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基礎化粧品とは

2004年1月30日

突然ですが、基礎化粧品とは?と質問された場合、あなたは何と
答えますか?

何だか簡単なようで難しい質問ですよね。

では、私たちは首から上、手首から先は年中素肌をさらけ出していると
いうことに気が付かないでしょうか?

私たちは首から下は衣服をまとっていますが、これは身体を衣服でまとう
ことにより皮膚を覆い、保護しています。

私たちのお肌は、外気の温度や湿度だけでなく、空気中の砂やチリ、
排気ガスのような有害な浮遊物、紫外線、雑菌、その他様々な物理的
刺激など常に外的刺激にさらされています。

ですので衣服で保護しているのですが、保護されていないところを保護して
あげなければなりません。それが化粧品なのです。決して美しく化けるため
だけではないのです。

ここで、皮膚の構造について簡単に復習しておきましょう。

皮膚は標準的には約2週間かかって細胞分裂を繰り返しながら徐々に
表面向かって押し上げられ、やがてお肌の表面の角質層に達します。

20代の女性のお肌では通常それから約2週間角質にとどまり、私たちの
目に見え、最後には垢となってはがれ落ちていきます。

つまり、角質は垢となって落ちていく直前の皮膚で、その下にはもう次の
新しい角質が待機しています。

ですから、キレイな角質ができるため、“キレイな肌”になるためには底部で
作られた皮膚が角質となって表面に現れるまでの下準備が大切なのです。

その下準備とは、全身の健康はもちろんのことですが、基礎化粧品を中心と
するお手入れによって得られるお肌の健康が欠かせません。

それがあって、初めて良い角質、美しいお肌が生まれてくるのです。

このように絶えず新陳代謝を続けているお肌ですが、年齢が高くなったり、
様々な外的刺激、気温が下がる冬などには新陳代謝がどうしても不活発に
なり、古い角質が2週間以上も長期滞在?するようになります。

そのため新しい角質がなかなか表面に出られずに角質層が厚くなり、
汗や皮脂の分泌がスムーズにいかなくなってお肌が荒れたりトラブルが
発生するようになります。

つまり、天然のベールともいえる皮脂膜の製造能力が低下し、外的刺激に
弱くなっていくのです。

若い頃には、ちょうど良かったお肌が荒れ性になり、また、現在のように
過酷な環境のもとでは若い頃から荒れ性の方も多く、そういった方がお手
入れを怠れば、ますます荒れ性になって策を講じなければどんどんお肌は
下降線をたどっていくことになります。

そのスピードを遅らせ、また、お肌の持つ機能を正常に働かせ、その結果と
して健康で美しいお肌を維持・回復させために、自分のお肌の将来を見据えた
お手入れをすることが必要です。

スキンケアのための基礎化粧品はそのためにあるのです。

首のシワ

2004年1月23日

1年中で一番寒い時期になり、空気も乾燥していますね。
乾燥すると乾燥じわが気になりますが、意外と目立つのが『首のしわ』。

今すぐあなたも鏡を見て首を見てください。
「私の首はうるおったハリのある肌よ」って言えるでしょうか?

お顔はしっかりケアしているのに首のしわのおかげで年齢より老けて
見えたり、お顔が不健康そうに見えている人も多いのではないでしょうか。

首は「見れば年齢がわかる」と言われるくらい、カバーのしにくい部分です。
顔の影になって汚く見えやすいうえ、顔と同じく常に紫外線や乾燥の影響を
受けています。

そうして水分を失ってしまうと、お顔同様ハリがなくなり、しわができやすく
なります。しかも、顔に比べ首は重い頭を支え、動きの激しい部分。
お顔に比べ明らかにしわは深く濃くなりがちです。

首にしわを作る大きな要因は、お顔と同じ紫外線や乾燥です。
では、あなたは紫外線や乾燥から首を守っていますか?

お顔についてはしっかり紫外線対策、乾燥対策はしていると思いますが、
首まで紫外線防止クリームを塗っている人は少ないようです。

このような外的刺激に無防備な首元をもっとケアしてあげたいものです。
美しい首元を保つためには、まず首へのスキンケアが必要です。

毎日のケアは化粧水や乳液を使って、顔と同じ要領でお手入れしましょう。

しかし、「さぁ、首のお手入れをするぞ!」と意気込んでケアを始めても、
面倒でとても続かない気がしませんか?

