永久保存版-過去の特集一覧

2004

黒ずみ

2004年9月17日

最近、よくご相談があるのが、“毛穴の黒ずみ”。
あなたの鼻や小鼻の周り、頬の外側などの状態はどうですか?
そのあたりもうまくケアしないと汚れが残ってトラブルにつながります
ので注意が必要ですよ。

この“毛穴の黒ずみ”の正体は、何でしょう?

毛穴の黒ずみは、“黒ニキビ”と呼ばれますが、黒ニキビは金属が酸化
したら黒くなるように皮脂腺から出たアブラや古い角質などが酸化して
黒くなっている状態です。

黒ニキビは毛穴が開いていて中の詰まっているものが外部からみえて
しまいますので、指などで取りたくなりますが、無理矢理取ったらいけ
ません。

無理矢理取ると細菌が入りやすくなり化膿したり、刺激が強すぎて毛穴が
開いたままになり、さらに汚れが詰まりやすくなり、また黒ずみを生じると
いう悪循環に陥りやすくなります。

特に鼻の毛穴は奥が深く、皮脂がたまりやすいため、黒ずみができ
やすいところです。毛穴に詰まった皮脂が長くとどまると黒くなるという
わけです。

毛穴の黒ずみを取っても、また同じ所にできたという経験ございませんか?

さらに、黒ニキビは『ニキビの子供』とも呼ばれ、気になって手で触ったり
すると手についた雑菌などで化膿した赤ニキビになりやすいので注意が
必要です。

黒ニキビができてしまって気になっても触らないようにしましょう。

特に黒ニキビは角栓同様、皮脂腺の機能とホルモンバランスに深い関係が
あることがわかっています。

女性の場合、皮脂の分泌量は20代前半まで増加し40代からは減少し始める
のが普通ですが、最近では40代、50代でも黒ニキビ、角栓に悩まされている
方が多くいらっしゃいます。
 
皮脂は本来皮脂膜となって皮膚を覆い、角質層の水分のうるおいを保ち、細
菌や外的刺激からお肌を守る役割があります。しかし、何らかの要因でお肌が
敏感になり、皮脂が必要以上に分泌され、その皮脂がうまく取れていないと、
このようなトラブルにつながってしまいます。

ではどのようなケアが効果的なのでしょうか?
次回お伝えいたします。

角栓クリア

2004年9月10日

先週のお約束どおり、今週は角栓をキレイにするクリアケアについて
お伝えいたします。

では、角栓をケアするのに一番大切なことはなんでしょう?

それは、正しいケアを続けることです。
これは簡単なようでなかなか難しいものです。

角栓はすぐにできないトラブルです。ということは角栓はすぐに改善とは
行きにくいトラブルでもあるということです。

根気強く正しいケアを続けていくことが必要なのです。

対策としては、丁寧な洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除くことです。

洗顔料をしっかりたっぷりきめ細かく泡立て、その泡で丁寧に洗顔します。

この時期夏ばて等でお肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく
落とせる弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。古い角質を無理なく
落としてくれます。洗顔ネットなどを使ってしっかり泡立てるのがポイントです。

また、たっぷり泡立てた洗顔料で30秒以内の短時間でなで洗いによるダブル
洗顔をおすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつけておくと負担
になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方が
いらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

また、古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料やクレンジング、
ピーリング等、強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、
日本人の肌はとてもデリケート。さらに、この時期のお肌はとても
敏感なのをお忘れなく。

ここで、角栓で効果的なのが蒸しタオルです。
洗顔前に蒸しタオルをご利用いただき毛穴を開かせた状態で洗顔をされる
ととても効果的です。

ただし、これは皮脂を取りすぎてしまう場合がありますのでご注意下さい。
多くても1週間に2回程度にしましょう。方法は湿らせたタオルを電子レンジで
温め、1分前後お顔にのせておきます。

このように角栓は焦らず洗顔で徐々に取り除いていきましょう。

そして、洗顔後は化粧水をたっぷりご利用下さい。コットンやフェイスマスク
等に化粧水を染み込ませ気になる部分にのせておく「保湿パック」を行うと
お肌がやわらかくなりより効果的です。その後、コラーゲンなどオイルでは
ない保湿剤をごりよういただくとなお良いです。

