前回は、美白のために摂りたい栄養素について
ご紹介しました。
今回は、反対に美白のためには避けたほうがいい食べ物と、
食べ方のポイントについてお届けいたします。
■ 美白のために避けたほうがいい食べ物
<砂糖・糖分>
糖質を過剰に摂取すると、体内のタンパク質と
結びついて「糖化」が起こります。
糖化によって生み出された老廃物が滞ると、
シミやくすみができやすくなると言われています。
ただ、糖質を全く摂らないというのは
不可能ですし、健康にもよくありません。
野菜などの食物繊維を先に食べ、血糖値の上昇を
緩やかにしてからご飯やパンなどの糖質を
食べるようにすると糖化によって受ける影響を
少なくすることができます。
<ソラレン>
柑橘類に含まれる成分で、紫外線を吸収しやすく
する「光毒性」があります。
ソラレンが体内にある状態で紫外線を浴びると、
普段よりも強く紫外線に反応するようになり、
メラニンも多く生成されるようになります。
ソラレンを多く含む食材は次のようなものです。
・柑橘系
・パセリ、パクチー、ディルなど
・春菊、しそ、みつば、セロリなど
・ブロッコリー
・きゅうり
・じゃがいも
光毒作用は食後2時間ほどでピークになり、
その後数時間で失われます。
紫外線を浴びる機会が多い日中は避け、
日が沈んだ後に食べるようにしましょう。
いかがでしたか?
美白に効果的な食べ物を取り入れながら、
避けたい食材も食べ方を気にするだけで、
普段の美白ケアの後押しをしてくれます。
来週は気をつけていても日焼けしてしまった時の
応急処置についてお届けしますのでお楽しみに♪
これから夏に向かうと気になるのが紫外線ダメージ!
日焼けするのはもちろん、シミなどの原因になるので、
できるだけ避けたいですよね。
いつでも透き通るような美白肌のためには、
スキンケアももちろん大切ですが、食べ物で美白を
サポートしてあげることも重要なのです。
そこで、今回は美白のために摂りたい栄養素について
ご紹介いたします!
■ 美白のために摂りたい栄養素
<ビタミンC>
メラニンの元となる「チロシナーゼ」の働きを
阻害する働きがあります。
<ビタミンE>
肌のターンオーバーを助け、色素沈着してしまった
細胞を輩出しやすくしてくれます。
<ビタミンB2、B6>
ビタミンB2はお肌を健康な状態に保ちます。
ビタミンB6は、細胞の代謝を助けて肌荒れを防ぎます。
<β-カロチン>
メラニンが沈着するのを抑えてくれます。
体内でビタミンAに変換されると、
新陳代謝を高めてくれます。
<L-システイン>
代謝をサポートしてメラニンの生成を抑制し、
沈着したメラニンの排出も助けます。
<エラグ酸>
メラニンの生成を抑制する働きがあります。
■ 栄養素はバランスが大切
「この栄養素が○○に良い」と聞くと、
そればかり大量に摂取しようとしていませんか?
栄養素が体内できちんと働くためには、
他の栄養素のサポートも欠かせません。
どれか1つだけたくさん摂っても効率的に
働くことができないのです。
また、体外に排出されにくい栄養素の場合には、
過剰摂取によって体に悪影響を与えてしまう
こともあるので、注意してくださいね。
バランスの良い食事を心がけながら、
少しだけ意識して、欲しい働きを持つ栄養素を
プラスするというのがオススメです。
いかがでしたか?
お肌のケアというと、ついつい化粧品や
ケア方法にばかり目が向いてしまいますが、
お肌を作る基本は、毎日の食事なんです!
体の内側からのケアも続けてくださいね。
来週は、美白のために摂るのは避けたい
食材についてお届けしますのでお楽しみに♪
栄養価が高く健康や美容に役立つ食材は、
近年「スーパーフード」と呼ばれ注目されています。
日本古来の食材である「梅」もスーパーフードの一種で、
健康や美容に嬉しい効果がたくさんあるんです!
