永久保存版-過去の特集一覧

2004

新陳代謝

2004年1月16日

この時期お肌にみずみずしさがなくなりカサカサしがちなのは、やはり
空気の乾燥による影響が大きいですよね。

外気の乾燥だけでなく、エアコンなど暖房による室内の乾燥、特に会社
や病院など、機密性が高く締め切った空間は乾燥がひどく、お肌にとって
非常に過酷な環境です。
   
さらに気温が下がってくると新陳代謝が鈍り、お肌の機能が低下し、
古い角質がスムーズにはがれることができずにお肌のみずみずしさが
なくなりがちです。

冬はこのようなまわりの環境についていけずにお肌が悲鳴を上げて、
いろいろなトラブルを起こしがち。

みずみずしい素肌を保つには乾燥対策としてうるおいを補うだけでなく、
皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を高めることが重要です。

ちなみに各年代のターンオーバーの平均値はどのくらいかご存知でしょう
か?あるデータによると次のようになっています。
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  ■皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)の平均値
    10歳代→20日  40歳代→50日
    20歳代→28日  50歳代→75日
    30歳代→40日  60歳代→100日      
 ======================================

20代で約1ヶ月だった周期が、50代では2ヶ月半くらいにもなるのです!

新陳代謝を早める代表的な方法としては、温冷刺激があります。

タオルをお湯にひたし、顔を5分間温め、次に氷をタオルでくるみ、
袋状にして気になる部分にあて、これを交互に4回繰り返します。

血管を開いたり閉じたりして、血流が増えることにより新陳代謝が
促進され、美白効果が高まるそうです。
ただ、やりすぎるとお肌に負担がかかりますのでご注意ください。

また、バランスのとれた食生活をすることも大切ですが、それだけでなく
お手入れでも新陳代謝を活性化するように皮膚生理学的に考えられた
化粧品を使用すると毎日の積み重ねで新陳代謝が全然違ってくることは
おわかりですよね。

このように新陳代謝を早めることにより、お肌にみずみずしさが保たれる
だけでなく、シミを皮膚表面に早く押し上げたり、くすんだ皮膚を早く剥がし
落とすことにより美白効果も期待できます。

ところで、、夏に比べ陽射しが柔らかな分、つい無防備に過ごしてはいま
せんか?冬でも日中の紫外線は日焼するには十分の量が降り注いでい
ます。綺麗な素肌を保つためにも紫外線対策は1年中ばっちりしてくださいね。

冬は春に向けてお肌が環境を整えている時期ともいえます。
お肌に負担をかけないやさしいケアでお肌環境を整え、皮膚代謝機能を
促進し、どんどんキレイになりましょう!

メイクの悩み

2004年1月9日

お伝えしたメイク前のベース作り、ファンデーションのつけ方、どうでしたか?
皆さんお試しいただきましたでしょうか?

さて、ファンデーションについてご質問・ご相談メールがたくさん寄せられ
ています。今回はその一部をご紹介いたしたいと思います。

■『メイクすると目元の小じわが目立ってしまうのですが・・・』==========

気になる目元の小じわはファンデーションを厚くして隠してしまいたくなり
ますが、お伝えしたように厚塗りは逆効果です!時間がたつにつれ、
余計なファンデーションがシワの部分に入り込んで、逆に目元の小じわを
強調することになりかねません。

目元はファンデーションをできるだけ薄くつけ、指の腹でそっとおさえる
ようにして定着させるのがおすすめです。

つけすぎたと思ったら、少し高度なテクニックですが余計なファンデーション
をティッシュで抑えて取りのぞきましょう。

もちろん、その前に美容液、日焼け止め等でしっかりうるおいを与えて
おくとより効果的です。

■『顔が白く浮いてしまうのですが・・・』==============================

「今日はちょっと顔が白いな0(-_-;)」なんて思うこと、よくありますよね。
特に首すじと比べて、顔だけが白く浮いている!

これはファンデーションの色が合っていないのが大きな原因です。

特に首は、いつもケアしているお顔と比べるとワントーン下がることが
多いので、ファンデーションの色は自分の肌色よりもワントーン下げる
だけで首の色に近くなり、ナチュラルな感じに見えることが多いのです!

■『リキッドファンデーションをつけるとムラが・・・』====================

リキッドを普通に手でのばすだけではいけません。
皮膚は小さなシワや目に見えない凹凸があるので、刺激を与えないように
指の腹でトントンたたき込むように塗るとその凹凸に入り込み効果的です。

そして、リキッドの上にはパウダーをつけると自然な仕上がりになります。
その際、パウダーは薄くつけましょう。厚く塗ると汗や皮脂などで浮きやすく
なりくずれやすくなります。

パウダーを薄く塗ると汗がファンデを通過しやすく、くずれにくくなります。
薄くつけるにはハケやブラシを使うのもいいでしょう。
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メイクの悩みも人それぞれあると思いますが、メイクアップはベース作りで
決まると言っても過言ではありません。

マスカラやアイシャドウなどポイントメイクばかり気にしていても、べース
メイクがキレイに仕上がってないと美しさは引き立ちませんよね。

そしてベース作りはやはり、毎日のスキンケアへとつながります。
毎日のスキンケアタイムを楽しい時間にすることはメイクを引き立たせると
いう点でもとても重要なことですね。

ファンデーションのつけ方!

2004年1月2日

メイクの前のベースづくりは先週お伝えした方法で大丈夫ですよね。
これだけでメイクのノリが違いましたというメールがたくさん寄せられ
ています。

今週はその上のファンデーションの化粧くずれしにくいつけ方について、
お伝えいたします。

まずは、先週お伝えしたベース作りを教えていただいた業界で有名な
あるメイクさんのパウダーファンデーションのつけ方をご紹介しておきます!!

======《ある有名メイクさんのベースメイク法》==========================

1)先週お伝えしたようにベースをしっかりしたら、まず、ローションタイプの
  日焼け止めをつけて、その上から乾いたスポンジでファンデーションを
  つけます。
  
2)次に、ファンデーションをつけたお肌にオイルフリー、ミストタイプの
  ローションを吹きかけ、手の平を使ってお肌を軽く押して、水分を押し
  込むようにのせていきます。

3)ファンデーションがよれやすい小鼻の脇や目の周りは、指に直接
  ミストタイプローションを吹きかけ軽くパッティング。

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2)によって、乾燥しやすい部分はローションでしっとり仕上がり、オイリー
な部分は皮脂が出ても脂浮きせず、ファンデーションがしっかりお肌に
吸着します。

また、3)のようにローションを使ってパッティングすることで、ファンデー
ションの粒子が水分を含んで密着するので、薄づきでもファンデーション
の吸着力がアップします!

しかし、目じりや鼻から口角にいたるライン、目のしたのくぼみなどにムラが
できることはありませんか?

それらは顔の表情によって良く伸び縮みする部位で特にシワが気に
なる部分。ここはファンデーションをできるだけ薄くつけ、指の腹で
そっとおさえるようにして定着させるといいですよ。

もちろん、その前に美容液、日焼け止め等でシワの気になる部分を
埋めておくとより効果的です。

最後に、シミやくすみ、ニキビ跡やクマなどのトラブルをファンデーションで
隠そう隠そうとすると厚塗りになり、ナチュラルな感じから遠ざかります。

ファンデーションはあくまで素肌が透けて見えるくらいの薄い仕上がりに。
シミやくすみを隠すのは、ローションタイプの日焼け止めやリキッドファン
デーションなどを上手に利用するといいですよ。
ぜひ、一度チャレンジしてみてください。

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