年末年始の連日の飲み会や、押し迫った仕事や帰省疲れなどなど・・・
何かと疲れがたまりやすいこの時期。
胃腸が弱ったり、寝不足やハードワークから体がだるい。さらには、風邪を
引いてしまって体調が万全ではないのに忙しい毎日。日頃より無理をする
ことが多いので、疲労も大きくなるものですよね。
このように疲れているあなた、同様にお肌も疲れています!
でもそんな時こそ、翌日にはきれいな素肌に爽やかな気分でいたいもの
です。健康でキレイな素肌をいつまでも保つために、今日の疲れはその日
のうちに取り去っておきましょう。
特に疲れているときはいつもの化粧品をいつもどおりつけていれば安心と
いう訳ではないことも多いはず。こんなときはいつもより丁寧なケアを心がけ
ましょう。
また、化粧品だけでなくスキンケアには、身体が健康であること、精神的に
安定した状態であることが最低限必要です。これらが全てそろってこそ、本
当に健康で美しいお肌が手に入れることができます。
特に精神面の安定がスキンケアに大きな影響を及ぼすことは、最近よく
言われています。「忙」という字は心が亡くなると書きます。(金八先生みたい
ですね)忙しいと心が安定しなくなりますので、スキンケアも要注意です。
そこで、注目されているのが、お肌も心も同時に癒してくれるという
ヒーリングコスメ!
お風呂でリラックスできるアロマオイルや、シャツにいい香りをつけてぐっすり
眠ったり、エッセンスを含んだフェイスマスクなど、種類もさまざまです。
このようなスペシャルなケアを週に一度するのもいいですね。
さらに、精神的な面で大切なのは、毎日のお肌のお手入れを退屈で面倒な
ものから、『楽しく有意義な』スキンケアに気持ちを替えていくことです!
多忙な毎日ですが、その中で少しの時間をお肌のために有意義に使いましょう。
ただ、毎日のお手入れではいろいろなものをたくさんつける必要はありません。
逆にお肌につけすぎて負担になることもあります。
いろいろなものをたくさん時間をかけてつけるよりも、必要なものを必要なだけ
補うシンプルケアで、短時間で無理なく楽しくケアしていきましょう。
そうして美しくなっていくプロセス自体を楽しむことが大切なのです。
あなたは楽しくスキンケアできてますか?
このような余裕が出てきたら、いきいき美肌はすぐそこです!
スキンケアは洗顔から始まります!まずは汚れや古い角質を無理なく
とることが大切です。疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろいろなものを
つけたい気持ちはわかりますが、洗顔がおろそかだとその上から有効
成分をつけても効果が期待できませんよね。
つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。まずは洗顔です。
この時期お肌が疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料はやさしく
落とせる純石鹸主成分の弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。
アミノ酸系の洗顔料はにきびなどトラブルには刺激が少ないため効果
的ですが、一般的にすすぎにくく皮膚に残りやすいことが多く、トラブル
につながりやすいのですすぎに注意が必要です。洗顔後のしっとり感は
洗浄料が充分落ちていないためだといわれています。
お肌が弱酸性という理由が洗顔料を弱酸性にする根拠になっている
ようですが、洗顔後は充分すすいで洗浄成分がお肌に残ってはいけ
ません。したがって、洗顔料が酸性である必要はないわけです。
純石鹸など弱アルカリ性タイプの洗顔料は皮膚を優しく洗浄するだけで
なく、後に残らないという特徴があります。
汚れは後に残らないように、弱アルカリ性の純石鹸成分を主とした洗顔
料で落とし、その後弱酸性のローションでお肌の調整をするのが自然
でお肌に最もよいと思われます。
また、どんなに優しい洗顔料でもお肌に長くつけておくと負担になります。
たっぷり泡立てた洗顔料が手と顔の間にあるという感じで20秒以内の
短時間でやさしくなで洗いすることをおすすめします。
丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方が
いらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。
お肌に負担をかけないで一番お肌にやさしい洗顔法は、純石鹸など弱
アルカリ性の泡でやさしくなで洗いして落とす方法です。さらにパウダー
タイプだと、金属石鹸ができなく、毎回使いたてのきれいな状態でキメ細
かい泡を作ることができ、おすすめです。
日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできて
いて、角質のキメも欧米人よりも細かくできています。
今、欧米型の化粧品やスキンケア法が日本に輸入されてトラブルが
多くなっているのも、本来の肌質の違いが大きな要素としてあげられます。
厚くなった古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料や、ピーリング等、
強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、日本人のお肌はとても
デリケート。さらに、この時期のお肌はとても敏感なのをお忘れなく。