6月中旬を過ぎて本格的な梅雨の季節に入っていますが、湿気は
ますます多くなり、蒸し暑さも増しています。
この湿気の影響で腰痛や関節痛などがでやすいのもこの時期です。
しかし、湿気の影響をもっとも受けやすい部位があります。
みなさん、おわかりですか?
それは、実は『お肌』なのです。
「え0っ?」という驚きの声が聞こえてきそうですが、よく考えてみて
ください。
水虫をはじめとする皮膚病も梅雨時期は悪化しやすいですよね。
湿度が高くなるとお肌が本来持つ代謝機能が阻害されて、さまざま
なトラブルがでやすくなるのです。
ニキビ、吹き出物、肌荒れなどのトラブルで悩んでいる方、いらっ
しゃいませんか?
この時期はお肌の働きが弱っているので、ちょっとした刺激や負担で
肌トラブルになりやすくなっています。
スキンケアでは、お肌にやさしい化粧品を使って、お肌に負担をかけ
ないやさしいお手入れをすることが大切です。
特に、お肌がべたつきやすい梅雨時期は、そのべたつきを取り除こう
と洗顔時に思わず強くこすってしまったことありませんか?
しかし、それは逆効果です。(これは先週お伝えしましたね)
トラブルがある方は、まずは毎日の洗顔をお肌にやさしいものに
すること。ごしごしこするなどお肌を傷つけないことです。
そして素肌をきれいにした後、化粧水等で素肌環境を整えましょう。
梅雨時期のお肌は痛みやすくなっていますのでスキンケアには必要
以上に十分注意を払いましょう。
汗をかくことが多くなり、お肌もべたべたしやすくなっていますが、
ニキビや吹き出物ができて赤くはれたり、痛みをともなったり、
膿みをもってしまったり・・・
これらは“せつ”とか、“毛嚢炎”(もうのうえん)と呼ばれます。
中でも特に、ちょうど毛穴の部分にニキビや吹き出物ができる
ことがありませんか?
私どもは毛穴ニキビと呼んでいます。
その原因は、なんらかの刺激による毛穴の痛み、皮脂の過剰
分泌や化粧品に含まれるオイルの毛穴づまりなどがあげられ
ます。
また、毛穴が痛むことで毛穴の出口がふさがってしまい、角質
がたまり袋状になったものは“粉瘤”(ふんりゅう)とよばれてい
ますが、粉瘤が破けて毛穴ニキビが起きることも多いです。
これら毛穴ニキビは顔だけでなく、首、背中、脚などにもでき
やすいという特徴があります。
最悪の場合は皮膚を切開しないといけなくなります。
あまりひどい場合はすぐに専門医に相談しましょう。
これらのトラブルができやすい方は間違った洗顔をされている
ことが多いです。
というのは、これらのトラブルの原因は皮脂や化粧品がうまく
落ちていないことだと思って、ごしごし洗顔したり、洗顔を念入り
にしたり、強くクレンジングしたりしている方が多いです。
しかし、それでは逆にお肌を痛めています。
予防するためには、まずは毎日の洗顔をお肌にやさしいものに
することです。
ごしごしこするなどお肌を傷つけないことです。
純石鹸主成分の弱アルカリ性石けんでやさしくなで洗いすれば
皮脂や通常のメイクでしたら十分落とせます。洗顔は強くする
必要はないのです。
また、洗顔後のケアもお肌に負担となっていないか、見直して
みましょう。
先週お伝えしました、“夏でも乾燥肌”たいへん反響をいただき
ました。
みなさん、夏に乾燥が進むということにビックリされていたようです。
日本の夏はお肌が乾燥する条件がそろっています。
“みせかけのうるおい”にだまされてはいけません。
秋以降、急激にお肌が乾燥する、外部からの様々なダメージによって
肌荒れ、ニキビができてしまう・・・
そういった様々なトラブルからお肌を守るためにも1年中しっかり保湿
してあげることが大切です。
さてここで、保湿といえば、みなさんどのようなものを想像されますか?
