洗ったり洋服を洗ったりは、いかに汚れを取り除くかということに
重点が置かれますが、お肌を洗うのはちょっとだけ違いが。
汚れをきれいに落とすところまでは変わらないのですが、洗顔では汚れは
落としても皮脂はすべて落としきってはだめ!
必要な皮脂は残すことがポイント!
ついついやってしまいがちな、長時間洗顔料をお肌にのせていたり、道具を
使ってごしごしお肌をこすったり・・・
これは絶対にやってはいけないことなんです(><)!
では、具体的な正しい洗顔方法は・・・次回お伝えいたします♪
1年で最もお肌が疲れやすい時期の一つに挙げられるのがこの季節、
梅雨明けした沖縄を除けば、湿気が多く気温はそれほど上がっていないのに
暑く感じ、気持ちがチョットイライラしてしまいがちですよね・・・。
また、お出かけやお仕事で外を出歩いたり、お掃除や家事で体を動かしたりした後は、
どうしてもエアコン頼りになってしまいます。
これがお肌にとってはちょっと厄介なことに!?
気温や湿度の変化に加え紫外線の強まり、さらには精神的なストレスも重なり
気づかないうちにお肌にはかなりのストレスが・・・。
お化粧崩れやお肌のテカリ、毛穴トラブルにお悩みの方は要注意!
すでにお肌にとってはマイナスのスパイラルに入りかけているかも
しれません(><;)
お肌が疲れやすいこの時期だからこそのお手入れをはじめて行きましょう!
詳しいお手入れについては次回からお届けします♪♪
まず、先週お伝えした内容に一部間違った表記がありました。訂正とお詫び申し上げます。
日傘の内側の色を黒や銀を選ぶように記載いたしましたが、銀色は光を反射してしまうため内側の色としては適しておりませんでした。重ねてお詫び申し上げます。
さて、今週は「自分なりに注意していたのに日焼けしてしまった!」
さ~大変!となった時の対処法をお伝えします。
赤くなって熱を持つほどの日焼けをしたらまず患部を冷やすこと。
これはやけどと同じ症状なのでやけど同様の対応を。
紫外線対策していたはずなのに、ほんのちょっと日焼けが気になる方
(ほとんどの方がこのパターンでは!?)
●洗顔はいつもよりも更にやさしく短時間(15秒程度)に抑え、
絶対にお肌をこすらないこと!
●いつもよりもたっぷりと化粧水を使いましょう。(1.5倍くらいを目安に)
☆ここでポイント【1】→ビタミンC誘導体の入った化粧水を
最後にしっかり保湿を
☆ここでポイント【2】→保湿化粧品は量を増やさずいつもと同じ量で
☆ここでポイント【3】→油分を含まない保湿化粧品を
あとはいつもよりも少し長めの睡眠でリフレッシュ♪♪
***もっと知りたい方へ解説***
ポイント【1】のビタミンC誘導体の入った化粧水を使うのは、紫外線によりお肌に
発生した活性酸素対策のため。これが後々のシミやしわにつながるのを防ぎます。
ポイント【2】保湿はお肌をカバーして化粧水で十分与えた水分を逃さないための
ものなので、量を増やしても同じなんです。