アボカド 様
2018年6月25日
高校1年生です。写真を同封させていただきます。左頬・顎・右頬・おでこです。どこもニキビ跡なのかニキビなのかよく分からないものがたくさんあって凹凸もあって本当に困っています。まず、これが何ニキビなのか知りたいです。私は、洗顔はビオレのものを使っており、化粧水と乳液は肌ラボのものを使っています。パックは韓国のものをたまにするのですが、やらない方が良いのでしょうか。皮膚科にも通っていたのですが、先生のご都合で、最近は休院という感じになっています。通っていた頃は、ピーリングなど色々な薬を試したのですが少しはマシにはなるもののそこから変わらないという感じでした。食生活はどうすればいいか分からず、あまり気を使えていません。睡眠時間は6時間以上はとるようにしています。長々とすいません。今後のスキンケアや気をつけることなど教えて欲しいです。
スキンケアカウンセラーからの回答
お写真拝見いたしました。ニキビができやすく、かつ、跡になりやすい状態なのですね。
何ニキビか知りたいということですが、ニキビは正式な病名としては、尋常性ざ瘡というもので、何ニキビ、という分類は、便宜上使われているものです。
色などで分けてありますが、あくまで、ニキビの成長過程での分類というところもあり、今の状態は、赤く炎症を起こすニキビがあり、かつ、その傷んだ部分を修復するための工程で、色素のあるニキビ跡が残っている状態かと思います。
スキンケアの方法もですが、お体の内側からのケアに目を向けられると随分状態が変わってくるように思いますから、できることから始めてみてくださいね。
まず、スキンケアですが、石鹸での洗顔で、きちんと汚れを落とすようにしましょう。弱アルカリ性の石鹸を用いて、短時間に丁寧に洗うようにします。皮脂汚れをきちんと落とすことだけでなく、ちょっとザラつきのある部分もスッキリしやすくなっていくと思いますよ。
そして、洗顔後ですが、お肌の水分不足が気になりますから、しっかりとローションを使ってお肌を整えていきましょう。数回に分けて、重ね付けされるとよいかもしれません。その後、保湿剤を使ってお肌の潤いをキープできるようにしていくのですが、油分の多い乳液やクリームなどは、毛穴詰まりやニキビ悪化の原因になることもあるので避け、オイルフリーの美容液やジェルなどを選ぶようにしてみてくださいね。
基礎的なスキンケアですが、ここを変えるだけで、お肌の状態はかなり変わってくると思いますよ。
次に、お体の内側からのケア、というところになってきますが、胃腸のトラブルが起きやすいということはありませんか?おでこにニキビができやすい方は便秘がちだったり、生理前になると腸の調子が崩れやすい方が多いようです。また、口回りは、胃腸のお疲れが影響していくることもあります。便秘と下痢を繰り返しやすかったり、疲れていて胃腸の働きが落ちてしまっているとなると、この部分にニキビが増えやすくなることも考えられますから、もし思い当たるようなことがあれば、整腸剤をうまく利用したり、胃腸に負担のかかりにくい食事をとる、食物繊維の量を見直すなど、食生活を振り返って見られるとよいかと思います。
また、頬のニキビは、体内の水分不足を含む、乾燥が原因であったり、体のお疲れが原因になることもあります。
ニキビ跡の残り方を見ていても、少し、巡りが悪い面があるのかもしれませんから、お風呂に入ってしっかりと身体を温めたり、鉄、亜鉛といったミネラルが不足していないか見直してみましょう。その他、ビタミンB群をしっかりと摂られることで、ニキビができにくい身体を作っていくこともできます。
ニキビに悩む方は、デトックスしなくては、とか、油分を控えなければ、ということで、肉や魚を避け、生野菜をしっかりと、と考えられる方も多いですが、お肌の基となるタンパク質、代謝活動に重要なビタミンB群は、肉や魚、豆、卵といったような食品に多く含まれていますし、お体の成長にも十分な栄養が必要な時ですから、しっかりと食べるようにしてくださいね。
お肌のお身体の一部です。スキンケアという外側からのケアだけでなく、お体を労わるということを頭に入れておくだけで、お肌も美しくなり、お体も疲れにくくなって気分も明るくなりますよ。
お食事から摂ることが難しい時には、補助的にサプリメントなどを利用する方法もありますから、できることから試してみてくださいね。