首のお手入れは顔のお手入れの延長と思って、顔のお手入れに続けて
ケアするといいですよ。

つまり、顔に化粧水をつけたら首にもつけて、美容液をつけたら手の平に
ついているものを首まで伸ばしましょう。首も顔の一部と思って範囲を広げて
ケアするだけです。

たったこれだけで、肌年齢や顔の表情がかなり違ってくるはずです。

首というと顔から続く首の前のことばかり考えがちですが、首の横、後ろにも
気を使いましょう。髪をアップにしたときに、エッ!なんてことにならないため
にも日頃のお手入れが大切です。

顔を年相応とした場合、首は204歳年をとっているとも言われています。

年齢とともにたるみのでやすい、アゴの下や首筋をしっかりこまめにお手入れ
していると、お顔も違ってきますよ。

新陳代謝

2004年1月16日

この時期お肌にみずみずしさがなくなりカサカサしがちなのは、やはり
空気の乾燥による影響が大きいですよね。

外気の乾燥だけでなく、エアコンなど暖房による室内の乾燥、特に会社
や病院など、機密性が高く締め切った空間は乾燥がひどく、お肌にとって
非常に過酷な環境です。
   
さらに気温が下がってくると新陳代謝が鈍り、お肌の機能が低下し、
古い角質がスムーズにはがれることができずにお肌のみずみずしさが
なくなりがちです。

冬はこのようなまわりの環境についていけずにお肌が悲鳴を上げて、
いろいろなトラブルを起こしがち。

みずみずしい素肌を保つには乾燥対策としてうるおいを補うだけでなく、
皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を高めることが重要です。

ちなみに各年代のターンオーバーの平均値はどのくらいかご存知でしょう
か?あるデータによると次のようになっています。
 ======================================
  ■皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)の平均値
    10歳代→20日  40歳代→50日
    20歳代→28日  50歳代→75日
    30歳代→40日  60歳代→100日      
 ======================================

20代で約1ヶ月だった周期が、50代では2ヶ月半くらいにもなるのです!

新陳代謝を早める代表的な方法としては、温冷刺激があります。

タオルをお湯にひたし、顔を5分間温め、次に氷をタオルでくるみ、
袋状にして気になる部分にあて、これを交互に4回繰り返します。

血管を開いたり閉じたりして、血流が増えることにより新陳代謝が
促進され、美白効果が高まるそうです。
ただ、やりすぎるとお肌に負担がかかりますのでご注意ください。

また、バランスのとれた食生活をすることも大切ですが、それだけでなく
お手入れでも新陳代謝を活性化するように皮膚生理学的に考えられた
化粧品を使用すると毎日の積み重ねで新陳代謝が全然違ってくることは
おわかりですよね。

このように新陳代謝を早めることにより、お肌にみずみずしさが保たれる
だけでなく、シミを皮膚表面に早く押し上げたり、くすんだ皮膚を早く剥がし
落とすことにより美白効果も期待できます。

ところで、、夏に比べ陽射しが柔らかな分、つい無防備に過ごしてはいま
せんか?冬でも日中の紫外線は日焼するには十分の量が降り注いでい
ます。綺麗な素肌を保つためにも紫外線対策は1年中ばっちりしてくださいね。

冬は春に向けてお肌が環境を整えている時期ともいえます。
お肌に負担をかけないやさしいケアでお肌環境を整え、皮膚代謝機能を
促進し、どんどんキレイになりましょう!

メイクの悩み

2004年1月9日

お伝えしたメイク前のベース作り、ファンデーションのつけ方、どうでしたか?
皆さんお試しいただきましたでしょうか?

さて、ファンデーションについてご質問・ご相談メールがたくさん寄せられ
ています。今回はその一部をご紹介いたしたいと思います。

■『メイクすると目元の小じわが目立ってしまうのですが・・・』==========

気になる目元の小じわはファンデーションを厚くして隠してしまいたくなり
ますが、お伝えしたように厚塗りは逆効果です!時間がたつにつれ、
余計なファンデーションがシワの部分に入り込んで、逆に目元の小じわを
強調することになりかねません。

目元はファンデーションをできるだけ薄くつけ、指の腹でそっとおさえる
ようにして定着させるのがおすすめです。

つけすぎたと思ったら、少し高度なテクニックですが余計なファンデーション
をティッシュで抑えて取りのぞきましょう。

もちろん、その前に美容液、日焼け止め等でしっかりうるおいを与えて
おくとより効果的です。

■『顔が白く浮いてしまうのですが・・・』==============================

「今日はちょっと顔が白いな0(-_-;)」なんて思うこと、よくありますよね。
特に首すじと比べて、顔だけが白く浮いている!

