永久保存版-過去の特集一覧

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目元のヒリヒリ感

2006年2月3日

「洗顔すると目の周りがヒリヒリする。」
「優しく洗顔しているつもりなのですが、目尻下、ほお骨あたりの
 いつも同じ場所がひりひりするんです。」

冬になるとこのようなご質問を受けることが多くなりますが、
あなたは経験ありませんか?

お肌がヒリヒリするときはケアに要注意です。

目元がヒリヒリする原因としては、何らかの要因によってお肌を
傷つけている場合が考えられます。

乾燥、ほこり、花粉、紫外線、その他の原因で目の周りがかゆく
なり、かいてしまう場合もあれば、寝ている間に無意識のうちに
かゆみを感じてかいてお肌が傷ついてしまっていることもあります。

間違ったクレンジングやピーリングといった刺激の強いケアを
積み重ねることによって未熟な角質が表面に現れて、ちょっとした
刺激でヒリヒリした感じを生じやすくなっていることもあります。

また、洗顔時間が長いためにお肌を過敏にさせてしまっている
ケースもあります。

洗顔料は汚れを落とすために作られています。どんなに優しい
洗顔料でもお肌に長くつけておくとそれだけ負担になります。

丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方が
いらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。

目元がヒリヒリする場合は、逆に洗顔を1回にする、あるいは洗顔
料をお顔にのせておく時間を短くするなどの工夫が必要になります。

ヒリヒリしていなくてもお肌が乾燥している場合、たっぷり泡立てた
洗顔料が手と顔の間にあるという感じで30秒以内の短時間で
なで洗いすることをおすすめします。

また、洗浄力の強い洗顔料で皮脂を取りすぎると過乾燥の状態に
なり、お肌がヒリヒリするようになりますので、洗顔料は保湿成分を
配合しお肌が乾燥しないように調整されたものがおすすめです。

日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできて
いて、その日本人の中でも目元は皮膚が薄く敏感です。

目元のお肌はあなたの想像以上に敏感で繊細なのです。

スキンケアを変えなくても、生活環境の変化や少しのストレスで
お肌にトラブルが現れることがあるほどです。

シミやシワ、クマやたるみといった老化現象が一番でやすい部位で
あることからもよくわかると思います。

もちろん、目元だけでなくお肌にはあまり負担をかけないことが
大切です。

唇荒れ

2006年1月27日

気温とともに湿度が下がりお肌が乾燥する季節、口角が切れたり
唇が荒れるといった経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか?

荒れていなくとも、「ケアしている際に唇がヒリヒリするのですが…」
といったご相談もよく受けます。

唇は、人間の体の中で最もデリケートな部位の一つだと言えます。

というのは、唇には毛穴がなく、皮脂腺や汗腺がないため、皮脂膜が
できず、粘膜だけで覆われているからです。

それだけでなく、角質層も未発達です。そのため皮膚全体が薄く、
うまく保湿することができません。

ですので外的刺激に弱くとても荒れやすいのです。

ところで、夏、お顔はしっかり紫外線対策をして日焼けを防止した
のに、唇だけを日焼けしてしまったという経験ありませんか?