洗顔とローションを中心とした正しいケアを続けると、角栓は自然に解消して
いきます。 夏の間にずっと蓄積された角栓が解消すると、毛穴が細くなり
つるつるのお肌になりますよ。

角栓、黒ずみ、毛穴のつまりなど夏の忘れ物はしっかりケアして「想い出」に
変えましょう。

角栓、黒ずみ・・・夏の忘れ物

2004年9月3日

9月になり、秋の気配が感じられるようになりました。
が、まだまだ蒸し暑い日が続いてます。今年の夏は猛暑でしたので、
汗をかくことが多かったのはないでしょうか?汗をかくとどうしても皮脂の
分泌が盛んになりますよね。

ここで突然ですが、鼻の頭と小鼻をチェックしてみてください!

「角栓が目立つ!」「黒ずみができてる!」「あっ!毛穴から白い物が
のぞいている!」という方・・・かなりヤバイ状態ですよ!

そのままにしていると毛穴が開いたり、ニキビにつながったり、さらなる
肌トラブルにつながりかねません。
 
特に毛穴に埋め込まれたように詰まっているつぶつぶは、ご存じ「角栓」。

毛穴にたまった皮脂と古い角質が混じり合ってできるもので、黄白状の
固まりになっていることが多いです。

こうなると、すぐに毛穴の汚れを取り除くことはできません。

そこで、なんとかしようと、「毛穴パック」をされる方がいらっしゃいますが、
お肌の毛穴は頭皮などと違って、皮脂は奥の方まで詰まっています。
これを無理矢理、毛穴パックなどで取ろうとしても全部はとれません。

毛穴パックで取るには、まわりの角質をはぎ取るくらいの力が必要に
なります。毛穴パックなどで刺激を与えすぎ、逆にお肌が敏感になって
いる方も多いのでご注意を。

そして、よく耳にするのが、洗顔後に肌表面に角栓が現れてしまうという
お悩みです。この場合は、メイクの影響が大きいと思われます。

メイクに含まれるオイルは5、6時間で過酸化脂質になるといわれ、メイクと
皮脂が交じり合ってクリーム状になり角栓や黒ずみの原因になるといわれ
ています。

さらに、その毛穴に詰まった角栓や脂肪が気になって、指で搾り出した
ことはありませんか?

確かに毛穴から搾り出すと面白し、気分がいいのですが、搾った所に跡が
残りやすくなります。特に年を重ね、何度も繰り返すとあとあと大変なこと
に・・・

また、爪で無理に引き抜こうとする方もいらっしゃいますが、これもやめて
下さい。

気になっても角栓を引きぬくのではなく、飛び出している部分をカットする
程度にしてください。無理に引き抜くと角栓が複雑にからみついている
うぶ毛も抜いてしまい、炎症をおこして毛穴が元に戻らない場合があります。

では、角栓をキレイにするクリアケアは?次回お伝えいたします。

毛穴の目立たない、キレイな透明感のあるお肌へ

2004年8月27日

先週お伝えしましたとおり、最近毛穴の目立ちを気にする方が多くなって
います。

その要因の一つとして、知らず知らずにうちにお肌に負担をかけてしまって
いることが挙げられます。

残念ながら、毛穴の開きはなかなか元に戻すのが難しいトラブルです。
かと言って諦めてはいけません。お手入れしだいで、毛穴を徐々に
目立たなくする事はできますよ!

大切なのは洗顔です!

皮脂はもちろん、メイクなどの汚れは皮脂と混ざり合いクリーム状になり、
毛穴に詰まって、毛穴を広げてしまいます。このような状態ではどんなに
いい基礎化粧品も浸透せず、効果のほどはどうでしょう?