これはファンデーションの色が合っていないのが大きな原因です。

特に首は、いつもケアしているお顔と比べるとワントーン下がることが
多いので、ファンデーションの色は自分の肌色よりもワントーン下げる
だけで首の色に近くなり、ナチュラルな感じに見えることが多いのです!

■『リキッドファンデーションをつけるとムラが・・・』====================

リキッドを普通に手でのばすだけではいけません。
皮膚は小さなシワや目に見えない凹凸があるので、刺激を与えないように
指の腹でトントンたたき込むように塗るとその凹凸に入り込み効果的です。

そして、リキッドの上にはパウダーをつけると自然な仕上がりになります。
その際、パウダーは薄くつけましょう。厚く塗ると汗や皮脂などで浮きやすく
なりくずれやすくなります。

パウダーを薄く塗ると汗がファンデを通過しやすく、くずれにくくなります。
薄くつけるにはハケやブラシを使うのもいいでしょう。
=====================================================================

メイクの悩みも人それぞれあると思いますが、メイクアップはベース作りで
決まると言っても過言ではありません。

マスカラやアイシャドウなどポイントメイクばかり気にしていても、べース
メイクがキレイに仕上がってないと美しさは引き立ちませんよね。

そしてベース作りはやはり、毎日のスキンケアへとつながります。
毎日のスキンケアタイムを楽しい時間にすることはメイクを引き立たせると
いう点でもとても重要なことですね。

ファンデーションのつけ方!

2004年1月2日

メイクの前のベースづくりは先週お伝えした方法で大丈夫ですよね。
これだけでメイクのノリが違いましたというメールがたくさん寄せられ
ています。

今週はその上のファンデーションの化粧くずれしにくいつけ方について、
お伝えいたします。

まずは、先週お伝えしたベース作りを教えていただいた業界で有名な
あるメイクさんのパウダーファンデーションのつけ方をご紹介しておきます!!

======《ある有名メイクさんのベースメイク法》==========================

1)先週お伝えしたようにベースをしっかりしたら、まず、ローションタイプの
  日焼け止めをつけて、その上から乾いたスポンジでファンデーションを
  つけます。
  
2)次に、ファンデーションをつけたお肌にオイルフリー、ミストタイプの
  ローションを吹きかけ、手の平を使ってお肌を軽く押して、水分を押し
  込むようにのせていきます。

3)ファンデーションがよれやすい小鼻の脇や目の周りは、指に直接
  ミストタイプローションを吹きかけ軽くパッティング。

=====================================================================

2)によって、乾燥しやすい部分はローションでしっとり仕上がり、オイリー
な部分は皮脂が出ても脂浮きせず、ファンデーションがしっかりお肌に
吸着します。

また、3)のようにローションを使ってパッティングすることで、ファンデー
ションの粒子が水分を含んで密着するので、薄づきでもファンデーション
の吸着力がアップします!

しかし、目じりや鼻から口角にいたるライン、目のしたのくぼみなどにムラが
できることはありませんか?

それらは顔の表情によって良く伸び縮みする部位で特にシワが気に
なる部分。ここはファンデーションをできるだけ薄くつけ、指の腹で
そっとおさえるようにして定着させるといいですよ。

もちろん、その前に美容液、日焼け止め等でシワの気になる部分を
埋めておくとより効果的です。

最後に、シミやくすみ、ニキビ跡やクマなどのトラブルをファンデーションで
隠そう隠そうとすると厚塗りになり、ナチュラルな感じから遠ざかります。

ファンデーションはあくまで素肌が透けて見えるくらいの薄い仕上がりに。
シミやくすみを隠すのは、ローションタイプの日焼け止めやリキッドファン
デーションなどを上手に利用するといいですよ。
ぜひ、一度チャレンジしてみてください。

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