のん 様
2016年7月14日
小学5.6年の頃から高校1年(現在)ニキビに悩まされています。大きいニキビではなく小さいニキビが沢山ある感じが結構続いています。ニキビのせいか赤ら顔も。治したいのに治りません。ニキビのせいで自分の顔好きになれません。赤ら顔もそうです。赤ら顔、ニキビ本当に嫌です。恥ずかしいと言う気持ちもあれば顔に自信が持てず。治したい。どうにかしたいです。
スキンケアカウンセラーからの回答
長くニキビにお悩みになっていらっしゃるのですね。
ニキビのせいで、色々なことに消極的になってしまうのは、とても残念なことですから、少しずつでも、自信が持てる状態にしていきましょうね!
まず、今現在のケアはどのようになさっていますか?また、皮脂が多い、べたつきやすい、乾燥しやすいなど、お肌の状態はいかがでしょうか。
小さなニキビが顔全体に多発している状態なのであれば、表面は皮脂でべたついているのに、お肌の内部は乾燥しているような状態ではないかと思います。
まず、大切なのは、正しい洗顔と、丁寧な保湿です。
洗顔や保湿というのは、様々な商品や情報があり、中にはご自身に合わない商品や方法でケアをしてしまっている方も多くいらっしゃいます。
正しい洗顔には、弱酸性の洗顔フォームなどではなく、弱アルカリ性である石鹸を用いるようにしましょう。よく泡立て、お肌との摩擦が生じないように、優しく洗います。皮脂の多いTゾーン、おでこ⇒鼻まわり⇒口回りと洗っていき、皮脂の少ない頬は、最後に洗うようにしましょう。冷たい水や熱すぎるお湯は避け、32℃程度のぬるま湯で、しっかりとすすいでくださいね。泡を乗せてから、すすぎ終わるまでの時間は、30秒以内でいいぐらいですよ!
そして、洗顔が終わった後には、すぐ保湿をしましょう。化粧水で水分を補い、保湿剤でそれを守るようにします。ニキビ向けのローションは、たくさんの種類がありますが、エタノールやメントール、ピーリング成分(グリコール酸、サリチル酸、AHAなど)が入っているものは、今のお肌には避けた方がよいかと思います。ニキビの炎症を防ぐことができる成分が配合されているものがおすすめです。ローションの後には、乳液やクリームのように油分の多いものは避け、オイルフリーのジェルや美容液がおすすめです。
このような正しい、基本的なケアを日々、コツコツと行うことが大切ですから、使う商品や、その成分、使用方法などもきちんとみて、自分に合ったものを選ぶようにしましょうね。
また、ニキビができ始めたのが小学校高学年ということで、思春期のニキビだとは思いますが、顔の赤みも気になるということであれば、ミネラルをしっかりとってみましょう。亜鉛や鉄といってミネラルは、成長期になると不足しがちです。これが不足してくると、お肌への影響が大きくなることが考えられます。特に、皮脂量や毛穴の開きなどが気になる状態であれば、食事の中で積極的に摂ったり、サプリメントを使うなどしてもよいかと思います。
また、ニキビには油分がよくないと、肉類を避け、野菜を一生懸命とる方がいらっしゃいますが、代謝活動に大切なビタミンB群は肉や、豆類、卵などに豊富です。お肌の基になるのもタンパク質ですし、まだ成長期ですから、しっかりと食べてくださいね。これに、野菜からとりやすいビタミンA・C・Eもプラスして摂れるといいですね。そして、水分もきちんと摂り、体の中の巡りをよくして行きましょう。
ニキビができるときというのは、何かが過剰なときもあれば、不足しているときもあります。外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアに目を向けていくと、随分状況が変わってくることがありますから、食事や睡眠なども大切にされてくださいね。
あとは、悩まない気持ち、前向きな気持ち、がとっても大切ですよ!
ストレスはニキビの大きな原因になります。ニキビがあることがストレスになって、さらにニキビが増えるというループに陥らないように、毎日をしっかりと楽しむこと、必ずよくなるはず!という気持ちを忘れないようにしてくださいね!