そういった意味からもまず洗顔が大切になります。

洗顔では、ゴシゴシ洗顔やクレンジングオイルでの洗顔は禁物。
余計な刺激を与えたり、オイルをお肌の上に残したりすると、お肌の老化は
加速し、毛穴がパックリ開くことに。

洗顔料をたっぷりと泡立て、その泡でくるくると円を描きながら、毛穴の皮
脂を溶かし出すような感じで汚れを落としましょう。

特に、毛穴が開いている方はお肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗
顔料をしっかり泡立て泡で優しく洗うのがポイントです。

たっぷり泡立てた洗顔料が手と顔の間にあるという感じで30秒以内の短
時間でなで洗いをおすすめします。どんなに優しい洗顔料でもお肌に長く
つけておくと負担になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方がいらっしゃ
いますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

そしてお肌にいい水を使ったローションでパッティングしながら水分をたっぷり
補給しましょう。水分が足りないお肌は、ゴワゴワしていて毛穴が目立ってき
てしまいます。また、パッティング効果で毛穴を引き締めましょう。

仕上げは、コラーゲンなどのエッセンスを使ってしっかり保湿して下さい。

特に水分を除くお肌の成分の80%はコラーゲンです。コラーゲンは皮脂を
増やすものではなく、お肌にコラーゲンの膜を作りお肌の保湿力を飛躍的に
高め、シワやシミ、毛穴の開きなどの根本原因を解決します。この点がオイル
系の保湿料と大きく異なります。

これらのやさしいケアをコツコツと根気よく続けましょう。
そうしてお肌の新陳代謝を高めていけば、徐々に目立たなくなるでしょう。

また、紫外線を浴びるとお肌が肥厚し毛穴が目立ってきますので、今だけで
なく1年中紫外線対策は怠らないようにしましょう。

さらに、これから秋冬は気温も下がり、お肌の新陳代謝が低下します。そうす
ると、お肌にいろいろなトラブルが生じやすくなりますので今のうちにしっかり
ケアを行っておきましょう。

ポツポツ毛穴、気になりませんか?

2004年8月20日

「毛穴が気になって人と話をする時、相手の目を見て話せない。」

「偏った食生活などや、今まで強引なケアをし続け、ちゃんと手入れを
 しなかったこともあり、毛穴の開きと黒ずみに悩んでいます。」

「毛穴が開き、鏡を見るたび後悔の念にさいなまれてしまいます。」

「剥がすタイプの毛穴パックをし過ぎたためか毛穴が目立ってきた。」

「毛穴の開きをなんとかしようと、とにかくいいというのはなんでも試して
 きましたがどれも目に見える効果をあげることはありません。」

「少しでも毛穴が落ち着く方法はありませんでしょうか?」

などなど、毛穴についてたくさんのご相談を承っております。

毛穴は一度気になりだしたら、ずっと気になってしまうトラブルのようです。
毛穴さえ目立たなければ、それだけでキレイ度がワンランクもツーランクも
上がって見えるのに・・・と思われる方も少なくないようです。

毛穴の目立たない、キレイな透明感のあるお肌を保つのは女性にとって
憧れですよね。

毛穴が開いているのはお肌の柔軟性、収縮性が弱くなっているのですが、
大きな原因は紫外線によるコラーゲンの減少や負担のかかるスキンケアの
積み重ねなどと考えられています。

さらに、キメが粗かったり乱れていたり、たるみがでてくると毛穴も目立って
くるようです。

そもそも20代くらいまでは何もしなくてもハリのあるお肌を保つことができ
ますので、オイリーな方でない限り、毛穴が目立つことはあまりありません。

ところが、様々な要因により、お肌のハリ・弾力を保つコラーゲンやエラス
チンなどが30代以降、徐々に減少していくことがわかっています。

年齢とともに毛穴が開いてしまう前に気になる方は毎日のスキンケアを
見直し、早めにお肌にやさしいものにしてなるべく毛穴の目立たないキレイ
な素肌を保つことが大切です。

しかし、30代を過ぎ、今までの化粧やスキンケアによって開いてしまった
毛穴はどうしたらいいのでしょうか?

残念ながら、毛穴の開きはなかなか元に戻すのが難しいトラブルです。
かと言って諦めてはいけません。お手入れしだいで、毛穴を徐々に
目立たなくする事はできますよ!

ではどうしたらいいのでしょう?
次回お伝えいたします。

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