乳液やクリーム、美容液・・・いろいろありますね。
しかし、乳液やクリームなどはおすすめできません。
保湿は乳液やクリームがいいと思いこまれている方がいらっしゃ
いますが、乳液やクリームにはオイルがたっぷりと含まれています。
オイルはお肌の上で過酸化脂質化しお肌に負担となります。そういった
化粧品を使い続けていくうちにシミ、しわ、くすみ、吹き出物といった
様々なトラブルに発展しかねません。
特に20代後半からはおすすめできません。
そこでオススメなのが、美容液です。
美容液の目的はいろいろいわれていますが、なんといっても最大
の目的は“保湿”です。
みなさんよくご存知のコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなどいろ
いろあります。ただ、これらはすべて保湿成分です。
さらにこれらはオイルではありません。
基礎化粧品はオイルが入っていないからこそ、安心して使えるのです。
毎日のスキンケアに使用するものだからこそ、お肌にやさしい、なじみ
やすい成分で保湿しましょう。
こちら福岡はだんだん暑くなってきました。みなさんの地域はどう
ですか?
今年は例年に比べ梅雨入りが遅く、梅雨明けも早いようです。
ただ、そういう年は集中豪雨などの被害が出やすいという統計が
あるようですので、みなさん注意しましょう。
お肌にとっても注意が必要ですよ。
これから梅雨、そして本格的な夏に向かっていきますが、日本の
夏は高温多湿ですので、汗をかきやすく、肌もじめじめした感じが
してしまいがちです。
ところが、夏の肌は乾燥しやすいのです。
「え0っ?」という声が聞こえてきそうですが、夏の「みせかけ」の
うるおいにだまされはいけません。
湿度が高いと空気中の水分が多いため、うるおっている(乾燥して
いない)と思いますよね。
しかし、夏はエアコンを使用する機会が増えますが、これによって
室内の空気が乾燥し、お肌の水分も奪われてしまいます。
また、紫外線が強く、紫外線をどうしても浴びてしまいますが、
紫外線を浴びることでお肌は乾燥に傾きます。
さらに、夏はパウダー系のファンデーションを使用することが
多いと思いますが、パウダー系のものは一般的に吸湿性が
あり、お肌の水分を奪われやすくなります。
このようにお肌が乾燥する条件がそろっているのが現状です。
乾燥肌の方は夏も乾燥しているのです。
日本の夏はみせかけのうるおいにだまされてはいけません。
夏こそ、しっかり保湿しておきましょう。
夏に保湿をしっかりしていないと、秋以降、気温が少し下がって
きただけで、お肌が急激に乾燥しすぎてしまいます。
また、しっかり保湿していないと、外部から様々なダメージが
及んできます。
そのダメージにより肌が荒れやすい状況になり、ニキビや
吹き出物、肌荒れが。。。
乾燥や様々なトラブルからお肌を守るためにもしっかり保湿
してあげることが大切なのです。
次回、保湿についてお伝えいたします。
こちら福岡では梅雨が近づいているせいか、蒸し暑い日が多く
なりました。みなさんの地域はどうでしょうか?
梅雨時期はどうしても高温多湿なため皮脂の分泌が多くなり、
お肌がテカったり、化粧崩れがおきやすくなったり、ニキビや
吹き出物が出やすくなります。
これらを防ぐために、一番効果的なのは洗顔です。
ここで、毎日の洗顔について見直してみましょう。
まず、あなたの洗顔料は弱酸性ではありませんか?
弱酸性の洗顔料は洗顔料の成分がお肌に残りやすいことや、
不用な皮脂や角質、汚れなどが充分に取れない可能性が大き
いと言われています。
弱酸性の洗顔料はツルツルしていて洗顔後のお肌の状態がうる
おっている感じが一般的にするようです。
しかし、実は前述のような成分がお肌に残ることによりうるおい感
などが感じられることがあるといわれています。
イキイキ素肌マガジンで弱アルカリ性の洗顔料をお勧めする理由
は、弱アルカリ性の石けん成分が汚れを良く取り除ける点、洗顔後
お肌に残らない点などがあげられます。
また、弱酸性の洗顔料はお肌と同じ酸性だから良いと言われて
いるようですが、お肌が弱酸性になっているのは皮脂とお肌の
常在菌による作用です。
いったん汚れを取り除いた段階ではほとんどの場合お肌は中性に
近い状態になっていますので、一般的に弱酸性の洗顔料を使うと
いうことにあまり意味はないと言われています。
弱アルカリ性の洗顔料はほとんどの場合純石けん成分が主成分と
なっています。
これに従来の厚生省表示指定が含まれていない商品を基準にお
選びいただくのがお勧めです。
その上で、洗顔のしかたにも気を配りましょう。詳しくはホームページ
にて。
洗顔がうまくいっていれば、その後の化粧水、美容液の浸透も
良くなり、一石二鳥です。