■ 梅の健康・美容効果
<疲労回復>
梅干しの酸っぱさの元であるクエン酸は、
疲れを感じる原因となる乳酸を分解して
体の外に排出する働きがあります。
<骨粗鬆症予防>
梅干しと一緒にカルシウムを含む食材を食べると、
カルシウムの吸収率を高めてくれます。
<アンチエイジング>
梅干しに含まれている「梅リグナン」という
ポリフェノールの働きで、老化の原因となる
活性酸素の働きを抑えてくれます。
また、梅干しを食べると唾液が多く分泌されます。
唾液には、若返りホルモンとの呼ばれる
「バロチン」というホルモンが含まれています。
<ダイエット効果>
梅干しに含まれる「バニリン」が脂肪細胞を
小さくして燃焼を促してくれるだけでなく、
ポリフェノールが脂肪の吸収を抑えてくれます。
また、梅を加熱するとムメフラールという
成分が生まれ、めぐりを助けて代謝アップにも。
<便秘解消>
クエン酸が腸の働きを活発にするので、
体内に溜まった不要なものをスムーズに
排出するのに役立ちます。
いかがでしたか?
毎日食事の際に1粒食べるだけで、
梅干しの美容・健康効果を得ることができます。
梅と塩で作られた昔ながらの梅干しを
選ぶようにするのがオススメですが、
塩分が強いので食べ過ぎには要注意です!
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪
先週は梅雨に増えるニキビの原因についてお届けしました。
今週は、梅雨のニキビを作らないための予防法を
お届けしますので、参考にしてみてくださいね。
■ 梅雨のニキビを予防する方法
<お肌を清潔に保つ>
分泌された汗や皮脂が長時間肌の上に残ると、
そこに雑菌が繁殖して刺激になってしまいます。
清潔なタオルやハンカチでこまめにふき取りましょう。
帰宅したら、汚れやメイクを落とすために
すぐに顔を洗うのがオススメです。
刺激の少ないクレンジングでメイクを落としたら、
たっぷりの泡を顔に乗せて優しく洗いましょう。
少し冷たいかな?と思うくらいのぬるま湯で
すすぎ残しがないように、丁寧に洗い流します。
清潔なタオルで優しく抑えるようにして
水気を拭き取れば洗顔完了です。
<保湿もしっかり>
洗顔後には化粧水でたっぷりと水分を与えましょう。
一度に大量につけるのではなく、手のひらで優しく
抑えるように入れ込むのを何度か繰り返すと、
たっぷりの化粧水もしっかり浸透していきます。
そのあとは、潤いを逃さないために保湿剤で
蓋をすることも忘れないように。
スキンケア後のベタつきが気になるときには、
ティッシュでそっと抑えるようにすれば、
表面はさらっとした状態に仕上げることができます。
いかがでしたか?
ニキビ対策に必要なのは、清潔を保つことと、
お肌自体の生まれ変わる力を助けるために、
しっかりと保湿ケアを行うことです。
梅雨の時期は、特に肌表面に汚れがつきやすく、
毛穴が詰まりやすいので、丁寧にケアして
清潔な状態を保つように気をつけましょう!
来週もお肌の役に立つ情報をお届けしますので、
お楽しみに♪
6月に入り、曇りや雨の日が少しずつ増えてきて、
ジメジメどんよりとしたお天気が増えてきました。
これからの時期に多くなるお悩みが、
ポツポツとできてしまう「ニキビ」…。
きちんと対策するためにも、まずは梅雨時の
ニキビの原因について知っておきましょう。
■ 梅雨にニキビができやすい原因
<皮脂の過剰な分泌>
今の時期にニキビができやすい最大の理由は、
皮脂の分泌が活発になること。
その量は冬場の2倍にもなると言われています。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすく
雑菌が繁殖しやすくなりニキビができることも。
<汗の影響>
気温や湿度が高くなると汗をかきやすくなります。
通常、お肌の表面は弱酸性に保たれていますが、
汗をたくさんかくとアルカリ性に傾いていき、
お肌自体を守る力が低下します。
アルカリ性に傾いたお肌はの表面では、
雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビのリスクを
高めてしまうことになるのです。
<エアコンの影響>
除湿や冷房などを使うことが多くなると、
空気が乾燥し、お肌の潤いも奪わてしまいます。
お肌が乾燥したり、冷房で冷えたりすると代謝も低下し、
ターンオーバーがスムーズにできなくなり、
古い角質がたまって毛穴に角栓が詰まりやすくなるのです。
角栓が詰まると、そこに雑菌が繁殖し、
ニキビができる原因となります。
いかがでしたか?
ニキビができてしまう原因を知っておけば、
正しく対策をすることができますよね!
来週は梅雨の時期のニキビを防ぐスキンケア法
についてお届けいたしますのでお楽しみに♪