唇は、メラニン色素が少ないため、紫外線防止がうまくできないため
紫外線によって日焼けしやすいので注意が必要です。

このように、体の表面を覆う皮膚と違い、粘膜に近い構造になって
いるため、季節にかかわらず唇や口角は荒れやすくなっています。

外出時は口紅をつけることが大切です。口紅は私達を魅力的に
見せるだけでなく、秋冬は乾燥した寒風を防ぎ、夏場は紫外線から
唇を守るといった役割を果たします。

そして、帰宅したら口紅を丁寧にふき取って汚れを落とし、湿り気を
取ってからリップクリーム等をつけましょう。

その際、注意する点が2つあります。

一つは、口紅を落とすときに、唇をこすらないことです。こすることに
よって傷つき、それによって荒れてしまうことがありますので注意が
必要です。

落ちにくい口紅等はなるべく避け、落としやすい口紅をご利用ください。
また、クレンジングなどでなく洗顔でいっしょに落とすようにしましょう。

二つ目は意外とリップクリームで接触皮膚炎を起こし唇の状態をひどく
することがありますので使ってよくなければご利用を中止してください。

リップクリームが使用できないのであれば、洗顔後よく水分をタオル
等でとり、お顔に使用している化粧水や美容液で唇もしっかり保湿
しましょう。

なんとなくカサカサする!と思ったら、早めのお手入れが功を奏しますよ。

赤ら顔、鼻の赤み

2006年1月20日

寒風が吹くこの季節、冷たい風からお肌を守ることが大切です。

木枯らしのような寒風にさらされるとお肌の水分が奪われ、血行も悪くなり、
お肌はカサカサしてしまいます。

外出時には必ずファンデーションをちょっと厚めに塗るなどして少しでもお肌
の乾燥を防ぎましょう。メイクは冷たい風からお肌を守るコートの役割も果た
します。

ただ、この際、一般的にパウダータイプのものは吸湿性があり逆にお肌を
乾燥させてしまうことにつながりかねませんので要注意。

リキッドタイプのものや保湿成分も配合されたファンデーションをご利用いた
だくと乾燥も防ぎやすくなるでしょう。

しかし、お肌が敏感な方は寒風によって頬や鼻が赤くなるいわゆる「赤ら
顔」になることも。

この赤ら顔には2種類のタイプがあります。

一つは寒さで血行が悪くなってうっ血した状態になり肌表面から血管(静脈
血)が透けて見えるタイプ、もうひとつは温度差に過敏に反応しほてりやす
いタイプです。

どちらのタイプもマッサージが効果的です。
化粧品をつける際に適度なマッサージをして血液の流れをよくしましょう。

スキンケアでは、乾燥すると外的刺激に敏感になり、血行も悪くなります
ので、しっかり水分補給と保湿をしましょう。この時期は化粧水だけでは
乾燥しがちです。化粧水で補給した水分をしっかり保湿するように美容液
等を利用しましょう。

ほてりがあるときは、コットンに化粧水をたっぷりと含ませて保湿パックしたり、
軽くパッティングするといいですよ。

パッティングにはクーリング効果といってお肌を冷やし、ほてりを押さえ、毛穴
が少し閉まり、皮脂の分泌を少しですが押さえる効果があります。

やはり毎日の保湿ケアがデリケートなお肌には必要ですね。

本当のスキンケアとは?

2006年1月13日

突然ですが、スキンケアとはなんでしょう?

こんな質問をされると答えに困ってしまいますよね。

スキンケアは外来語です。英語で書くと、“skin care”。

“skin”はもちろん皮膚、肌ですね。

では“care”は?

“care”は、世話、保護、管理といった意味があり、人や物が良い状態に
なるように必要なことをしてあげること。「より良くなるように面倒をみる
こと」という意味があります。

すなわち、“skin care”=「お肌をより良くなるようにしてあげること」
なのです。

また、“care”には別の意味として、「苦労、悩み事」といった意味が
あります。心に重くのしかかる不安や心配事を意味します。

この意味からも、お肌の悩み事、お肌で悩むことも“skin care” と言え
ます。

化粧品で毎日お手入れするのはお肌を清潔に保ち、健康な素肌環境
を守ることと同時に、お手入れをすることよって精神的にリラックスした
状態が保たれるというメリットがあります。

こういった精神的な安定を得ることも“skin care”(スキンケア)なのです。

メイクや衣服等でいかにおしゃれをしても、お肌の健康、身体の健康、
そして美しい心が備わってなければ、そのおしゃれは何の意味も持って
いないということになるのではないでしょうか。

あなたもあなたの素肌本来の健康的な美しさを引き出して“お肌と心の
おしゃれ”してみてみましょう。

『イキイキ素肌マガジン』は少しでもその手助けになれればと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

お正月気分で肌荒れが!

2006年1月6日

今年のお正月はゆったりまったり過ごせましたでしょうか?

年明け早々、肌が荒れてしまったということがないように当マガジンでも
おせち料理の食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜更かしなどには注意を喚起して
いましたが大丈夫でしょうか?

特に、内臓の不調はすぐにお肌に現れてきますよ。

おせち料理やお雑煮は美味しくしかも食べやすいので食べ過ぎてしまう
ことが多いですが、こればかりを食べていると野菜が不足がちになり、
お肌に影響が出てきます。

たとえば、ビタミンAの不足は肌荒れの原因になり、ビタミンB2の不足は
口角の炎症や口内炎、唇荒れなどにつながりやすくなります。

さらに野菜不足は便秘にもつながり、ニキビや吹き出物がでやすくなって
しまいます。

これから新年会もありお酒を飲む機会が続く方も多いと思われますが、
お酒の飲み過ぎは胃腸を荒らし、お肌に徐々にダメージを与えますよ。

また、飲み過ぎてお風呂にも入らずメイクをしたまま就寝ということが
ないようにしましょう。

1日でもそういったことをするとたいへんなことに。

皮脂やメイクに含まれるオイルはお肌の上で506時間経つと過酸化脂質
になるといわれ、この過酸化脂質は『肌のサビ』とも言われています。

過酸化脂質はお肌をくすませ、それだけでなく色素沈着を起こしシミをつくり
ます。ですので、過酸化脂質が増えれば増えるほどお肌はくすみ、ハリがなく
なり老化が早まっていくのです。

メイクはその日のうちに(できれば帰宅時に)必ず取っておきましょう。

また喫煙される方はお酒をのむと、タバコの数量が増えるようです。これは
お正月に限ったことではありませんが、タバコは体内のビタミンCを大量に
消費し、お肌の新陳代謝が低下してしまいます。

さらに、ニコチンによって血管が細くなり、お肌が黒ずんだり、シミ、シワ、
そばかす等肌トラブルの原因になることもわかっています。

「私はタバコを吸わないから大丈夫」なんて思っている方、自分がタバコを
吸わなくとも、タバコ煙の害は伏流煙の方が数倍高いといわれています
ので、同じ室内でタバコを吸われる方がいらっしゃる場合はご注意を。

禁煙なしに素肌美人にはないれないと思った方が良いでしょう。

また、いつまでもお正月気分を引きずらないように、早めに生活リズムを
整えましょう。

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