り 様
2019年2月18日
初めまして。 とても悩んでいるので、丁寧に教えていただけると幸いです。
★16歳 女 肌は厚めで全体的にテカリやすく毛穴も目立ちます。ですが、乾燥して皮がむけることもあるのでインナードライだと思います。 私は遺伝の関係もあり、ニキビは小4毛穴は中1の頃からとわりと早めに悩み始めました。
★基本的に出来るニキビ ・白ニキビ(コメド) ・しこりニキビ
★できていた箇所
・小学生の頃 鼻(1年間)→おでこ(1年間)
・中学生の頃 頬の中心部(1年間)→頬の斜めになっている所 (フェイスラインではない)(現在2年半)
今回悩んでいるのは 1番ニキビで苦戦した、している頬の斜めの所、言葉で表すのが難しいので写真を貼ります。 ピンクで囲ってある指三本分程のところです。 フェイスラインでもなく思春期の人がよくなる頬の中心部でもないので調べても一致するものがなくとても困りましたが、 ・ディフェリン ・ステムボーテ ・白色ワセリン ・ novの洗顔料 のおかげで最近ニキビは目立たなくなりました。 ですが、その部分がキメが乱れ、光などが当たると均等に光が当たらないのでボコボコしてるように見えます。(目でもわかるほどキメの粗い線なども見えます)乾燥でテカリや皮むけ 化粧も上手く乗らず、毛穴が詰まったり、悪化したらニキビになりそうな嫌なしこりなどがちょこちょこ出来ます。ほかの部分も毛穴はありますが、健康な肌というか、キメもある程度整ったのですが、その1部分だけとても高校生の肌とは思えないボロボロの状態です。この毛穴が目立ち、笑ったりすると小じわのようなものが出来たり、表面がクレーターでは無いし手触りも割とぼこぼこしていないのですがボコボコ見える肌を治す方法はありますか? またもし皮膚科に行ったほうがいい場合、どのように説明すれば伝わりやすいですか?
スキンケアカウンセラーからの回答
長らくお悩みになって来られたのですね。ご相談内容を拝見し、たくさん肌について勉強され、ケアも一生懸命してこられたのだなと感じます。少しでも改善のお役に立てれば幸いです。
恐らく、肌質や、スキンケアの方法、スキンケア製品などについてを中心に考えてこられたのだと思いますが、少し視点を変えてみましょう。
ご相談の中にある「テカリやすい」「皮向け」という言葉からは亜鉛、「毛穴の開き」、まだお悩みの箇所や、第二次性徴期の入口頃となるご年齢から悩まれ始めたということですから、鉄の不足や、巡りに関することが影響しているのではないかなと感じます。
もちろん、インナードライもあるかと思いますし、基礎化粧品での保湿ケアも大切ですが、体の内側からのケアに目を向けられることで、随分お悩みが軽くなるのではないかと感じます。
美肌といえば、ビタミンという印象も強いかもしれませんが、ミネラル類も非常に大切です。亜鉛は、大量に摂る必要はありませんが、多くの働きを担っており、コラーゲンの生成や肌の代謝活動に欠かせないミネラルの一つです。成長期には、たくさんの栄養を必要としますから、ちょっと不足すると、なんとなく不快と感じるようなトラブルが出てくる可能性があります。
具体的には、鼻回りだけ以上に皮脂が多い、小鼻のキワに赤みがある、皮膚がめくれやすい、といったことがあるといわれています。
また、鉄は女性全般に不足しやすいミネラルの一つですが、肌に関していえば、顔色が悪い、キメが整わない、毛穴の開きが気になる、といったことがあるといわれています。不足すれば、巡りにも影響が出やすいですし、栄養や水分が運ばれることにも関わってきますから、お肌にも大切なものが届けにくくなってしまいますよね。
まずは、亜鉛、鉄といったミネラル類が不足していないか、日々の食生活を振り返ってみてくださいね。ただし、ミネラルはそれだけをとっていても働けません。お肌の基になるタンパク質、代謝活動に重要なビタミンB群、その他各種ビタミン類など、しっかりと摂るようにしていきましょう。
食べ物を変えて直後は変化が分かりにくいかもしれませんが、2週間程度たてば、何かの変化を感じてくるのではないかと思いますよ。
お忙しかったり、苦手な食べ物があるなど、管理が難しい場合には、補助的にサプリメントを使う方法もよいかもしれません。
また、お悩みの箇所は、疲れや睡眠不足で影響の出やすい胃腸や肝臓などが関わっている可能性も考えられますから、お忙しいとは思いますが、可能な時には、しっかりと体を休めて、労わってあげてくださいね。
スキンケアに関しては、今の方法で調子がよいということでしたら継続されてよいと思います。
ただ、ワセリンに関しては、保護する効果は高いですが、保湿効果があるものとは考えない方がよいと思います。油分は毛穴詰まりの原因になることもありますかし、肌本来の働きで皮脂バランスを整えられることが好ましいとは思いますので、長期間の継続はせず、お肌の状態をみながら使ってくださいね。
洗顔後はたっぷりと化粧水を使い、何度か重ね付けもして、しっかりと肌に水分を与えてあげましょう。その後、オイルフリーの美容液やジェルなどで保湿されるのがおすすめです。
また、今使用のお薬は、必ず保湿ケアを行いながら使われてくださいね。
皮膚科に行かれる場合も、今のお悩みをそのまま伝えられたら良いと思いますよ。
お医者様によっては、塗り薬やスキンケアだけでなく、内服薬や漢方薬などを使って、内側からケアする方法をとられることも多いですから、相談してみられてくださいね。